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今、台湾も気温が低いせいか周りに風邪ひきさんがいっぱいいる。 私は調子が悪いときは足按摩や以前体験した グアシャー(体の毒素を出す民間療法)などに駆け込むこともあるけれど、 どちらかというとすぐに病院に行くし、すごく強い薬でも注射でも 点滴でも、なんでもいいから早く治したいタイプである。 普段、ちょっと調子が悪いなーという時は家の近所の診療所へ行く。 映画にでも出てきそうな昔からある、古~い町医者さんという感じだけれど 大きな病院のように待ち時間もなくすぐに診てもらえるし おじいちゃん先生で、口数は少なく、そんなに愛想もよくないけれど とても温厚で丁寧にみてくれる。 「栄養のあるものを取って睡眠を多くとれば大丈夫」 ひどくない時にはお薬をくれないこともある。 以前、毎日毎日なんだかひどく忙しいのもあって、 疲れやすくて貧血が出ている感じだなーと思い先生のところへ行った。 「今日はどうしたの?」 「はい。なんだかだるくてだるくて・・・」 「仕事が忙しいの?眠れてる?」 私の状況をじっくり聞いた後で 「貧血もあるようだし、こんな風に疲労している時は 無理してでも体を休めないと。一人で頑張りすぎちゃ駄目だよ」 なんだかあの時はたいそう弱っていたのか その先生の温かい言葉に不覚にもその場でポロポロ泣いてしまった。 今日、家族が風邪気味なので、夜、先生のところへ行った。 窓口に張り紙がしてあった。 先生も高齢なので夜の診療と土曜日の診療は不定期に休診します・・・ とのことだった。 なんだかショック。 先生のようなお医者さんにはいつまでも元気に頑張ってもらいたい! 本日のキラキラ度数 気温が低いためか、救急患者が多いらしい・・・3つ星☆☆☆
2007.01.31
前から噂には聞いていて、ちょっと興味があり 自ら進んではいかないけれど、まあ、機会があったら行ってみようか・・・ と思っていたレストランがあった。 先日、友人と会うのに、とうとうそこを訪れる機会が来た。 私も初めていく場所だったので、近くまでタクシーで行き キョロキョロ歩いていたら、発見! 看板が目立っていてすぐにわかった。 店の名は 「MODERN TOILET 便器」 である。 中に入ってみて 「うわーーー。すごいねーーーここ!」 なんと椅子が全部、本物の便器でできている。 床なども白いタイルで、まるでトイレの中にいるような奇妙な気分。 恐る恐る便器の椅子に腰掛けてみる。 「な、なんだか・・・変な感じだねー」 思わず笑ってしまう。 メニューはカレーライスや火鍋料理、グラタンなど。 飲み物も結構種類もある。 「メニューは案外、普通だね?!」 でもビックリはこのあとも続いた。 なんと、お料理を載せてくるお皿が全部、 『便器』 のミニチュアであった。 そこにカレーなどが盛られてでてくるので ちょっと冗談が通じない人にはお勧めできないレストランかもしれない。 慣れてくれば便器のお皿であろうが、普通に食事は取れたけれど 「なんだかね~・・・」 食事中に何度かこの台詞を口にしていた私たち。 ソフトクリームにはちょっと愛嬌あり・・・かな?! 話題性はある?!からか、最近台湾のレストラン紹介の雑誌などにも載っている。 お店は台北、台中、台南、高雄に展開中である。 ホームページもあった。 www.mederntoilet.com.tw でも長い時間座っていたら、椅子が(便器が?)硬くて お尻がかなーり痛くなった。 ちょうど閉店間近な時間だったのもあり 店員さんが空いた席から掃除を始めたのだけれど どうもその様子・・・ トイレ掃除 をしているようにしか見えない・・・。 とにかく・・・ なんだか奇妙な気持ちになるレストランでありました。 本日のキラキラ度数 台湾の学校が冬休みに入り街がなんだかのんびりなかんじ。 5つ星☆☆☆☆☆
2007.01.30
