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2020.04.19
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1842 デス・レース2


※オモテ面

【スタッフ】
・製  作  ポール・W.S.アンダーソン
       ジェレミー・ボルト
       マイク・エリオット
・製作総指揮 ポーラ・ワグナー
・監  督  ロエル・レイネ
・キャラクター&ストーリー
       ポール・W.S.アンダーソン
・脚  本  トニー・ジグリオ

【キャスト】
・カール・ルーカス/フランケンシュタイン…
              ルーク・ゴス(小松史法)
・ウェイランド…………ヴィング・レイムス(乃村健次)
・マーカス・ケイン………ショーン・ビーン(内田直哉)
・ゴールドバーグ……………ダニー・トレホ(廣田行生)


※ウラ面

【仕  様】
・型  番  GNBR-2702P
・製作年度  2010年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  DEATH RACE 2
・発 売 元  ジェネオン・ユニバーサル・
                 エンターテイメント
・販  売  ----
・DVD制作 ----
・提  供  ----
・字幕翻訳  片野佑介
・吹替翻訳  野崎文子
・吹替監修  ----
・字幕監修  ----
・日本公開  ----
・リリース  2011.02.02
・収  録  約 100分(本編)
・サ イ ズ  16: 9 LB HDサイズ
・音  声  1.英 語 (5.1chサラウンド)
       2.日本語 (5.1chサラウンド)
       3.タイ語 (5.1chサラウンド)
・字  幕  1.英語字幕
       2.日本語字幕
       3.タイ語字幕
       4.韓国語字幕
       5.中国語字幕(2言語)
・そ の 他  片面2層、COLOR、MPEG-2、複製不能、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、
       DVD VIDEO、レンタル専用
・映像特典  監督ロエル・レイネによる本編音声解説
       他


※ディスク

【ジャケット】
・オモテ面:「デス・レース」「バイオハザード」作者が
      再び放つ、
      大ヒット・バトル・カーアクション
      待望の続編!
        自由が欲しければ、参戦せよ。
・ウラ面 :史上最凶の殺人レースはここから始まった―
      興奮度500%の極限カーバトル!

主人公のルークとナビゲーター役のカトリーナを演じたタニット・フェニックス。その横に、爆発を背に走るバトルカー。ストーリーも表現された良いデザインだが、やや陳腐だな。こんなレイアウトのジャケットを、どれほど見て来たことだろう。もう少し新鮮味が欲しかった。(苦笑)
ウラ面も、まずまずの出来映え。ただ、主要な登場人物の画像が用いられていないのは、残念。ダニー・トレホやヴィング・レイムス、ローレン・コーハン、フレデリック・コーラー。シリーズを通して出演している登場人物なのに、こういう扱いは、いただけない。シリーズものである以上、キャラクタを大事にしなければいけないと思う。(溜息)

【感  想】
「大人向け、若者向け、子供向け」

ロジャー・コーマン製作の『デス・レース2000年(75)』では、公道を走って尼さんやらフツーの人々を轢き殺してポイントを競っていた。そのアナーキーさは、あの時代特有のものかも知れない。けれど、カルト映画として今も、一定の評価を得ているのは、そのブッ飛んだストーリーと表現が、いまだ誰の手も届かない頂にあるからだろう。間違いなく大人向けの作品だった。

そのリメイク版であるポール・W.S.アンダーソンが監督した『デス・レース(08)』は、同じ頂を目指さなかった。鋼鉄と鋼鉄がぶつかり合う映像と音で観客をカタルシスに導い、独自の存在理由を見つけ出した。それは、『バイオハザード(02)』の監督さんらしいクレバーな仕事ぶりだった。間違いなく若者向けの作品だ。

さて、本作品は、その続編である。と言うより、前日譚か。いかにして《デス・レース》が始まったかが描かれている。そのため、少々まどろっこしい。始まって早々の銀行強盗のシークエンスは雑すぎて舌足らず。刑務所内で行われているデスマッチは、アクションがグダグダ、映像的にはスカスカ。いかにも低予算の続編らしい作りなのだが、役者さんを揃えた分、何だか勿体なかった。

