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2018年8月下旬に行った串本磯採集の回顧録。ウオノエ科の一種(Cymothoidae sp.)。ミナミハタンポの口腔内に寄生していたウオノエのjuvenileである。口腔内から出てきた個体を採集した。寄生虫大好きのホムラspにとってこれが今回の一番の収穫~♪そういや、2008年9月17日のブログにもよく似たウオノエ科の一種を掲載したことがあった。それがこちらのウオノエ科の一種のjuvenile。以前の写真の元画像から再掲載したもの。ホソスジナミダテンジクダイの口腔内に寄生していた。当時は寄生虫に興味があったものの、今ほどの執着はなかったので、あまり撮影していなかったし、半分、邪魔者扱いの感じがあった。いつからだろうか。これほどの興味を持つようになったのは?まぁいいや。こちらはイソスジエビに寄生するエビヤドリムシ(Bopyrus squillarum)。前回のブログの最後の写真を拡大したもの。イソスジエビの鰓に寄生していた。前述のウオノエと同じCymothoidaの寄生虫。ただ先程の寄生虫とは異なり、毎回のように見かける。イソスジエビの数が多いことや外観からすぐにわかることが原因かもしれない。といっても、寄生されている個体数は少ないが…。つづく。
2021年12月16日
2018年8月下旬に行った串本磯採集の回顧録。採集した生物の一部。アオリイカ(Sepioteuthis lessoniana)シュノーケリングをしていると、時々泳いでいるので、つい捕まえてしまう。でも飼育はしないのでリリース。ケブカガニ(Pilumnus vespertilo)。干潮時、浅いタイドプールによくいる毛むくじゃらのカニ。こちらも飼育はしないので、撮影後リリース。イソスジエビ(Palaemon pacificus)。磯採集のときのメイン目的がこれ。活餌として重宝するので、採集するようにしているが、後回しにして採集を忘れてしまうことがある…。採集時期や採集場所によって、スジエビモドキやアシナガスジエビ、イソモエビなどになることがある。現在も何十匹とキープしている。つづく。
2021年12月15日
2018年8月下旬に行った串本磯採集の回顧録。ウミシダの仲間。不自然にもタイドプールの岩に付着していた。こんな浅いところにもウミシダの仲間がいた。潮間帯にいるヘンゲボヤが岩壁に付着していることからここがかなり浅いことがわかると思う。おそらくは台風の時の波で流されてきたのだろう。運悪く、打ち上げられている個体もたくさんいた。ウミシダの仲間。この種は転石下の隙間などでよく見かけるが、普通にそこらじゅうにいた。そのほか観察した棘皮動物。小さなアカクモヒトデ(Ophiomastix mixta)。ニッポンコシダカウニ(Mespilia levituberculatus)。いつもよく見かける種である。つづく。
2021年12月14日
2018年8月下旬に行った串本磯採集の回顧録。台風通過の翌々日。こちらはよく行く磯。天候は晴れ。台風後のゴミが心配だったが、ここにはほとんどなかった。シュノーケリング開始。いつもよりわずかに透明度が低い印象。撮影した生き物の一部。マガキガイ(Strombus luhuanus)。たくさんいて、見飽きていてもおかしくないのだが、この眼が愛くるしくてつい撮影してしまう。眼が出ていないときはストロンボイドノッチの有無でよく似たイモガイ類と区別できる。ストロンボイドノッチって?右側の眼が出ている部分の殻口の浅い切れ込みのこと。クロスジアメフラシ(Stylocheilus striatus)。個人的にアメフラシの中では好きなほうかな。わかりにくいが、この個体には微小な青い斑点がある。つづく。
2021年12月13日
2018年8月下旬に行った串本磯採集の回顧録。漁港で採集した海水魚。前回の続き。シイラ(Coryphaena hippurus)の幼魚。表層を泳いでいるので見つけやすい。といっても前回のブログに掲載したアミモンガラと比べると数は少ないほう。マツダイ(Lobotes surinamensis)の幼魚。こちらも表層を泳いでいるので、よく見つかる。ただ今回のような小さな個体は採集するまでは何者かわからないかも…。ネンブツダイ(Apogon semilineatus)。採集したというよりも、水面下を力弱く漂っていたのを掬ったものだと思う、たぶん。(ずいぶん前のことなので少し自信なし。)ソウシハギ(Aluterus scriptus)の幼魚。このフォルムは最高。でも大きくなるし、猛毒のパリトキシンを持っている。パリトキシンはアオブダイ、クロモンガラ、イワスナギンチャク類などが持つ危険な毒。冠動脈に対する強い収縮作用があるらしい。狭心症、心筋梗塞、そして…。怖すぎや(汗)。つづく。
2021年12月12日
2018年8月下旬に行った串本磯採集の回顧録。台風通過翌日のため、さすがに磯採集は無理。やむを得ず漁港で採集した。台風の影響が少ない漁港。ゴミだらけの漁港が多い中、ここは大丈夫だった。ただ海水はかなり濁っていたが…。採集した海水魚の一部。アミモンガラ(Canthidermis maculata)の幼魚。もともとたくさんいるのだが、このときは非常にたくさんいた。やや大きめのアミモンガラ。といってもまだまだ幼魚。飼育する気はないので、撮影だけしてすべてリリースした。つづく。
2021年12月11日
2018年8月下旬に行った串本磯採集の回顧録。串本海中公園で見た生き物の続き。こちらはウミガメプールの入り口。雨が…。台風通過翌日だからな。ウミガメプール。ここではウミガメのエサやり体験ができる。時々エサを買って与えているが、このときはどうだったのだろう?かなり前のことなので覚えていない。ちなみに人工産卵場が併設されており、ウミガメの繁殖を行っている。1995年には人工飼育のもと、世界初となるアカウミガメの繁殖に成功したらしい。海のほうは…。こんな感じ。このあと漁港にて海水魚採集を行った。つづく。
2021年12月10日
