2015年07月07日
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自分はこの仕事についてから、忌み嫌うものがある。それは「母の気持ち」とか「女の感性」とかいうたぐいの身勝手、世間しらず、傲慢のたぐいである。
その一つについて、ここに記しておく。
その最たるものはゲームで、要するにゲームをやっている間は障害児・健常児の差はかなり縮まるか逆転の目もある。そのことに引き換えて我が子が陥っている事態を全く理解していない。ゲームというものに心を取られ、社会参加に欠かせないADLがないがしろにされてしまう。それはあるいは比較的能力の高い子に見られる。ヘルパーの瀬踏みをやって、これは行けると見るやあの手この手で「ゲーム」をやろうとする。風呂・食事・排泄は二の次になる。母親は上から押さえつけてそれらをさせることもできるが、仕方ないからしぶしぶやっているということである状態では、いずれいなくなる身内や先生に頼らずどこまで出来るか、一人でどこまで可能なのかという事こそが、その子を救う、将来の生活が少しでも楽になるのである。
以前にも書いたことがあるが、ゲームなどというものは実際、猿でもできる。猿のほうがよく出来る。京都大学の霊長類研究所で一番ゲーム(敵を倒していくコンバットゲーム)が一番できるのは大学院生や教授などではなく、そこに飼われているチンパンジーである。猿の優れた能力は、人間が人になる過程でその多くを捨ててきたものである。
我が子が、普通の子と違うというその現実を認めたくないのはわかる。しかし自分が子供にやっていることの結果は、いずれ我が身と我が子に返ってくる。今は、福祉は「サービス業(になりました)」という偽善に隠れているだけだ。





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最終更新日  2015年07月09日 19時21分21秒
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