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午前5時半起床、終日曇り。気温上がり、汗ばむほど。朝、漆原のバッハ無伴奏。クリーニング店にYシャツ3枚。F氏に依頼し、つね三に先の宴会費用9万円を支払い。料理が良かった。小ブクだったが天然。夕方プール、1,600m。力泳。道すがら、球場裏に牡丹桜。朝鰆みそ焼きご飯、昼妻の弁当、夜ハンバーグと白ワイン、南アのシャルドネ。これはI君に1本あげた。船長T氏の話、関門マーチス、霧中信号、停泊中の船首船尾信号(船首ドラ、船尾鐘)、霧、靄、霞の話、視界ゼロとは50m未満のこと。百科事典 密教 の項。東密と台密。教王護国寺は東密だった。高野山大学には密教の通信教育がある。文学部密教学科、和歌山県高野町。卒業者の半数近くが寺院関係に就職。秋にニューヨークフィルとマゼールが大分へやってくる。必聴。
2006年04月12日
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午前5時半起床、夜来の雨は朝のうちに上がった。それでも息子が通学する時間はまだ暴風のようで、孝行に送迎。近所の川は昨秋以来の流れ。普段は枯れ川なので、雨の量はまとまったものだったのだろう。惜しむが如くの桜は、この風雨で全て散ってしまった。家の周囲、梅林の梅は、まだ実が小さく、落果は無し。これから、一気に初夏へ移っていく。生目神社のある山裾にシイの群落があるが、遠目にも若芽の吹いているのが判る。さて、雨が上がると、気温がぐんぐん上昇、汗ばむ陽気になった。日中はシャツを腕まくり。夕方銀行、娘の学費を払い込んで、息子を連れて帰り、プールへとって返す。時間に追われ800mで終了。調子がよく、自己ベストが出そうな体調だったのだが。朝ご飯味噌汁、昼フィッシュバーガー牛乳、夜ソーセージレタス鰆みそ焼きご飯と白ワイン。広島黒田7回ノックアウト、残念。数日前、木蓮が咲きはじめた。友人が、桜花賞が終わり皐月賞だと水を向けてきた。これも春。知人から蘊蓄、船舶レーダー性能の話(波に影響される、人間は無反射、救命胴衣に反射板、レンジ1kmだとボンデンや棹は識別可能、画面認識は経験がものを言う)、トッピー事故の話(対馬海峡衝突時は海が血の池地獄、鯨だろう)、バルバスバウに鯨を突き立てて走った冷凍船の話(抵抗が増し船速が鈍る、エンジン温度が上がり異常を感じる)、電子海図の話は次回。米がイランを空爆するかもしれないという記事。そんなことにならなければいいが。
2006年04月11日
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午前5時半起床、のろのろと進む低気圧のため、終日雨風が強かった。大雨のため、息子を学校に送迎。今日は始業式。残すところ1年。プール休み、深夜まで読書。モントゥーとロンドン響でシベリウス2番。ラフマニノフ演奏の古い録音でバッハとシューマン。吹き荒れる春の嵐に時折ハッとさせられながら、コーヒーと活字、音楽。これはこれで至福の時間。朝筍ご飯、昼妻の手弁当筍ご飯、夜秋刀魚の塩焼きと筍ご飯。ああ筍ご飯。苺を戴いた。夕食のデザート、息子と奪い合うように食べる。これも至福。写真は山盛りのそれ。
2006年04月10日
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午前6時半起床、曇り。夕方、雨になった。今年初めての本格的草刈り。エンジンのかかりはいい。草刈り機は背負いに限る。カラスノエンドウが伸びて、始末に負えなくなる前に手当てしておきたかったため。昨年は、取り付きが遅くなり、この草に難儀した。タンポポの花がまだ咲いている。ダイオウやヨモギもところによっては青々としている。一昨年に死んだ飼い犬を埋めたところに植えた百日紅も、芽を出した。回りの草を毟る。包丁を研ぐ。いよいよ切れなくなったと妻に言われてのこと。3本。最後に上仕上げの砥石を使うと、タマネギを切るときに涙が出ない。父の家に大きな銀杏がある。今秋にこの木を切るようだ。銘木店に相談すると言っていたが、切った後、何に使われるのだろう。寿司屋のカウンターかな。妻、神社総代会へ。10人ばかり集まっていたという。寂れた神社の興隆策や地区の人たちにお願いする協力金のことで頭を寄せたらしい。その後、2千円の折で酒席。こういうのは好い。私は二日ぶりにプール。S先生にターンの際の技術を習う。泳力アップよりターンを改善する方がタイムは向上するとのこと。半年会員継続の手続き、17,500円。東野圭吾『白夜行』 全体の構想は、これはこれでよし。森村誠一の文章表現、ストーリー性に酷似している。推理小説の基本パターンとしてはいい出来なのかもしれないが、読みすすめるに従い、ますます彼の続編という感を強くした。この本は知り合いの才媛に借りたもの。話は逸れるが、若く知的な女性と書籍や教養について会話をするのは楽しい。彼女の目は切れ長、失礼は承知の上で書くが、浅田真央に似ている顔は、落ち着いた奥ゆかしさを感じる。テレビ写りのいい現代風の整った顔にはそれなりの魅力があるが、平安絵巻を想像させてくれる女性が、しかも平素、仕事とは別に、私生活の一部を活字に求める姿には大いに惹かれる。或る意味、今時希有の女性と言うべきだろう。朝食は隣の棟梁に戴いたサヨリの干物(美味)とご飯、昼は抜き、プール1,500mの後に缶ビールと鰆の煮付け残り、夜は厨房に入りスパゲティトマトソース(具はタマネギとむきエビ)を作り、ワインと合わせた。カザルスのバッハ無伴奏を聴きながら。乾いた音。飼い猫トラにダニ多し。身体をなで回し、指の腹にごまの大きさの違和感があれば、そこをつまみ取る。必ず血を吸ったダニ。ティッシュペーパーに並べ潰すと、プチッと音がして、血が出る。ダニ退治の薬を買わねば。左後足の傷、未だ治らず。
2006年04月09日
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6時前起床。晴れ。ログハウスに住むI氏とつねさんへ。神の河を開けた。刺身はサヨリとヒラメが美味。西の関の燗を1本付けてもらう。妻の迎えで8時前に帰宅。この日は毎日新聞記者の歓迎会あるもバッティング。屋形船で一杯との企画だったが、春宵一刻を暖簾に求めた。パジャマに着替えたら、立浪が満塁ホームラン。これでよし。朝アジの干物とご飯、昼麦飯仕出し弁当。16日から福岡で劇団四季のアイーダ、出かけてみたい。 ジャック・ブレルの歌石原慎太郎「バルザックにせよトルストイにせよ今読めばいかにも冗漫な描写に満ちた近代小説は実は、一生のうちに決してパリやペテルスブルグを目にすることのない多くの読者にとって観光案内をかねて情報のメディアでもあった訳なのだ」なるほど。私にとっては、本もそうだけれど、例えばメンデルスゾーンのスコットランドは、スコットランドの空気をそのまま体感させてくれる魔法の音だ。行かずしての体感というものに、文学と音楽は共通性がある。中沢けいの薦める本サン=テグジュベリ『夜間飛行』新潮文庫フォークナー『八月の光』新潮文庫ヘンリー・ミラー『南回帰線』講談社文芸文庫アナイス・ニン『アナイス・ニンの日記』ちくま文庫ヘミングウェー『日はまた昇る』岩波文庫カミュ『ペスト』新潮文庫井上ひさしの好きなもの 客席からの熱烈な拍手、万年筆で書いた原稿用紙のかすかな凹凸、あらゆる辞典、事典のまえがき遠藤周作『砂の城』新潮文庫同『わが恋う人は 上下』講談社文庫同『深い河』講談社文庫
2006年04月07日
