梅林庵

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2018年08月22日

栗の木の下草刈り

(6)

カテゴリ：野良仕事

平成30年8月22日(水)
　午前4時半起床。断続的な雨が終日でした。蒸し暑かったです。台風は九州西の海上を北上。直接影響を受ける可能性は消えました。それでも当地は巻き込む渦の右端にあり、南風が強かったです。明日、今度は四国を目指す20号の余波がありそうです。もう一両日、雨模様が続きそう。写真は風雨を逃れてなのでしょう、玄関の引き戸にとまった油蝉です。出勤の折り、開けたら小便を放って舞い立ちました。

　もう一枚。熟れ始めた苦瓜です。こうなっては食すこと能わず。ついうっかりでした。この態にさせて
しまった妻が鋏でちょん切ってポイの図です。

　ちなみに熟れが進むとこんな色になります。

　仕事のほうは午前に所用で外出、午後に会議を一つ。開会の言葉を言っただけで、後は全部部下が仕切ってくれました。お飾りの杣夫です。写真は昼に食べた弁当。おっ、あれが入っていないぞ。

　夕刻、真っ直ぐ家路に。ザーッときてすぐに止み、空模様はその繰り返しでした。帰宅して、雨の合間を縫って走ろうか。それとも途中でずぶ濡れになるのは嫌だな、プシュッといこうか。いやまてよ、食事券があったな。先にあった佐伯駅ホームでのビアガーデン、使い残しのチケットが今月一杯、市内のお店で使用可能なんです。妻に、今夜は外食にしようか、そう訊きました。
「あなた、何をゴニョゴニョ言っているの。そんなことよりお父さんの栗畑、毬が弾け始めていよいよなのよ。下草を刈らないと、落ちたときに見つけにくくて困るわ。それに来月は支援学校のみんなが拾いに来るの。丁度いいわ。草刈りは濡れても大丈夫でしょう？今から切って頂戴」
　どこかのお店に突っ込んで生ビールを、という算段が泡と消えました。襤褸に着替え、草刈り機を背負いました。1時間半、ずぶ濡れになってエンジンを回しました。

　次の写真は竣工の一部です。写っている面積の3倍が今日の作業量。疲れました。

　排気を嫌がるので蚊対策は不要と考えていました。刈り始めてそのしつこさに閉口。途中で蚊取り線香を取りに戻りました。所々に西瓜の蔓が伸びて草むらに侵入。その先に生った玉をスパッとやってしまいました。勿体なかったです。写真は早くも落ち始めた栗です。早生の木が一本あって、その下に、でした。下草刈り、今日しておいてよかったです。

　飛び散った草でで身体の全面緑一色。雨に濡れて重くなった作業着を脱ぎました。シャワーを浴びてプシュッ。クワワヮ～、もちぇん。

　テーブルの上に今日の昼、弁当に入れ忘れたあれがパックの儘出てきました。

　今夜の当ては蒲鉾。nkucchanが食べたのを見てそれもいいな、そう思っていた矢先でした。何か通じるものがあるのかも知れません。挟んだ青紫蘇がいい風味でした。

　メインは豚の塩麹焼。向こう、ピーマンの横にもあれがありました。

　いい気色になりました。録画しておいた番組を見ました。新宿の長距離バスターミナルを長期間取材、悲喜こもごもの人間模様をして人生色々を思いました。それならばと、部下の課長に借りて帰った本を手に取りました。

　弊社が長年お世話になっている関満博先生執筆「農工調和の地方田園都市」7,200円。山形県長井市の産業史です。杣夫はこの類の書籍を苦手にしています。巻頭、4頁にわたる著者の前書きを読んでダウン。明日以降にまわします。

今日の類語
「苦手」
　不得手、不得意、ぶきっちょ、不器用、不細工、不出来、へぼ、下手糞、下手、拙い、拙劣、稚拙
　へぼとか下手糞、そういわれるとなんとはなしに嬉しい杣夫です。他人に言うのはよろしくありませんが、親しみをこめられて「このへぼが」と言われると、エヘヘ、頭を掻いて笑って受け流す、いい感じじゃーありません？

今日の一句
栗の木の下草を刈る雨の中

今日のラン
なし

今日の酒
サッポロ黒ラベルレギュラー1缶　冷酒2合　ワイン300ml

今日の写真は食事を終えての台所です。妻がゴーヤ料理に取りかる直前でした。