最終的にテーオーロイヤルと同率の
単勝2.8倍、僅差で2番人気となった
ドゥレッツァだが、道中は好位追走も、
直線失速して、5.6秒差15着に撃沈。
キャロットクラブから発表されたが、
なにか後付けの言い訳っぽい。
この日、京都市は気温30度を超えていた
とはいえ、条件は他の馬も同じ。
確かに、菊花賞で先着したタスティエーラが
0.8秒差7着なら、もう少し前の着順
でも不思議無いが、積極的に前々で追走、
勝ちにいく競馬で力尽きた結果だろう。
3頭参戦した牝馬も全て9着以下に沈み、
出走17頭中6頭が勝ち馬から3.5秒
以上、大きく離される、本物のステイヤー
としての資質を問われる非常にタフな流れ。
古馬超長距離GIの厳しいペースを追走し、
テーオーロイヤルを負かしにいく競馬を
やった結果、逆にこっちが末脚を失って
しまったというだけ。
昨年のクラシック馬や4歳世代の巻き返し
も期待された天皇賞(春)だったが、
終わってみれば、1〜3着は5〜7歳馬。
4歳最先着の4着スマートファントムは、
クラシック未出走馬だっただけに、
やはり、昨年のクラシック馬というのは、
軒並み、地雷だったのか……???