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2021.02.27
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カテゴリ: オカルト映画
2156 ザ・リング/リバース


※ジャケット(オモテ面)

【スタッフ】
・監  督  F.ハビエル・グティエレス
       『アルマゲドン・パニック』
・脚  本  デヴィッド・ルーカ『ドリーム・チーム』
       アキヴァ・ゴールズマン
       『ビューティフル・マインド』『ダ・ヴィ
       ンチ・コード』(プロデュース)『アイ・ア
       ム・レジェンド』(プロデュース)
・原  作  鈴木光司/映画『リング』
・編  集  スティーヴ・ミルコヴィッチ
       『ハードコア』
・撮  影  ヤコヴ・アーロン・エステス
       『セッション』
・音  楽  マシュー・マージェソン
       『キングスマン』シリーズ『キック・アス
       /ジャスティス・フォーエバー』『ミス・
       ペレグリンと奇妙なこどもたち』

【キャスト】
・マチルダ・ルッツ
・アレックス・ロー
・ジョニー・ガレッキ
・ヴィンセント・ドノフリオ


※ジャケット(ウラ面)

【仕  様】
・型  番  DABR-5323
・製作年度  2017年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  RINGS
・発  売  株式会社KADOKAWA
・販 売 元  株式会社KADOKAWA
・提  供  KADOKAWA
       アスミック・エース
・価  格  ----
・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----
・吹替演出  ----
・制作協力  ----
・日本公開  2018年 1月26日(配給 KADOKAWA)
・リリース  2018. 4.27
・収  録  本編 102分
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタサイズ
・音  声  1.英 語 オリジナル 5.1chサラウンド
         ドルビーデジタル
       2.英 語 オリジナル 2.0chステレオ
         ドルビーデジタル
・字  幕  1.日本語字幕
・そ の 他  片面2層、COLOR、MPEG-1、複製不能、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、
       DVD、レンタル専用
・映像特典  ----


※ディスク

【ジャケット】
・オモテ面:“彼女”の呪いは、終わらない――。
        『リング』の衝撃から20年――
        世界的大ヒットシリーズ最新作が
        バージョンアップを遂げて
        ハリウッドから再上陸!!!
・ウラ面 :これぞ原点回帰。
      ハリウッドで作られたリングシリーズ史上、
      もっとも原作に忠実で、もっとも怖い。
      驚いた。
      ――鈴木光司(原作者)
        世界的大ヒットシリーズ最新作が
        バージョンアップを遂げて
        ハリウッドから再上陸!!!

足が肩より前に出て、サマラが襲って来る動きは、前作『ザ・リング2』で、ほんの数カットしかないにもかかわらず、強いインパクトを残した。本作品では、そこにフィーチャーして、ジャケットのオモテ面にまで使われている。(もちろんポスターも) まぁ、“シルク・ド・ソレイユ”の団員さんたちなら出来るかも知れないが、普通の人たちにはムリだな。(苦笑)
そんなワケで、キャッチコピーも含めて、わりとインパクトのあるジャケットだと思う。
ウラ面は、サマラの半身と小さな[本編画像]が 3枚。物足りない感じだが、[イントロダクション]が充実していて、それを補って余りあるものがある。本作品を売り込もうとする意欲が伝わって来るのだ。
本作品への評価がどれほどのものかは知らないが、ジャケットも含め、いい作品だと思う♪

【感  想】
「意外と出来映えのいい作品」

『ザ・リング』を「ティーン向けのホラー映画として作り直した」って感じの作品だった。いま風の作りで、派手で見せ場も多い。展開も早い。簡単に呪い殺されたりせずに抵抗する。いかにも現代っ子らしい。(笑)
一見、軽薄そうに見えるけど、実は意外としっかりと掘り下げられていて感心してしまった。それに過去作へのリスペクトも忘れてはいない。やや小粒な感じは否めないが、キチンとエンターテイメントとして成立させたところを評価したい。