朝、フロントに電話がかかってきた。 「すいませんけど、お部屋にあるハンガーがどうしても欲しいんだけれど 販売してもらえるのかしら?」 ホテルの客室内の備品は販売もしている。 タオル、バスローブ、スリッパ、石鹸置き、灰皿などなど。 結構、そういうホテルグッズをコレクションにしている人や 記念にと買っていく人も多い。 時には枕やお布団などの購入依頼もある。 でもハンガーの問い合わせは初めてだった。 備品の販売価格表にもハンガーの価格は書いていなかったので すぐに客室部へ確認を取って連絡しますと伝えた。 かなり以前の備品価格表にハンガーの値段があったようで もうそのままの値段でいいから・・とマネージャーがいうのでお客様に伝えた。 「え~そんなにお安いの?じゃあ10本ほど買っていこうかしら」 それにしてもうちのホテルのハンガーってどんなだっけ? とりあえず新品の在庫が10本もあるのかわからなかったし 直接、客室部のオフィスへ行ってみた。 「マネージャー、お客様、10本、欲しいそうです」 「えー10本?!今、そんなに新品の在庫がなかったと思うんだけど」 ハンガーを見てみると、すごくデザイン性があるわけではなく 色はマホガニーで綺麗だけれど、たいした特徴もない。 なので一応確認してもらうためにお客様のお部屋へ持っていった。 年配の日本人のご夫婦である。 「こちらのハンガーでよろしいですか?」 「うわーよかった!これこれ!こういうのが欲しかったのよ~っ! わあ、嬉しいわ~」 わざわざ台湾に旅行に来てハンガーを買わなくても・・・と思ったけれど こんなに喜んでもらえたら・・・良かった。笑。 結局、新品のあるだけ8本をお買い上げになった。 簡単に包装したけれど、それでもかなりかさばる重い荷物になった。 それがそのお客様。あと2組のご夫婦と6人で一緒に来ていたのだけれど どうやら、そのハンガー購入の話をしたらしい。 「ねえ、もう本当に在庫ないの?お友達2人も買いたいんですって~!」 なんの変哲もないハンガーのような気もするのだけれど・・・ 日本人のおば様の口コミ力、宣伝力はすごい!!! 本日のキラキラ度数 今日でブログをはじめて丸1年。ありがたいです。 5つ星☆☆☆☆☆
2007.01.28
すごい映画だった・・・ とにかくすごい・・・ この映画を観終ったとき、何か呆然としていたし、 椅子から身体が半分、ずり落ちるようなかっこうになっていた。 とにかく2時間半弱の間、体中に力が入っていた。 正視するにしのびない場面も多い。 ただ・・・目が離せない。 実際、自分がのほほんと平和に暮している同じ地球上で こんなことが起こっているのか・・・ということが とてもショックであった。 映画は作られたものではあるけれど あの大きな画面で視覚がされて 大きなサウンドで聴覚が刺激されて 坐って観ているだけなのに、まさに自分がその場面にいるかのような錯覚を起こす。 だから登場人物と同じように悲しみや怒りを感じたり 痛みさえも感じる。 とにかく色々な意味で 『すごい映画』 だった。 主演のレオナルド・ディカプリオ。 こんなにすごい俳優さんだったのか・・・と思った。 どうしてもタイタニックの少年っぽさが残る彼のイメージが強いけれど とても素敵な俳優さんになっている。 話す英語の印象もあるのか 今までのイメージとは全然ちがっていた。 素晴らしい!と思った。 是非、アカデミー賞主演男優賞を取ってほしいし これまた素晴らしいジャイモン・ハンスにも助演男優賞を取ってもらいたい。 アカデミー賞。 日本人の女優さんもノミネートされているようだし とても楽しみである。 本日のキラキラ度数 映画館で観る映画はやっぱりいい。 5つ星☆☆☆☆☆
2007.01.26
昨日、NHKの番組で「カツ丼」が取り上げられていた。「カツ丼」を食べると幸せな気分になれるということを実証していた。 家で揚げ物をするのは嫌いという人がいるけれど 私は結構、トンカツとかを作るのが好き。 そしてトンカツを作った翌日の朝は大体必ずカツ丼を作る。 先日、台湾の友人が遊びに来た時にもリクエストだから仕方がないのだけれど 恒例というか、ワンパターンのようになっているカレーと共にトンカツを作った。 台湾にも 「炸猪排」(豚肉揚げ) がある。 これもとっても美味しいけれど日本のトンカツとはちょっと違う。 作るところから興味津々に見ていたので 揚げたてのトンカツをサクサクっと切って、 とんかつソースをかけて味見させてあげたら 「美味しいっ!なにこれ?!日式トンカツって美味しいねえー」 揚げる横からバクバク食べていた。 もちろん美味しい。特にやっぱり揚げたては最高☆ 昨日その番組で見ていたらカツ丼の時の卵は溶きすぎてはだめなんだとか。 プロの料理人さんは3回ぐらい卵を切るようにしているだけだった。 でもそれが美味しい半熟のトロトロ卵を作るのに必要であるそう。 すぐに試したくなって今日は買い物に出たときにトンカツの材料を買ってきた。 でも友人が仕事のあと会えることになって一緒に食事ができそうなので トンカツは延期。 今は友人からの電話待ち。 なんと最近、話題になっている「便器の容器で食べるカレー屋さん」に 行くと言っていた。 うーん。複雑。 ちょっと行きたくないような行きたいような・・・笑。 本日のキラキラ度数 久しぶりに会う友人。楽しみ。 5つ星☆☆☆☆☆
