梅林庵

平成25年12月25日(水)
　午前4時前起床。コーヒーとCalm Radio - JS Bachの時間を過ごしました。ということで、最近のバッハを。どれをとっても深いんです。飽きません。通勤、運動公園への道中と、一日の1時間近くを車中で過ごします。この一月、カサドの無伴奏チェロをかけっぱなしでした。微細な弓は、精密機械が魂を得たの感です。2番のジーグなんぞは、弾けもしないのに手が真似をしてしまいます。
　終日ミーティングと会議。途中、オーディオの師匠が弊社を覗きました。父の頼んだものを届けてくれました。営業の連中とすったもんだ、頭の痛い案件を話していました。言葉を交わせず終いでした。礼の一言も言わないで、失礼しました。
　夕方、運動公園へ。ラン12km。パークウェー線を塩月橋から岸河内まで往復。坂の練習は、終えての充実感があります。終わり間際、トラックにKさんを見つけました。午後7時を過ぎて、これから300mのインターバルを10本やるんだそうでした。すごいな。先日、ブリロードレースの抽選会がどうだったか訊きました。仲間に抽選券をもらって手持ちと合わせ6枚、でもブリは当たらなかった、とのこと。確率が6倍になってもスカとは。残念でした。
　今夜、妻は英会話教室のクリスマスパーティーに出かけて不在。冷たい部屋にトラが丸まっていました。風呂に飛び込み、サッパリしました。ストーブに火を入れ、作りおきのポークソテーを頬張りました。寒い夜はさつま白波のお湯割りがよろしい。25馬力。



　食べ飲みながら、録りだめていた映画を見ました。｢北のカナリアたち｣よかった。難癖をつけようと思えばいくらでも、という感じではあります。がそれをせず、童謡「歌を忘れたカナリアたち｣の原点に返ると、もらい泣きしてしまうよさがあるんです。道北の美しい春、或いは厳しい冬の映像がこれまたよろしい。
　お腹が膨れ、マランツを点灯。セゴビアのバッハを聴きました。古い録音でした。イメージは、映画ゴッドファーザーに出てくるシチリアのシーンがありますが、そのような空気の響きでした。いい気色になって、水平飛行に入りました。私、寝付きが早いんです。妻は｢布団に入って10秒かからないわ｣と言います。

サユリストではないけれど惹かれますセゴビアのギターが異国運んで来

今日の写真はそのCD集です。よき時代の空気が詰まっています。