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2018.12.19
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カテゴリ: ファミリー映画
1355 クリスマスキャロルの大冒険


※オモテ面

【スタッフ】
・監  督  ベン・ヴェルボング
          「訪問者」「ザ・スコーピオン」
・脚  本  アンドレアス・シュタインヘーフェル
       アンドレアス・ブラッドラー
・製  作  エヴァ・カールストロム
       アンドレアス・ウルンケ・スミートン
・撮  影  ヤン・フェーセ
・音  楽  ラルフ・ヴェンゲンマイヤー
       「ドリームシップ エピソード1/2」
・編  集  アレックス・ディットナー
                  「見えない雲」

【キャスト】
・ラヴァン・ビーリング:バーティル・ワグナー
・アルミン・ローデ「サウンド・オブ・サンダー」:
              ミスター・ムース(声)
・ユルゲン・タラヒ:パネケ
・アンヤ・キリング:クリステン・ワグナー
・サラ・ベック:キキ・ワグナー
・マリオ・アドルフ:ミスター・サンタクロース


※ウラ面

【仕  様】
・型  番  DTX-7016R
・製作年度  ----
・製 作 国  ドイツ
・原  題  ES IST EIN ELCH ENTSPRUNGEN
・発  売  テレビ東京
・販  売  アメイジングD.C.
・協  力  AMGエンタテインメント
・価  格  ----
・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----
・吹替監修  ----
・吹替演出  ----
・吹替版制作 ----
・日本公開  ----
・リリース  ----
・収  録  本編 87分
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタサイズ
・音  声  ドイツ語 [ドルビーデジタル 2.0ch]
・字  幕  日本語字幕
・そ の 他  片面 1層、COLOR、MPEG-2、DVD、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、
       レンタル専用
・映像特典  予告編


※ピクチャディスク

【ジャケット】
・オモテ面:[ババリア・フィルム・アワード
      最優秀ファミリー映画賞受賞]
      [ミュンヘン・チルドレン
      メディア・アワード
      ホワイトエレファント賞受賞]
・ウラ面 :とってもおしゃべりな
      ヘラジカMr.ムースと
      おちこぼれの僕との
      クリスマスの大冒険が始まる!

ヌイグルミのようなヘラジカが空を滑っているような構図に、プレゼントを載せたソリが外れて、サンタクロースがバンザイしている。(笑) その様子を眺めている主人公一家。『マックスとヘラジカの大冒険』と違って、ちょっと低学年向きのジャケットになっている。うーん、これはないんじゃないか?
……まぁ、楽しさは伝わって来るから善しとしようか。
でも、作品そのものの出来映えは、本作品の方が高学年向きだったように思う。
同じ原作の映画が他にあったら、そちらも観て、どんなジャケットなのか確認したりしないのだろうか。私なら、確認するけどなぁ。(笑)

【感  想】
「サンタクロースを信じる」

ドイツの児童文学の作家アンドレアス・シュタインヘーフェルの『ヘラジカがふってきた!』を原作とした映画。『マックスとヘラジカの大冒険(13)』はオランダ・スウェーデン・ベルギーの合作だったが、こちらはドイツ製。原作者本人が脚本に参加しており、本家本元と言った感じ。それだけに気合いが入った映画的なクオリティとスケール感があった。

ストーリー展開は、ほぼ同じなので、ここでは割愛。

『マックスと~』は、静かで絵画的な映像とリアルなアニマトロニクスで楽しませてくれた。
本作品は、スピーディな展開と奥行きのあるダイナミックな映像でみせる。特にセットの作り込みは見事で、変な隣人の屋敷は、ホラー映画さながらだ。
2つの作品を較べるつもりはないが、『マックスと~』がアート系に傾いているとすれば、本作品はエンターテイメント系と言える。単純明快で解りやすい。(どちらが「面白い」とかではなくて、「違う」と言うことね)

個人的に心を動かされたのは、サンタクロースと精神科医の場面。
「私はサンタだ」と主張するサンタクロースが精神病院に収監されて、医師の問診を受けている。やがて、立場が逆転し、医師の方が、幼い頃からサンタを信じてこなかったトラウマをサンタクロースに告白している。サンタクロースは当惑しているが、医師の方は、すっかり魂が浄化されてしまう。然も、ヘラジカと少年に助けられたサンタクロースが夜空に飛び去って行くところを見てしまったものだから、「サンタクロースはいるんだ!」と職員に伝えようとする。何たる皮肉。この場面こそ原作者も監督さんも描きたいシーンだったと思う。

監督は、オランダのリンブルフ州出身のベン・ヴェルボング。フィルモグラフィを見ると、アクションからサスペンス・スリラーまでこなす方で、TVシリーズの演出が多いような気がする。オランダの映画産業は小規模なので、仕事がない時にTVの仕事を請けているような感じだ。

『エアポート1978/運命の決断(10)』のヤン・フェーゼが撮影を担当。実写版『小さなバイキング ビッケ(09)』のラルフ・ヴェンゲンマイヤーが、クリスマスのイメージに固執しない気持ちのいいスコアを寄せている。

キャストは知らない方ばかりだったが、サンタクロースを演じたマリオ・アドルフには、記憶にあった。ランベルト・バーヴァが監督したミニ・シリーズ『ザ・パイレーツ(98)』にディアボロ役で出演されていた方だ。
1950年代から映画に出演しており、チャールトン・ヘストンの『ダンディー少佐(65)』やダリオ・アルジェント監督のデビュー作『歓びの毒牙(69)』、ショーン・コネリーがアムンゼンを演じた『SOS北極/レッド・テント(70)』、物議をかもした『ブリキの太鼓(79)』、ミヒャエル・エンデのベストセラーを原作とした『モモ(86)』など、当時を知る者には凄いラインナップだ。ドイツを代表する役者さんであることは間違いないだろう。
本作品ではウェーブのかかった白髪をキレイに撫でつけ、赤いタータンチェックのジャケットを着こなしたサンタクロース役を嬉々として演じていた。(実にオシャレ。ショーン・コネリーに演じて貰いたかった)

『マックスと~』を観た時、少年の夢を叶えて欲しいなぁと思ったが、本作品ではしっかりと描かれていて、思わず溜飲をおろした。誰だって、そう思うよなぁ。

というワケで、本作品は更にオススメ!





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Last updated  2018.12.19 05:30:05
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