ブラジルでは、サッカーのコンフェデ杯が開催されており、日本もこの大会に出場したので、よく御存じのことと思います。残念ながら、日本はリーグ戦で3連敗して敗退してしまいましたが、開催国のブラジルは勝ち進み、決勝戦に進出しています。
ところで、ブラジルではこのところ大規模なデモが繰り広げられていて、デモ隊と警察隊の衝突などが報道されています。
そのデモ隊のスローガンには、来年ブラジルで開催される予定のサッカーのワールドカップに反対することを書いたものもあったそうです。
というのもワールドカップ開催には、サッカー場の建設や交通などのインフラの整備などに莫大な費用がかかるのですが、そんなお金を使うのなら、国民のためになることに使ってほしいということのようです。
では、ブラジル国民がワールドカップ開催に反対しているのかというと、そうでもなさそうで、今行われているサッカーのコンフェデ杯には大勢の観客が詰めかけていて、サッカーを楽しんでいるようです。
これが日本であれば、ワールドカップに反対するのであれば、国内でサッカーの国際大会を開催することにも反対するでしょうから、コンフェデ杯のサッカーの試合も見に行かないのではないかと思います。
一方でコンフェデ杯でのサッカーの試合に熱狂し、他方ではサッカーのワールドカップ開催に反対する・・・・。本当のところはどっちなの?
ということを不思議に思っていたのですが、このところの新聞などの報道によると、ブラジル国民は本気でワールドカップ開催に反対しているのではなく、政府高官の汚職や税金の無駄使いなどに怒っているらしいとのことです。
なるほど、それならなんとなくわかるような気がします。本当にワールドカップがブラジルで開催されなくなったら、ブラジル国民の大多数は悲嘆にくれることでしょうね。
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