平成26年4月17日(木)
午前4時起床。晴れ。
急きょ、出張になりました。熊本向け。午後1時が約束でした。午前9時に会社をでました。西九州へはJRが不便です。営業車を使いました。道中、国道57号は春の香りで一杯でした。久住連山がよく見えました。
野菜の植え付けが始まっている。竹田から荻にかけては、高冷地野菜の産地です。
滝室坂を下ると、阿蘇の火口丘が広がります。高岳や中岳が目に飛び込んできました。
昼は市内から少し空港よりにある「かつ美」という店に入りました。某者に奨められたからです。アウェーでは紹介、ツテが一番です。
縄のれんの中は食堂というか、居酒屋というか。引き戸をくぐると、ホルモンの匂いが充満していました。
猪の内臓、アク抜きの際に出るあれです。この空気、嫌いではありませんが、ここまで強烈とは。嫌な人は引いてしまうでしょう。気分が悪くなるはずです。でも中はごった返していました。
ほとんどの人が食べているホルモン定食を注文。出てきたのはモツ煮込み。店内に立ち籠めている匂いの元凶でした。こやつが放っていたのでした。980円。奧の座敷に通されたのですが、廻りのテーブルには若い女性も多かったです。肥後のオナゴはかんまんごしです。ホルモンに怯まない。
車をお城の下に止めました。市電のレールを跨ぎました。古いビルに入りました。用向きは書くこと能わず。建物があまりに古いので、訪問先の人にそれを言いました。大正時代に建築されたとのこと。取り壊しの話があったけれど、学術的に貴重なので残されることになった、建築を学ぶ学生がよく訪ねてくる、と話してくれました。
時間が下がったので、木賃宿に荷を解きました。明日、由布市で会議があります。どうしても顔を出さねばならないのです。佐伯へ帰るよりも、熊本に泊まり、帰る途中に湯布院へ廻る方が理にかなっていると勝手に決めました。馬刺を食べたかったからです。
「味都(あじと)」という焼鳥屋へ突っ込みました。盛り合わせがよろしい。
今は180mlの小瓶があります。試飲に丁度よい。
いい気色になって次の河岸は「むつごろう」馬肉の専門店です。早速馬刺と辛子レンコンを。ここも日本酒で流しました。
店を出たら、降り始めていました。ホテルに戻ったのは午後8時。何が健康的なのか判りませんが、健康的な一日でした。
今日の一句
山開き春も登るか大船にホルモンに顔しかめしの肥後路かな
馬刺喰い熊本城を仰ぎ見る
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