TVで放送されていた「やじきた道中 てれすこ」を観ました。この映画は、劇場公開当時に観に行こうかどうしようか迷っているうちに上映期間が終了してしまったものですが、先だってTVで放送されていたものを録画しておき、今日の午後に観ました。

やじきた道中ですから、登場人物は弥次さんと喜多さんですね。弥次さんこと弥次郎兵衛には、若くして亡くなった中村勘三郎が、また喜多さんこと喜多八には柄本明が扮しています。
ちなみに「てれすこ」というのは、この映画の中でのことですが、大阪でうわさになっている謎の生物のことで、それを食べると万病に効くということです。
物語は江戸での弥次さんと喜多さんが展開するのですが、弥次さんのお気に入りの花魁であるお喜乃(小泉今日子)が女郎屋から足抜け(脱走)することを弥次さんに依頼して、そこに喜多さんも加わっての珍道中となります。
もう若くないという設定で小泉今日子が花魁に扮していますが、中村勘三郎と柄本明という一流の役者に対しても引けを取らない演技をしています。そういえば、小泉今日子は、今月から新シリーズとして始まったNHKの朝の連ドラにも主人公の母親役で出演していますね。
一方、大阪でのてれすこ騒動ですが、これはこれとして間寛平や笑福亭松之介らが出演していて、面白おかしく展開するのですが、こちらのほうには弥次・喜多は絡んでいません。
さて、弥次・喜多にお喜乃が加わった道中ですが、足抜けをしたお喜乃を追いかけてくる地回りとよばれるやくざの二人組との騒動もあったり、また途中で命を助けたタヌキから恩返しを受けるなど、なかなかに面白い展開となっています。
終盤の場面の茶店で「てれすこあります」と広告があり、そこで初めて弥次・喜多とてれすこが遭遇し、弥次さんがそれを食べて毒にあたるのですが、別に「てれすこ」が重要なものとは思えなかったですね。
ラストでは、生まれ故郷に帰ったはずのお喜乃が、弥次・喜多を追いかけてきたのか、大井川の渡しと思われる場面で、出会うことになって、この先の珍道中の続きを想像させて映画は終わります。
それにしても、中村勘三郎の演技ですが、この映画ではわりとコメディアン的な要素を含んだ役柄ですが、見事に演じています。なんとも惜しい人を亡くしたものです。
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