2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
全7件 (7件中 1-7件目)
1

みなさん、こんにちはいつもご訪問いただき、ありがとうございますごめんなさい前回の日記から、またしばらく更新ができませんでした。おかげさまで、来月から新しい仕事が決まりました。今は、昼間は身内のお店の手伝いに行き、夜中には厨房のアルバイトを続けています。なかなか思うようにPCに向かう時間が取れませんが、元気で過ごしています。娘サキ(中3)は修学旅行を満喫して帰宅、今日は中間テストの2日目です。サキの受験については、また時間を見つけて綴りたいと思っています。今日は、息子ヒデキ(小6)の近況報告を…先日、ヒデキの先生の家庭訪問がありました。今は希望者のみの家庭訪問です。今年のヒデキの担任の先生は、40代後半?くらいの男性。家では幼いお子さんたちのお父さんだそうです。4月から2ヶ月近く過ぎました。これまでのヒデキの先生についてのコメントから推し量ると“可もなく不可もなく”という感じのようですが、実際のところはどうなんだろう?小学校生活最後の一年です。先生とも仲良く過ごせたらいいんだけどな。「いつも息子がお世話になっています。先生、ヒデキはどうでしょうか?」まずは、学校でのヒデキの様子を聞きたくて、先生の率直な印象を尋ねてみました。すると、その白髪まじりのおじさん先生は、「ふふふ…」と、笑ったのです。「えっ?ヒデキが何かおかしなことを…?」「いやぁ~、ヒデキ君は…可愛いですよね~」「は?可愛い?あははは♪」ちょっとホッとする私。「ヒデキ君の一番良いところはとにかく素直なところですよね?本当に子どもらしいお子さんといいますか、どんなことにも興味を持って一生懸命に取り組む姿勢に好感が持てます。このまますくすく成長して欲しいですね」「ヒデキ君はまっすぐだけど、決して独りよがりに突っ走るんじゃなく、周りをちゃんと見て行動できているし、クラスではみんなのムードメーカーのような存在です」よかった!私はこの先生のことばを聞いて、心から安心したのでした。「先生、ヒデキの良いところを見てくださって、ありがとうございます」この先生と、ヒデキはきっとうまくやっていけるような気がします。秋の運動会に向けての鼓笛隊練習も本格的になってきて、ヒデキはトランペットを必死で練習しています。クラブ活動は、ついに念願のベースボールクラブに決定右目の視力が出ないヒデキには、「硬球が左目に当たったら危ないから」という理由で野球だけは本格的にやることは禁止してきましたが、実はヒデキの一番憧れているスポーツは、ずっと野球でした。小学校のクラブ活動で使うのは、硬球ではありません。 「最後の一年だし、楽しくできるなら…」と、今年は野球クラブに入ることを許可したのでした。ついに6年生になったヒデキ。身長はようやく150cmになり、柔道では憧れていた茶帯を締めるようになりました。今年も充実した一年になりそうです。それから…遅ればせながら、 日馬富士関、初優勝おめでとうございました。今年のお正月にヒデキをスカウトしてくださって?以来、私たち家族はずっと大関日馬富士関をこれまで以上に応援していました。やっぱり、ほんの一瞬でも、直接出逢えた人は大切な存在になりますね。(そのときの日記はこちらです。)不調続きのようでしたが、今場所で見事な初優勝が決まったときには、ヒデキは興奮して、その場で四股を踏んでおりました(笑)来年お会いできるときには、ぜひ横綱として、握手していただけますように☆今後のますますのご活躍をお祈りしていますひなたまさみ
2009年05月29日
コメント(5)

