
最近、大阪で未公開株の詐欺があったそうです。未公開株というのは、いわゆる上場会社ではない会社が発行している株式のことで、一般には売買されていません。
証券取引所に上場されている会社の株式は、証券会社に行けば、売ったり買ったりできますが、上場していない株式の場合は、相対取引といって株を持っている人から直接買うこと、または直接売ることを言います。
つまり、上場会社の場合は、証券取引所で「今の株価が00円」というのが分かりますから、その金額で売ったり買ったりするのですが、そもそも証券取引所に上場されていませんから、取引所での株価というものがありません。
ということで、株を持っている人が「この金額で売りたい!」といい、相手が「その金額で良いよ。」といえば、売買が成立します。とはいえ、上場会社の株式と違って、いつも買いたいという人が現れるとは限りませんので、こういう未公開株を欲しがる人はあまりいないと思います。
ただし、絶対に値上がりするということであれば話は別になりますね。値上がりするのなら「欲しい」と思う人がいるのは容易に理解できます。しかしながら「絶対に値上がりする」などということは、実はありえないのです。
今回の詐欺事件で使われた株式は、グリーンシート銘柄の会社のものでしたが、グリーンシートというのは、一定の基準をクリアした会社の株式のことで、未公開の株式ではあるものの、証券会社で売買が可能とされているものです。
だからといって「絶対に値上がりする」ということはないのです。この手の詐欺話はいつになっても途切れることはありませんが、そもそも「絶対に値上がりする」ものを他人に教えるお人よしは、この世にはいないと思ったほうが良いということですね。
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和活喜さん