2018年8月下旬に行った串本磯採集の回顧録。串本海中公園で見た生き物の続き。ヌノサラシ(Grammistes sexlineatus)。アクアリウムトレードでは縦走帯がある小さな個体がよく売られている。写真のような破線模様の成魚はあまり見かけないだけに逆になんだかとても新鮮~♪。でも魚毒性のグラミスチンを持つので飼育は敬遠しがち…。ヒメテングハギ(Naso annulatus)。個人的にはテングハギよりもこっちのほうが好き。タマカイ(Epinephelus lanceolatus)。幼魚が時々売られているが、大きくなることを考えるとやっぱり飼育は無理かな?個人的には現在飼育しているシマハタぐらいまでがベストなサイズかもしれない。Uさん、シマハタ元気ですよ~。飼育開始から現在11年目になりました。またいつか掲載いたします。余談はさておき、こちらはニセゴイシウツボ(Gymnothorax isingleena)。下の写真は同じ水槽にいたアカシマシラヒゲエビ(Lysmata amboinensis)。スカンクシュリンプとしてよくショップで売られているクリーナーシュリンプである。何匹か飼育しているとよく抱卵する。抱卵個体ばかりでメスだらけなんてことも。ではオスは?実はこのエビ、オスからメスへの性転換を行い、メスになっても精子の生成が可能という興味深い生体である。面白すぎ~。飼育したくなるっす。つづく。
2021年12月09日
2018年8月下旬に行った串本磯採集の回顧録。串本海中公園で見た生き物の続き。ヒメキヌヅツミ(Phenacovolva(Pellasimnia)improcera)。イソバナやウミカラマツの仲間に寄生し、これらを食べている。(写真の個体はオオイソバナに寄生。)この種を含むウミウサギ類は日本近海に多く生息している。串本での磯採集時にはあまり見かけることがないが、キバナトサカに寄生するホソテンロクケボリなどは比較的見つかりやすいのかもしれない。よく似たタカラガイはすぐに見つかるんだけれど。ちなみにタカラガイとの区別だが、ウミウサギ類はソフトコーラルに寄生しているのでわかりやすい。あと内唇に歯がないこととか…。つづく。
2021年12月08日
2018年8月下旬に行った串本磯採集の回顧録。串本海中公園で見た生き物の続き。イシダタミヤドカリ(Dardanus crassimanus)。スケルトンな人工の宿に入っている。ヤドカリの体が透けており、観察に適している。ただし今回の主役は共生しているテッポウエビ。最初の写真を拡大してみると…。クレナイヤドカリテッポウエビ(Aretopsis amabilis)。わかりにくいが、青矢印が示すところにテッポウエビがいる。写真左がハサミ。このようにしてヤドカリに共生し宿に守られながら、エサの残りや糞をいただいているらしい。メリットだらけのいい生活~♪でもヤドカリにはこれといったメリットがなさそうなので、片利共生かもしれない。調べた限りでは共生するヤドカリはDardanus属が多いみたい。でもほかの種でも大きめのヤドカリだったらいても良さそうな気がするのだが…。磯採集時のシュノーケリングでよく見つかるDardanus属のヤドカリでは、Dardanus guttatusを除き、好きな種があまりいないので興味がわかないのが本音。でも以前にヨコヤホンヤドカリに共生するヨコエビを見つけたときのワクワク感を今でも忘れられない。同様のワクワク感があるかもしれない。やっぱりDardanus属のヤドカリの観察をするようにしようっと。ただし面白いことにヤドカリ以外からもこのテッポウエビが見つかっている。Ivan N. Marin(2014)によるとPlatybrissus属のウニの遺骸から見つかったとのこと。なるほど。今後のシュノーケリング時の観察対象が増えるかも?でもPlatybrissus属の遺骸って見たことないんだけれど…。つづく。
2021年12月07日
2018年8月下旬に行った串本磯採集の回顧録。串本海中公園で見た生き物の続き。エントウキサンゴ(Dendrophyllia cylinrica)。個人的にこういった陰日性サンゴは好きなほうかな。今でも何種類か飼育しているし…。ニシキエビ(Panulirus ornatus)。飼育したいとは思わないけれど、見ている分には好きなエビ。ホシマンジュウガニ(Atergatis integerrimus)。若い個体は白いrimを持つ紅色をしていてすごく綺麗なんだけどなぁ…。つづく。
2021年12月06日
2018年8月下旬に行った串本磯採集の回顧録。串本海中公園で見た生き物。タガヤサンミナシ(Conus textile)。アンボイナガイ(リンク先2枚目)はヒトに対して超危険な巻貝として有名だが、このタガヤサンミナシも危険。不用意に手で持ったりなどして刺されると、場合によっては命にかかわるため注意が必要である。アンボイナガイなどの魚食性のイモガイ類はマウスに対して強い毒性を持ち、同様にヒトに対しても危険な種類。貝食性のタガヤサンミナシは前述のごとく危険ではあるものの、報告ではマウスに対する致死作用はないとのこと。なんだかこのように書くとアンボイナガイのほうが強いような印象があるがそうでもない。実際のところ、魚食性のアンボイナガイは貝食性のタガヤサンミナシに食べられてしまうらしい。これが自然界の掟なんだろうな。しつこいようだが、ヒトに対してはどちらも危険。特にアンボイナガイは超危険である。注意しましょう。さて展示されていたタガヤサンミナシだが、石灰藻で覆われており、非常にわかりづらい。マガキガイかもと思って触ってもおかしくないような外観である。ただマガキガイは砂に潜ることが多く、自然では石灰藻で覆われるようなことは少ないのではないかと思う。少なくともホムラspは石灰藻で覆われた生きたマガキガイを見たことがない。紛らわしい貝は不用意に触らないこと、これに限る。あと散乱しているクマノコガイの殻。きっとタガヤサンミナシが食べたのだろう。飼育したことはないが、飼育するに当たり、常時、巻貝が必要かもしれないな。つづく。
2021年12月05日
