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2024.11.19
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2552  ヴォイジャー

ジャケット(オモテ面)

【 スタッフ 】
監督・脚本 ニール・バーガー「ダイバージェント」
撮  影  エンリケ・シャディアック「バンブルビ
      ー」「メイズ・ランナー」
編  集  ナオミ・ジェラティ「リミットレス」
音  楽  トレヴァー・ガレキス「オールド」
製作総指揮 ジョナサン・ファーマン「ウィンド・リ
      バー」
      スチュアート・フォード「ハクソー・リ
      ッジ」
      グレッグ・シャピロ「ハート・ロッカー」
      ミゲル・バロス「グッバイ、リチャード !
      アンドレア・スカルソ「ジュディ 虹の
      彼方に」
      ジェイミー・ジェソップ
      グレッグ・クラーク「魂のゆくえ」
      ヴィクトリア・ヒル「魂のゆくえ」
      G.マック・ブラウン「メン・イン・ブ
      ラック3」
製  作  ベイジル・イヴァニク「ジョン・ウィック」
      ニール・バーガー
      ブレンドン・ボイーア「クリーブランド
      -地球最後の2日間-」 
【 キャスト 】
クリストファー(白石兼斗)…タイ・シェリダン「レ
      ディ・プレイヤー1」
セラ(大地 葉)…リリー=ローズ・デップ「プラネ
      タリウム」
ザック(伊藤有希)…フィオン・ホワイトヘッド「ダ
      ンケルク」
リチャード(野沢 聡)…コリン・ファレル
      「 THE BATMAN -ザ・バットマン-」


※ジャケット(ウラ面)

【 仕  様 】
型  番   ALBD-11200
製作年度   2021 年度
製作国等  アメリカ・チェコ・ルーマニア・イギリス
原  題   VOYAGERS
発  売  アルバトロス株式会社
販  売  アルバトロス株式会社
提  供   ----
価  格   ----
字幕翻訳   ----
吹替翻訳   ----
吹替演出   ----
日本公開  劇場公開作品
リリース   ----
収  録   108min
サイズ他  シネスコ
音  声  1.オリジナル < 英語 >(Stereo)
      2.日本語吹替 (Stereo)
字  幕  1.日本語字幕
      2.デカ字幕
      3.日本語吹替用字幕
そ の 他  片面1層、 MPEG-2 COLOR 、複製不能、
DOLBY AUDIO 2 NTSC 日本市場向、
DVD 、レンタル専用
映像特典  予告編


※ディスク

【 ジャケット 】
オモテ面: 惑星到達まで​ 86 年。
     乗員は 30 人の子供たち。
     出発から 10 年後
     何かが起こる――。
       「ダイバージェント」監督
       豪華キャストが放つSF超大作 !!
ウラ面 : 人類の存亡を脅かす敵は
     無限に広がる宇宙にいるのか。
     それとも――。

要なキャストの顔、タイトル、宇宙船と惑星が描かれている。定番すぎるほど定番のデザインだ。でも、輪っかのある惑星は、「第2の地球」? 細かいようだけど影のなっている部分に明かりが見える。もう誰かが住んでるんじゃないか? その場合、どうするんだろ? 「ゴメンナサイ、先に住んでる方がいらっしゃったんですね。失礼しました」って地球にUターンするのだろうか? でも、カワイイ女の子なら「大丈夫。一緒にくらしましょ」と言ってくれるかも知れない。そう考えると、送り出すのはカワイイ女の子 30 人だよなぁ♪ 私が「指導員」として同乗したい

​【 感  想 】​
「幼稚」

80 90 年代のSF映画みたいなストーリー展開だった。『エイリアン( 79 )』のヒット以来、狭い宇宙船内でモンスターと戦う映画が陸続と作られた。又、『遊星からの物体X (82) 』は、やはり閉ざされた空間で疑心暗鬼に陥った人間同士の啀み合いが後世に大きな影響を与えた。それら 2 作品を真似た低予算の映画がレンタルビデオ店の棚にところ狭しと並んでいたっけ。(そんな印象だった) だから今さらこんな作品を見せられてもなぁ。「陳腐」としか言いようがない。もっと設定やストーリーが練り込まれていたら、違う感想を抱いたかも知れない。でも、大したイベントが用意されているワケでもなく「こんな脚本でよくGOサインを出したな」と言うのが正直な感想。弱小の独立系が無名の役者を使って撮ったなら理解できるが、大手が配給するレベルではなかった。いくら人気の若手俳優と話題性のある二世女優が出ているからって安易だよなぁ。 ( 溜息 )

――近未来、環境汚染が進んだ地球から 30 人の少年少女を乗せた宇宙船が出発する。目指すは第2の地球。その星に移住し、人類を存続させることが計画の目的だった。けれど、到着するのは 86 年後。搭乗している子供を第一世代とし、移住先の惑星を目にするのは第三世代だ。それは、人類の生存を賭けた遠大な計画だった。
出発から 10 年が経った或る日、第一世代のクリストファーとザックは、毎日飲む青い液体《ブルー》が感情や衝動を抑制するためだと知ってしまう。以来、ブルーを飲まなくなった二人は次第に感情や衝動が蘇って来るのを実感し、抑えられなくなって行く。そして、感情的な対立が生まれてしまう。
そんな時、指導者として搭乗していたリチャードが船外活動中の事故で亡くなる。精神的な支えを失なった第一世代は、皆の投票でクリストファーをリーダーに選出するが、それは新たな対立を生み出すことになる。
……というお話し。

ほとんど船内で物語が進行するので、だんだん世界が小さくなって行く。第一世代 30 人の生活が、主要なメンバー 5 6 人のいさかいになり、最後はクリストファーとザック、セナ(♀)の三角関係に収斂する。人類の存続を賭けた計画が、幼稚なやきもちで壊されて行く様子は、ちょっとバカバカしい。認識域が狭くて自意識の強い若者にはウケると踏んだのかも知れないが、いまの若者はもっとクレバーで理性的だと思うぞ。(決して自分が悪者にならない処世術を身に付けている)

そもそも、この計画そのものにどんな意味があるんだ? 地球が崩壊し、人類が絶滅寸前だから優秀な子供たちを第2の地球に送った? 辿り着くかどうかも分からず、たとえ辿り着いたとしても、たった 30 人から始まったコロニーが繁栄するとは思えない。第一世代 15 組の夫婦が二人ずつの子供に恵まれても第二世代は 30 人。だから、第三世代も 30 人だ。宇宙船内の資源を節約するために、子供の人数はもっと少ない可能性もある。そう考えると、第2の地球に辿り着いても、人類が文明を築いて繁栄して行くことは覚束無い。一体、どんなシミュレーションをしたんだろ?(科学雑誌の記事によれば、遺伝的な健全性を保つ意味でも 500 人は必要らしい)

​​ニール・バーガー監督のせいばかりではないだろうけど、『ダイバージェント』シリーズの稚拙さを思うと、やはり思考が幼稚なのだ。なので、オススメ致しません!

【 『ダイバージェント』シリーズ 】
『0599 ダイバージェント』
『1913 ダイバージェントNEO』
『1914 ダイバージエントFINAL』

【 コリン・ファレル出演作品 】
『0433 フライトナイト/恐怖の夜 3D [ブルーレイ]』
『0243 デアデビル』
​​ 『0248 マイノリティ・リボート』 ​​






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Last updated  2024.11.19 00:00:24
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