――犯罪組織のボスの頼みで、ルークは銀行強盗を手伝うことになる。けれど、経験の浅いボスの息子と仲間たちが暴走。助けに入ったルークは、警官を射殺してしまう。
警察に逮捕されたルークが送られたのは、民間の刑務所。そこではTV局と提携し、囚人たちの《デス・マッチ》が行われていた。生死を賭けた戦いはTV放送されていたが、視聴率が下降気味で、新たなスターと刺激を欲していた。ルークに目をつけたプロデューサーのセプテンバー・ジョーンズは無理矢理、彼をデス・マッチに駆り出す。しかし、試合は乱闘騒ぎに発展して視聴率はガタ落ち、番組は打ち切りになってしまう。
セプテンバーは、新たな企画としてルール無用の《デス・レース》を提案する。武装した車で刑務所の敷地を3周、5回の優勝で全ての罪が許されて釈放される、というものだった。
……というお話し。

信義に篤い男ルーク役を演じたのは、ルーク・ゴス。細い首と長い手足に坊主頭はマッチ棒みたいで、あまりカッコ良くないが、存在感はある。D級SFアクションTVM『エスパー・リーグ(16)』にも同じ出で立ちで登場していたのには、笑ってしまった。全身黒づくめの衣装がトレード・マークだったユル・ブリンナーのセンを狙っているのだろうか。(笑)

ルークを支える囚人のゴールドバーグには、ダニー・トレホ。人のいいメカニックを演じていた。ちゃんとシリーズの最後まで付き合っているところに人柄がうかがえる。途中でなげたりせず、さすがだ。(苦笑)

リスト役には、フレデリック・コーラー。沢山の人気TVシリーズに出演しているので、誰もが一度は顔を見たことがある俳優さん。みんな似た役柄なのは残念。そろそろイメージ・チェンジが必要だな。(余計なお世話?)

ルークのナビゲーター、カトリーナ役には、タニット・フェニックス。『ロストボーイ』シリーズの3作品目『/サースト 欲望(10)』でヒロインを演じた。

犯罪組織のボス役には、ショーン・ビーン。定番の配役だな。いろんな作品に出すぎて、allcinema は勿論のこと、IMDBでも捕捉し切れていない感じ。B級映画界のモーガン・フリーマンだ。(笑)

ウェイランド社長役には、ヴィング・レイムス。『M:I』シリーズのルーサーが当り役か。ちなみに、ポール・W.S.アンダーソン監督作品『エイリアン vs.プレデター(04)』でランス・ヘンリクセンが演じたのも、ウェイランド社長だった。オマージュかな。(笑)

女性プロデューサーのセプテンバー・ジョーンズ役を嬉々として演じていたのは、ローレン・コーハン。(プレイメイトみたいな役名だな) TVシリーズ『スーパーナチュラル』のシーズン3に登場したベラ・タルボットが印象深い。

こんな風に、なかなか豪華なキャスティングだが、監督さんの采配が下手なのか、カメラマンがシロートなのか定かではないが、映像の出来映えは、品がない上、イマイチ。監督さんは、セガール御大の作品でキャリアをスタートさせているので、「ま、こんなもんか」とナメているのかも知れない。

ただ、フィルモグラフィを見ると、ヒット作品の続編が多いので、決められた予算のなかで、そこそこ見映えのする作品に仕上げる職人肌の方なのかも知れない。プロデューサーにとっては最良の監督さんだ。

ただ、音響関係は著しく劣化した。全く魅力がない。そのトンチンカンぶりも、いかにもC級アクション映画御用達の監督さんらしいと言えば、言えるか。まぁ、細かいところを除けば、そこそこの楽しめる出来映えの作品だったと言えるだろう。(娯楽作品として最低限度の要素はおさえられている)

なので、サラリと観ることは出来るが、二度三度と観る魅力はないかなぁ。というワケで、一度くらいは、どうぞ。(笑)


『0439 デス・レース』





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Last updated  2020.04.19 05:30:07
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