おはようございます 今朝、娘のサキ(中3)は修学旅行へ、息子ヒデキ(小6)は遠足へ出かけましたそうそう、新型インフルエンザの影響で、修学旅行がキャンセルになっている学校もたくさんありますね。娘の通う中学校も、これまでの行き先は奈良・京都だったのですが...今年は長野に変更になったため、キャンセルにならずにすみました。 「うちの学校って、ヤンキーが結構いるじゃん だからね、毎年修学旅行で、警察のお世話になる人がいるみたいなんだ」 「警察? 何をして? ケンカ?」 「そう、ケンカとか。 あとは万引きとか脱走とか...」 (そりゃ、確かに警察の出番だわ) 「だからね、今年はなるべく他の中学とだぶらないよう、テスト前のこの時期にして、 脱走できないようにバスで移動して、他の学校が行かないような場所に行くことにしたらしいよ~」 「あはは 先生方の苦肉の策、ってわけだ」(どんだけ素行の悪い子が集まってるんだ?笑) 娘も息子もマスク着用が急に決まり、昨夜はマスクを求めて、あちこち駆け回りましたスーパーにも薬局にも、コンビニにも100円ショップにもマスクがどこにも売っていない焦りました焦りすぎて忘れていましたが、私、厨房でアルバイトしているんだ慌てて職場に電話し、使い捨てマスクを無事ゲットしたのですが、入手できなかった人もいるのでは? サキの訪問先は、長野の諏訪湖付近。3日のうちには、たくさんの体験学習が予定されています。 まず、初日のお昼はハイジ牧場でBBQ。 「いいね、牧場」 「牧場は別にいいんだけどさ。 先生に、 "牛見ながら、牛食べちゃうんですか?" って言ったし」 「ははは♪ そうなっちゃうね~~」 2日目、3日目にはガラスの里でのガラス工芸品やオルゴール作り、 林業体験ではチェーンソーを使って木を伐ったり、 味噌作りにも挑戦してくるそうで、 まさに体験旅行 服装は私服だし、宿泊先もペンション私が行った修学旅行とはずいぶん違っています。 楽しい思い出がたくさんできそうですね。 一方のヒデキが遠足で行ってくるのは... 科学館と国会議事堂。 ま、ヒデキにとってのメインはお弁当やお菓子、お友だちとの楽しいバス移動 になると思いますが...。 今朝は揃って5時半に起きてきた2人。 前日のうちに、すべての持ち物を揃え、着て行く洋服まで準備してあるサキ。朝起きてから、リュックを持ち出し、5分に一度は私を呼んで物を探すヒデキ。 ヒデキに用意した豪華焼き肉弁当のおかずの残りを少しずつ盛り付け、朝食にしたのですが、 「お腹すいてるのに、何だか喉を通らない」 と、すぐに箸を置くサキ。 「おっ、マジ? ラッキー じゃ、オレが食べてあげるよ」 と、お姉ちゃんの分までぺロリと平らげるヒデキ。 まったく対照的な姉弟です。 サキの緊張の一番の原因は、往復のバス移動にあるようでした。支援学級の生徒たちは普通クラスにも籍があるのですが、その籍のある普通クラスのバスに乗って移動をするのです。 もちろんたった一人で乗るわけではなく、同じ支援級のお友だちと3人で一緒のバスに乗れるのですが、普段はまったく接点のない人たちといきなり同じバスに乗るわけですから、やっぱりドキドキしているようでした。 「大丈夫だよ。 これを機に新しいお友だちが出来ちゃうかもしれないしね」 楽しみにしていた修学旅行です。いっぱい笑って来て欲しいな 家の外で写真を撮ろうとしたところ、 「ほら、お姉ちゃんがやってあげるから...」 「じゃ、撮るよ♪」久しぶりのツーショット写真。あれ?2年前に撮ったときより、2人の身長差がぐっと縮まっています。これが、2年前の2人。身長約160cmのサキ。ヒデキが追い抜くのは、いつになるかな? 2人とも、元気で行ってらっしゃい♪ ひなたまさみ
2009年05月20日
コメント(10)

