平成26年7月27日(日)
午前4時起床。曇り一時雨。ツール・ド・フランスはニバリの総合優勝が目前。興味は失せてしまいました。大相撲は千秋楽。豪栄道が大関に昇進します。白鵬が30回目の優勝を飾り、わが嘉風は7勝8敗。後半戦の取組に疲れがみえたのは歳のせいでしょうか。33歳は関取としてのピークを過ぎているといわれています。機関銃のような突っ張りに衰えはないと思うんだけれど。
前後します。昨夜、父からTELあり。出来たスイカを持って弟(私にとっては叔父)を見舞うよう、いわれました。途中でウナギを買っていけとも。セメントで有名な隣まちに住んでいます。明日、大学病院に入院し、脳の手術をするそうです。朝のうちに妻と家を出ました。義母宅に野菜を届けました。娘の作ったものは格別なんでしょう。喜びました。仏壇に線香を手向けました。鬼籍の岳父は、高校時代、叔父と同級生でした。少し顔見知りでもありました。
弥生・床木の峠を越えました。久しぶりに走る道脇に、大規模の太陽光発電パネルが広がっていました。羊腸の道は緑がむせるほどでした。叔父はほの暗い仏間のベッドに横たわっていました。点滴の針が刺さっていました。西瓜を持って来たこと、ウナギの蒲焼きに触れ、木立川では獲れなくなったこと、市役所水産課が堅田川に放流をしていること、私の娘息子とのこと。あれこれを語りました。面白くもない話は、とりとめがなく、続きません。叔父は記憶力・集中力が弱り、本を読めなくなったと嘆きました。妻は悲嘆のあれこれに、明るく相づちを打ちました。私は、気持ちの持っていきようがありませんでした。
玄関を後にした途端、ザーッときました。セメント運搬船を横に見ながら、インターへ向かいました。一路大分向け。この雨に、映画を見ようという算段でした。シネマ5に「パガニーニ愛と狂気のヴァイオリニスト」がかかっていました。でも時刻があわない。「マダム・イン・ニューヨーク」にしました。おっと、その前に腹ごしらえは県庁近くのラーメン屋「清陽軒」。
メニューはこんなです。安い。
ラーメンの味はあっさり系の塩味。私にはちょっと辛かったかな。私大盛、妻普通。写真は私のそれです。580円。
インド映画でした。主人公の女性が美しかったです。シュリデヴィ。ネットで調べたら、映画撮影時は49歳とのこと。驚くべき美貌でした。ストーリー、主人公はムンバイに住み家事・子育てに忙しい普通の主婦、彼女は平凡な生活に少し倦んでいる、英語を話せないためコンプレックスと苛立ちもある、あるとき親戚の結婚式に招待されニューヨークへ行く、そこで一念奮起英会話学校に通い・・・。結末のシーン、グッときました。見終えて、この映画、男女共同参画の啓発に使えるなと思いました。よし、来年は後援会をやめ、上映会にしよう。帰りの車中でそう話すと、妻も賛成してくれました。それはそれとして、なんだかボリウッド映画にはまりそうな気がしてきました。
今日の一句それではと握る掌弱々し
今日の写真はおむすびです。シネマ5bisで販売していました。ラーメンに満腹のはずの妻が、見てくれに釣られたのか、思わず買いました。私も一つ食べましたが、美味しかったです。
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