2018年8月下旬に行った串本磯採集の回顧録。台風通過直後の串本。とてもじゃないが海で遊べなかったので、串本海中公園へ行った。このとき「営業していて良かった~」と思ったのを今でもよく覚えている。串本海中公園では「アーケロンプロジェクト」を開催していた。館内では水槽の展示が先にあるが、最初にこちらを掲載。アーケロンの復元彫刻。7500万年ほど前に生きていた巨大なウミガメ。その実物大の模型。全長は3.7mもあるらしい。デカッ!いつか見たいを思っていただけに(台風と重なったことは残念だが)このとき見ることができて良かった。つづく。
2021年12月04日
2018年8月下旬に行った串本磯採集の回顧録。過去のことではあるが当時のことはよく覚えている。台風20号が紀伊半島の真横を通り過ぎる中、南紀へと向かったのだから。出発時はそうでもなかった雨が南へ向かうにつれて強くなっていった。紀ノ川サービスエリアのガソリンスタンドで給油した際には店員さんに南紀へ行くことをやめるべきだと忠告された。この忠告を素直に聞いておくべきだった。その後高速道路を走っていると、すごい雨と風のため低速で走らざるを得ない状況になった。さらに風にハンドルをとられるため非常に危険な状態であった。急遽、トンネル内の待避所で台風が通り過ぎるのを待つことにした。トンネル内を風が吹き抜け、ゴミが舞うような状態。車はほとんど走っておらず、時折、ダンプカーが通り過ぎるぐらい。ダンプカーならびくともしないんだろうか。そんなことを思っていたら、3mぐらいの折れたと思われる木が風に流されてゴロンゴロンとトンネル内を通過していった。なんてこった…。とてもじゃないがここから動けなかった。その後しばらくの間呆然としていると、巡回車がやってきた。途中のサービスエリアまで誘導してくれるとのことだったので、これに甘えて印南サービスエリアまでやってきた。ほかに車は見当たらなかった…。当然か。少しだけマシにはなったが、それでもまだ雨、風が強かったので、もう少しの間車の中で時間を過ごして出発した。高速道路は途中で通行止めになっていた。それで下道を走っていると、そこらじゅうにゴミや木の枝などが散乱。川の水があふれて冠水している場所にぶち当たり、迂回。こんなことを繰り返して宿泊先に辿り付いたのは深夜1時ごろだった。翌朝。雨、風はずいぶんとマシになった。このままさらに南へ走った。それほど波は高くなかったが、泳げるような状況ではなかった。途中に寄った漁港。台風後の漁港はいろいろなものが流されてきて面白いのだが、水面のほとんどが土砂や木の枝などで埋め尽くされており、観察どころではなかった。つづく。
2021年12月03日
2018年8月上旬に行った串本磯採集の回顧録。川遊びと言ってもタモ持参(笑)。いつものように生き物探し。タモで採集した生き物。川魚、カエル、オタマジャクシ…。採集したものの、すべてリリース。夜は簡単に昆虫観察。川の近くだからだろうか、ヘビトンボ(上から2枚目)やカワゲラ(上から3枚目)が多かった。翌朝帰宅した。おわり。
2021年12月01日
2018年8月上旬に行った串本磯採集の回顧録。このときの宿泊施設は琴の滝荘。何度か宿泊しているホムラspのお気に入りの場所。でも今はもう営業していない…。残念だな。琴の滝荘の横を流れる川に架かる橋。時間があったので、少しだけ川遊びを行った。つづく。
2021年11月30日
2018年8月上旬に行った串本磯採集の回顧録。ハリセンボン(Diodon holocanthus)。シマウミスズメとともに串本にはたくさんいる。採集は容易い。ソラスズメダイ(Pomacentrus coelestis)。やっぱりこの子かな。南紀に来たって感じがする。オヤビッチャ(Abudefduf vaigiensis)。過去のブログを確認してみるとほとんど載せていないことに気付く。そこらじゅうにいるのに…。ゴンズイ(Plotosus japonicus)。幼魚。何でこんなの採集したんや?かなり前のことなので全く覚えていない。エサ用の小魚。フィッシュイーターを飼育しているので、エサ用のエビとともに重宝している。つづく。
2021年11月29日
2018年8月上旬に行った串本磯採集の回顧録。ニッポンコシダカウニ(Mespilia levituberculatus)。精子を放出中のオス。タワシウニ(Echinostrephus molaris)。棘が刺さると痛い。刺さった経験ありっす(苦笑)。トラフナマコ(Holothuria pervicax)。底砂撹拌要員だな。ブログを始める前に飼育していたことがあったような?クロナマコ(Holothuria atra)。ニセクロナマコとの区別に悩むことがある種。エサ用のエビたち。磯採集の目的のひとつ。ちなみに現在もエサ用のエビをキープしている。つづく。
2021年11月28日
2018年8月上旬に行った串本磯採集の回顧録。ミスガイ(Hydatina physis)。この場所では頭楯目のなかでエンビキセワタに次いでよく見つかるウミウシだと思う。でも磯採集シーズン限定で…。シーズンが異なれば違うだろうな。軟体部の青白いrimはかなり美しいと思う。でも個人的にはこの眼が…。So cute~!クロヘリアメフラシ(Aplysia parvula)。アメフラシやタツナミガイもたくさんいるけれど、アメフラシ目のなかではこの子が圧倒的に多い気がする。メリベウミウシ属の一種(Melibe sp.)。飼育しようとは思わないけれどとりあえず気になるウミウシ。シロハナガサウミウシ(Tritoniopsis elegans)。ユビノウトサカなどを食害するウミウシ。周囲にソフトコーラル、あったかなぁ?かなり前のことなのでまったく覚えていない…。なんやねんこれ?なんでこんなの撮影したんだろ。ユムシやホシムシの仲間かな?砂茶碗だな。ツメタガイ属(Glossaulax)やタマツメタ属(Euspira)の仲間の巻貝はこのような卵塊を作る。つづく。
2021年11月27日