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晴れのち曇り、夕方、雨模様。午前5時半起床、何となく火が恋しく、今日もストーブに火を入れる。外気温は6~7℃位。ラジオは宇目地区が氷点下近くになると予報していた。直川に住み、同じく薪ストーブを焚くテレビカメラマンのHさんは、5月の連休まで火は欠かせないと話していた。夕方プール、1,500mタイムトライアル、前半飛ばしすぎて後半失速。どうもがいても前に進まない。朝アジの干物ご飯味噌汁、昼は麦飯のミニ仕出し弁当、夜は焼き鳥レタスと赤白ワイン。1本300円~600円のもの。何というか締まりがない。楽天ポイントが貯まっていたので、酔った勢いでタカムラから南アのものをケース買い。610円のリベルタスだが、このコストパフォーマンスの右に出るものはない。シャルドネを少し混ぜた。到着が楽しみ。一昨日、親友のTさんが帰省。アマチュア無線の友達。毎日交信、会話が弾む。関門海峡逆潮の話、長崎名物の話、五島珊瑚漁の話、新田次郎の小説に珊瑚というのがある話、天草定置網の話、水前寺公園出水神社の話、毎日一升の水を飲む会の話、1日1個の林檎を食べる会というのがイギリスにあるという話、骨酒ひれ酒の話、脈絡のないものだが、旅行雑誌をめくるようで楽しい。
2006年04月06日
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朝のうちまで雨が残るも、曇りのち晴れ。夕方は北西が吹き、少し寒の戻り。それでも冬将軍のそれではなく、花冷えの冷気。ガソリンスタンドのUさんと、この寒さは春の寒さだよねと談笑。夜来の雨はかなり降った模様。夜半、飼い猫がニャーニャー鳴く。右後ろ足が大層腫れている。目が潤み、訴えるよう。患部をさわると唸るようにいやいやをする。これはまずいということになり、午前中、妻がG動物病院へ連れていった。診断は傷による化膿。痛み止めの注射をし、抗生物質の薬が出た。7千円弱。午後遅くには小康、いつもの表情に戻った。一安心。夕方プール、1,600m。ここで隣町のS君に会う。下宿し、U高校に通うも、息子の通う高校の方が水泳の練習環境に恵まれているため、転向して来るという。彼の実力は全国区。チームに良い影響を与えてくれそう。朝パンコーヒー、昼仕出しの麦飯弁当、夜チキン唐揚げワカサギ天麩羅マグロ刺身と白ワイン。今日開けたボトルは強烈な辛口だった。百科事典、「オスマン帝国」13世紀から20世紀までの興亡、ボリューム有り、個人名百出、疲れた。文化面、神学、哲学には見るべきものはないというのが大方の評価、しかし建築、陶芸、文学、美術、音楽には独特の様式。モスクもいいが宮殿の代表格トプカプはテレビでもよく特集される。訪ねてみたいところのひとつ。60になったら最初に行きたいところだ。
2006年04月05日
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晴れのち午後雨。午前5時起床、6時過ぎ、FMでバロックの森を聴きながら、軽トラへ堆肥積み。うっすらと汗ばんだ。梅林の梅はもう直径5ミリ程の実を付けている。梅は花から結実までが早い。夕方、プール、1,600m。飼い猫トラの調子悪し。震えながら妻に抱かれている。どうしたのか。朝雑炊、昼コロッケバーガーと牛乳、夜筍コンニャク大根椎茸かしわの煮付けと白ワイン。千葉大の特命教授木場弘子氏のことば「東京タワーが何メートルかの知識より、上って何を感じたかを伝えられる人になってほしい」主人はプロ野球解説者与田剛。キスカ島を撤退した日本軍が「ペスト患者収容所」という看板を残していった。これに驚いた米軍は、本土から血清を取り寄せたという。しかし、この看板は、日本軍医が米軍に発見されることを予想しての措置。三国志孔明の策に似る。ソフトバンクが新書を刊行するという。楽しみ。大貫恵美子『学徒兵の精神誌』岩波書店2,500円木村哲也『『忘れられた日本人』の舞台を旅する』河出書房新社1,800円 宮本常一の足跡を辿る本、柳田民俗学が切り捨てた漂泊の民や性をめぐる民族に光を当てた(書評から)。
2006年04月04日
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6時前起床。晴れ。村は田植えの準備。トラクターの大小が目につく。辛夷や白木蓮は早くに終わって、今は紫の木蓮が咲いている。趣き有り。桜は今が満開。もう姥桜になっている木もある。春のゆくは、なんと早いことか。隣のイチゴ農家Iさんから、真っ赤に熟れたものを箱一杯戴く。売り物にはならない小さなものだが、味は変わらない。Iさんの奥さんは、妻へジャムにするといいと言ったが、洗って、息子と競争するように食べた。至福。今年は地区の神社総代。春祭りの費用700円を、氏子の家一軒一軒から集めた。途中、おばちゃん達の井戸端会議に捕まり、隣家の無体な境界争いの相談、農業者年金の掛け金を沢山かけたのに主人が直ぐに亡くなり受け取った年金は僅かだったという話を聴かされた。おばちゃんのうち、一人は郵便局に勤める友人の母親だが、畠からの帰りなのだろう、手は真っ黒。日中の労働がどのようなものだったのか、容易に想像がつく。それでも皆明るい顔をして、おしゃべりを楽しんでいた。役場の総務課長Fさんの家に行くと、上品な顔をしたネコがいた。天理教のKさん宅は、教会の建物を新築中。中を見せて貰ったが、田舎相応のコンパクトな造り。それでも構造はよく考えられていて、夏を旨としている。質素かつ端正。屋根はステンレスで葺いてある。去年の10月に棟上げをしたが、今も棟梁が掛かって、丁寧な造作をしている。その棟梁宅にも集金へ。一杯どうかと焼酎のお湯割りが出た。筍掘りの話をしていると、隣のNさんがやってきて、過日あった町の春祭りに協賛して市役所青年部が取り組んだ竹灯の行事に関し、その竹切り始末がとんだトラブルになったことをひとしきり。Nさんは竹を無償で提供したが、その際、竹灯にウラと枝は不要なので、青年部は竹切り作業の脇に積み上げた。ところが作業スペースは丁度隣地との境。ウラと枝は隣地に山積み。ということで隣地所有者からクレーム。Nさんの指示を青年部が勘違いし、駐在まで巻き込む珍事に。いやいや、氏子回りには時間がかかる。夜は地区の体育委員会議。会の代表は、若いMさんが進んで引き受けてくれた。有難い。朝食ハゲの吸い物と息子の弁当用おかずの残り、昼食フィッシュバーガーとアーモンドシナモン風味のパンに牛乳、夜豚肉のソテーと白ワイン。深夜、チャイコ6番と百科事典。「天動説」。プトレオマイオスからケプラーのルドルフ星表まで。コペルニクスの世紀は、ブラーエが彗星を観測し、この天体と月の位置関係を提示したことで議論百出。面白い。余談だが、一昨年、国立天文台が実施したアンケートによると、小学生の4割は太陽が地球の周りを回っていると答えたという。この結果に文部省は、「中学で教育する」との見解。
2006年04月03日