ピンポ~ン♪ 「サキさんにお荷物です」 「ん? サキに...ですか?」 とりあえずサインをして、荷物を受け取った私は、差出人を見ました。 「●撃大王 編集部」 おお~~~っこれは... 慌ててサキ(中3)にメール。 「例のアレ、ついに届いたよ♪」 それは、サキの大好きな漫画家のサイン色紙でした。 ●撃大王は、月刊誌。どちらかというと、男性読者の方が多いと思われる漫画雑誌です。読者の年齢層も、恐らく高校生年代以上が主流では?自分のもらうお小遣いの中で毎月買うことはできないサキですが、付録の良いときなどには奮発して買っていました。そしてその雑誌の中に、サキの大好きな漫画『よつばと!』の連載がありました。その漫画の最後のページに、読者からの投稿コーナーがあります。読者からのイラストが毎月10点くらい掲載され、更に中の1点だけに作者のサイン色紙が当たるのです。 サキは、ずいぶん前にこのコーナーにイラストを送り、見事サイン色紙をゲット大好きな漫画家の先生のイラストとサインに興奮していました。 その後しばらく経ったころ、サキは再びそのコーナーにイラストを送り、 またしても 作者のサイン色紙当選 という幸運をつかんだのでした 「サキ、この先生のサイン、前に一枚もらったよね? どうしてまた送ったの? サイン、もう一枚欲しかったの?」 と尋ねたところ、 「もしも次に当たったとしたら... 前のときと同じイラストがくるのか? 別のイラストがくるのか? それを見たいと思ってね」 なるほど~!そういうこと、私じゃ考えないけどね。 しかも、2回も続けてイラストつきサイン色紙が当たるなんて、あんまり思わないけどね。 でも本当に、たった2枚の葉書を送り、2回ともサイン色紙をもらえるなんて、やっぱりサキは運に恵まれていますね。 ところが... その後、いつまで待っても2枚目のサイン色紙は届かず... 「サイン色紙、来ないねぇ~~。 きっと先生、めちゃくちゃ忙しいんだろうね」 という会話すらしなくなり、 いつしか時は一年以上流れ、 私もサキも、その色紙が当たったことすら忘れかけていました。 「●撃大王 編集部」 この名前を見たときに、何となく懐かしい気持ちで思い出した私。 すご~~~い 忘れてなかったんだ こんなに遅くなっても、 ちゃんと送ってくれるんだ 帰宅したサキが、早速荷物をオープン 前回の色紙のイラストはこれ。 さて、今回のイラストは??? ジャ~~~ン はい。前回とまったく違うイラストになっていました。 でも、サキの名前を書いて下さっている文字の癖は前回とまったく同じ。 「やっぱり、先生が書いてくれてるんだね」よく見ると、前回同様、イラストの下書きの鉛筆の線が残っていたり、色を塗った部分が、ほんの少しにじんでいたりします。「ほんとにこれ、ぜんぶ手描きなんだぁ」 「やっぱり絵が上手だねぇ~~よかったね、サキ」 感激する私とサキ。 「ねぇ、ママ。サキがこの色紙の中で、一番感動したところ、どこかわかる?」「ん?わかんない。どこ?」 サキは、サイン色紙をひっくり返し、右下の隅を指差しました。「これ、見て」 何と、そこには...こんなイラストが描かれていたのです。 「これはね、ササッと描いたメモ書きみたいに見えるかもしれないけど、でもこれは、サキだけのために描いてくれたものなんだよ。すぐに届いていたらこれはついてこなかったから、特別なものなんだよね」あずまきよひこさんの漫画『よつばと!』は、とってもほのぼのとしている優しい漫画です。あずま先生、本当に優しい人なんだなぁ~~小さなイラストにこめられた先生のあったかい気持ちに、私も感動しました。ありがとうございました こうして、サキの宝物がまたひとつ増えました。 ひなたまさみ
2009年05月18日
コメント(17)

