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柊子5113

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kazupi515 @ Re:15年。(03/14) お久しぶりです。 私のブログにコメント頂…
柊子です!@ ありがとうございます! ハイジ0818さんへ 返信遅くなってすみませ…
ハイジ0818 @ Re:15年。(03/14) お久しぶりです。 最近、私も ここへ戻っ…
柊子5113 @ Re[1]:15年。(03/14) あねご(りょう)さんへ メッセージありが…
あねご(りょう)@ Re:15年。(03/14) お久しぶりです! 娘さん大学生なんですね…
August 11, 2006
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カテゴリ: カテゴリ未分類
昨日はお坊さんが来てくれての供養でした。
明日は、御詠歌があって、明後日には、夫はお墓に帰ります。

昨日はお経の間、なぜだか涙が止まらなくなりました。
元気だったころの夫のことを思い出したり、若くして亡くならなければならなかった夫の無念さを思ったり・・・。

そして、元気だったら、私たち家族は今年はどんな風に過ごしているんだろうって思ったり・・・。
ごくありふれた普通の家族の夏を過ごせていたはずだろうと・・・。

失った幸せは大きすぎます・・・。



一学期の終わりに学校の視聴覚行事で演劇を観たのですが、今年は「ヘレン・ケラー」でした。
「ヘレン・ケラー」は私が小学校三年生の時に読んで、いたく感動して、その後の私の人生にも大きく影響を与えたような気がします。
学生時代にずっとやっていた障害者のボランティア活動も、ここに起因すると思っています。

だから今回のこの演劇は生徒以上に私が楽しみにしていたのですが、実際観て、何だか忘れられない言葉に出会ってしまいました。

サリバン先生が言った言葉です。

「ヘレンには幸せを感じてもらいたい」

この短い言葉に凝縮されたもの・・・。
サリバンの教師としての思い、人間としての思い、「生きる」ということの本当の意味を知っているサリバンだからこそ生み得た言葉だと思いました。
人間が当たり前に感じることができる喜怒哀楽のすべてをサリバンはヘレンに伝えたかった・・・。
その第一歩が、すべてのものには言葉、名前があると伝えることだったんですよね。

幸せという言葉の定義って難しいと思います。
でも、今の私には、否、今の私にだからこそ、このサリバンが言った幸せの意味がわかるような気がしました。

サリバンがヘレンに伝えたかった幸せ・・・。
きっと、普通に生きていれば感じることがなかった幸せなのかもしれません。


そして、私も夫とのこんなまさかの経験をしなければ感じなかった幸せがたくさんあります。

朝を迎えられること。
おいしくご飯が食べられること。
元気に仕事ができること。

あげるときりがありません。

ただ、風を感じて歩くことができること。
それすら、ありがたいことで幸せなことなんだって思えてきます。

こんな幸せを感じて、そしてそれに感謝して生きていける自分になりたいなって思います。


夫が私と付き合っているころ、よく私に言ってくれた言葉があるんです。
「柊子が誰よりも一番幸せになるよ」
「友達がどんな幸せをつかんでも、あなたが一番幸せになるよ」って。

「僕が幸せにする」ってきっと照れて言えなかったと思うんですけどね。





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Last updated  August 11, 2006 05:57:20 PM
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