大阪市立桜宮高校では、男子バスケット部の顧問の教師による体罰が原因でキャプテンが自殺しました。報道によると体罰は日常的に行われていたようで、しかも自殺した男子バスケット部だけでなく、他の部活でも行われていたようです。
この桜宮高校の問題に関して大阪の橋下市長が「校長や教員の総入れ替えは最低条件」と発言したそうです。

この高校は大阪市立ですから、大阪市長である橋下氏が対応することに関しては当然のことですが、はたして、そこまでする必要があるのかどうか・・・・
体罰を行っていた教師の処分、監督責任者であるところの教頭や校長の責任が問われるのは当たり前のことですが、教師全員の異動まで強要することは如何なものかと思います。
たとえば、体罰が日常的に行われていて、桜宮高校の教師全員がその事実を知っていて黙認している状態であったということであれば、教師全員への処分は必要だと思いますが、体罰に関しては全く知らなかったという教師までもが異動させられることには違和感があります。
教師の中には生徒たちに慕われていて、関係が良好なケースもあるでしょうし、部活では担当の教師がいるから頑張っているという部員もいるかもしれません。また、大学などの進路についても親身になって相談に応じていた教師もいるのではないかと思います。
この教員の総入れ替えが行われないと入試を中止するらしいのですが、中止されてしまうと桜宮高校にあこがれて勉強していた中学生たちがこの高校に入学できないことになり、中学生たちの夢を絶ってしまうことになります。
今回の橋下氏の発言は、大衆受けすることを狙ったパフォーマンスではないのかと疑ってしまいます。そもそも、教師全員の異動を云々するのであれば、大阪市の責任者である市長の橋下氏にも責任があるはずで、自分の処分も発表しないとマズイと思います。
僕は、別に維新の会に批判的な人間ではありませんが、橋下氏のこの発言に関しては自分だけが正義感を振り回しているようで、なんだか気持のよいものではありません。
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