(前回の日記のつづきです) サキ(中3)の志望校が県立高校の美術コースに決まり、春休みのうちに学校見学にも行きました。 そこでわかった新事実。 入試にデッサンの実技試験がある デッサンを習った経験のないサキ。慌てて、デッサンを教えてもらえる教室を探したところ... 美大・美高受験用にデッサンなどを教える予備校や教室があるんですねぇ~。(知らなかった!) でも、見つけたところはどこも電車やバスで1時間近くかかるほど遠いところばかり。それでも受験のためですから、サキを連れて見学をして回りました。 その中のひとつの教室で、こんなことがありました。 先生は、有名美術大学卒業の初老の紳士。先生に娘のことを紹介したところ、顔を曇らせてこんな質問をされました。 「娘さんは、3時間くらいちゃんと椅子に座って絵を描き続けられますか?」 「知能のレベルはどうですか? 絵さえできれば良い、という世界ではありません。 美大へ進むには、相当の知識も必要になるし、高い芸術の世界では、高い知能で理解し、どんどん知識を吸収し、それを利用しながら作品を創作していくということは絶対に必要なのです。」 「有名なY・K氏。 彼の作品は私から見ると欠点だらけですが、ああいう人の作品が世間の評価を受けたことが、そもそも間違いだったのです」 そして、娘に花瓶のデッサンをさせ、その絵を見ながら... 「遠近法すら理解できていないようですね。 お嬢さんは本当に絵の道に進みたいと思っているのですか? 少しハンディもあるようですし、絵がちょっと得意だから、 あわよくば絵の方面へ進み、コンピューターグラフィックでもできるようになって、仕事ができるようになればいいなぁ という希望から、お母さんがお嬢さんをたきつけているだけじゃないですか? はっきり申し上げて、そんなに甘い世界じゃないですよ」 先生のことばは 「さっさと帰ってください」 としか聞こえず、完全に打ちのめされた私と娘。 家に帰ってから... 「ママ、サキはデッサンを習ったことがないよ。 遠近法っていうのも知らない。 もしかしたら、普通級じゃなくて、支援学級だから教えてもらえなかったの? それとも、サキが1年生で学校を休んでいたときの美術の授業でみんなは習ったのかな? もう、間に合わないのかな? サキ、H高校に合格するのはもう無理なのかな?」 ...サキ、号泣。 美術のことなどさっぱりわからない私には、「無理かも」とも「大丈夫だよ」とも言えず、ただ娘を不憫に思うばかり。 久しぶりに、思いっきり 障害児の母 を実感したのでした。 それでも、しばらく経って思ったんです。 確かに優秀な先生かもしれない。頭が良くて、絵も上手で、一流の美大に合格して卒業して... でも、それがそんなに偉いことなんですか? 私みたいに美術のことがわからない親からすると、経済的にもまったくゆとりのない親からすると、 どんなに立派な大学でも、実際、子どもに4浪も5浪もさせられないんですよ。(先生のお話の中に、超難関美大突破に何年もかける人が大勢いる、とありました。) うちは美大志望ではなく、専門学校志望です。卒業したら、すぐに就職することを希望しているんです。 コンピューターグラフィック?それで仕事できればいい、って思う? それが、そんなに悪いことでしょうか? 子どもたちが自分で仕事をして、お金を稼いで、生活できるようになる。 これは親である私にとっては当たり前の目標です。増してサキのように才能に偏りのある子だと、せめて本人の好きなことで食べていけるようになってくれたら...って願うのは、当然のことじゃないですか? (って、一言も言えなかったけど...)何だかとても後味が悪く、すっかり自信もなくしてしまった私たち。そんなとき、サキの通う中学の美術の先生が、市内にもデッサン教室がひとつある、と紹介してくださいました。 正直、もうデッサンの教室はこりごり、という気持ちでしたが、最後の望みと思って行ってみたそこの先生は前回の先生とは正反対のような方でした。 50代くらいの男性の先生。高校の美術部でも指導されている、ということで、とても丁寧に教えてくださいます。 「デッサンが描けないのは、描き方を教わっていないからです。 ちゃんと教わればちゃんと描けるようになりますから、大丈夫です。」 