それでもなお平穏な日々

それでもなお平穏な日々

PR

×

Profile

Cpt.hige

Cpt.hige

Calendar

Archives

May , 2026
Apr , 2026
Mar , 2026
Feb , 2026
Jan , 2026
Dec , 2025
Nov , 2025
Oct , 2025
Sep , 2025
Aug , 2025

Category

カテゴリ未分類

(6)

政治

(18)

軍事

(17)

社会

(28)

随想

(2)

(8)

EQ

(3)

ネット

(33)

追憶

(1)

金言

(1)

mixi

(2)
Jan 17, 2006
XML
カテゴリ: ネット
 さて私は先般の日記で「最近mixiが面白い」と書いた。

【以下、一部についてmixi内の規約に抵触するとのmixi事務局からの通報のため該当する部分を削除した。ただし指摘された規約に関係しない部分については削除していない。いわゆる前振り部分なので本文には影響がないのでご了承願いたい。】

 では私はmixiで今私が面白いと感じているもの、それについて述べてみよう。

 ここをお読みの皆さんはご存じのように、私の職業は「特別職国家公務員」である。
一部主義の方々にはこの職業は蛇蝎のごとく忌み嫌われている。
それはおそらく彼らが狂信的に主張する「彼らの平和主義」と対立しているからであると私は推測している。
ここで誤解を招かないように言っておくが私は「平和主義者」だ。戦争など起こらなければそれに越したことはないし、武力を持って他国に侵攻する行為は好むところではない。
(あくまで一般論である。無数に存在する戦争の形態をこのような簡単な形で括ってしまうことは愚かな行為であるからだ)
しかしながら他国から武力を行使される危険性を考えれば、これに常に備える必要性は明白なのである。
実例としてあげれば、「イラクのクウェート侵攻」はイラク軍の侵攻を阻止(あるいは国際社会・国連の介入までの時間稼ぎを)できるだけの軍事力を保有していなかったが故に発生した。クウェートの軍備状況を見たフセイン・イラクは「1対1なら勝てる」と判断し行動したからである。
クウェート側は外交主体でアラブ国家群の中で生き残れると判断していたようだが、それが正しかったかどうかは歴史が語っている。
フセイン・イラクの占領からクウェートを解放したのは外交努力ではなかったことこそその証明に他ならない。

 さて話が逸れたが、楽天と同じくこういった「主義の方々」はmixi内にも多数存在している。
むしろ開放されているが故に多くの人からの批評・批判に曝されて消え去らざるを得ない楽天他のブログよりも、mixi内には数多くの「主義の方々」が存在しているようだ。
 この「主義の方々」も含めた様々な人たちが集って意見を交換するとあるコミュニティで、昨年の教科書採択問題の際の中核派の話題が出たときのことである。
多くの(普通の)参加者の方は、かつて行った殺人を正当化し続けている中核派が、その正体を隠したまま行った一連の行為について「胡散臭い」と判断していた。これは至極真っ当な反応でおそらく大多数の日本国民にとっても通常の反応であると私は考える。
 しかし不思議なことに執拗に彼らを擁護する発言を繰り返す数名の参加者が居たのである。
戦争に反対し平和の大切さを普段から説き続け、自衛隊の一切の活動や存在意義、政府の各種外交方針、米国追従政策(?)の批判・否定を声高に発言していた人たち、彼らの口からついに出た驚天動地の擁護発言・・・それは

「時と場合によって暴力を併用する平和運動は容認される」

であった。

 多くの「主義の方々」、特に平和主義者を自認する方々は「戦争反対」を主張している。(もちろん私も基本的には反対なのだが)
そこに基づき彼らは自らの考えを絶対正義と捉え、米国の対テロ戦争やイラク紛争、あるいは世界各地の内戦について否定的意見を述べ、対話による解決を行わない(実際は国連を始めとして常に行われているのだが)国家・陣営に対する非難を浴びせ、軍備自体が諸悪の根元と主張してきたわけだ。
 ところがそういった人の中から一部とは言え上記の「時と場合によって暴力を併用する平和運動は容認される」が主張されたことに私は心底驚いたのである。
(加えて言うならば彼らは「法は権力側に恣意的運用をされているので守るも守らないも時と場合による」との趣旨の主張もしている。)

 さて私は何に驚いたのか。
少し冷静に考えれば判ることなのだが、なんと彼らは自ら「戦争反対の理由」を完全否定してしまったのである。
彼らは自ら(あるいは中核派が)主体的にその主義主張に基づき「(時と場合によって)暴力を容認できる」と主張したのだ。
では「彼らではない誰か」が自らの主義主張で行動することを否定できるのだろうか。出来るわけがないではないか。

時と場合によって、暴力を併用する平和運動は容認される。なぜならばそれは人民の国家を作り上げるために必要だからである。
時と場合によって、チベットにおける民族浄化は容認される。なぜならばそれは中華人民共和国の平和を維持するためだからである。
時と場合によって、他国への核兵器による恫喝は容認される。なぜならばそれは我が国の自由と主体思想を守るために必要だからである。
時と場合によって、ルワンダの難民虐殺は容認される。なぜならばそれはルワンダの不穏分子を一掃するために必要だからである。
時と場合によって、日本への侵略戦争は容認される。なぜならば・・・・
etc.etc....