2018年8月上旬に行った串本磯採集の回顧録。よく行く串本の磯のひとつ。いい感じで潮が引いている。シュノーケリング開始。透明度はよくない。青いお魚の群れ。ソラスズメダイ(Pomacentrus coelestis)かな。サンゴイソギンチャク(Entacmaea actinostoloides)。当時はそこらじゅうにいたが、今はどうなっているのだろう?ちょっと気になる。ハネウミヒドラ(Pennaria disticha)。触れると刺されて痛い思いをする危険生物。見かけても決して触らないように…。ハナヤサイサンゴ(Pocillopora damicornis)。イボヤギ(Tubastraea faulkneri)。潮の流れがある岩陰に付着していた。つづく。
2021年11月26日
2018年7月下旬に行った串本磯採集の備忘録。気まぐれに採集した海水魚。カゴカキダイ(Microcanthus strigatus)。そこらじゅうにいる。初春には幼魚がたくさん見つかるがこの時期は大きな個体が多い。当たり前か…。セイタカイソギンチャクやチギレイソギンチャクと言った厄介者を食べてくれるので重宝する。アナハゼ属の一種(Pseudoblennius sp.)たぶん海藻をガサガサして入った個体だと思う。宿泊先へ向かう途中に寄った漁港。もちろん採集目的ではあるが、大したものは見つからなかった。ブッソウゲ(Hibiscus rosa-sinensis)。宿泊ホテルの庭に咲いていたハイビスカスの仲間。その後ホテルの周りを散策。その際に観察した昆虫。ニジュウヤホシテントウ(Henosepilachna vigintioctopunctata)。ナス科の植物の害虫。アオバハゴロモ(Geisha distinctissima)。個人的にはこのフォルムが好きかも♪エダナナフシ(Phraortes illepidus)。ナナフシモドキと異なり、触角が長い。オオセンチコガネ(Phelotrupes auratus)。ホテルのプールで見つけたやつ。綺麗やなぁ~♪こんな感じ。帰りに寄った浜。また海に行きたくなってきた(笑)。おわり。
2021年11月22日
2018年7月下旬に行った串本磯採集の備忘録。ちょっとした旅行の際に寄った串本某所の磯。シュノーケリング。磯採集が目的ではなかったものの、いつもの癖で簡単に採集した。ニッポンコシダカウニ(Mespilia levituberculatus)。日本近海のみに生息。沖縄で見かけるコシダカウニとはやっぱり違うなあ~。(参考文献:ウニハンドブック)ハナガサクラゲ(Olindias formosa)。当時のことはあまりよく覚えていないがこれはおそらくダメなやつだな…。遺骸かもしれない。甲殻類もちょっとだけ。つづく。
2021年11月21日
2018年7月中旬に行った沖縄磯採集の備忘録。磯採集後は深海魚師匠のところへ…。ハマダイ(Etelis coruscans)。深海より採集された個体。小さいハマダイをホムラspのためにキープしてくれていた。非常にありがたい。誠に感謝。ハマダイと言えば、2017年11月10日のブログに掲載したようにもう少し体高があると思ったが、この個体はそうではなく、やや細めの印象。小さな個体だからなのかな。それとも…。深海魚をメインにお持ち帰り個体を簡単にパッキング。翌日の朝に帰るので、昼過ぎぐらいまで持てば十分。水温維持が非常に大切。那覇空港。いつも写真を見て思うが、いい天気なのに帰るのが勿体ない…。ANA便の機内食。機内からの眺望。バラハナダイ(Odontanthias katayamai)。お持ち帰り直後の水合わせの写真。減圧症は師匠によってうまく調整されているため全く問題なし。ほか明らかな病気もなし。いつもいい個体を提供してくれる師匠に感謝。おわり。
2021年08月15日
2018年7月中旬に行った沖縄磯採集の備忘録。このとき採集した海水魚~♪ルリスズメダイ(Chrysiptera cyanea)。やっぱりこれ、これ。綺麗なブルー、輝くブルー。ほんと癒しになるな。レモンスズメダイ(Chrysiptera rex)。写真は幼魚のときのカラー。ミヤコキセンスズメダイなどは幼魚は綺麗だが、成魚は地味というギャップが悲しいところだが、レモンスズメダイは成魚になっても美しいと思う。オキナワスズメダイ(Pomachromis richardsoni)。前二者と比べると華やかさに劣る?いやいやそんなことはない。薄っすらと青い色彩、尾鰭上下の黒いrim、なんともおしゃれではないか。ヒバシヨウジ(Doryrhamphus excisus)。間隙がある岩の下や岩穴などで見つかる。なかなかオシャレな色彩のため、友人の間でも人気が高いような気がする。ペアで見つかることも多い。イシヨウジ(Corythoichthys haematopterus)。先程のヒバシヨウジとは異なり、かなり多い。オウゴンニジギンポ(Meiacanthus atrodorsalis )。毒牙を持つことで知られている。咬まれたことはないけれど、一応素手では触らないようにしている。そういや、ニセクロスジギンポには以前咬まれたことがあったな…。あのときは不注意だった。キンセンイシモチ(Ostorhinchus properuptus)。群れでたくさんいる。水槽で飼育したら綺麗だろうなぁとしばしば思うが、あまりお持ち帰りしたことがない。あとアカホシキンセンイシモチとの区別に悩むことも多い。サザナミハゼ(Valenciennea longipinnis)。普通種。小さいのは採集しやすいのだが、成長するにつれて少しずつ難しくなる印象がある。サラサハゼ(Amblygobius phalaena)。こちらも普通種。小さい個体の採集は容易い。ネズッポ科の一種(Callionymidae sp.)。砂をガサガサと探っていたらタモに時々入る。でも探しているのはこの子ではないんやけれどなぁ。オグロトラギス(Parapercis pacifica)。あえて採集しようとは思わないが、個人的にはシックな色彩が綺麗だと思っている。フサカサゴ科の一種(Scorpaenidae sp.)。2021年8月3日のブログに掲載したヒジキムシが寄生していた個体。寄生虫がいると確認したくなる病なり~♪ホンソメワケベラ(Labroides dimidiatus)の幼魚。つい採集してしまう。クリーナーとしてお持ち帰りするのもいいかもしれない。つづく。