「絵を描くことが好きなら、きっと上手になります。 受験までまだ一年近くあるわけですし、デッサンに関する心配は要りませんよ。 あとは、学科の勉強をしっかり頑張って、合格ラインに持っていけるよう頑張ってくださいね」 先月から、そのアトリエに通い始めたサキ。1回3時間ですが、あっという間に終わってしまうそうです。 基本の○と□の練習から入り、こんなデッサンを描いてきました。 そして、前回からは少し応用になり、柔らかい素材のものや、皺のある形のデッサンを...。デッサンをまったく知らなかった娘が、わずか1ヶ月でこんなに描けるようになりました。 専門の方から見れば、まだまだ欠点だらけのデッサンかもしれませんが、絵の描けない私には、紙の中に立体図形を表現できることが、不思議で仕方ありません。 「サキ、すごいじゃん! はい、合格!!!」 毎回、サキのデッサンを見ながら感動してしまうのですが、当の本人は、 「こんなの、まだまだだよ。 もっと上手な人がいっぱい受験するんだから」 そう言いながらも、 やっぱりちょっと嬉しそうです これからどこまで上手になっていくのか、私も楽しみです ひなたまさみ
2009年05月15日
コメント(22)

春休みのある日。 サキ(中3)が、突然志望校を決めました。 県立高校の美術コース。 「そんな学校があるの?レベル、高いんじゃないの?」 「偏差値は40ちょっと。 美術コースはちょっとレベルが高くて、倍率も高いみたいだけど...」 中学支援学級のサキは、中1の最初は半分くらいしか通えませんでした。定期テストはほとんど受けられず、そのため内申書の主要教科は点がつかない状態でした。 その後、1が中心の点がつき、2や3がつくようになり、中2の終わりでようやく1がなくなり、2より3の方が多くなりました。 美術科希望の子は、ほとんどが美術の評価は4か5のようですが、テストで点が取れない娘は、美術の評価も3。 私から見ると、それでもよくここまで成績が上がったなぁ~、と感心していたのですが、受験となると大変です 「今の成績で合格できそうなの?」 「う~~ん 2がなくなって、美術が4とかになれば大丈夫かも」 そっかぁ~。それって、簡単なことじゃないよね? 「その学校、どこにあるの?」 「横浜の方みたい」 「どうやって見つけたの?」 「ネットで色々調べたんだ」 「ふーん。どうしてそこに行きたいと思ったの?」 「まず、美術コースがあるならそれがいいな、って思って」 「うんうん。 それで?」 「で、レベルも高すぎなくて」 「うんうん。 それから?」 「あとね、学校でコンピューターグラフィックも勉強できるから、自分でデザインしたキャラクターを動画にできるようになるかな?って思って...」 「うんうん。 あとは?」 「それでね、 そこの制服、デザイナーがデザインしてて、めっちゃ可愛いんだよ」 ああ、これだっ 「そんなに可愛いの?」 「うん まるで私立の制服みたいにね、 すっごいオシャレなんだよ~~」 たぶん、これが行きたい理由の9割だろうな。ふふっ、サキらしい。 「じゃ、早速その学校を見に行こうよ♪」 数日後の朝、学校へ電話を入れて、午後にはサキを連れて見学へ。学校では、朝の電話を受けて、美術科の女性の先生が一人、私たちを迎えて案内してくださいました。廊下に展示されている生徒さんたちの作品や絵画の数々。どれもこれもあまりに上手で、とても高校生の作品とは思えません。 「うまっ!!!」 サキは目を丸くして息を呑んでいます。私はもう、別世界へ迷い込んでしまった気持ちです。 「これは、生徒たちの描いた自画像ですね。 こちらは油絵。 それから向こうは陶芸の作品になります」 いくつか見せていただいた教室は、すべて私の遠い学生時代の記憶にある「美術室」でした。 (サキは本当にこういう世界の人になっていくんだ...)「何か質問がありますか?」