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2015.11.16
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カテゴリ: ゾンビ映画
0226 バイオハザード3[ブルーレイ]

『0226 バイオハザード3[ブルーレイ]』オモテ面

【スタッフ】
・監  督  ラッセル・マルケイ
・脚本・製作 ポール・W.S.アンダーソン
・製  作  ジェレミー・ボルト他

【キャスト】
・アリス………………ミラ・ジョヴォヴィッチ(本田貴子)
・カルロス……………オデッド・フェール(てらそままさき)
・クレア………………アリ・ラーター(岡 寛恵)
・アイザックス博士…イアン・グレン(水内清光)

『0226 バイオハザード3[ブルーレイ]』ウラ面

【仕  様】
・型  番  BRS-44821
・製作年度  2007年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  RESIDENT EVIL EXTINCTION
・収  録  約94分
・音  声  1.ドルビーTrueHD 5.1chサラウンド オリジナル<英 語>
       2.ドルビーTrueHD 5.1chサラウンド 日本語吹替
・字  幕  1.日本語字幕、2.英語字幕
・サ イ ズ  HDワイドスクリーン (2.40: 1) 1920x1080p
・そ の 他  片面2層、MPEG-4 MVC、COLOR、DOLBY DIGITAL、
       日本市場向、Blue-ray、セル専用
・発  売  株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
・字幕翻訳  太田直子
・吹替翻訳  藤澤睦実
・映像・音声特典:
       1.監督と製作者たちによる音声解説
       2.ピクチャー・イン・ピクチャーで見る撮影の舞台裏
       3.ラクーンシティの果て:「バイオハザード3」の検証(4種)
       4.未公開シーン集(11種)
       5.予告編集
       6.「バイオハザード:Degeneration」先取り映像

【ジャケット】
・オモテ面:----
・ウラ面 :ついに明かされる
      絶滅へのファイナル・ステージ!

オモテ面のイラストが、いい。(笑) シリーズ中で一番好きかも知れない。
ネバダの砂漠を背景に、両手に銃をぶら下げたアリスが、こちらを睨みながら歩いて来るイラストだ。空を飛ぶカラスは、前半の見せ場からの引用だろう。アリスが超能力を発現するシーンは、インパクトがあった。
ウラ面は、スペースの狭さがたたって、画像が3枚、配置されているだけ。ちょっと寂しい。英文のクレジットとロゴなどでスペースの40%を占有している。勿体ない。この辺のところは、何とかならないものなのだろうか。

『0226 バイオハザード3[ブルーレイ]』ウラ面

【感  想】
「戦う処女神」

『バイオハザード』シリーズの3作品目。『ハイランダー』シリーズのラッセル・マルケイ監督がメガホンを取ったせいか、本作品は、シリーズの中で異彩を放っている。骨太の映像で、ライブアクションが中心なだけに重量感もある。個人的には、このテイストでシリーズを進めても良かったのではないか、と思っている。CG中心の軽いアクションよりも見応えがある。

――デトロイトの惨劇から5年後、アンブレラ社の予想を超えてTウィルスは世界中に蔓延。地球は不毛の砂漠と化しつつあった。
アリスは、監視衛星を避け、独りで移動を続けていた。或る時、一冊のノートを見つける。無線の通信記録を綴ったもので、アラスカに感染者のいない地域があると言う。自殺した男が持っていたものだ。アリスは、半信半疑のまま移動を続ける。
その頃、生存者たちのコンボイもネバダの砂漠をさまよっていた。リーダの名前を冠した“クレア・レッドフィールド”コンボイには、カルロスの姿があった。アリスとともにアンブレラ社と戦い、脱出した特殊部隊の隊員だ。
彼らは、燃料と食糧を求めて転々としていたが、或る朝、目覚めるとカラスの大群に囲まれていた。然も、アンデッドを食べて感染しいる。静かに脱出しようとするが、気づかれて一斉に攻撃を受ける。ひとり、また一人と犠牲になって行く。
そこへアリスが現れる。
……というお話し。

砂漠が舞台なので、映像は全編に渡ってトーン・コントロールされて、ややセピア調になっている。いい雰囲気だ。
何よりも『レイザーバック』以来、R.マルケイ監督のカメラワークは大好きだ。作品の出来不出来に関係なく楽しんで来た。コストの高い撮影なので、撮影規模によって、楽しみの度合いが随分と違ってしまうのが難点だが……。
その点、本作品はかなり堪能できる。それだけで私はOK。(笑)

主人公アリスを演じるのは、引き続きミラ・ジョヴォヴィッチ。設定上、露出の少ない衣装だったが、意外とこれがセクシーだった。(笑) CGに頼らないアクション・シーンも見応えがある。彼女も気合いが入っていたようだ。
コンボイを率いるクレアをアリ・ラーナーが演じる。終始険しい表情だったが、その中にも気品が感じられた。『ファイナル・ディスティネーション』等と較べて、引き締まった体躯をしていることも見逃せない。
アリスを執拗に追いかける博士役にイアン・グレン。はまり役だ。良くも悪くもイアン・グレンでしかない。(笑)

脚本は前2作に続いて、ポール・W.S.アンダーソン。そのため、映像のスタイルが変わっても、同じ世界観が保たれている。この後、『4』『5』と監督することを考えると、シリーズについて一貫したヴィジョンを持っているのかも知れない。

本作品は、戦う女性の姿を中心に描かれている。面白いのは、『エイリアン』シリーズのリプリーに代表される強いヒロイン像とは、ちょっとイメージが異なることである。
私は常々、アリスは「インドの戦う処女神みたいだ」と思っている。うまく説明できないが、アリスの純粋さは母性をも無視しているような気がする。それは、彼女がKマートに手帳を渡した時の眼差し、皆を説得したクレアに向けた眼差し、――それに現れている。

考えてみると、登場人物たちの感情がキチンと表現されていたのは、本作品までだろう。『4』以降になると、それらは記号化されてしまう。“映画を楽しむ”と言うよりも“ゲームを楽しむ”というカンジだ。

異端児かも知れないが、出来のいい作品です。オススメ!





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Last updated  2015.11.16 06:14:49
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