2021年08月13日
2018年7月中旬に行った沖縄磯採集の備忘録。採集・観察した生体の一部を紹介。モンジャウミウシ(Glossodoris cincta)。今まで何度も見かけていると思っていたが、過去の写真を調べてみたらほとんど見かけていなかった。前回見かけたのは2010年5月の沖縄磯採集のときだった。お馴染みのタカラガイ。上:ハナビラダカラ(Monetaria annulus)。下:キイロダカラ(Monetaria moneta)。オトヒメゴカイ科の一種(Hesionidae sp.)。最近ちょっとだけ興味がある生体のひとつ。ヨコシマエビ(Gnathophyllum americanum)。少し前のブログに掲載したエビヤドリムシの寄生が見られる個体。ヤドカリたち~♪上から順にコモンヤドカリ(Dardanus megistos)、ツマキヨコバサミ(Clibanarius englaucus)、Pagurixus haigae。Pagurixus haigaeしか勝たん。つづく。
2021年08月10日
2018年7月中旬に行った沖縄磯採集の備忘録。今回は個人的に興味がある寄生虫の写真。フサカサゴの仲間に寄生するヒジキムシ科の一種(Pennellidae sp.)。太めの黒い棒のようなものが刺さっており、これが寄生虫(メス)。これに連続する2本の白くて細長いものは卵嚢である。オスはイカ、タコなどの中間宿主まで。寄生虫としては大きく、この種にはさらに大きなものもいるが、見たことがないっす。(あぁ~見たい…。)こちらはヨコシマエビに寄生するエビヤドリムシ科の一種(Bopyridae sp.)。エビの鰓室に寄生しており、ご覧のように鰓の部分が膨隆する。そういや、ヨコシマエビに寄生するエビヤドリムシを以前に掲載したのを覚えているが、実際あまり見かけないような…。イソスジエビに寄生するエビヤドリムシは非常に良く見かけるが…。まぁ圧倒的にイソスジエビが多いから仕方がないのかな。まぁこんな感じ。ちなみに寄生虫に対する興味はずいぶんと前から。学生の時に人体寄生虫学を勉強したときにはかなりの関心があったのを覚えている。つづく。
2021年08月03日
2018年7月中旬に行った沖縄磯採集の備忘録。サザナミヤッコ(Pomacanthus semicirculatus)。少し潜って岩の下をのぞくと見つかることが多い。採集には追い出し棒が役に立つ。イシヨウジ(Corythoichthys haematopterus)。ペアのようだ。ちなみに今見ても、ここがどこかわかってしまう。オドリハゼがよくいる場所のひとつ。シマウミヘビ(Myrichthys colubrinus)。ウミヘビと言ってもこれは魚類。ただ沖縄には猛毒をもつ爬虫類のウミヘビもたくさんいるので、注意するに越したことはない。最後の写真は何かというと、このシマウミヘビが入っていった穴。テッポウエビ類が掘った穴なんだろうか。フサカサゴ科の一種(Scorpaenidae sp.)。何だかわかりにくい写真…。左が頭部になる。シロオビハゼ(Cryptocentrus albidorsus)。共生ハゼが好きなのは今も昔も変わらない。そこらじゅうにいるアオヒトデ(Linckia laevigata)。同じくそこらじゅうにいるマガキガイ(Strombus luhuanus)。食べると美味しい。シャコガイもたくさんいる。そしてこのヤドカリ、Pagurixus haigae。これ、これ、個人的に好きなヤドカリ。つい探してしまう。つづく。
2021年07月26日
2018年7月中旬に行った沖縄磯採集の備忘録。ヤエヤマカワラサンゴ属の一種(Podabacia sp.)だと思う。ヤエヤマカワラサンゴ(P. crustacea)、そのものでいいのかな。クサビライシ属の一種(Fungia sp.)。ノウサンゴ属の一種(Platygyra sp.)。脳回に見えなくもないな(笑)。キクメイシ科の一種(Faviidae sp.)。サンゴを眺めながらのシュノーケリングは楽しい。サンゴ以外も観察。ウミヒルモ属の一種(Halophila sp.)。カイメンの仲間。正直なところ、このあたりのことはインパクトも何もなくほとんど覚えていない。初めて沖縄でシュノーケリングをしたときのことはよく覚えているんだけれど。つづく。
2021年07月24日
2018年7月中旬に行った沖縄磯採集の備忘録。ここは以前からよく採集していた場所。干潮に合わせて、飛行機到着時間、レンタカー移動時間を考えて旅程を立てるのがいつものパターン。本当はもう少し早く着きたいのだが、飛行機到着時間が定められているためどうしようもない。イノーはいい感じで潮が引いていた。サンゴが点在するタイドプール。マイクロアトールの形成が見られる。このあたりからシュノーケリングを開始。Retrospectiveに写真を見ても、シュノーケリングをよく行っていたタイドプールの場所、地形はかなり覚えているものだ。シュノーケリング中。たいしたものはいないとわかっていても、入ってしまうタイドプール。観察・採集を行うルートはいつもだいたい同じである。つづく。
2021年07月23日
2018年6月中旬に行った串本磯採集の備忘録。採集した海水魚の紹介。ヒメギンポ(Springerichthys bapturus)。ヨゴレヘビギンポといい、ヒメギンポといい、ここには美しいヘビギンポがいる。なかでもヒメギンポはホムラspのお気に入り。コケギンポ属の一種(Neoclinus sp.)。アライソだと思っていたのだが…。お持ち帰りしてもっと観察しておくべきだった。アンコウウバウオ(Conidens laticephalus)。転石裏・下でよく見つかる。イサゴハゼ(Gobiopsis arenaria)。やはりこれ、これ。大好きな底生のハゼなり。磯採集は終わり。宿泊先に向かう途中に寄った漁港。ホテル&リゾーツ和歌山串本で一泊。旧串本ロイヤルホテルである。ホテルの部屋からの眺望。くしもと大橋。橋杭岩。おわり。
2021年05月27日
2018年6月中旬に行った串本磯採集の備忘録。採集した海水魚の紹介。タカノハダイ(Goniistius zonatus)。なぜか今まであまり採集していない。よく見かける魚なのだが…。それほど興味がないというのが本音かもしれない。サツマカサゴ(Scorpaenopsis neglecta)。見つければ採集することが多いが、いつもリリースしている。下の写真は移しかえて裏面をチェックしているところ。フサカサゴ科の一種(Scorpaenidae sp.)。毎回小さいのがたくさんいる。キタマクラ(Canthigaster rivulata)。セジロハゼ属の一種(Clariger sp.)。普通のタモでは網目をすり抜けるため、目の細かいタモを使用して採集した。つづく。
2021年04月30日
2018年6月中旬に行った串本磯採集の備忘録。観察・採集したカニ、エビの紹介~♪ヒメソバガラガニ(Elamena truncata)。よく見つかるカニ。今まで何度も掲載しているなぁ。トウヨウヤワラガニ(Halicarcinus orientalis)。こちらも比較的よく見つかる。ちなみに写真は死んだふりをしているところ(笑)。カイカムリ科の一種(Dromiidae sp.)。カイメンを背負っているものが多い印象がある。スベスベマンジュウガニ(Atergatis floridus)。言わずと知れた猛毒ガニ。食べたらあかんで~(笑)。何だかかっこいいカニ。オウギガニの仲間のカラーバリエーションを楽しむホムラspである。サラサエビ(Rhynchocinetes uritai)。綺麗なのでつい採集してしまうが、エサ用のエビが欲しいホムラspにとってはあまりいらないかもしれない。消化不良になりそうな外骨格がちょっと…。モエビ科の一種(Hippolytidae sp.)。エサ用として、水槽の掃除用として、なかなかいいエビ。スジエビモドキ(Palaemon serrifer)。エサ用としてお持ち帰りすることが多いエビ。ただイソスジエビ同様にあまり大きいのは敬遠しがち…。テッポウエビ科の一種(Alpheidae sp.)。こういうのは大好き。綺麗な色彩、いろいろな種類。探していて楽しい。つづく。
2021年04月27日
2018年6月中旬に行った串本磯採集の備忘録。観察・採集した異尾類の紹介~♪アオヒゲヒラホンヤドカリ(Pagurus decimbranchiae)。個人的に好きな小さなヤドカリ。胸脚の褐色の斑点がなかなかオシャレと思っている。ヤマトホンヤドカリ(Pagurus japonicus)。採集こそしたが、結局リリースした個体。ホシゾラホンヤドカリ(Pagurus maculosus)。ヒメケアシホンヤドカリかと思ったら、大抵このヤドカリ。クロシマホンヤドカリ(Pagurus nigrivittatus)。嫌いではないのだが、あまりにもたくさんいるので、関心が薄れてしまった。ウスイロサンゴヤドカリ(Calcinus vachoni)。ツマジロと同じくらいたくさん見つかる。イシダタミヤドカリ(Dardanus crassimanus)。ピンク色の眼柄が綺麗なDardanus属のヤドカリ。ただ個人的にはDardanus属のなかではアオボシヤドカリが一番好きかもしれない。ベニヒモイソギンチャク(Calliactis polypus)。え~と?おそらくはソメンヤドカリやサメハダヤドカリの宿貝に付いていたものだと思うが…。かなり前のことなので忘れてしまった(汗)。オオアカハラ(Petrolisthes coccineus)。わずかに見られるスカイブルーがチャームポイント。口元の扇状の毛で海中のプランクトンを食べている。ただし飼育下では、ハサミを用いてクリルを食べていた。カニダマシ科の一種(Porcellanidae sp.)。眼がゴールデンだ。これもカニダマシ科の一種(Porcellanidae sp.)かなり小さいカニダマシ。抱卵個体を見かけることからこれでも立派な大人のようだ。トウヨウコシオリエビ(Galathea orientalis)。たくさんいる。まとめて飼育したら面白いかもしれない。つづく。
2021年04月21日
2018年6月中旬に行った串本磯採集の備忘録。観察したウミウシの紹介~♪ベニシボリ(Bullina lineata)。時々貝殻を見かけていたのでいるのはわかっていたのだが、生きている個体に出会ったのは初である。本当はもっと水温が低い時期のほうが見つけやすいのかもしれない。美しい貝殻にこれまた美しい軟体部。個人的に好きなウミウシである。ミスガイ(Hydatina physis)。何度も見かけているはずなのだが、なぜかブログに掲載するのは初めて…。アカボシツバメガイ(Chelidonura fulvipunctata)。カノコキセワタ科のウミウシは個人的に好きなほう。incidentalに見つかることが多い印象がある。よって見つけたときはうれしい。こちらもアカボシツバメガイ(Chelidonura fulvipunctata)。color variationのひとつ。エンビキセワタ(Odontoglaja guamensis)。小さなカノコキセワタ科のウミウシ。以前にも書いたがたくさんいる。ただ意識して探さないと、見落とすことが多いと思う。ゴクラクミドリガイ属の一種(Elysia sp.)。Elysia属として、コノハミドリガイ、テンテンコノハミドリガイ、トカラミドリガイが見つかるが、この子は何者だ。小さな個体でさらにこの見かけ…。見落としてしまいそうだ。キヌハダウミウシ属の一種(Gymnodoris sp.)。またもや悩ましいウミウシ。よく似た種との区別が…(苦笑)。個人的にはキヌハダウミウシ(Gymnodoris inornata)かな?タツナミガイ(Dolabella auricularia)。アクアリウムでお馴染みのアメフラシの仲間。クロヘリアメフラシ(Aplysia parvula)。非常にたくさんいるアメフラシの仲間。よって個人的に感心が薄れてしまっている(苦笑)。ビワガタナメクジ(Dolabrifera dolabrifera)。転石裏で見つかることが多い平べったいアメフラシの仲間。クロヘリアメフラシと異なり、個人的に好きなアメフラシである。ミカドウミウシ(Hexabranchus sanguineus)。アクアリウムでお馴染みのウミウシ。スパニッシュダンサーと呼ばれ、遊泳することができる。時々見つかるが数は多くないと思う。つづく。