 そして彼らはその発言において「行動する側の考え・判断」こそが絶対であると主張した。
その行動が他者からどう見えようと、法にどう違反しようと、秩序をどう乱そうと、犠牲者がいかほど出ようと、ただ行動する側が「時と場合によって考えれば今回は問題ない」と判断すれば全て容認されると主張した。
これははたして「戦争反対」「平和運動」にふさわしい行動論理と言えるのか?
それは戦争に勝利することをもって自らの正当性を証明しようとする「軍国主義者」の主張と何が違うのか?
・・・彼らは本当に平和主義者なのか?

 彼らの最大の失敗は「時と場合によって」と書き込んだことだ。
 その判断を下せるものが自分たちだけである、そう勘違いしたことだ。
 法治国家においてその行動の是非を判定するのは「法(もしくは司法機関)」でなければならない。
 けしてそれは個人あるいは一集団が行ってはならない、その当然のことが理解できていない彼らが一般国民の支持を受けること未来永劫ないだろう。

 JSF氏始め幾人かの方が「それは平和運動ではない、革命運動である」と主張するのはもっともだ。
日本では合法的に行われる各種政治活動は誰にも規制されない。
私個人は社民党が大嫌いだが、社民党が(党として)違法行為をしない限りこれをどうすることも出来ないことくらいは知っている。
法は「個人の嗜好を超越したところ」に存在する、法治国家はこれを忘れてはならないのだ。
そして国家がそれを守っている限り、個人は法を守らねばならない。
当然だが暴力を伴わず法を遵守する革命というものが存在するのならば、これは弾圧されてはならない。
だが彼らはそれを否定し法を犯した。よってこれは法治国家によって駆逐されるのは極めて当然なのである。

 mixiにおいてついに偽りの平和主義の仮面を捨て去った「主義の方々」は今後どういう末路を辿るのか。
この一大喜劇を私は見逃すわけにはいかない。

・・・こうして今日も私はmixiから目が離せないのである。


【追記】
 なお誤解を招かないように言い添えれば、そのコミュニティにおいて
「時と場合によって暴力を併用する平和運動は容認される」
「法は権力側に恣意的運用をされているので守るも守らないも時と場合による」
等という無体な主張を行っているのは極々少数である。
大半の参加者は「平和の大事さ」や「それを守るための手段について」や「それぞれ意見の交換」あるいは「情報交換」を目的に集っている普通の人たちである。
そういう意味で「真の危険思想」が日本においては受け入れられてはいないことを私は確認しそして安心している。
日本はまだまだ捨てたものではない、そう思えるのだ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Feb 4, 2006 11:51:32 PM
コメント(18) | コメントを書く
[ネット] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

徒然日記「多事某論… 某S氏さん
極東三馬鹿調査委員会 WinStrategyさん
幸せでいよう! Emeraldaさん
東亜帝国大学 Web Si… 法☆学太郎さん
free way tommy430さん
名無し人の観察日記 ナナシィ1190さん
気になったことを調… ASDICさん
Giocoso *イチカワ*さん
紫陽花色別館 ふゆみ某さん
Gun's Free 大橋 博倖さん

Comments

xanax online@ DOrpEknaLAWwbHRBVcz <small> <a href="http://www.buyonlinex…
xanax online@ IWjrjxnDUYTIcgpq <small> <a href="http://www.buyonlinex…
cipro online@ RBuLMQgcCrzt <small> <a href="http://www.buyingcipr…
cipro online@ LoYjmhMqJJSffpy <small> <a href="http://www.buyingcipr…
buy xanax@ akRadldqMkpkNQoLh <small> <a href="http://www.get-xanax-…
buy xanax@ meRPpKmYXO <small> <a href="http://www.get-xanax-…
buy ambien@ AYPdgAOvwoHhUEW <small> <a href="http://www.buybestamb…
buy ambien@ bpWtoGvoknzAForZDLV <small> <a href="http://www.buybestamb…
buy tramadol@ iiZiJPzWFipNINr <small> <a href="http://www.buytramado…
buy tramadol@ NlenDltqaDCsV <small> <a href="http://www.buytramado…

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: