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2016.09.17
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カテゴリ: SFホラー映画
0532 パラノーマル・エクスペリメント

『0532 パラノーマル・エクスペリメント』オモテ面
※オモテ面

【スタッフ】
・監督・脚本 ブレアー・エリクソン
・製  作  ショーン・アカース
       「オール・イズ・ロスト」「マージン・コール」
       コーリー・モッサ
       ステファニー・リッグス
       クリスチャン・アーノルド・ビューテル
・撮  影  ジェレミー・オバートン
・音  楽  アンドレアス・ウェイデインガー

【キャスト】
・カティア・ウィンター
・テッド・レヴィン「羊たちの沈黙」
・マイケル・マクミラン
・コーリー・モッサ
・モニーク・カンデラリア
・ジェニー・ガブリエル
・ヴィヴィアン・ネスピット

『0532 パラノーマル・エクスペリメント』ウラ面
※ウラ面

【仕  様】
・型  番  NSD-5720
・製作年度  2013年
・製 作 国  ドイツ・アメリカ
・原  題  BANSHEE CHAPTER
・収  録  88分
・サ イ ズ  16: 9 ビスタ
・音  声  1.オリジナル <英 語> (Stereo)
・字  幕  1.日本語字幕
       2.デカ字幕
・そ の 他  片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、
       NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用
・発  売  ニューセレクト株式会社
・販  売  ニューセレクト株式会社
・映像特典  予告編収録

『0532 パラノーマル・エクスペリメント』ディスク
※ディスク

【ジャケット】
・オモテ面:1963年 アメリカ政府が極秘で実施した
      薬物投与による生体実験
      人間を洗脳しコントロールする
      コードネーム“MKウルトラ計画”
      発見された実験の記録映像には
      想像を絶する恐怖が写し出されていた
        !閲覧注意 WARNING
        体調の悪い方心臓の弱い方は、
        視聴をご遠慮下さい。
・ウラ面 :2013年 トロント映画祭(AFTER DARK部門)
      ロンドン・フライトフェス映画祭
      “最恐映画賞”受賞
        「ブレアウィッチ・プロジェクト」
        「パラノーマル・アクティビティ」の
        恐怖がよみがえる
        ――The Examiner
      この恐怖には身の毛がよだつ
      ――Variety
        凄まじい恐怖体験
        ――Hollywood Reporter
      危険な刃物のような映画
      ――Screen International
        髪の毛が逆立つ怖さ
        ――SFX Magazine
      CIAが抹殺した恐怖の記録
      ――Los Angels Times
        2014年ベストホラー映画
        ――Wicked Channel

オモテ面は、主演女優の叫ぶ顔。ガラスに越しに見えるように工夫されている。その後ろには誰かが椅子に縛り付けられ、医師のような男が見下ろしている。「次は、この女性の番だ」という演出なのだろう。物語があるイラストだが、ちょっと本編には、そぐわない。(苦笑)
ウラ面は、何故か人体模型が中心に置かれ、そこに本編からの取り込み画像がコラージュされている。なかなかオシャレだ。でも、本作品に対するメディアのコメントが列記されているのが、ちょっと……。(汗) これも広告の一手だとは思うが、同じような表現ばかりなのが、気になる。これって創作か?

【感  想】
「彼方より」

タイトルから推して、『パラノーマル・アクティビティ』のヒット以後、“雨後のタケノコ”のようにリリースされた亜流作品の1本だと思っていた。だいたい邦題に“パラノーマル”なんて付いたひには、激安低級ビデオ作品以外に考えられないではないか。(笑)

ところが、本作品は、意外とよく出来ていた。やや小粒な印象は拭い切れないが、“MKウルトラ計画”だの“乱数放送局”だの、魅力的なモチーフが散見出来て、B級映画ファンとしてはニンマリだ。ただ、あまり深く掘り下げていないので、マニア君たちには物足りないかも知れない。けれど、普通の人々にはこれで十分だ。(苦笑)

――サラは、疎遠になっていた友人ジェームズ・ハーシュが失踪した事件を調べ始める。ジェームズが友人のレニーに撮らせたビデオ映像から“MKウルトラ計画”を検証するため、当時と同じ薬物“DMT19”を服用したことが分かる。その直後、何かが起きて、彼もレニーも行方不明になっていた。
短波放送に詳しい知人から、ビデオ映像に残された音声が“乱数放送局”ではないかと知らされるサラ。さまざまな生活音にランダムに数字だけが女性の声で繰り返し放送される。誰が何のために放送しているのか不明だと言う。
また、DMT19をジェームズに送った“コロラドの友人”が、作家のトーマス・ブラックバーンらしいことを知ったサラは、彼を訪ねて行く。
……というお話し。

乱数放送局のことを教えてくれたオッサンが、実はNSAで暗号解読に携わっていたとか、なかなか興味をそそられる設定も見せてくれる。
ただ、ツッコミどころも多々あるのも事実。そのオッサンは以降登場しないとか。(笑)
ブラックバーンの女友達らしいカーリーが、DMTを「調合した」と言っていたが、どうやったのか、とか。
ブラックロック砂漠にある第5実験室を容易く見つけるが、これもまた、どうやって見つけたのか、とか。
DMTを摂取することで、脳が触媒の働きをして“奴ら”を呼び込むって説明だったが、DMTを摂取していない人間も失踪するのは何故なのか、とか。
……言い出したらキリがない。こうした“ほつれ”をそのままに出来るところが、ホラー映画の良いところかも知れない。

そんなことばかり考えて観ていたら、主人公のサラがタンクトップ姿で頑張っていたことに気づかなかった。勿体ないことをした。(笑)

クレジットにも出て来るが、本作品は、H.P.ラブクラフトの『彼方より』がベースになっているらしい。本編でも、登場人物が言及しているあたりが面白い。わざわざセリフにしたのは、そうしないと分かって貰えないと思ったのだろうか。面白い。

面白いことが、もうひとつ。

本作品は、POVではない。ファウンド・フッテージではあるが、POVの形式にこだわっていない。けれど、その雰囲気だけは、キッチリ踏襲している。確かに、幾つかの場面で「おや?」と違和感を覚えるところもあるが、なかなか計算された作りだと言えるだろう。

少しオススメ!





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Last updated  2016.09.17 07:45:39
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