2021年04月17日
2018年6月中旬に行った串本磯採集の備忘録。ミノガイ科の一種(Limidae sp.)。転石下でよく見つかる二枚貝。ウスユキミノ、フクレユキミノ、それとも…。さぁどいつだ。ヒラスカシガイ(Macroschisma dilatatum)。転石裏でよく見つかる種類。スカシガイとの区別に少々悩んだが、殻の穴の位置などから同定した。メダカラ(Purpuradusta gracilis)。ここで見つかる数種のタカラガイのうちのひとつ。サヤガタイモ(Conus fulgetrum)。よく見つかるイモガイのひとつ。といってもマダライモほどではないが…。つづく。
2021年04月16日
2018年6月中旬に行った串本磯採集の備忘録。アミメジュズベリヒトデ(Fromia indica)。流れがあるところに多いような印象。寄生生物がいないかどうか腹側も確認したが、何も見つからなかった。アカクモヒトデ(Ophiomastix mixta)。トウヨウヤワラガニ(Halicarcinus orientalis)が付着していた。そういや以前の磯採集でもトゲクモヒトデの腕に付着するトウヨウヤワラガニがいたっけ。再現性があることは興味深いことだ。クモヒトデの仲間。何も付着していなかった。とりあえず写真だけ…。アラサキガンガゼ(Diadema clarki)。肛門の周りがオレンジ色であること、間歩帯に白点がないことなどから、アラサキガンガゼと同定した。ガンガゼ属3種を同定すること以外に、クラゲムシを見つけることが目的だが、クラゲムシは見つからなかった。コシダカウニ(Mespilia globulus)。アクアリウムでお馴染みのウニ。ニセクロナマコ(Holothuria leucospilota)。クロナマコと違いキュビエ器官を持つため、手に持つ際は極力刺激しないようにしている。写真のような寄生貝がよく見つかるので、毎回観察している。つづく。
2021年04月15日
2018年6月中旬に行った串本磯採集の備忘録。ここでのシュノーケリングは本当に気持ちがいい。サンゴを眺めながら、ゆらゆらと波に身体をゆだねる。トランス状態もどき(苦笑)。観察した生体の一部を掲載。タマカイメン属の一種(Tethya sp.)。個人的には美しいと思う種類。ゼニイシ属の一種(Marginopora sp.)。大きな単細胞生物、有孔虫の仲間。沖縄ではたくさん見つかるけれど、串本でも比較的よく見つかる。オオナガレカンザシ(Protula bispiralis)。いつも撮影しているなぁ…。つぶつぶ…。卵嚢?よくわからないが…。それよりもトライポフォビアを喚起しそう。活餌として重宝しているイソスジエビ(Palaemon pacificus)。でも写真の個体は大きすぎるなぁ。穴からこちらを伺っている様子がかわいいコケギンポ属の一種(Neoclinus sp.)ここにはアライソコケギンポが多いが、これは何だろう?つづく。
2021年04月09日
2018年6月中旬に行った串本磯採集の備忘録。写真は行く途中に寄った阪和自動車道(下り線)の紀ノ川サービスエリア。いつもの休憩場所である。そしてもう一つの休憩場所が道の駅すさみ。ここにはエビとカニの水族館がある。このあとしばらく運転すると目的の磯へと到着する。いい感じで潮が引いている。タイドプールはこんな感じ。最初に観察することが多い場所である。早速シュノーケリングを開始~♪つづく。
2021年04月08日
2018年6月上旬に行った串本磯採集の備忘録。夕方、少しずつ潮が満ちてきた。もう少し遊びたかったが、まぁいいや。豆チョウはまだいなかったし、そのほかに大したものは見つからなかったし。その後宿泊先のホテル&リゾーツ和歌山串本へ…。(以前の串本ロイヤルホテルのこと。)写真は午前5時ごろのホテル&リゾーツ和歌山串本。最近は早朝帰宅することが多い。途中に寄った漁港。何も見つからなかった…。おわり。
2018年08月08日
2018年6月上旬に行った串本磯採集の備忘録。イソカサゴ(Scorpaenodes evides)。このときとても多かった。普通のカサゴとか、サツマカサゴとかは見かけなかったような…。これもたぶんイソカサゴ(Scorpaenodes evides)。鰓蓋に黒い点があるように見える。でもちょっと自信なし。きちんと側面から撮影しておくべきだった。ちなみにイソカサゴの背鰭棘には毒があるので取り扱いには注意が必要。つづく。
2018年08月03日
2018年6月上旬に行った串本磯採集の備忘録。今回採集した海水魚の一部。アライソコケギンポ(Neoclinus okazakii)。この場所のコケギンポ類として、よく見つかる種。第1背鰭棘と第2背鰭棘の間、胸鰭基底に黒い点あり。クモギンポ(Omobranchus loxozonus)たまたまタモに入った個体だと思う。ずいぶん前のことなのであまり覚えていない(汗)。カンムリヨウジ(Micrognathus andersonii)、たぶん。転石下でよく見つかる種。ゴンズイ(Plotosus japonicus)。何でこんなの採集したんだ?今さら思う。もちろんお持ち帰りしていない。キタマクラ(Canthigaster rivulata)。フグ類の小さいのはかわいい。ニシキベラ(Thalassoma cupido)。カゴカキダイ(Microcanthus strigatus)。カーリー対策で持ち帰ってもよかったのだが。つづく。
2018年08月02日
2018年6月上旬に行った串本磯採集の備忘録。今回の磯採集で最も興味深いと思ったのがこちらの多毛類。すでに紹介済みである。→ここ。何が興味深いかというとこれがトゲクモヒトデ類の腕に付いていたこと。見ての通り、トゲクモヒトデ類の腕にそっくり。素晴らしい擬態にただただ感激したのを覚えている。おまけのウミグモ類。とても小さい個体。個人的には興味がある。そのせいもあって、現在ヨロイウミグモを飼育しているのだが、ほとんど動かない。ただいるだけみたいな感じになってしまっている。ちなみにこの個体はヨロイウミグモに比べてまだ動くほうだった。つづく。
