平成26年6月23日(土)
午前5時起床。晴れのち曇り。蒸し暑かった。
朝ご飯のおかずはタラコでした。大きいのを妻と半分こ。熱々のご飯に載せました。これにキュウリの漬け物。申し分なしです。食べ終えて、お茶を飲んで。さて何をしようか。あっ、早生の栗がはじけ始めたのを思い出した。父の栗林、一本だけが、盆過ぎに熟れ始めるんです。しかし、下草が伸び放題。落ちると、見つけること能わずです。午前8時過ぎ、地下足袋を履きました。
本腰になり、栗林全部の下を刈りました。ツユクサが咲いていました。青がよろしい。ついでに茶を剪定。午後2時までかかりました。途中にスイカをパクついただけ。昼ご飯も昼休みもなしで頑張りました。ボロボロになりました。
刈り終えた後を、妻が栗拾い。半分を父の家に置きました。写真は拙宅の分です。出来はあまりよくないようです。
箒を片付けようとして、シマヘビを見つけました。長い。1mはありそうでした。この種、毒はありませんが、咬みます。鎌首をもたげて、逃げるツチガエルを追いかけました。スルスル。結構なスピードでした。パクリ。くわえた後、すぐに飲み込みました。追いかけました。前掲の写真に映っている茶の生け垣に逃げ込みました。あれっ?いないぞ。よく見たら、地面を離れ、枝に巻きついていました。
鎌を取ってきました。一閃させました。胴から後はこの仕儀でしたが、頭の方は這って芋畑の中に。体の前半分だけなのですが、逃げ足は早かったです。もしマムシが同じように枝中へ巻きついていて、知らずに・・・だと、大変なことになります。くわばらくわばら。
切り捨てて、太宰の「斜陽」を思い出しました。焚き火をしていて、主人公がヘビの卵を見つけ、燃やす場面があります。その日の夕刻、庭で動くヘビを見つけるのです。母親ヘビが卵を探して回っている、赤い炎のような舌が不気味で身震いしたと、主人公は思うのでした。ヘビはつがいでいる、といわれます。もう一匹に、胴を失い息絶え絶えで逃げ戻り、絶命する。切られたヘビにとっては理不尽でした。相方は赤い目をし、私に地獄の炎を燃やすのかもしれません。夢に出てきませんように。
父のナス畑、草に埋もれそうでした。暑気に、野菜の面倒を見ること能わず。妻がブツブツいいながら収穫しました。あーあ、もうしばらくは茄子責が続きそうだな。シャワーを浴び、横になった途端、降り出しました。雷鳴も、しばらく続きました。
今日は飲み会です。今年、高校の同級生が二人、地銀と信用金庫のそれぞれで役員になりました。もうひとり、悪友が警察のお偉いさんに。ということで、有志が集まり、彼等を肴に一杯やる案内があったのです。野良にビールを我慢したのは、そのためでした。樽が乾いた。それでは行ってきます。
今日の一句
復讐の炎を焦がし吾を見る
栗落つを引き留めてくれ百日紅
今日の写真は、咲き始めたそのサルスベリです。この木の下に、愛犬レオが眠っています。コールデンのいい奴でした。
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