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2020.10.08
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カテゴリ: 邦画
2014 自由を手にするその日まで


※ジャケット(オモテ面)

【スタッフ】
・監督・脚本 天野友二朗
・楽曲提供  新日本BGMフィルハーモニー管弦楽団
       渡辺祐太(Gt)
       吹野クワガタ(pf)
       加藤裕一(ba)
・特殊造型協力 ソイチウム、はきだめ造型
・宣伝広告  東福寺基佳

【キャスト】
・みやび
・宮内杏子
・天野友二朗
・広瀬慎一
・三好康司
・庄 大地
・藤村忠生
・小野孝弘
・吉村きりを
・水津亜子
・藤井美玲
・工藤杏子
・木村梨乃
・鵜飼祥己
・滝けい子
・藤田慎太郎
・藤原絵里
・一高由佳
・上田うた
・里見瑞穂
・真柳美苗
・保土田智之
・佐々木勝己
・井坂優介
・冨田 智
・内田崇正


※ジャケット(ウラ面)

【仕  様】
・型  番  ALBD-9480
・製作年度  2017年
・製 作 国  日本
・原  題  ----
・発  売  ニューセレクト株式会社
・販  売  アルバトロス株式会社
・提  供  T&Y FILMS
・価  格  ----
・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----
・吹替監修  ----
・監  修  ----
・日本公開  ----
・リリース  ----
・収  録   112分
・サ イ ズ  16:9 ビスタ
・音  声  1.日本語 (Stereo)
・字  幕  ----
・そ の 他  片面1層、COLOR、MPEG-2、複製不能、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、
       中古販売禁止、DVD、レンタル専用
・映像特典  1.天野友二朗監督・主演女優みやび・
         緒方貴臣(『飢えたライオン』『子宮
         に沈める』『終わらない青』他)に
         よる音声解説
       2.予告編


※ピクチャディスク

【ジャケット】
・オモテ面:24歳。会社員の女。
      自由を求め、復讐に燃える。
        [ゆうばり叛逆映画祭 2018
        カナザワ映画祭 2017 審査員特別賞
        kisssh-kissssssh 映画祭 2017
        最優秀主演女優賞
        第一回アジア国際映画祭 正式招待]
・ウラ面 :事実に基づく物語
        新鋭・天野友二朗が送る、
        猛毒サスペンス

このジャケットは、マイナスだなぁ。“変身”した後の主人公の画像を載せて、どうすんだよ。こともあろうに、ジャケットのオモテ面にデカデカと使うのは、間違っている。(いわゆるネタバレだな) 前半の医療事務員として働く彼女の姿を使った方が、落差が大きくて効果的だと思うぞ。
ウラ面に彼女は登場させず、凄惨な現場の画像ばかりを並べる。そうすると、「一体何があったんだ?」と興味をひくことが出来るだはないか。(苦笑)
非常に残念なジャケットだった。(溜息)

【感  想】
「反省するのが大好きな日本人」

映画を撮る情熱が感じられる作品だった。何と言うか、映画が撮れる喜びに溢れていた。そういう点では、本作品は良作だと思う。

始まって早々に、まるで、昔の東宝映画みたいにデカデカとスタッフやキャストが映し出されて、ワクワクしてしまった。これって映画を観る醍醐味だよなぁと思う。(笑)

時々、美しい色のカットも見られる。屋内のシーンが多いのでほっとする。
それに、S.E.N.S.の♪人と時と風の中へ♪とよく似た旋律のメインテーマも、本作品のテイストによく合っていた。(ディディ・コーンが歌う♪You Light Up My Life♪とよく似ているとも言える)

――医療事務の仕事に就いた彼女は、先輩女性事務員らのイジメの標的にされてしまう。そればかりか、男性上司や院長の尊大で冷たい対応も常軌を逸していた。
何とかそんな日常から抜け出そうとするが、彼女がもがけばもがくほど世間は冷たさと攻撃を増して行く。やがて、彼氏の浮気が明らかになり、別れたのを契機に、彼女は一つの計画に執着し始める。
それは、院長をはじめ事務室の全員をこの世から亡きものにすることだった。死体が見つからなければいい。実験をして何度も計画を見直し、ついに実行日当日が遣って来る。
……というお話し。

胸くそ悪くなるパワハラの描写は、見事。不快感を覚えると同時に、どこかコメディのようでもある。「こんな病院があるかよ」と思う一方で、「いやいや意外と、これに近いかも」と思わせる辺りの匙加減が絶妙だ。(思わず、我が身を振り返ってしまった)

そうは言っても、章立てにして時系列をいじったのは、個人的には不満に思っている。演出力が続かないわけはないだろうし敢えて時間を前後させたり、視点を彼女から彼に移したりする必要はなかったのではないか。アイキャッチャーのようなチャプターの出し方も俗っぽい。まるで、コミックやアニメのようだ。

それに、正直なところ、エゲつないパワハラ描写や容赦のないストーリー展開は、ちょっと韓国映画みたいでいただけない。それならそれで、最後までパワーで押し切って欲しかった。これが韓国映画だったら、主人公はふてぶてしく最後まで生き残ると思うぞ。
でも、本作品では、日本的な結末で幕を下ろす。内省的で尖った演出は新しい感性の出現を思わせて目を奪われるが、意外にも根底にあるのは古い日本風の価値観だった。金田一耕介シリーズで、自分の都合で何人も殺して来た真犯人が、最後に自殺したがるのと同じだ。結局、日本人は最後に反省をしないと気が済まないらしい。(溜息)

私は反省なんかしたくありませんので、オススメしませんが、何か新しいサイコ・スリラーを撮ってくれることを期待して、ちょっとだけオススメ!(苦笑)





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Last updated  2020.10.08 05:30:06
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