梅林庵

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2010年03月09日

アンダルシアの夏

(2)

カテゴリ：映画

午前6時前起床。雨。朝のうちは強く降りました。
ところで「朝のうち」という言葉、前にこのブログへ書いたことがあるかもしれませんが、天気予報に用いるときは日の出から午前9時までの間を指すのだそうです。私は、午前9時を境に「おはようございます」から「こんにちは」へ切り替えるようにしています。余談ですが、築地に勤めていたとき、セリ人の先輩はセリの始まる午前5時40分前であっても「おはようございました」と言っていました。魚河岸は、ある意味、朝の早さが勝負です。挨拶を過去形にすることにより、自分は早くから下付け(魚の下見、品定め）をしているがあなたは遅いねという意味が暗にこもっているような感じが出ていました。もう一つ、セリにはスピードが要求されます。挨拶にもその影響があります。仲買の中には早口、大声で「おはようござぃっ！」と言う人もいました。ごった返す市場の中にあって、この挨拶ことばは、気持ちをピリッと引き締めてくれます。
閑話休題、雨に煙る中、出勤途中の道が渋滞していました。車の正面衝突。即座に迂回路へハンドルを切り、難を逃れました。その道は現場のそれと並行して走ります。事故の様子を遠目にですが見ました。交通事故にあうと大変です。しかも今日は雨。けが人が出なければよいのですが。
終日デスクワーク。
夕方、運動公園へ回りラン10km＋スイム0.5km。気温が下がり、小雨の降る中でしたが、頑張って走りました。
今日の夕食はキャベツの細切りとツナをあえ、塩こしょうとオリーブオイルで炒めたものでした。ということは当然ワインを抜栓。赤と白のテーブルワインを1本ずつ。
録画しておいた「茄子　アンダルシアの夏」を見ました。自転車の登場するアニメです。ブエルタ・ア・エスパーニャの一場面に2線級レーサーの人生の悲哀を絡めて描く大人の映画です。ロードレースの駆け引きを少し知っていれば、おもしろさ、奥の深さが倍増すること請け合いです。

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