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2018.12.17
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カテゴリ: 邦画
1353 交渉人 真下正義


※オモテ面

【スタッフ】
・製  作  亀山千広
・原  案  君塚良一
・脚  本  十川誠志
・音  楽  松本晃彦
・監  督  本広克行
・プロデューサー 臼井裕詞
       堀部 徹
       安藤親広
・アソシエイトプロデューサー 小出真佐樹
・ラインプロデューサー 石田和義
       村上公一
       古郡真也
       羽田文彦
・撮  影  佐 光朗
・照  明  加瀬弘行
・録  音  芦原邦雄
・美  術  相馬直樹
・装  飾  田中 宏
・編  集  田口拓也
・VFXプロデューサー 浅野秀二
・VFXディレクター 山本雅之
・助 監 督  波多野貴文
・制作担当  片岡俊哉
・スクリプター 山内 薫
・製  作  フジテレビジョン
       ROBOT
       東宝
       スカパー!WT
・制作プロダクション ROBOT

【キャスト】
・ユースケ・サンタマリア
・寺島 進
・小泉孝太郎
・柳葉敏郎
・水野美紀
・石井正則(アリtoキリギリス)
・國村 隼
・高杉 亘
・松重 豊
・甲本雅裕
・遠山俊也
・八千草薫(特別出演)
・西村雅彦
・金田龍之介


※ウラ面

【仕  様】
・型  番  PCBC-70877
・製作年度  2005年
・製 作 国  日本
・英  題  NEGOTIATOR ● MASHITA MASAYOSHI
・発 売 元  フジテレビジョン
・販 売 元  ポニーキャニオン
・提  供  ----
・価  格  ----
・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----
・吹替監修  ----
・吹替演出  ----
・吹替版制作 ----
・日本公開  ----
・リリース  2005.12.17.
・収  録  本編 127分
・サ イ ズ  16: 9 LB スコープ・サイズ
・音  声  1.オリジナル (日本語)
         ドルビーデジタル 5.1chサラウンド
       2.オリジナル (日本語)
         ドルビーデジタル 2.0chサラウンド
・字  幕  1.日本語字幕
・そ の 他  片面 2層、COLOR、MPEG-2、DVD、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、
       レンタル専用
・映像特典  ----


※ピクチャディスク

【ジャケット】
・オモテ面:TOKYO SUBWAY PANIC!
      MONSTER TRAIN KUMO E4-600
・ウラ面 :2005年度国内上半期・堂々の邦画1位!!
      興収42億円の超大ヒット!!
      「踊る」レジェンドシリーズ
      第1弾登場!!
        あれから1年
        線引き屋
        PTC-S1システムダウン
        迫りくる影
        200万人の叫び、1人の涙

わりと凝ったデザインで力作だとは思うが、主役の顔が見えない。真下正義役のユースケ・サンタマリアの画像も使われてはいるが、主役はあくまでも地下鉄車両でしょ? なのに、こんなにゴチャゴチャさせてしまっては、埋もれてしまう。もともとチープなCGを本編では使っていたので、まともな画像がなかった可能性もある。いずれにせよ、このオモテ面のデザインは失敗でしょ。(溜息)
ウラ面は、いかにも『踊る大捜査線』のスピンオフらしい出来映え。でも、やっぱり、ストーリーが伝わって来ないなぁ。(溜息)
クリスマス・イブの日に起きた事件を描いた作品なのでチョイスしたが、単体で観ると、イマイチ。あくまでも、ターゲットは『踊る~』のファンで、1本の劇場用映画としてのアイデンティティは失われている。そんな作品のジャケットが、良いはずもない。時代を経るごとに陳腐化して盛り込まれた小ネタの意味や意図も分からなくなる。どんどん意味不明のデザインになって行く……。
ひどいジャケットだ。(溜息)

【感  想】
「CRM」

『サブウェイ123/激突』の鑑賞後、『サブウェイ・パニック』を観たくなった。70年代中盤は私にとって思い出深い作品が多い。多感な頃に観たからだろう。で、こちらを引っ張り出してみた次第。(何のこっちゃ)

本作品は、地下鉄というより架空(?)の特殊車両の乗っ取りをメインストーリーとして描く。実際の地下鉄を乗っ取る設定は物騒なので「待った!」が掛かったのかも知れない。何故なら、線路幅の違いに対応する車両は実在しているはず(間違っていたらゴメンナサイ)だし、いまさら目新しくも何ともないからだ。何よりもCGで作られたそのイメージは如何にも無目的で陳腐だ。“働く車”としての美しさが、どこにもない。
それに、何となく既視感が拭えない展開もイマイチ。『知りすぎていた男』をはじめ、いろんなサスペンス映画のエッセンスを盛り込んだように見える。それはそれで「勉強しているなぁ」と感心するのだが、もう少しオリジナリティを大切にした方が良いと思う。プライドがないと言うか何と言うか、鑑賞後に失望感が残ったのは事実だ。

「すべての芸術は模倣から始まる」と言うが、TVシリーズから特番を重ねて3本の映画、そこにこのスピンオフだ、わざわざどこかで観たようなイミテーションを作る必要がどこにある? これだけ視聴者に愛されて来た物語世界なのだから、自信を持って発表できるオリジナルであってほしい、と私は思う。これならリメイクとはいえ 『サブウェイ123』の方が、よほど独自性があると言うものだ。

本作品で特筆すべきことは、金田龍之介氏が演じた“線引き屋”だろう。見事だった。さすがにお歳を召されて演じるのがやっとの雰囲気だったが、その存在感は他を圧倒していた。もっと出番を作ってほしかったが、主演のタレントさんの影がますます薄くなるから、このくらいで良いのかも知れない。最近は、こういう役者サンが少なくなったぁ。亡くなられてしまったが、もう少しシブイところをみせてほしい役者さんだった。

そう、本作品は、主人公の真下正義を演じるユースケ・サンタマリアくんの影がめっきり薄かった。作品全体にメリハリがなく、彼が周囲の信頼を得て行く過程もハッキリしなかったから余計にそう感じるのかも知れない。まぁ、いずれにせよ、彼は天地 200倍のスクリーンに映える男ではないので、別なキャラクタをピックアップした方が良いだろう。

“商い”としての実験的な試みが成功したのかどうかは知らない。物語世界をマニアックに掘り下げてファンを囲い込む遣り方は、小売り業が好んで採用したCRM(customer relationship management=顧客関係管理)と同じだろう。この後、フジテレビは『容疑者室井慎次』を発表し、『踊る大捜査線3』に繋げて行く。本作品の続編製作の噂も耳にした。何とも商魂逞しい。企画した上層部は楽しいだろうが、マニアになれない一般の映画ファンは、何となく苦々しい。

ススメるのもシャクなのでオススメ致しません!(笑)





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Last updated  2018.12.17 05:30:05
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