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午前5時起床、うっすらと遅霜。4月というのに、外気温は2℃。ストーブに火を入れ、セゴビアのギターを聴く。朝食の際、息子の笑い話。関西の芸大へ通う娘の友人が、高3の時、全国模試の志望校記入欄に東大と書いて笑われたらしいが、息子の友人に、この欄へハーバードやケンブリッジを書いた強者がいるという。それならばと息子もMIT。ギャグも極まれりだが、判定結果はどのように表示されるのだろう。多分エラー?午前中、薪をストックする旧山羊小屋の側面を、雨が降り込まぬよう修理。その後、製材所のユニック車を借りて、額縁材料の欅の丸太を積もうと考えていたが、経営するKさん宅に不幸あり。借用は断念。手伝いに来てくれるといっていた親方も、勤務する運動公園の球場でリトルリーグの試合があり、千人近くの人が来るので、作業には顔を出せるくらいという。予定を変更して薪取り。現地は鹿ネットを張っていた。作業をする間、網を開ける旨断りをいい、玉切って、軽トラ1車。娘と一緒にここにきたことがつい先日のよう。一人作業は面白くないが、考え事にはいい。帰って荷を下ろしたら午後1時。甲子園秋田商対PL学園の試合をうつらうつらのあとプール、1,500m。夜はプロ野球。ジャイアンツがボコボコにやられた。高橋のボールは走っていたが、慎之助のインサイドワークが悪かった。アンチ巨人としては昨日大勝された分の溜飲を下げた。朝食アジの干物とご飯。昼食牛丼。夕食ペペロンチーノとサラダにワイン。司馬遼太郎『箱根の坂』講談社文庫上中下680円~730円同『豊臣家の人々』中公文庫920円 京東山の高台寺、北政所の創建。今、NHKの大河ドラマ「功名が辻」の主人公千代が一豊の死後出家し、伏見に住んで高台寺に行き来したという。ここに月真院あり、伊東甲子太郎の話も舞台。『燃えよ剣』『新選組血風録』も読むべし。風のハルカ最終日。猿丸氏と結婚。大団円。妻の友人がBreast cancer。切除の上、放射線と抗ガン剤治療するも再発。年齢30歳。今後は緩和治療をしながら、子どもを生むことを考えているとのこと。うーん、なんとも言いようがない。
2006年04月01日
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晴れ。少し黄砂混じりなのか、春霞の一日。ヤマザクラのところどころが何ともいえない趣を醸す。この種は野生、大木になり、建築材としても珍重される。百科事典によれば、開花時期、花つき、葉と花の開く時期、花の色の濃淡と新芽の色、樹の形など様々な個体変異があるとのことで、同じ山にあって、開花時期のずれや色合いに違いのあるのが頷ける。花見たけなわだが、ソメイヨシノのそれより、ヤマザクラの方がなおよろしい。バリエーション、複雑さを眺め、奥の深さを楽しむのはワインのそれに似ている。ソメイヨシノの宴は、酔えばいいだけの酒席。興醒めもいいところ。友人K君のおばあさん死亡。90歳を越えていたという。自宅で眠るように往生したという。彼の御父君と私の父は付き合いがあったが、彼が20代の時、malignancyのため死んだ。彼女にとって、息子の死が深い悲しみであったことは想像に難くない。家業のミカン栽培を息子の嫁と二人で切り盛りしてきたのも、辛いことだったろう。しかし、孫、すなわちK君が立派になり、サラリーマンをしながらよく密柑山を手伝う姿、或いはひ孫がに恵まれ、家族に囲まれての晩年は、幸せだったのではないかなどと、お参りした通夜に飾られた写真を見ながら思った。父同様、長く付き合いをいただきたいK君ではある。通夜は午後7時からだったが、お参りしたのは6時前。この日は、空気が霞み、沈む太陽も色を変えていた。落ちるまでの小一時間は、西方浄土に旅立つ時の荘厳さを演出するのだろう。夜、友人達の勤める小さな会社の歓送迎会があり。行きつけの暖簾、つね三を貸し切っていた。ホルモン味をベースにしたフク鍋。ミスマッチかと思いきや、これがなかなかいける。赤、白のワインにそれぞれ合わせた。2次会には行かず、妻の運転、帰宅は午後10時。
2006年03月31日
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午前5時起床、外気温2℃。まだまだ朝は冷える。ストーブに毎日火を入れている。朝食は好物アジの干物、アサリの味噌汁にご飯。昼は牛乳とヤクルトのみ。夜は妻外出のため、メバチ丼、魚肉ソーセージ、焼き鳥の缶詰と白ワイン。夕食に先立って歯医者とプール。左下奥歯の歯茎治療。今日で終わり。3ヶ月後に様子を見るため来院するようにとのこと。解法感有り。プールは長距離に挑戦するつもりだったが、1,600m。娘が高校の時、体育の教官だったK先生と会話。娘のことを覚えてくれていて、暫し談笑。手の使い方を教わった。息子の夕食が気になり帰宅。夕方から北風。山桜満開なるも、散るのが早そう。公民館のソメイヨシノも週末までの命。花見をする余裕はなさそうだ。親方が父の家に来たそうな。ウドと椎茸を頂いたらしい。父の家には親戚も来たらしい。従姉妹の息子は広島にある大学の工学部へ進学が決まったとか。熊本の大学に行くといっていたのに、どうなったのか。スターデジオでセミヨン・ビシュコフ、ロイヤルコンセルトヘボウ管でチャイコの6番。村の神社世話人になっていて、今日、今年度の寄りがあることを知らせる通知が届いた。神主と一杯やることになるのか。かしこみかしこみ云々。いつも駐める駐車場の横にアロエの大きな株があり、毎日、これをちぎって一口食べる。これがいい。苦さが身体を浄化してくれる気分。ブリタニカ「な」の項。「ナイル川」に惹かれた。青ナイル、白ナイルの合流する場所の写真有り。『太陽王の使者』という本があったが、主人公がエチオピアに旅するときに通過するポイントだ。空中庭園を思いだした。
2006年03月30日
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午前5時過ぎ起床。寒し。ストーブに火を入れる。トラが足にまとわりつく。煩いが、これはこれで可愛い。昨晩は大風。朝もその名残り。日中は雨がパラパラかと思いきや、日が差したり。変な天気だった。朝食はパン、コーヒーとリンゴ・バナナへ蜂蜜とヨーグルトをかけたもの。昼は初美食堂のカツカレー。これは美味。夜は焼き肉。息子の誕生日を、親の都合により前倒し。5人前を一人でペロリ。一切苦厄(食役)。その息子、昨日今日と屋外50mプールの掃除。寒かったとブツブツ。私も夕方プール、1,500m。その帰りに妻からTELあり、夕食の肉を買って帰って欲しいというので、スーパーに寄り、買い物。赤ワインも1本。節約のため、今日は300円のテーブル物。それでも飲めないことはない。偶然、オーディオの師匠、0氏に会う。最近のタンノイについて談笑。拙宅のオーディオルーム、片側が障子になっていることの不具合について会話。へそくりを貯めて、次はクォードを手に入れたいことを打ち明けた。マタチッチ、フィルハーモニアのブルックナー4番。朝のFMはドビュッシーの交響組曲「春」。これはボッティチェリの春やイタリアのマルセル某に影響されたものという。春は、彼ドビュッシーイタリア留学の成果品。バレンボイム、パリ管で。気になるのはマルセル某。まさかデュシャン?そんな筈はない。彼はフランス人だし、年代が違う。それに、もし仮にエピステーメーをドビュッシーが音楽にした場合、この音楽になるはずがない。
2006年03月29日