2007.01.25
ホテルに来る日本人のお客様からの質問で かなり上位にランキングされるのが 「檳榔(ビンロウ)」 について。 ビンロウ自体は植物なのだけれど、これに石灰を混ぜて キンマという葉っぱで丸めたものが街中のあちこちに売っている。 タバコと同様、嗜好品なのだけれど ビンロウは口の中で噛んでいると唾液と実から出る成分が混じって 口の中が真っ赤になる。 その実は全部飲み込むことがができず、繊維質の部分だけが残るので 噛んでいる人はそれを出さなければならない。 今はだいぶ規制もされていているようだけれど それでもまだ道にビンロウを吐き出す人もいる。 私が台湾に来たばかりの頃、とにかく道路が真っ赤になっているところが多かった。 ビンロウの存在を全く知らなかったので、 私はそれを「血」だと思い込み、あちこちが血だらけになっているので 事故が多いのか、喧嘩が多いのか、とにかく恐ろしい国だなーと思っていた。 このビンロウは噛んでいると興奮状態になり覚醒作用があるらしく トラックやタクシーの運転手さん、きつい労働をする時などに 眠気さましとして使っている人もいると聞く。 でもこのビンロウを噛んでいる人をそばで見ると 一瞬、口の中が血だらけに見えるのでホラー映画の一場面を 見ているような気分になる。 前はそういうタクシーの運転手さんに当たることが多かった。 でも本当に最近はそこまでホラーな運転手さんは減った。 ところが今日、久々にホラー度100パーセントのすごいのにあたってしまった。 運転手さんに行き先を告げた。 振り向いたそのおじさんの口元は真っ赤。 それも口の中だけじゃなく、口の周りまで真っ赤。 うわっ、ちょっと怖い・・・ それがビンロウのせいなのか、おじさんの運転技術のせいなのか わからないけれど、何度かバイクと接触しそうになっていたし ちょっと危なかった。 台湾政府もビンロウに対しては色々な規制もしているようだけれど タバコと一緒で愛好家はたくさんいて、なかなか難しいらしい。 禁煙は聞くけれど禁檳榔は聞いたことがないな~ でも若い台湾の友人などはビンロウをすごく嫌っている子が多い。 そのうち姿を消してしまう日も来るんだろうか・・・。 本日のキラキラ度数 まだ日がくれるのが早い。時間があっという間・・・3つ星☆☆☆
2007.01.23
レストラン部門から朝いちに電話がかかってきた。 「メイフェ~手が空いたらお願いしたいんだけど」 だいたいこういう時はメニューが新しく変わった時の 翻訳作業のお手伝いである。 中国語をそのまま訳したのでは意味がわからないメニューが多い。 でもそのあたりはありがたいことに、日本人に分かるようであれば 私が好きなように名付けても良いと言ってもらっている。 この作業が結構楽しいのだけれど結構難しい。 というのも中華料理にはメニューだけ見ても 一体どんなお料理なのか想像がつかないものが多い。 なので本来ならお料理を一品一品実際に見せてもらえれば 一発で名付けられるのに、それをしてくれないのが うちのレストラン部のケチなところ。 どんな料理かをシェフに聞きながら想像して(!)考える。 こういう作業をしているせいか 他のホテルや、レストランなどに行って日本語メニューが載っていると すごく興味がある。 時々あまりにも直訳ですごく面白い訳になっているものがあるし 一体、これはどんなお料理がでてくるんだろう・・・と思えるような 意味不明な日本語も多い。 以前、ブログにも書いたけれど、珍しいキノコで 「猴頭」(サルの頭)いわれてものがある。 形が似ているので「サルの脳みそ」と言う人もいる。 日本語のメニューを見たら 『サルの脳みその醤油で煮る』 と書いてあった。 (うわ~これだけ見た日本人で注文する人は少ないだろうなー) と思った。 「このサルの脳みそとはキノコのことです」 と後から説明されてもちょっと遠慮してしまう人もいるだろう。 もったいない・・!!! 歯ごたえもあってキノコの味が濃厚でとっても美味しいのに。 「わー食べてみたいなー」 と思えるようなメニュー訳を頑張ってつけていこうと思う。 本日のキラキラ度数 新幹線関係のお客様が続々と帰国。お疲れ様。ちょっと寂しい。3つ星☆☆☆