と、先生に尋ねられ、サキがした質問は、「あの~~、授業中に順番に答えを言わされたりしますか?」「ん? 学校だから、それはありますよね」 不思議そうにサキを見る先生。 はい、当たり前のことです。でもサキは小5から不登校になり、現在も10人くらいの支援学級に通っているため、大勢で授業を受ける、ということを、もう5年間も経験していないのです。 先生にサラッと説明したところ、先生は、 「ああ、それじゃ心配よね。 でもね、大丈夫だよ。 わからないときには "わかりません" って言えばそれでいいから」 「あっ、それってアリなんだ? "わかりません"って言っていいんだ」 途端にとても嬉しそうなサキ。 「他に聞いておきたいことがありますか?」 親切な先生の優しい笑顔に安心したサキは、質問を続けます。 「あの、あれなんですけど...」 娘の指差した先に見えたのは デッサン用の石膏像。(おっ、ようやく美術に関する質問にいくか?)「あれって、工場で作られているんですか?」 (って、なんじゃその質問は?) 案の定、先生も 「へ?」 って顔になっています。 「いやね、あれが何百体も並んでるって想像したら...ひひひっ おかしくて... まぢ、ウケル ひひひひ...」 「す、す、すみませんっ」 (お前、落ちるぞ) 相変わらず、突拍子もないことばかり言い出すサキに冷や汗をかきつつ、先生によくお礼を言って帰ろうとしたそのとき。 「デッサンの実技試験に備えて、デッサンはたくさん練習しておいてくださいね~」 と、先生の声が。 「はっ? デッサン? 試験? それは、入試のときにデッサンの試験がある、という意味ですか?」 「そうです。 毎年、前期でデッサンの試験をやりますから。 そのうちデッサン教室もやりますので、そちらにもぜひ参加してみてくださいね」 「ありがとうございます」帰り道。「サキ、デッサンって描いたことある?」「ママ、デッサンってなあに?」「えっ?知らないの?ママも…知らないけどたぶん、鉛筆で描くやつ…だと思う。ヤバイ!!デッサンをちゃんと習おう♪」 それからサキと2人で、受験用のデッサン教室を探し回るのでした。 (つづく)ひなたまさみ
2009年05月13日
コメント(6)

こんにちは 久しぶりのブログ更新にたくさんコメントをいただき、本当にありがとうございました昨日は、息子ヒデキ(小6)の柔道の試合がありました。 明け方、仕事から戻ると、娘のサキが私の代わりにお弁当を作ってくれていました。ヒデキの大好物がいっぱい。「5:30にご飯が炊けるから、おにぎりだけは作ってね」 サキ、ありがとう 第1回平塚柔道協会杯小学生柔道大会(団体戦)。高学年は5・6年生で3人1チーム。参加チームは高学年で11チームという小さな規模の大会でした。2つのブロックに分かれての予選リーグ。各ブロックの上位2チームずつが決勝トーナメントに進みます。会場には、ヒデキの憧れK先輩の姿も...。K先輩は平塚市のH中学校へ通っています。H中学柔道部員たちが試合の手伝いに来ていたのですが、その部員数(約50名)の多いこと!K先輩はその中で中1からレギュラー、団体戦の大将を務めているというのですから驚きです。平塚の柔道チームもとても人数が多いようで、高学年だけで6チームの参加がありました。ヒデキのチームの先鋒は5年生のT。5年生ながらチームで一番背が高く、体型に恵まれていますが、ヒデキと同様に気が弱く、これまで一度も試合で勝った経験がありません。中堅のKは塾内ではヒデキの良きライバル、普段は仲良しのお友だち。 さて、3人でどこまで頑張れるかな? 初戦は平塚Bチームとの対戦。Bチームとはいえ、かなりの実力があります。T、一本負け。続くKも一本負け。これで、チームの負けは確定です。大将のヒデキは...何とか引き分けて意地を見せましたが、いきなりの負けはやっぱり痛いです。 「おい、T。