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午前6時前起床。終夜、花粉症の咳に苦しめられた。日中はあまり症状が出ないのに、床につくといけない。今朝は新聞の来るのが遅く、モーツァルトのディベルティメントを1曲。朝食は鰺の干物と味噌汁、昼はフィッシュバーガーとブルーベリーパンに牛乳。友人Sさんの母が亡くなった。供えの籠を仲間3人の名で送る。通夜は午後7時からだったが、5時半に会場へ。その後プール、1,500m。日中、別の用事で親方の工房近くにいったので、ついでに椎茸を採って帰ろうと思い、見たが出ていなかった。親方の自宅に採ってあったものを貰う。椎茸は藤の花が咲く頃、シーズンが終わるというので、もうそろそろか。タラノメもあるといわれたが、すぐ後に人と会う約束をしていたため、受け取らなかった。週末、親方の山を覗いてみよう。井上ひさし『ふふふ』講談社1,470円 デノミの話を100分の1という視点でとらえ、身の回りから国政までのことを面白く、アイロニーを持って表現。100分の1になるといいものは、108の煩悩、404の病、面白くない2時間のワイドショーも数分に、1億総白痴化が100万人へ減り普通の人が増える、国会議員も10人以下になるが、寿命も10年以下。
2006年03月28日
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午前5時半起床、ポストから新聞を取るため、窓を開けたら霧が立ちこめている。今年初めてだ。桜の咲きはじめと乳白色の空気は、それはそれで趣き有り。公民館グランドの桜は4分咲き。散歩に行こうよという陽気。かわべの魚屋を覗いたら、イサキの刺身。そろそろいいよという言葉に乗せられて求めた。ブリも1パック。白ワインには合わぬが、夕食にと思い、奮発。息子がご飯とペロリ。その彼は教から春休み。毎日半魚どん。私は六穀パンとワイン。野菜サラダにポークソーセージ。至福。京都、清水寺の舞台を支える大きな柱は直径が90cm以上あるという。耐用年数はこれから400年。しかし、400年後、それだけの直径の大木が確保できるかどうかは甚だ疑問。ということで寺は400年後に備え、植林をしたという。こういう話はいい。人間、誰しも自分の生命のスパンで物事を考えるが、これを越えての思考は、私利私欲を越えたものになる。雑誌 FIGARO 私的パリの歩き方 うーん、いいなぁこういうの。福岡アジア美術館 古代エジプト展 大英博物館の所蔵品とは違い、ドイツ、ヒルデスハイム博物館所蔵の物。5月7日まで。もう一つ、天台宗開宗1200年近年特別展 最澄と天台の国宝 東京国立博物館 5月7日まで 観音寺所蔵「伝教大師坐像」 聖衆来迎寺蔵「恵心僧都像」 何れも宗教芸術の至宝。これは見たい。
2006年03月27日
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午前中曇天、小雨ぱらつく。午後晴れ。午前6時半起床。文庫本を手に取るも、気分優れず。終日、ダラダラとテレビを見て過ごす。途中、草刈り機を一回し。午後、妻が庭に出て花壇に取り付く。私が切った紫蘭の古葉をまとめて焼く。草取りを終えたときは相撲が佳境。その大相撲は圧巻。トリニータ快勝。高校野球、昨夏の準優勝校京都外大西が負けた。プロ野球、ロッテ連敗。スポーツに一通り片が付いた後、プール。体調不十分、800m。朝食六穀パン、コーヒー。昼食インスタントラーメン。人間には強制されずに自分の意志でいい仕事をしたいという思いがある。そんな気持ちに誘導する人事政策が大事だ。~孫田良平マイ・シューヴァル、ペール・ヴァールー著『笑う警官』角川文庫 高見浩訳田部井文夫『「完璧」はなぜ「完ぺき」と書くのか』大修館書店 900円
2006年03月26日
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晴れ。春の一日。柔らかい青空。雲ひとつ無い。雑木林の松に巣をかけた鳶が奇怪な声を出しているので振り返ると、交尾をしていた。ウグイスが谷を渡り、草の緑が日増しに濃くなる。堤のカエルが気持ちよさそうに鳴いていた。午前中、堆肥運び。軽トラに2台分。筋力トレーニングになっていい。午後はプール。1500m。27分9秒。夜は金水苑にて某団体の送別会。大勢の人が集まり、大宴会。空席も目立った。食べきれないほどの馳走。白ワインと合わせ、満腹。その後、つね三へ。ここで大将と二人、冷酒を差しつ差されつ。当てはコノワタ。美味。おかわりをした。午後10時に妻の迎え。助かる。
2006年03月25日
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晴れ。プール1500m。25mを30往復する間、途中で今何往復目かを失念する事あり。30分足らずの間、考え事をするでもなし、無心に泳ぐためか。帰宅は午後8時を過ぎた。夕食はうどんすき。野菜が美味しい。知人に東野圭吾の本を借りた。週末の楽しみ。連載のキーン、ハワイに赴任。加藤正夫のそれは、倒れる寸前。
2006年03月24日
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晴れ、肌寒い日。毎日記者F氏の送別会。行橋に転勤するという。新木屋。文屋さんの出席多し。幕末土佐の話、朝日新聞阪神支局襲撃は実は左翼という話、グリコ森永事件の裏取引話etc。料理はアジ、アオリイカの寿司とブリの刺身。どれもイマイチ。味噌汁は美味しかった。午後9時半お開き。2次会には行かず、代行運転で帰る。サービスカードが満願、料金半額。
2006年03月23日
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午前5時起床。終夜、咳に悩まされた。花粉症もひどい。ボロボロ。午後、Kさんの葬儀。S葬儀社。雨の中、簡素な式。Kさんは在郷の農家であり、親族席も農家が多い。経の途中、TELあり。会場を出て長話。困った問題で相談を受けた。席に戻ると、お寺さんの仕事は終わり前。隣の老婦人が、「今度の大和尚さんは男前がようねぇのぅ」と独り言。思わず吹き出しそうになる。焼香の後、斎場の2階にあるホールで親戚、近所の人たちが精進の会食。妻も席に直った。ビールが振る舞われたが、口を付けず。食事に満腹。帰りに妻の実家へ立ち寄り、昨晩録画したダンスのビデオや京土産を渡す。ここにはファミリーのマッサージ機があり、暫し弛緩。帰宅後、相撲。朝青龍が土俵に這った。その後プール。1,600m。夜、赤福と海老煎餅。コーヒーを入れて、各紙1週間分をまとめ読み。ノンアルコール。アレルギー防止の薬を飲む。
2006年03月22日
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午前4時起床、床につくのが早いと、覚めるのも早い。三文の得かどうかは別にして、プライベートな時間となるのは有難い。祭日。町の小さなホールで桂文喬師匠の講演会をする、空港まで迎えに行ってほしい、ということで、午前七時に家を出た。軽トラで送迎をするわけにもゆかず、途中でクラウンに乗り換えた。安岐町まで二時間。便の到着に一時間先んじて空港着。三階のラウンジでコーヒーとケーキセット。窓に向かい、一人掛けの席。薄曇りだが、これが日差しを柔らかくしている。目の前に滑走路。その向こうに伊予灘、瀬戸内と豊後水道を分ける佐多岬半島の先端がうっすらと見える。のんびり行き交う大小の貨物船やタンカー。ああ春の海。日常から離れ、非日常へ身を置くと、好奇心が首をもたげ、風景、音、行き交う人を物珍しげに観察してしまう。斜め後ろは年配の男性と娘であろうか。半田市までの行程について楽しそうな会話。テーブルの上にはベーコンエッグ。2人とも料理を全部平らげた。右隣は、三〇代の青年。朝っぱらからチキンの唐揚げをつまみにビールのジョッキを傾けている。飲み食べ終わった後は、煙草をぷかり。時折、航空会社の搭乗を促すアナウンス。