2018年07月18日
2018年6月上旬に行った串本磯採集の備忘録。このとき採集したヤドカリ類。イシダタミヤドカリ(Dardanus crassimanus)。たくさんいるDardanus属。以前某所で漁業廃棄物としてもたくさんいたことがあった。個人的にはあまり興味がないヤドカリ。ツノヤドカリ属の一種(Diogenes sp.)。興味があると言えばこっちのほうかな。でも飼育しようとは思わないが。ヤマトホンヤドカリ(Pagurus japonicus)。ユビナガホンヤドカリ(Pagurus minutus)。興味はないが、ここにはいるはずもないキカイホンヤドカリとの相違をつい見比べてしまう。こんな感じ。写真があるので少しは分かるが、採集時の状況などはもう忘れている。覚えているうちに備忘録として書いておくべきやな…。つづく。
2018年07月03日
2018年6月上旬に行った串本磯採集の備忘録。エサ用のエビを採集した。スジエビモドキ(Palaemon serrifer)。イソスジエビはまだ少なめ。モエビ科の一種(Hippolytidae sp.)。転石下によくいる種。活餌しか食べない魚のためにこのようなエビ類を採集。(あるいは購入←こっちの方が楽。)つづく。
2018年07月02日
2018年6月上旬に行った串本磯採集の備忘録。今回観察・採集したカニの一部。カイカムリの仲間。転石裏に付着していた個体。カイメンを背負ってカモフラージュしていた。ここにはカニが隠れている。写真ではわからないが、観察時にはちょっとだけ動いたのでわかった。そのカニがこちらのクモガニの仲間。海藻や泥を付着させた見事なカモフラージュである。こちらは別の場所で採集したクモガニの仲間。ヒメソバガラガニ(Elamena truncata)。転石下でよく見つかるカニ。捕まえると上の写真(2枚目)のように死んだふりをする。そして流れがあるとこのまま流されていく。面白いな。ほかにもいろいろいたが、撮影したカニはこれだけ。つづく。
2018年06月15日
2018年6月上旬に行った串本磯採集の備忘録。今回撮影した軟体動物の一部。セトミノウミウシ(Setoeolis inconspicua)。たぶん初めて。とても綺麗なウミウシだ。ヒドロ虫を食べるのだろうか。ある水槽のヒドロ虫対策としてお持ち帰りしても良かったのだが、結局撮影・観察だけ。ニシキツバメガイ(Chelidonura hirundinina)。探せば見つかるけれど、沖縄ほどたくさんいるわけではない。クロヘリアメフラシ(Aplysia parvula)。そこらじゅうにいるウミウシ。ここでは一番よく見つかるんじゃないかな。オトメガサ(Scutus sinensis)。転石裏の常連。ウミウシに見えなくもないが、外套膜で覆われているだけ。実際は貝である。つづく。
2018年06月13日
2018年6月上旬に行った串本磯採集の備忘録。棘皮動物はいつものメンバー。適当に撮影したものを掲載。コシダカウニ(Mespilia globulus)。アクアリウムでお馴染みのウニ。いろいろ付着させてカムフラージュしていた。ほかのウニの殻までも付着させていた。ナマコ類。毎回このタイドプールで見かけるなぁ~。ヤツデヒトデ(Coscinasterias acutispina)。紀北のほうが多いような気がする。ミナミイツツメクモヒトデ(Ophiarachnella infernalis)。アカクモヒトデ(Ophiomastix mixta)。赤色が美しいクモヒトデ。たくさんいる。とまぁこんな感じ。ほかにもいろいろいたけれど。撮影はしていない。つづく。
2018年06月11日
2018年6月上旬に行った串本磯採集の備忘録。転石裏に付着していたサナダヒモムシ(Baseodiscus hemprichii)。クロスジヒモムシにちょっとだけ似ている。こちらはミサキヒモムシ(Notospermus geniculatus)。同様に転石裏から見つかった個体を取り出して撮影した。(撮影後は元の場所へ戻しておいた。)飼育しようとは思わないが、ヒモムシには興味がある。そして興味があると言えばヒラムシ。写真はカリオヒラムシ(Callioplana marginata)。今までに何度も書いているが、綺麗な種が多いヒラムシはお気に入り。ウミヒドラ類。カイウミヒドラなんだろうか。よくわからないが、巻貝との共生は面白い点のひとつ。とまぁここまで、きもい系をいろいろと掲載してきたわけだが、個人的には興味のあるものばかり。でもこちらのきもいのは嫌い。ウミケムシ類。ちょっと水深が浅くなれば、転石下にはこいつがうじゃうじゃいる。おまけ。ポツンとあったこれは何?貝類とか、そんな類の生物の卵?よくわからないが…。つづく。
2018年06月10日
2018年6月上旬に行った串本磯採集の備忘録。あるタイドプール。このとき少し寒かった。昨年のこの時期はもう少し暖かかったような気がする。サンゴなどを眺めてしばらくの間、ぷかぷかと浮かんでいた。オオナガレカンザシ(Protula bispiralis)。ヘビギンポ(Enneapterygius etheostomus)。婚姻色が出た繁殖期のオス。カサゴ(Sebastiscus mamoratus)。シマギンポ(Salarias luctuosus)。このとき豆チョウは見つからなかった。つづく。
2018年06月08日
2018年6月上旬に行った串本磯採集の備忘録。写真はいつも休憩する紀ノ川サービスエリアからの眺望。いい天気だった。その後しばらく運転。第2の休憩場所は道の駅すさみ。写真はここにあるエビとカニの水族館。採集場所はあと少し~♪そして到着。写真は今回の採集場所にある潮溜まり。浅瀬にいたハゼ類の幼魚。アゴハゼかドロメだと思うのだが。では早速シュノーケリングを開始。つづく。
2018年06月05日
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