お前、簡単に負けるなよお前が勝てば、みんな盛り上がってパワーが出せるんだしな」普段から仲良しのTに、ヒデキは言いたいことをズバッと言います。言われたTはなんだか嬉しそうです。 「えっ?そうなの?ヒデキが勝ってくれないとやっぱダメでしょ?」 「バーカ。 俺は絶対に負けねぇよ」 そんな2人のやりとりを「うんうん」と頷きながら聞いているK。 続く試合では、ついにそのTが一本勝ち。Tの記念すべき初勝利に、一緒に見ていたTのお母さんも思わず涙ぐみます。テンションの上がるヒデキたちのチーム結局、全員が一本勝ちという奇跡のような勝利をおさめました 「やったーーーー」 次の試合も順調に勝ち、4戦目には、 この試合で勝てば、決勝トーナメント進出(=銅メダル以上決定) という位置でした。 いつしか子どもたちの合言葉は... 「母の日に(お母さんに)メダルを」 になっていました。 4試合目の相手は、実力者揃いの強いチーム。私たちは、正直勝つことは難しいと思っていました。 でも、絶対にメダルが欲しい ついに、子どもたちのメダルをかけての戦いが開始しました。 先鋒T。ヒヤリ!とする場面がいくつもありました。それでも2分間きっちり戦い、引き分けました。 「T、よくやった!!!」 望みはつながりました。 つづく中堅戦。Kも頑張りました。頑張りましたが、悔しい一本負け。 涙で顔をグシャグシャにしながら戻ってきたKは、次に出て行くヒデキの元へ行き、 「ヒデキ、頼む」 と、ヒデキの肩に手を置きました。もう、ヒデキは一本勝ちするしかありません。(ヒデキ、ここで男を見せろ!!!) 大将戦は、数秒で終わりました。ヒデキの一本勝ち 「やったーーーーーーーー」 メダル確定です。子どもたちは号泣、そして母たちも泣いてしまいました。団体戦でメダルをとるなんて、本当に初めてのことだったのです。 そして決勝リーグの対戦相手は、別ブロックを1位で抜けてきた優勝候補の平塚Aチーム。 TもKも負けてしまい、チームの銅メダルは早くも確定してしまいました。大将戦の相手は、去年ヒデキが敗れて泣いた宿敵のH君。もう二度と負けたくない相手でした。 周りの応援団の9割はH君の応援です。平塚のチームですからね、ヒデキたちは完全にアウェイの状態。H中学の子たちもH君を応援しています。 ヒデキ、負けるな!!! H君はやっぱり何度も背負いをかけてきました。やがて、H君が背負いに入ってくるタイミングを利用して、ヒデキの方が技をかけ、続けて有効が2本決まりました。ヒデキは終始落ち着いて攻め続けていました。 結果は、ヒデキの優勢勝ちでした。 H君に勝てたことが嬉しくて、号泣するヒデキ。結局、その平塚Aチームが優勝しましたが、ヒデキはその大将にきっちりリベンジを果たすことができました。 「オレ、H君に勝てたよ」 「うんうん。 よく頑張ったね。 カッコよかったぞ」 「あのね、H君と試合してる途中でね、K先輩と目が合ったんだよ」 「ああ、K先輩も見ていたんだね?」 「そしたらね、K先輩がオレの目をじっと見ながら "頑張れ!" って言ってくれたんだよ」彼の一言が、ヒデキに力をくれたのですね。K君、ありがとう 「あとね、オレ、柔道の団体戦が初めて楽しいと思ったよ」仲間との絆、ライバルとの絆、そして先輩との絆...いろんなドラマが見える熱い一日でした。 もらったメダルを真っ先に私の首にかけてくれたヒデキ。最高の母の日でした。(左からT、ヒデキ、K。お疲れさま♪)ひなたまさみ
2009年05月11日
コメント(24)