2007.01.22
台北と高雄間を行き来しているビジネスマンは多い。 この間、飛行機で約50分。 台湾新幹線。 今は台北駅までは開業しておらず、その一つ前の駅の 板橋駅までだけれど、全路開通すれば台北ー高雄間は2時間弱になる。 今、飛行機だと価格は片道2200元前後。 インターネット予約などの割り引きで1700~2000元前後。 新幹線は片道1490元。 http://www.thsrc.com.tw/jp/index.htm ↑ 台湾高速鉄道の日本語のホームページ 台湾の台北ー高雄は日本の東京ー大阪と似ている。 以前、『のぞみ』が開通した時に飛行機で行くのと、新幹線で行くのと 価格と時間と便利性を比べる番組があった。 台湾だったらどうだろうか。 新幹線が開通したらお客さんが流れて航空会社は大変だなーと言われていた。 実際、既に減便をする航空会社もあるし、チケットが複数の 航空会社でエンドースできるようにもなるらしい。 でも私が思っていたよりも新幹線の値段が高かった。 飛行機は乗っている時間は短いけれど早めに空港へ手続きに行かなければ ならないという不便さがある。でも台湾の場合は10分前に カウンターに行っても席があれば乗せてくれることがほとんどである。 それに台北も高雄も国内線空港が街中に近いので便利である。 まだ地下鉄が開通していないので高雄市内から新幹線の左営駅までは 交通手段がタクシーかバスになり30分はかかる。 それを考えると・・・ 仕事で時間を節約するならば 今のところは私としては飛行機に軍配を上げる。 台湾新幹線、開業試運転のチケット半額キャンペーンが 今月末まで延長になった。 半額の間に日帰りでもいいから乗ってみるかなー。 本日のキラキラ度数 出張から帰ってきてクタクタ。今日は早寝しよう! 3つ星☆☆☆
2007.01.20
今日、タクシーに乗った。 私が行き先を告げるやいなや 運転手さんが左手で運転しながら右手でなにやらゴソゴソやっている。 すると急に今までかかっていたラジオの音が止まり どこかで聞いたようなメロディがスピーカーから流れてきた。 「死んでしまおうなんて・・・ 悩んだりもしたわ・・・」 日本語の歌である。 えーとなんだっけ? そうだ。 『人生いろいろ』・・・だ。 運転手さんは気持ち良さそうに一緒になって歌っている。 こんな風に私が日本人だと分かると日本語の曲をかけてくれる タクシーの運転手さんは少なくない。 自分が好きだと自分の歌も聞かせたいらしく しばしタクシーの中はカラオケ会場と化す。 ちょうどフルコーラスを歌い終わった。 「日本語の歌、歌えるんですね~」 「あー日本の歌はいいよー。中でも一番好きなのが『千代子』なんだ」 千代子・・・ おじさんにとってはアイドルのようなものかな。 この『人生いろいろ』がおじさんの18番らしく 「日本語で歌えるけど歌詞の内容は全然知らないんだよ。 一体この曲の歌詞はなんて言ってるんだ?」 私も曲は知っているものの細かい歌詞は知らない。 「〔歌いながら)男もいろいろ・・・女だっていろいろ・・・ 「人生いろいろ」ってどういう意味だ?」 人生いろいろ・・・!? うーん。 「男もいろいろ・・・女もいろいろ・・」 あまり恋話になるのも避けたかったので 「人間、生きていれば楽しいことも苦しいこともあり、 いろいろなことが起こるよ・・・ っていうような意味だと思うのですが」 「そうか・・・」 いくら歌の歌詞とはいえ、自分の父親ぐらいの運転手さんと 人生いろいろ・・と語っている自分がなんだか可笑しかった。 本日のキラキラ度数 ちょっと暖かくなり日中は半袖でも寒くなかった。 4つ星☆☆☆☆
2007.01.17