名古屋からのボーイングが舞い降り、ずんぐりした機体が目の前にそろりそろりとやってきて止まった。すぐさま乗客は横付けのタラップ通路を通って到着ロビーへ。機内が空になり、パイロットも降りてしまうと、入れ替わるように、薄紫の上下を着たオバサン達(腰の曲がっている、一目でお婆さんと思えるような人もいた)が掃除用具を持って入る。その間、ブルーの繋ぎにANAのマークが背中に書かれた黒いジャンパーを羽織った5、6人の男性が機腹の扉を開け、乗客の荷物や航空便の積み卸しをてきぱきと始める。出光興産のタンクローリーが横付けになった。翼の下に直径15cmはあろうか、ローリーから伸びたホースを接続、燃料の補給。余談だが、H丸の船長Tさんから白物の話を聴いたことがある。まさにジェット燃料は白物。二階のロビーにはコンパクトな土産物店がある。大分の特産品を上手に陳列。私の町の干物もあった。これは高校時代の友人が経営する「ほしや」という上等な干物屋のもの。当然、銘酒「智恵美人」も。物色する客は、聞こえてくる会話からして、九州の旅を終えた人たち。楽しかった時間の名残を惜しむかの如く、財布の紐を緩めている。旅行の感動を、自分の家に帰っても持続させようという性なのだろう。馬の燻製を試食したら美味しかった。関係のない話だが、地元選出、大臣を経験したことのあるE代議士がスタスタ歩いていた。さて、桂師匠を迎え、佐伯へ。彼は阪神の大ファン。車中、話が弾む。公演も楽しかった。名切の水神にある桜が咲きはじめた。道中、ラジオは大分の開花予想をしていたが、私の町に限っては当たり。夕方プール。1,150m。S先生に指導を受けた。帰りに妻を迎えに佐伯駅。帰宅は午後八時半。近所のKさんが亡くなった。戦争から帰り、以後ずっとイチゴ栽培をはじめた人の一人。悔やみに行った。明日は葬式。過日は娘の誕生日。祝いのメールを送り損なった。
2006年03月21日
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午前4時起床、外気温零度。まだまだ寒い。霜が降っている。勿論ストーブに火を付けた。今日からスターデジオのプログラム替わり。人はブルーマンデーというが、私はこれに毎週救われる。月曜日が楽しみだ。終日、咳に悩まされる。ズボンをクリーニングに出し、Yシャツ3枚を受け取った。滅多に入ることのない隣のスーパーMにより、息子と私の夕食を求めた。この店には、知り合いのMさんが、魚屋としてテナントに入っている。声を掛けたら、私の方が年下にもかかわらず、丁寧な挨拶をしてくれた。この人は、地元N水産の大社長に可愛がられて、店を大きくした。その恩義をいつまでも大切にしていると聞いたことがある。私はそんな彼が好きだ。ネギトロを2パック買った。出来合いのナポリタンと大食い息子へチキンの唐揚げも1本。帰ったら、既に息子は帰宅していた。昨日試合があったため、今日の練習はなしとのこと。男2人、進学を含めた将来について会話しながら夕食。ウインワインを開けたが、ダラダラ感ばかりで、キリッとしたところがない。魅力的なのは色ばかり、B級ワイン。60点。これに比べ、昨日の錦城ワインはステディーな辛口。軽いが締まり有り。85点。どちらも1升瓶だが、680円の差は大きい。先に閉幕した全人代で、温家宝首相が述べた「八栄」と「八恥」。八栄は祖国熱愛、人民奉仕、科学尊重、勤勉労働、団結互助、誠実信用、法律順守、刻苦奮闘。まあ、当たり前だろう。面白いのは八恥だ。祖国損壊、人民背離、愚昧無知、安逸怠惰、私利私欲、道義忘却、法律無視、贅沢淫乱。乱れ気味の検察と司法を立て直さなければと旗を振る首相の気持ちがよく判る。さて、八恥のそれぞれ四文字には、今の日本にも共通するものがあると思うし、両国、それぞれ、抱える問題は大きいのだろうが、別の意味で、愚昧無知以下の六つには、別のものを感じる。何とはなしに微笑ましいく思えてならない。下町のユーモアにたとえるには語弊があるが、生き馬の目を抜く世界とは違った意味で何でも有りの世界、大正デモクラシーのよき時代をこの言葉に感じるのは私だけだろうか。東都水産(8038)の社長交代、46歳の関本氏。ということは先々代、先代も関本姓なので、世襲なのか。大学の先輩Kさんが勤務している会社。同期のTもだ。複雑な心境なのだろう。会社の株価は昨年来の上げに反応していない。受託販売が不振を囲っているのか。ミロシェビッチ元大統領の死因は治療効果を減らす抗生物質の服用(読売20060315)。ハーグの拘置所を出てロシアに住む家族の元へ帰るために、高血圧治療薬の効果を失わせるための所為。モスクワへの望郷が、結局、彼の命を縮めたことになったが、最後まで自殺説、暗殺説の流れるのは、所業の因果か。それにしても、彼の家族はいかなる運命を辿って、ロシアに蒼茫となったのか。これはこれで一冊の本になる。
2006年03月20日
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終日、強い風が吹いた。低気圧が東に去るも、等圧線は狭まり、南北にシマウマのよう。以前は別名があったが、差別的用語ということで「東シナ海低気圧」と呼び名を変えた、この時期特有のもの。H丸の船長はどこぞの島陰に投錨かな。そういえば、過日、下船がこの月20日頃と聞いたが、そろそろだ。今回は花見ができそう。朝のうち、市からの配布物を班の世帯へ配ったら、桃の木に濃いピンクの蕾が膨らんでいるのを見つけた。これまで梅の花ばかりに気をとられていたが、足下には水仙が競うように咲いている。拙宅のものは、祖母が好んで植え、その名残が今に続いているもの。八重咲き、口紅、ラッパ、それぞれに趣があり、可憐だ。隣村のお年寄りが、隣地にある籾殻が強い風に飛散し、家の方に飛んできて困るという悩みを持ってきた。丁度、日本韓国戦が佳境で、話を早く終えたかったが、籾殻をもう何年もその場所においているそうで、我慢の限界を超えたというので、そうもゆかず、一通り話を聴き、後で様子を見に行くことを約束した。話を終え、帰ってくれるのかと思いきや、飼い犬が死んだ話や春になって過ごしやすくなったことなどを長話。結局、福留のホームランの後の加点を見逃してしまった。しかし、彼にとっては深刻な悩み。野球が一段落した後、軽トラで指摘の箇所を見に行く。この件は、改めて明日のこととしよう。ブルックナーの8番をカラヤンで聴き、その後は終日、ジャズボーカル。こんな一日もいい。籾殻の件から解放されて、息子も帰り、早めの夕食。妻が作りおきのチキンライス。しかし、その前に早風呂。ソーセージをボイルし、白ワイン。完全休養の日になった。夜、妻からTEL有り、京都は雪とのこと。
2006年03月19日
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午前4時起床。まだストーブの火が恋しく、薪を焚いた。猫を外に出すため窓を開けると、柔らかい色の月が西の空に懸かっている。下弦。昨日の寒い雨とはうってかわり、ユキヤナギにまとわりつく微風が春の香りを運んでくる。薫風とはこのことを言うのだろう。こんな時間はバッハ。ランドフスカがとても艶めかしく聞こえる。単調な楽器と言われがちなチェンバロにあって、タッチの強弱、テンポの緩急が心を揺らす。昨晩、タンノイで聴いた彼女は、古い録音にもかかわらず、眼前に迫ってくるようだったが、今朝、JBLから流れる音は、これはこれで乾いていて清々しく、この春の朝に相応しいと感じる。今日、妻は大学時代の友人と小倉で待ち合わせて、京都へ2泊3日。四十路後半の女2人旅と洒落込む。息子は短水路の記録会。ということで、咳と痰を鎮めるため、今日はストーブの番人。本と新聞、それに大相撲の観戦を決め込もう。
