『とんとこひ・セクスアリテ』

July 8, 2008
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カテゴリ: 性教育/性球儀
カネミ油症
BlogTV SP(Aug) 環境問題のウソ 武田邦彦 1of5



『酒井真右の十八行小説』
(一九八九年発行)より


あるカネミ患者


 ・・・ ・・・初めの頃は、目まいがして食い物の味が全くなくなりました。それは一九六八(昭和四三)年の三月頃でした。







手足が痺れ、忘れっぽくあり、腹痛、立ちくらみ。
 五月からは五、六米先の人の顔が見えなくなり、妻の顔や娘の顔に吹き出物が出て次々広がり、







首、胸、腹、背中と足の裏に迄でっかい魚の目ができて、体中、毛穴という毛穴が何千何万もの吹き出物・・・ ・・・。






夜中の二時三時迄家中鬼のような面で抱き合って・・・ ・・・。
 朝起きると眼ヤニで眼が開かず、水で何度も洗って・・・ ・・・







何十人て医者へあっちこっち診ったが、医者へ行くには、新聞や風呂敷で顔を隠して、「胃」だの「食事療法」のとどの医者も。






足の不自由な人のように這って便所へ。
 そんな私達一家を「伝染病」の「梅毒」のと言っていた近所の人達も同じ病気になり・・・ ・・・







カネミの会社へ行くと
 「あなた方は顔も汚いが心も汚い!」
 と追っ払い、







結局、被爆敗戦国の日本は、四十年過ぎて、組合も会社も、医者、大学、国と全部弱い者差別、上に立ちたい欲、人間を踏んづける欲、裏切り欲、欲地獄。






同じ立場で生命を賭けて手を結び立ち上がらなければ。
 (一九八八年九月)







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Last updated  July 8, 2008 02:13:15 PM
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