2003年11月22日
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死刑を宣告せられるほどの大罪は、なぜ起こるのか。当の死刑囚本人にしても、執行までの間、なぜ自分がここに至ったのか、考えない者はいないだろう。
ほんの少しのことで、その罪を思いとどまることは出来なかったのか。
われわれは今、自分に甘い空気の中にいる。あらゆることが、弱者中心、消費者本位、癒し、等々、耳にやさしい、目にやさしいことを第一義としていることを尊重する風潮の中にいる。
結果、「自分はかわいそうだ」と言えば、つまりは、私はこんなにいやな思いをしているのだ、と表明すれば事態が好転したり、誰かが気を使ってくれたりする。
これでは、非常に狭量、短絡的、そして、傷つきやすい人格(*)が出来てしまう。
このような人格は堂々と正面から欲しいものを手に入れようと努力せず、結果をのみ求め、かつ、周りの状況に依存して生活し、一方であらゆる事柄を自らの気苦労として自分を追い込んでいく。事によっては、人任せするということが正しく出来ない。
何か重大な行動を、その直前でとどまることは、非常に難しい。それよりも、自分を追い込まないことのほうに主眼を置いた教育が、犯罪抑止につながる。
(*)「傷つきやすい人格」については後述予定





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最終更新日  2003年11月22日 20時36分35秒
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