梅林庵

平成29年6月10日(土)

　午前4時起床。晴れのち曇り。

　土日は午前7時を過ぎると、腹の減ってどうしようもありません。妻はまだ夢の中。鯵の干物を焼いて、お茶を淹れて、茶碗2杯の朝ご飯。午前8時、野良に出ました。空心菜が延び始め、南瓜も勢いがいい。敷き草が必要でした。小中尾の堰堤下にNのTやん所有の水田があります。先日、茅を切ったとのこと。それを貰いに行きました。よく乾いて軽かったです。

　使っていたフォークの先にコツン。草むらにワイヤーを見つけました。少し錆が出ていますが、まだ充分使えます。持って帰ることにしました。波越の親方、山の作業に使わないかな。訊いてみよう。

　草を降ろした後は、畑の石抜き。黒いコンテナ籠が篩（ふるい）の代わりです。除いても除いても、次から次と湧いてくる感じです。

　午前11時を過ぎて

「あなた、メークインの畝が一列残っているの。明日は雨の予報よ、今日掘らないと」

そうしました。収穫の後、今度はそこの石抜き。と、その時でした。N夫婦が軽トラに乗ってやってきました。梅穫りでした。荷台に梯子と脚立を積んでいました。手もぎよりも叩いた方が早い。ブルーシートを広げ、竹の竿で枝を打ってあげました。コンテナ籠が忽ち一杯に。写真のないのが残念です。梅干しにするとは奥さんの弁。梅酒はあるのか訊きました。ないとのこと。それならばとウイスキーの瓶に詰めた5年物を１本あげました。拙宅、空瓶を取っておいて、１年経ったら詰め替えるんです。殆ど飲まず、人にあげてばかりです。写真は１０年物の梅酒。

　前後します。鎌や包丁を研いで午後３時、作業着を脱ぎました。やれやれ。走るか。とその時でした。

「あなた、梅干しを漬けようと思うの。ついでに梅酒もこさえるからあら塩とホワイトリカーを買ってきて頂戴」

面倒でしたが、スーパーまでひとっ走り。ついでに今夜の当て、鯵を買いました。とって返し、チャチャッ。写真は妻が漬けた梅酒。今年は彼女の希望通りホワイトリカーにしました。

　陽が傾きました。Tシャツに着替えてラン。昨日と同じ林道奧の堰堤コースを往復。汗を流した後、早速プシュッ。キリン一番搾りの大分版です。

　先の鯵刺し。これは冷酒で流しました。

私

「そう次から次と言いつけるなよ、今、カープがピンチなんだ」

妻

「あらあなた、焼くのはあなたじゃーなくグリルよ」

？？？。ああそうか。それを言うんなら、洗濯は洗濯機がするんだな。よー分かりました。

焼き上がった鮎も冷酒で。勃然、いいことを思いつきました。熱燗をこさえ、頭や骨にかけました。おいしいぞ。漉して飲んでみました。ちょっと生臭かったです。失敗の巻き。今日はこのくらいにしておこう。バタンキュー。

今日の一句

棹差して迷う先から梅雨空に

今日のラン

１０km

今日の酒

キリン一番搾りレギュラー1缶　ウイちゃんダブル×2(ハイボール仕様)　冷酒2合　燗酒5勺　赤ワイン90ml　白ワイン90ml