2006年03月19日
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終日雨。二日酔い。ソルマックのお世話になる。午前中、妻の運転で軽トラを取りに町へ出て、帰りにエビスビールを6缶。懲りない。午後、友人に借りたラグビーのビデオを見る。パースにできたウエスタンフォースというチームの初戦。ウトウト。昼食は鰺の開き。相撲を見て早風呂。隆慶一郎の文庫本を2冊読み散らかす。スターデジオでランドフスカの平均律をやっていたので、迷わずエアチェック。艶めかしく、引き込まれる演奏。ポーランド出身の彼女はチェンバロを復活させたことで有名。1959年死亡。
2006年03月18日
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日記を書くには、スケッチが必要。メモのことだ。いつも持ち歩いて、目の前のこと、考えたことをチョコチョコっと控える。これがいい。荒川洋治もこれを勧めている。以前、川端康成が久住を旅したとき、メモ帳を手放さなかったと、旅館の親父が懐述する場面を映像で見たことがあるが、まさにそれ。知人4人と飲み会。花家、つね三、もう一軒スナック。散財。妻も知人と焼鳥屋へ食事に出ていて、帰りは妻の運転。
2006年03月17日
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咳が続く。痰が出て、辛い。
2006年03月16日
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外気温マイナス2度。霜降。朝食にアオサの味噌汁。緑色が春を感じさせる。昼食はいつものパンと牛乳。夜は鰤、イサキ、鮃の刺身。ワイン届く。1升瓶6本。山梨のワイナリーから6種類。全て白。映画「許されざる者」この映画にもモーガン・フリーマンが出演していた。イーストウッド出演の中では、これが一番好き。ケーテ・コルヴィッツ展が熊本県立美術館で4月9日まで。行きたい。代表作「女と死んだ子ども」美しい死に顔の少年と獣のような母の姿に託される、愛する者を失った人間の本能的な哀しみ。生と死に引き裂かれながらも、胎内にいたかつての姿を希求するかのように、母と子は塊となって力強く昇華される。(村上哲、熊本県立美術館学芸課参事)熊本から妻へホワイトデーのお菓子が届いた。私には東京のT氏からおかき。銀座あけぼの。これは絶品。
2006年03月15日
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寒い日が続く。夜の外気温2度。この1週間の風邪で体質が変わったのか、無性に白ワインを飲みたくなった。しかし、買い置きはなく、階段の下に仕舞っていて、もう飲むこと不可だろうと思っていた、シャンパンや白を開けたが、どれも変質していて、飲めたものではない。これは、義母が以前、人から貰ったものを、常温のまま数年放置していたもの。ああもったいない。夕食はチキンのピザ風ソテー。赤を開ける。新聞のまとめ読み。過日の結婚式写真を眺めた。全てスナップだが、皆、好い表情をしている。このようなセレモニーの際は、数多くとるのがコツだと思う。200枚。デジカメのおかげで撮り放題が可能になった。有難いことだ。ランブルで豆を買う。
2006年03月13日
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時雨模様の天気。若い友人の結婚式が大分市であった。バスを用意してあり、これに乗って会場まで。午前10時に出発、帰宅は午後6時を過ぎた。式は心あたたまる良いものだった。カラオケマイクを握る感無量の父親と、彼に寄り添う新郎兄弟。別の場面では、この日ばかりは終始満面に笑みを湛える新郎が、近寄ってきた弟に見せた兄の威厳を示す一瞬の表情。弟は兄を慕い、兄は弟への暖かい責任感を持つ、何ともいえない兄弟の絆。よいものを見た。食事はフランス料理。白ワインに合わせ、美味しく戴いた。列席者の下品な恥芸もあったが、それはそれで興醒めとはならず、笑いを誘った。新婦は既に身重。エキゾチックな顔がウエディングドレスに映えた。
2006年03月12日
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曇り。暖かい。布団や毛布を干すため、庭先にロープを張る。今日も地下足袋を履かず。午前中、H理容店で散髪。サッパリした。これで風邪とオサラバできそうな気分。若旦那とつね三の話。蛸カラが美味しかったという。裏メニューがあることを教えたら、興味を示した。ここでドテチンに会った。彼は顔剃りだけにやってきていた。床屋からの帰りに図書館。A・J・クイネルの文庫本を纏めて借りた。トキハにも寄り、明日の結婚式用ネクタイ。6千円。イタリアの白ワインも1本。500円だが、特別の辛口。冷やして飲んだら、とても美味しかった。午後はアンセルメ、スイスロマンドの展覧会。これは何度聴いてもいい。その後、ハイティンク、ウィーンフィルのブル8。これもまた名演。しかし、聴いたのはJBLのほうで。くすんだ金管の音がしなかった。Jリーグは鹿島がボコボコにやられた。明日のトリニータは如何。夕食はホッケ。これも白ワインと合う。箸を置いた後、サントリーロイヤル、その後ラフロイグ。久しぶりの酒、しかもハードリカー。心地よい。
2006年03月11日
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晴れ、今日は床を上げた。梅林庵の梅は散って色無し状態。夕方、中空に浮かぶ月。渡る風が心地よく、鬱ぎ込んだ4日間がいっぺんに吹き飛んだ。こんな時は、庭にテーブル、白ワインと洒落込みたいが、勇み足はいけない。夕食の後は真面目に薬を飲んだ。ノンアルコールは今日で5日目。ということで今夜はジャズ。MAL WALDRONとBILL EVANS TRIO。軽く、春宵一刻値千金。コーヒーをいれ、マンハッタン(チョコレートドーナツ)と合わせた。こんな夜は、新聞に量的緩和解除の文字が躍っていても、これまでいくら銀行が儲けすぎていても、それはそれでどうしようもないこととひとりごち、俗世から離れ、蘇軾の詩をめでながら、ちょっといい気分。明日は散髪に行こう。飼い猫のトラが近所のボスに右後ろ足をやられた。痛そう。地区の会合あり。風邪を理由に妻を出す。向こう1年間の役員決め。次年度は体育委員になった。
2006年03月10日
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終日薄曇り。花曇りか。朝間に38度あった熱は夕方37度に下がり、気分がよくなった。本を手に取ることができる。しかし、相変わらず深く咳き込み、黄緑色の痰が続く。これが胸の奥に溜まり、なかなか切れず、辛い。夕方になって薪ストーブの灰を掃除。これは、この二十日余り、娘の仕事だったが、こうやって一人、炉の中を除くと、寂しさがよぎる。三島由紀夫『若きサムライのために』文春文庫のなかに、努力についての評論がある。バブル以前の学歴社会を「われわれの社会は、努力にモラルを置いている結果、能力のある人間をわざとのろく走らせることを強いるという、社会独特の拷問についてほとんど触れるところはない」とした。60年代の彼の言葉は言い得て妙だが、彼の死後30年たった今、既にこの定義が崩壊の様相を呈している。彼が生きていたら、ヒルズ族をどう思うのか。
