育てているのは未来です

育てているのは未来です

2024.06.02
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カテゴリ: 未分類

 園に、ハモンドプリンセスという鈴木楽器製のキーボードがあります。鍵盤数も少
なくキーボードとしてはあまり役に立ちませんが、童謡データが何百曲も内蔵されて
いて、テンポや音程も変えられるので子どもたちが歌を練習する時には重宝していま
す。それが壊れて音が出なくなったということで私のところへ。
 裏を見ると「2006年にドコモ補助」というラベルが貼ってあります。18年も
前のもので、買い替えようにも品物がありません。メルカリやヤフーオークションで
も見つからないので、ダメもとで修理をすることにしました。
 まずは分解。このキーボードはとにかくネジの数が多いので、分解も組み立ても大
変です。内部の基盤をブロアーで掃除すると大量の埃が室内に飛散しました。


 その後、コネクタ類を一個一個外して接点の掃除をしましたが改善しません。基盤
にあるコンデンサなどの部品が不良だとすると、テレビで見た「修理の神様」今井さ
んにでもお願いするしかないな~と思いながらスイッチをカチカチ動かしていたら、
10回に一回くらいチカッとLEDが点くことがあるのに気がつきました。
 このスイッチか、と思ってケースから取り外し、いろんな方向から力を加えてみる
とたまに電源が入ります。問題がここにあることがわかりました。
 スイッチは、6P 2ポジションです。すぐにネットで調べてみましたが、取り付
け穴の大きさもあるのでアマゾンにもモノタロウにも使えそうなものはありません。
かなりの時間あれこれ検索しても見つからないので、もうこれはスイッチそのものを
修理するしかないと思って小さなスイッチを壊さないように分解すると、パラパラ落
ちた2ミリ×10ミリくらいのパーツ2個の接点が変色しているのを発見。
 その小さな端子を洗浄し、接点を磨いてスイッチを復元してケースの元の位置へ。
さてどうかな? 
 おお!! ちゃんと動作するではないですか。カラオケも、キーボードの音も出ま
す。達成感最高!! それからまた、異常に多いネジを締めて組み立て終え、再度音
が出ることを確認して修理を終えました。
 古い園舎の二階で、すぐに直せると思って窓も開けずに作業したので汗びっしょり
です。経過を書くとこんなものですが、取り掛かってから終わるまでに2時間くらい
かかりました。クーラーつけておけばよかった。

https://youtu.be/WbiJmxC7tk4
音が出た時の動画





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最終更新日  2024.06.03 17:51:38
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