――ジュリアは、恋人のホルトからの音信が途絶えたことを不審に思い、彼が通う大学の学生寮を訪ねる。部屋にはいなかったが、彼が師事するガブリエル教授の研究室に忍び込む。そこでは、サマラの「呪いのビデオ(動画)」を研究していた。
……というお話し。

大学の教授が、「呪いのビデオ(動画)」を実験を通して学問をしようとするところが、面白い。何をどう騙したら、そんな実験が可能なんだろうと思わないでもないが、相手が頭の軽い大学生なら有り得そうだ。(笑)
日本の『リング』シリーズでも「コワイから友達同士で回してる」なんてセリフがあった。みんな考えることは同じで、この手法だと呪いを封じ込めることが出来ると判断するらしい。

本作品では、そんな状況からサマラが蘇ろうとするところが見どころになっている。(「意識を物質的存在」と定義する教授の話しが伏線になる)
その一方で、サマラ出生の謎を主人公二人が追う。そして、これまで未解明だった事象に一応の理由づけがなされる。この辺りに、製作サイドの熱意が感じられる。

エヴリンが、神父に拉致され、監禁レ○プされた結果、身ごもったのがサマラだという設定は「悪魔の子」に近いイメージをもたらす。キリスト教が根付いた国や地域では、その方が存在を理解しやすい気がするな。
また、サマラが出現する時、水が流れて来たりするが、これは洪水におそわれた時の恐怖のイメージが、そうさせるだろう。井戸に一週間浸かっていたからだと思っていたが、どうやら違うらしい。(苦笑)

メガホンを取ったのは、F.ハビエル・グティエレス。スペイン出身の方で、長編 2作品目。過去に『アルマゲドン・パニック(08)』しか撮っていない。あれは、画ヅラの汚い終末映画だった。(個人的には好きじゃない) まさかメジャー配給の作品を撮るとは思ってもいなかった。人生って何が起きるか分からない。(苦笑)
然も、本作品は、出来映えがいい。小さなアイデアを随所に盛り込み、新たな『ザ・リング』を見せてくれた。『ザ・リング2』よりも面白い。もう一度、『アルマゲドン・パニック』を観直した方が、良いかも知れないな。(←随分と勝手だな)

オープニングのシークエンスは10年前だったら却下されたアイデアではなかろうか。「予算がかかる」「イメージが違う」とか、そんな理由だと思う。それがOKとなる辺りに時代が変わったことを感じざるを得ない。

また、本作品には度々、セミが登場する。西欧ではセミは幸福とか幸運をイメージするらしくアクセサリーのモチーフに使われているのを目にする。日本では、 7年も地中で過ごした後、たった 7日で死んでしまうところに儚さを見い出している。でも、中国では「復活」を意味するものらしい。本作品のセミは「復活」を象徴していたが、見た後に 7日で死んでしまう「呪いのビデオ」とダブルミーニングかも知れない。ちょっと興味深い演出だった。

ヴィンセント・ドノフリオをはじめ、キャスト陣も充実している。『ザ・リング』シリーズの特殊メイクを支えて来た名匠リック・ベイカーが役者として出演しているのも見逃せない。

いろいろと語りたくなる作品だった。オススメ!(カット数も多いし、かなり時間を掛けた作品だと思う)


【 『リング』シリーズ 】
『2150 リング』
『2151 らせん』
『2152 リング2』
『2153 リング0/バースデイ』
『2093 貞子』
『2154 ザ・リング』
『2155 ザ・リング2』

【 F.ハビエル・グティエレス監督作品 】
『0852 アルマゲドン・パニック』

【 ヴィンセント・ドノフリオ出演作品 】
『0190 ファイヤー・ウィズ・ファイヤー/炎の誓い』
『0702 ジュラシック・ワールド』
『0527 MIB/メン・イン・ブラック』
『1533 13F [コレクターズ・エディション]』
『1598 スリープ・ウィズ・ヴァンパイア(ヴィンセント・ドノフリオの娘さんが主演)』

【 鈴木光司関連作品 】
『0156 ダーク・ウォーター』





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Last updated  2021.02.27 05:30:07
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