梅林庵

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2018年07月15日

里芋の畝に茅を敷きました

(9)

カテゴリ：野良仕事

平成30年7月15日(日)
　午前3時起床。晴れ。
　未明は暑さも一休み。山筋から虫の声が聞こえる静けさでした。バッハのピアノ曲をオムニバス。珈琲の香りが至福でした。午前8時、遅い朝食はメロンでした。

　スプーンで掬ってが贅沢です。美味しかった。親方、ありがとうございました。

「あなた、除草剤を撒いて頂戴」
　いつもは草刈り機でやっつけます。年に4～5回、刈り払います。除草剤を撒くとそれをせずに済みます。ラウンドアップを使いました。高価な薬品です。通年の草刈り機の燃料代に比べると割高です。但し、私の見積もり時価労賃を計算に入れると、薬散布の方が効率的。18リットル入りのタンクを満タンにして背負いました。

　この作業に1時間。妻は里芋の根に肥料を施しました。こちらも長靴を脱いで地下足袋に。鍬で肥料に被せるよう土寄せするのが私の仕事。汗びっしょりになりました。熱中症になりそう。この時期、昼間の野良はしないようがいいとは解っているのですが。そう独りごちて午前11時半、シャワーを浴びました。昼ご飯はレトルトカレーと茄子でした。

　午後、母校が甲子園の大分予選に登場ということでそれを観戦。インターネット中継でした。便利になりました。妻はソファーにひっくり返って「そこまで言って委員会」を。釣られて私もそちらに見入ってしまいました。テーマは大学の有り様でした。遊園地化している、つまらぬ授業、役に立たぬ講義、威張る教授、遊んで卒業できる、文系が特にそう、大学の差別化、潰れるところが出てくる、新設大学をどんどん認め潰れるところは潰してしまえ・・・。言いたい放題でした。しかし、見ていて気分がスカッとするから不思議です。
　戻ります。母校佐伯鶴城は日本文理大付属に逆転勝ち。相手投手の突然の乱れにつけ込んでの勝利でした。2回戦突破。あと4回の勝利で甲子園です。道は遠いです。
　さてと、里芋の畝に敷き草を敷いてやるか。午後3時、再び地下足袋を履きました。山用と違い、こちらにはスパイクが付いていません。

　軽トラに乗って沖田へ。先日、地区総出の草刈り日に刈った茅がカラカラに乾いていました。勿体ないのに誰もこれを利用しません。おかげで独り占めです。

　次の写真は里芋の畝と芋の畝の間に敷き込んだ竣工図です。軽トラで2往復。こうしておくと雑草が生えず、保水にも効果があります。ちなみに作物を植えている近辺に除草剤は法度です。ちょっとでもこれらの葉にかかろうものなら忽ち枯れてしまいます。野菜は雑草に比べ弱いのです。

　作業に2時間。汗をかきついでということで着替えてロードレーサーの練習。今日は林道坂道を1本、10km。まだ陽が残っていたので、出発前、妻が日焼け止めを顔に塗るようアドバイスしてくれました。そうしました。

　自転車を降りて、身体の火照っているのを覚えました。バスタブに水を張りました。汗を流した後、ドブン。しばらくすると冷えて気持ちよくなりました。
　頭をふきふきプシュッといきたいところですが、その前にコップ1杯の水を飲みました。満を持してプルトップを引きました。付け出しは茄子。こうなってはもう主食です。