梅林庵

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2018年06月14日

人を磨くのは「人、本、旅」なのだそうです。

(8)

カテゴリ：人の話

平成30年6月14日（木）
　午前5時前起床。曇り。夕方落ち始めました。
　仕事は今日も終日缶詰会議。午前10時から午後5時前まで禁足でした。議論の内容は書くこと能わずですが、目の飛び出るようなことを訊く方がいて、出席者の多数が驚く顔をしていたのが印象的でした。ブログ兄弟禁玉さんがよく話題にする子ども食堂のことも俎上に上りました。大分県には33カ所あるそうです。私のまちにこの春、やっと最初がオープンしたとのことでした。月1回、第1土曜の11：00～14：00が営業時間。高齢者の孤食解決も併せて目指しているとのこと。立ち上げに要する費用、弊社も助成しようとの考えがあるとは営業部門の話。今度訪ねてみよう。
　会社の引けて帰宅。途中、パラパラ来ました。家路を急ぎました。早くしないと本降りになる。濡れて走るのは嫌です。家について着替えました。途端、ザーザーに。加えて台所からいい匂い。冷凍してあった鹿のレバーをスライス、ニンニク醤油他で甘辛く煮絡めていました。堪りません。早く食べてよ、と声を掛けられているよう。もういけません。シャワーを浴びて冷酒で流しました。写真を撮るのを忘れさせる味でした。勝負の早い杣夫です。午後8時前、おやすみなさい。明日の朝は多分午前3時前後に起床です。バタンキュー。
　書くことがないので先日目にした雑誌記事から。じゃらんの発行する旅行業界誌に「とーりまかし」というのがあります。インドネシア語テレマカシー（ありがとうございます）をもじっての命名だそうです。その雑誌が出口治明氏のインタビューを掲載。氏のことをわざわざ説明する必要はありますまい。その内容はざっくりだと以下の通りです。
「残業は生産性を低下させる。定時に会社を出て人に会い、本を読み、時には会社を休んで旅をする。刺激を受けることで人は磨かれる。そういう人の集う会社にこそ高いポテンシャルがある」
　ふーん、そうなんだ。氏は大手生保社長を引退、この春、APUの学長に就任。ダイバーシティーの雰囲気ムンムンの大学（ダイバーシティーとは「多様性」のこと、ここでは企業の人種・国籍・性・年齢を問わずに活躍する人材予備軍がAPUに多いことの意）が楽しいとのことです。教育のキーワードはその通り「人、本、旅」。人を探すのは面倒だし、手っ取り早く旅に出るか。
　なんて、あれこれの白昼夢でした。

今日の類語
「放置」
　放擲、放任、遣りっ放し、野放し、野に置く、無為、差し置く、打っちゃる、握り潰す、置き去り、見殺し、ネグレクト
　差し置くとはそのままにしておくこと。打っちゃるはしなければならないことに手をつけないで放っておくこと。ネグレクトは養育放棄。それをしての子ども食堂かも。

今日の一句
梅雨空に蔓の先摘む鬼女

今日のラン
なし

今日の酒
冷酒2合　ゆるりと参ろうぞ

　今日の写真は「禅語百選」です。著者の松原泰道氏は臨済宗妙心寺派の和尚さんでした。内容は表題の通り禅語の解説。一期一会、喝、日々是好日、滅却心頭日自涼など有名どころを掲載。本来の意を知りました。それとは別に「主人公」や「心配」も禅語なのだそうです。碧巌録からのものが多かったです。余談です。氏の書いたベストセラー「般若心経入門」は手に取ったことがあります。