2006年03月08日
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晴れ。風邪をこじらせてしまった。朝のうちにA医院を受診。気管を広げ痰を切りやすくするもの、熱冷まし、抗生物質、全部で6種類の薬を貰った。娘、大学へ戻る。診察に町まで向かうついでに、駅へ送る。いつものことだが、一抹の寂しさ。医院から帰ったら、家の中は灯が消えたよう。終日伏せった。寝汗を何回もかいては着替えた。熱は38度を超えたまま。入試で通う高校が休みの息子は水泳の練習。
2006年03月07日
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終日、深い咳に悩まされる。夕方、花粉症治療でS耳鼻咽喉科を受診。アレルギーの注射。夜、微熱有り、早々に床へつく。
2006年03月06日
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晴れ。ホテルを9時半に出る。体調悪し。咳き込む。胸の奥に痰がつまっている。帰り着くまでのドライブが辛かった。途中、道の駅でブランチ。といっても巻き寿司や惣菜。帰宅時間は午後2時。軽トラに乗せてあった薪を下ろし、1段落。鶴見の塩湯かプールに行こうか迷ったが、結局塩湯に。夕方からWBC対韓国戦あるも、風邪気味のため、身が入らず。午後8時就寝。
2006年03月05日
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北風強し。公園の藤棚に群れる雀は毛を膨らまし、丸くなっていた。夕方、K、N両氏の送別会。グリコで。危うく会場を間違えるところだった。始まりまで時間があったので、つね三で調子を1本引っかけて。当てはコノワタ。二次会へは行かず、妻の迎車で帰宅。鎌月が冴えていた。今日は3月3日、いつもは玄関の棚に小さな硝子ケースの雛人形を置く。しかし、今年は飾らず終い。娘が生まれたときに岳父から貰った大きな人形を飾るのは手間だが、この硝子ケースは1辺が30cmほどのもの。手軽なので、気に入っていた。人形は小さいが、五人囃子まであり、それぞれの顔にも趣がある。それすら飾らなかった。理由は家族が順番に風邪をひいたり、雑事の多いため。それになによりも、人形を置く棚が私の本やデジカメなどに占用され、スペース不足。
2006年03月03日
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晴れ。夕方プール、1,600m。喉の奥、胸の方に風邪の初期症状の違和感あり。無理をして水に浸かった。夕食はおでん。燗酒を1本。週末のコンサートは妻帯同が決まり、旅の窓口でホテルを予約。娘の出発が重なり、3人で小倉に車で行くことにした。その後、彼女は新幹線。コンサートが終わったら、寂しい家に帰ることになる。NHKBS2で映画「愛と青春の旅立ち」。若きリチャード・ギアが主演。今はロマンスグレーのいい俳優になった。今秋、ベルリンフィルの首席、ラデク・パボラークが来福し、九響と共演する。曲目はブラームスのホルン3重奏曲。バッハをやってほしかった。
2006年03月02日
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雨、午後上がるも曇天。寒冷前線通過、寒くなる。この町の広報誌担当H、A両君が、大分県広報誌コンクール写真の部で表彰されたことを祝う会。といっても6人で。私は割り勘要員。「たじか」という焼き肉屋でしゃぶしゃぶを食べた。ここの肉は上等。ピアドールを注文するも、皆、口を付けず、結局私一人で飲んでしまった。午後9時帰宅。代行運転。プールを休む。布団に入ってリヒテルのラフマニノフ。骨太のタッチ。T氏からTELあり、コンサートの招待券を用意した、4日当日、会場フロントに置いておくとのこと。チケットは既に求めたことを伝えると、招待券の席の方が上等かも知れない、小倉周辺に友だちがいれば、その人を誘ってもいいよと言ってくれた。好意に甘えることに。しかし、さて誰を連れて行こうか。何人かに声を掛けたが反応無し。結局一人、それはそれでよしとひとりごちたが、灯台もと暗し、妻を誘う手があった。声を掛けたがぐずって煮え切らない。後2日、説得あるのみ。親方が総入れ歯にしたという。しゃべる練習のためにということでTELしてきた。総かっぷりか。私もいつかそうなるのだろうな。しゃぶしゃぶの席でこの話を皆にしたら、I氏の昔話を聞いた。隣のおばあさんが歯を痛がる。その姿を見て孫が「まっちょけよ」と言って家に飛んで帰り、入れ歯のじいさんに「じいちゃん、歯をかしてくりい」。じいちゃん曰く「この歯はかされんのよ」井上ひさし『箱根強羅ホテル』集英社1,300円
2006年03月01日
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午前6時起床。春眠暁を覚えずではない。ただ夜更かしをしただけ。T先輩の追悼文を推敲。夕方、義母の家に娘を迎えに。日中、歯の治療。1回で終了。義母が知人の叙勲祝賀会席表を見せてくれた。私にはこの手の会が滑稽に見えて仕方がない。以前、父が内定した叙勲を断ったことがある。私にも反骨の血が流れているのかも知れない。夕方水泳、1,600m。トライアル無し。ここのプールの職員と知り合いだが、その彼が遅い時間に玄関に立っていた。理由を問うと、マナーの悪い利用者をこれからあ注意するところという。なかなか大変だ。夕食はもつ鍋。美味。映画「老人と海」歴史的名演奏、名録音のライブラリーを作ることを決心。スターデジオからのエアチェック。今週はストコフスキーのチャイコ4番とリヒテルのラフマニノフコンチェルト2番。ザンデルリンクとのコンビが重厚にしてロマンチック。
2006年02月28日
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本匠の知人T氏がやってきて、刀に曇りが入った、どうしたらいいのかとの問い合わせ。研ぎに出した方がいいとアドバイス。研師は近場では臼杵、日向、熊本らしいと、刀剣に詳しいK氏に聞いた。拙宅にも二振りある。戦中、金属類の供出があったとき、これを避けるため、父が油紙に巻いて地中に埋めた。戦後、掘り出したものの錆が入り、米水津の研師に出したとのこと。これを貰い受け、将来は打ち粉を楽しむ時間を持ちたい。辻宏氏、パイプオルガン制作者。音の開始時に子音的な要素が強調される独特な辻トーン。音が出る前にふわーっと香り立つように出てくる音。どのような音なのか興味有り。追悼の記事が読売に。氏は北大クラーク会館のパイプオルガンを構想した。製作はドイツのヨハネス・クライス社。学生時代、クラ館のオルガン演奏会を聞いたことがある。余談だが、森有正が避暑に来札、このオルガンを弾いた。このときの演奏が「思索の源泉としての音楽」というアルバムになって発売されている。レコード、CDの両方を所有するが、やはりレコードの方が深い音になっている。今宵は有正のテンポよい語り口とクラ館の音に浸ろう。
2006年02月27日
