梅林庵

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2020年10月15日

腐葉土を鋤込む

(4)

カテゴリ：野良仕事

Thursday, October 15, 2020

　午前３時起床。晴れ。北寄りの風でした。

　午前7時、妻が出かけました。終日、某小学校に仕事です。私は未明から昼まで書斎に過ごしました。なんだか髪結いの亭主みたい。
　滝口康彦の手持ち４冊を終えました。作者は佐賀在住の作家。16年前逝去。読了の全て、室町から江戸に掛けての大小城主またはそれに連なる一族の悲哀を描いていました。ほとんどが九州・中国を舞台です。史実に基づいての小説です（参考文献を末尾に記載）。武士の生き様には、迫りくるものがあります。文章が少し硬かったです。それに増してストーリー展開の速さに難儀しました。でも悪くない。ブックオフに見つけたら買いです。

　昼前、JSPORTSのオンデマンドで今月初めに始まったラグビー関東大学対抗戦、筑波対慶応を観戦しました。若い人たちの肉体を見ると、その元気が羨ましい。藤島大氏の解説がスマートで実によかったです。このスマートとは、サッカー解説者の松木安太郎氏とは正反対と表現すると、判っていただけるかと。対抗戦、12月上旬まで続きます。

　余談です。そのJSPOTS、10月20日、サイクルレース「ブエルタ・ア・エスパーニャ」が始まります。スペインを18日間かけて競います。闘いそのものにもですが、輪行の列を流れ去る景色、スペイン北部の風景が楽しみです。

　昼をして、野良着に着替えました。木立の奥に大きな倉庫を建てるため、原野の伐採が始まっていました。雑木処分までの一定期間、積み上げたそれを自由、取り放題とのことでした。薪ストーブ愛好家にとってはありがたい。その様子を覗きに行きました。まだ、軽トラ横付けの状態になっていませんでした。もう少し先延ばしだな。

　よし、今日は野菜畑の空きスペースに腐葉土を入れよう。アサヒ産業がそれを無償配布しています。訪ねました。荷台にビニールを広げたところへシャベルカーで二掬い。写真は満載のそれです。

　鍬と手箕を用いて空きスペースに撒きました。

　小スペースですが、4面に播き終えました。丁度いい量でした。この後、耕運機で混ぜ込みました。近々、茄子やオクラ、生姜を始末しなければいけません。その跡にも、と考えています。

　午後5時をまわりました。疲労感を覚え、ランは無し。次の写真は収穫した長葱と胡瓜です。うち、前者は育てるのに難儀しました。
今朝、妻が出がけに

「夕飯はすき焼きよ。葱を掘っておいて」

と言いました。自慢話で恐縮ですが、自家栽培のこれを使うのは格別です。ちなみに後者は親方に貰った苗2本に生りました。畑の隅に植えていたら、10月になって本格化。既に30本近くを収穫しました。余談です。長葱、近所に数本ずつ裾分しました。魚や柿のお礼です。

　葱ついでと言うことで、も一つ余談を。腐葉土を貰いに行く途中、DYIに寄りました。次を撒こうという作戦です。棚に数多の種袋が並んでいました。

　中から選んだのがこれ。明日、撒いてみようかな。

　今夜はその通り、すき焼きでした。ノンアルコール。我慢しました。ご飯をお代わりしました。満腹になると、飲みたかった気分は雲散霧消。珈琲を淹れ、CDを1枚楽しみました。午後10時、外に出て星空を仰ぎました。オリオン座はまだのよう。昴がいい感じでした。

今日の一首

羽休む銀の水面に冬の使者問えばシベリヤ明日桜島

今日のラン

なし

今日の酒

ノン

今日の音楽

ブラームス交響曲2番　カラヤン　ウィーンフィル

今日の写真は庭に咲き始めたシュウメイギクです。可憐です。

こちらはシムフィヨトリクムです。名を調べて言いにくい。花言葉は「愛」だそうです。余談ばかりで恐縮ですが余談です。「Picture This」というソフトをスマホにダウンロードしました。立ち上げ、花を写真に撮ると、即座に名前、学名、詳細説明、豆知識、花言葉などを表示。便利です。これでもうあれこれネットサーフィン、関連検索をしなくて済みます。