梅林庵

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2020年01月13日

女優シルヴァーナ・マンガードの映画を見てみたい

(6)

カテゴリ：映画

Monday, January 13, 2020
　午前4時起床。晴れ。昨日は終日曇りでしたが、今日は終日射しました。それでも最高気温は13℃に届くか届かないか。北西も吹いて寒く感じました。写真の通り、終日ストーブを焚きました。

　それをして、今冬は薪の減りが早いです。昨年まで、ウィークデーは仕事で昼は家を空けていました。妻も無頓着、薪を焼べず。ということで、朝に燃やしたそれの熾火が残るものの、日中、炉内への追加投入はなし。それが今年は毎日、うだうだ家の中に過ごし、ついついの所為になっているからです。

　そのぼんやり時間、妻不在につき、本を捨て置き、ドラマや映画三昧。主任警部モースの7と8を見ました。これで既放送分は終わり。この番組、1980～90年代に製作のイギリス物です。第1話を見てしっくりきませんでしたが、今は嵌まっています。全てが殺人事件、加えて妙齢女性の不倫が絡みます。独身50代（未確認）の刑事はオックスフォード出身、文学・芸術に造詣深く、クラシック愛好家にして自制心のある助平。ストーリーは毎回どんでん返しあり。NHKBSを毎週予約しています。今日はそれを2本でした。疲れて口直しならぬ気分転換、これを引っ張り出しました。カラヤンのボックスシリーズです。

　どれにしようかな。ヴェルディのアイーダとBachのMass in B minorをチョイス。後者らから先に。居間に大音量で聴くのは至福です。

　あっという間に陽が傾きました。着替えてラン。写真は走り終えて家の近所に見つけた蝋梅です。蝋細工のようなのっぺりでした。

　その隣に蜜柑が鈴生りでした。根元に落ちたものも幾つか。所有者Yさんは収穫し、食べるんだろうか。味見してやろうかな。

　走り終えたらとっぷり暮れました。風呂の後、大分の講演会へ出かけた妻の帰りを待ちながら映画を1本。カーク・ダグラス主演のイタリア映画「ユリシーズ」。原作はホメロスの叙事詩オデュッセイアです。お約束のトロイ木馬と一つ目の巨人が出て来ました。ユリシーズの妻ペネローペと魔女キルケ（二役）を演じたシルヴァーナ・マンガーノが美しかったです。痺れました。彼女のことを調べたら「ベニスに死す」に出てくるポーランド貴族の婦人でした。

今日の一句
蝋梅を傀儡師に見る古映画

今日のラン
6km

今日の酒
ノン

今日の写真はネタ切れ。家に戻る前に引いておくよう言われた大根と葱です。どうですか、この大きさ。