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晴れ、北風強し。プール休館日。肝臓も休肝日。ノンアルコール。東大阪市の司馬遼太郎記念館、出久根達郎の随筆。壁一杯の蔵書。「坂の上の雲」を執筆するとき、東京中の古本屋から日露戦争関係の本が消えたという。司馬が買い占め、トラックで自宅に運んだ話には驚かされた。そして書物の中の人間との出会いが、生きている生身の人間との出会いに増して素晴らしいと説く。故人との会話が楽しいと説く。さて今夜、私は誰と語ろうか。ランブルの豆を挽き、コーヒーを飲みながら。
2006年02月27日
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朝のうち雨のち曇り。夜半になって北風強し。梅の花満開。地元にある九州百名山の元越山登山会、雨の中、1時間遅れの開会式。雨中を登る人たち。参加者少なし。終日読書。夕方プール。新記録27分45秒。ラグビー日本選手権、引き分け。
2006年02月26日
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曇り。午前中、娘を連れて欅を取りに波越へ。私がチェーンソーで玉切り、娘が軽トラの荷台にこれを積む。少し汗ばんだ。家の薪小屋には奥の方にもう少しストックがあり、空にならないときまりが悪いので、積んだ薪は、工房の方へ一旦下ろす。その後、工房横の椎茸をヘルメット一杯取る。今日の作業はこれで惜しまい。夕方プール、1,200m。今日の夕食はケンタッキーフライドチキンということで、帰りに求めた。私は2割引になっていた鰯の刺身と、これに合わせるべく鷹来屋の冷酒。妻にはシャルドネ。冷酒はとても芳醇。食事の後はウイスキーを舐めながら読書。明智光秀は、実は死んでおらず、叡山に入り、その後、江戸へ出て家康に仕え、幕府の新体制を作ったという話。金池院崇伝、羅山などが登場。
2006年02月25日
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午前3時起床、トリノフィギア女子フリーを見た。晴れ、春霞か、5km先の山が煙るように薄くベールを被っている。この時期、日没時間が日ごとに遅くなる。雲一つ無い夕暮れの時間は、西の空に山々のシルエットが美しい。家の周りは梅が満開。桜と違い、花持ちがよく、半月ほど楽しましてくれる。夜は玄関の照明に映え、夜桜ならぬ夜梅として幻想的な雰囲気を醸す。緋毛氈に篝火は大げさとしても、ランプをかざし、テーブルを出してワインを開けたい気分。花の向こうは幽かにオリオン座。昨夜、母から蕗の薹を沢山貰い、Y先生の奥さんに差し上げたら、菊屋のお菓子を頂いた。妻や子どもたちへの土産ができたので自分への土産も必要と、かわべ鮮魚店に寄り鰤と鮃の刺身を求める。今日はこれで一杯。民放カメラマンのSさんから猪肉を貰う。夕方プール。調子悪し。500m泳いで水から上がる。
2006年02月24日
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晴れ。風邪をひいて以来、流れ落ちるような腰痛。どうしたのだろう、このようなことは過去にない。歳なのか、それともたまたまなのか。島村耳鼻咽喉科に花粉症の治療。アレルギー予防の注射を1本。左上腕に筋肉注射、とても痛い。プール本日も欠勤。そろそろT先輩の追悼文校正をしなければ。息子さん所属の読響チケットは友人Aに購入を依頼。佐藤俊樹お奨めのお菓子を買うための雑誌。『CREA』(文藝春秋)『東京情緒食堂』(アクセス・パブリッシング)『婦人画報』(アシェット婦人画報社)手堅いらしい。高橋呉郎『週刊誌風雲録』(文春新書760円)「1日最低5人に会え」「酒は仲間同士で飲むな」なるほど。
2006年02月23日
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午前3時起床、娘とフィギアのショートプログラム観戦。終日、ひどい花粉症。何もする気にならず。明日は病院へ行こう。水泳欠勤、本日で4日目。
2006年02月22日
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終日床に伏す。粥と梅干し、水と薬。午後になって平熱近くに。文庫本を手にするも、活字を追う気分にならず。夕方、布団を出てトリノオリンピック、カーリングを観戦。奥の深いデリケートな競技だ。作戦の重要性と正確なショット。近所のお年寄りが嵌っているゲートボールに共通するものがある。ゲートボールといえば、先日、波越の親方のことを書いたが、その母上が入れ込んでいる。彼女の競技歴は昭和の時代から。公式記録員の資格を持ち、名声轟四海は大げさにしても、地元では知られた存在。さてと。もう3年前のことだ。親方の山を歩いたあと、知人友人を招いてバーベキューをしたときのこと。彼女から昔話を聞いた。数多のことは酒のため失念したが、山仕事のことだけは印象深く、今も覚えている。彼女は主人を若くして亡くした後、親方の家を守るため、随分と苦労したらしい。女手一つの山仕事。今の時代、下刈りはチェーンソーと刈払機で始末できるが、彼女は鉈と鎌が頼りだった。そぼ降る雨の中、腰に蚊取り線香、一人山中に有るの姿は、涙を誘う
2006年02月20日
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午前5時起床、悪寒あり。昨夜から少しの嘔吐感と下痢。熱37度7分。息子、大分市で水泳大会有るも体調不如意にて、駅には妻が送る。午前中、休日当番医A医院へ。喉の腫れ、痛みがないので、嘔吐下痢症の診断。帰宅後は熱が38度台に、流れ落ちるような腰痛。薬を飲み、終日布団の中。昼はお粥、妻が食べる猪子肉の匂いに、一層の嘔吐感。堪らない。夜になっても熱は下がらず。うなされていろいろな夢を見たが、全て忘れ、疲労感だけが残る。午後7時を過ぎて、息子帰宅。1,500mと400mの自由形。何とか表彰台には上がったらしい。今日は娘も帰省する日。息子、娘の駅到着時間が重なり、迎えの2度手間が無くなった。
2006年02月19日
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晴れ、北風が寒い。献血400cc。老若男女数多。年齢制限は70歳。卵を貰った。ふと見ると、高校の同級生。今は地元建設会社の社長。ロータリークラブ主催ということで、かれも終日、手伝いとのこと。若い時分は成績がよく都立大へ進学、卒業後は都庁勤務。キャリアとして将来を約束されていたが、家業を継ぐべく都落ち。彼とは同窓会で会うが、何時も私を過大評価。赤面するばかり。さてと、燗酒が恋しく、いつもの暖簾を潜ろうかと揺れたが、思いとどまり、プールへ直行。1,500m。帰宅後は、昨日半値で入手のビールを3本やっつけ、ラフマニノフ。友人来宅。諸田玲子と北方謙三の対談を読んだ。これはという話はなかった。彼らの推薦本柴錬『眠狂四郎無頼控』(新潮文庫)中上健次『岬』(文春文庫)隆慶一郎『吉原御免状』(新潮文庫)隆の作品は少ないらしい。E・ヘミングウェイ『われらの時代』(高見浩訳、新潮文庫)林真理子『アッコちゃんの時代』(新潮社)M・ミッチェル『風と共に去りぬ』(大久保康雄訳、新潮文庫)向田邦子『家族熱』(文春文庫)宮部みゆき『孤宿の人』(人物往来社)宮尾登美子『序の舞』(中公文庫)阿川佐和子『スープ・オペラ』(新潮社)A・J・クィネル『燃える男』(大熊栄訳、集英社文庫)藤沢周平『用心棒日月抄』(新潮文庫)
2006年02月17日
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