かしわ記念の◎タガノビューティーといえば、
オープン大将の東京ダート専用馬、という
イメージだが、実際は、1600m戦であれば、
GIであろうが、GIII であろうが、広い東京、
良馬場だろうが、道悪だろうが、関係なく、
はては、芝でさえも、大崩れなく好走・善戦。
崩れたのは、3歳時のユニコーンS13着くらい。
ただ、惜しむべくは、重賞勝ちだけが無い。
ダート1600mのJRA古馬重賞が、
フェブラリーSと武蔵野Sしかないし、
地方交流重賞で古馬牡馬が出られるのも、
かしわ記念と南部杯しかないのも大きいが。
そういう意味で、ここは、数少ないチャンス
だったのだが、いくら道悪も気にしない
といっても、雨の不良馬場をシャマルに、
あんなにスイスイ逃げられては……
最後も、しっかり伸びてるんだけど、
逃げ馬が止まらなかった。
勝ったシャマルは、道悪馬場のアシストも
大きかったとはいえ、完勝の逃げ切り。
昨年は、競走中止や除外などがあり、
しばらく調子を崩していたが、
ここにきて、復調してきた。
タガノビューティーは、2年連続2着で、
悲願のGI制覇はならなかったが、
予想は、△→◎→☆ で、ズバリ的中!