みなさん、こんばんは長い間、ご無沙汰をしてしまいました。久しぶりの更新です。3月末に派遣切り。4月は定額給付金の仕事で市役所通い。深夜はバイトがあるため、一日3時間半の睡眠時間を確保するのに精一杯の日々でした。GW中も短期契約の仕事が入っていましたが無事終わり、今は再び就活。仕事が決まるまで少し時間が出来たので、本当に久しぶりのブログ更新となりました。私も家族も、おかげさまで元気です。長くブログをお休みしてしまったため、心配してメールをくださったみなさん、本当にありがとうございましたまた、少しずつ更新していきたいと思いますが、娘のサキは春から中3、息子ヒデキは小6になりました。いよいよ高校受験を控えたサキは、ついに志望校を決めました。県立高校の美術科(美術コース)。油絵や陶芸の他にコンピューターグラフィックなども学べるその学校へ進み、その後はアニメーション関係の専門学校へ進みたいそうです。春休みのうちに、2人でその学校へ見学にも行ってきました。自宅から1時間半。通学が少し大変になりそうですが、本人の行きたい学校なので、まずは合格できるよう、応援したいと思います。これまでサキは農業科に行きたい時期もあり、警察官を目指した時期もありましたが、結局はアートの世界へ進むことになりそうです。物心ついた頃から毎日絵を描き続けている娘を見てきた私としては、とても自然な選択だという気がします。入試の際のデッサンの実技試験に備え、今は美大・美高受験生ための絵画教室へも通い始めたところです。(サキのデッサンは、近いうちに掲載させていただきますね)一方のヒデキは…元気いっぱいの6年生となりました。柔道も、もちろん頑張っています♪相変わらず、あっちが痛い、こっちが痛い、と情けないこともいっぱい言っています(笑)。前回の日記で紹介したままになっていた全国大会の予選結果ですが…県立武道館へ初めて入ったヒデキは、その空気を吸っただけで顔面蒼白になり、アップすらできず、一人で壁にもたれ、うずくまっていましたはい、緊張しすぎです。もちろん、結果は惨敗でしたまぁ、想定内ですけどね。良い経験になったと思います。そんなヒデキでも「憧れのK先輩の通うH中学からスカウトされたい!」という夢があるため、今年一年は「勝負の年」だとか。 「湘南地区で頂点に立たないといけないから、夏と秋のこのへんの大会じゃ、絶対に金メダルをとるしかない!」と、鼻息だけは荒くなっています。K先輩は中1から神奈川県大会90kg超級でベスト4入りを果たし、既に私立高校からスカウトの話があるようです。先日、そのK先輩から「日曜日はH中の柔道部、小学生も練習に来ていいんだよ。今度、来てみれば?」と誘ってもらい、「ムリムリムリムリ!!!!絶対に無理ですだってね、オレ、日曜日は遊びたいんだもん」と、即答しておりました(ほんとに行く気あるんかい?笑)今日は東京松前柔道塾で、年に一度の記念式典。親善試合や学習発表(型の披露)がありますが、さてさてどうなることやら?そして明日の日曜日は、平塚で団体戦の試合があります。ヒデキは大将。母の日なんだから、カッコイイところ見せてよね♪そんなヒデキの最近の天然ボケ発言をちょっと書いておきましょう。【歴史の人】「オレ、学校で歴史の勉強してるんだよ」「そっか。6年生は歴史の勉強するんだね」「あのね、あの人いるでしょ?みなもとの…」「うんうん」(いるいる♪源だね)「みなもとの…」「ん?源の?誰?」「かたまり」「いないっ」(ぜったいにないから。それ完全に“肉の塊”とか、そういうノリだよね?) 【クイズ番組を見ていて…】問題:50歳から日本全国を旅して歩き、日本の地図を作った人は?「オレ、この人わかるよ!」「へぇ?すごいね~」(もう習ったのかな?)「これ、寅さんだよね?」「…(そうきたか)」 【何の日?】「ヒデキ、今度の日曜日は何の日か知ってる?」「柔道の試合の日」「そうだね。でももうひとつ、何かの日なんだけど…」(母の日でしょ?母の日)「え~?わかんないよ。あっ、そっかぁ~!あれだ!肉の日」(“とりあえず肉”っていう発想、そろそろやめない?)…おかげさまで、毎日笑わせてもらっています♪ひなたまさみ
2009年05月08日
コメント(26)
全7件 (7件中 1-7件目)
1