中国語でバスケットボールをするというのは 「打籃球」 である。 小学校から高校までずっとバスケ部だった。 よく走らされたし、とにかく下半身強化のトレーニングが多かった。 おかげで幸か不幸か下半身ガッチリになってしまったけれど・・・。 でも基礎体力はかなり養われたと思うし、 体育会系の根性のようなものも身についた。 これは後々大人になってからかなり役に立っていると思う。 台湾は学校が休みの時や放課後などは一般の人に校庭を開放している。 校庭にはバスケットゴールもいくつも置いてあるし 台湾ではバスケットは人気があるので、かなり賑やかである。 そして先日、久しぶり(何年ぶり?何十年ぶり?)に私もバスケットをやった。 え・・・バスケットボールってこんなに重かった? と思うぐらい腕の力は落ちているし 1発目、フリースローを投げたら届かなかった。涙。 でも1時間ぐらいやっていたら少しだけ(!)感覚が戻ってきた。 思い切り運動するのはやっぱりとても気持ちがいい。 ただ後に待っていたのは・・・ 恐ろしいほどの体中の筋肉痛。 次の日など、仕事中に床に落ちたペンを拾うのにも 体がロボットのようにギシギシいっているようだった。 情けない~。 普段の運動不足を思い知らされた。 でもやっぱり楽しい。 これからちょっとはまりそうである。 形から入る私はまたバスケットシューズなど買ってしまいそうである。 本日のキラキラ度数 やっぱり基礎体力は必要だなーと実感。 4つ星☆☆☆☆
2007.01.16
今年2007年は日本では「イノシシ年」である。 台湾では『猪』はイノシシではなくブタであるので今年は 『ブタ年』 なのである。 じゃあイノシシは中国語でどういうのかというと 『野猪』 である。ちょっと面白い。 最近お正月の準備も始まってきていて、あちこちにブタの置物や ブタのデザインのものを見かけるようになってきた。 今でもはっきりと覚えている。 私が台湾に来たばかりの時。 まだ右も左もわからず中国語も全然できない。 とにかく言葉を使わずにすむスーパーマーケットに買い物に出かけた。 食品売り場は想像していたよりも商品も豊富だし お肉も市場と違ってちゃんとパックに入って売っている。 ホッとして、さてお肉を買おうとして手にとって見ると 「猪肉」 と書いてある。 「えーイノシシ!?ブタ肉みたいだけど違うんだー」 お肉売り場を全部探しても「ブタ肉」は見つからず「イノシシ肉」ばかり。 店員さんに聞きたいけれど中国語は全然話せない。 知識も常識もない私は 「台湾の人ってブタ肉は食べないんだ・・宗教とか関係あるのかなあ。 困ったなー、ブタ肉が無いなんて。イノシシって美味しいのかなあ?」 その日はお肉は買わず、家に帰って日本の母に電話をして 「びっくり。台湾ってブタ肉が売ってないんだよ。イノシシを食べるみたいで」 「えーーー?イノシシ?!」 その勝手な「台湾の人は何らかの理由でブタ肉を食べない」という 思い込みはしばらく続いた。 しばらくして日本人の知り合いができて、 「台湾はブタ肉がないんですね。イノシシ肉ってどうやって使ってますか?」 と聞いて爆笑され、初めて「猪肉」=「ぶた肉」という事実を知ったのである。 お肉を見ればわかるでしょうが・・・ と言われそうだけれど、 海外生活がスタートしたばかりで、まだ今のように気が強くもなく 台湾のパワーに負けそうで弱っていた余裕の無かった時である。 そんな可愛いもあったのね・・・ 台湾で二回目の「ブタ年」を迎える私であります。 本日のキラキラ度数 台湾の豚肉はちょっとクセがあるけれど私は大好き。 5つ星☆☆☆☆☆
2007.01.14
「お腹が空いたなーなんか食べたいー」 そんな時、いつも大好きなパンを食べていた。 でも最近はまっているものがある。 グッチ裕三さんの『これは旨い!』の中の なんのおにぎり? と命名されたおにぎり。 いたってシンプル。 でも美味しくて止まらない。 自分で作って食べて・・・あーもう一個作ろうっと・・・ それを繰り返して気がついたらお茶碗3杯分ぐらいごはんを食べてしまっている。 ごはんに塩をふり、手にごま油をつけておにぎりを作って 韓国のりで巻くだけ。 これだけなのにものすごーく美味しい! 最近、うちでは白米と玄米とを半々に炊いている。 このごはんでこのおにぎりを作ると、玄米のプチプチ感が加わってますます美味しい。 先日、うちにご飯で集まった時に小さいサイズのをいっぱい作って友人に出したら 「これ、美味しいっ!」 とあっという間に売れてしまった。 グッチ裕三さんの「これは旨い!」シリーズは好きで全部持っている。 どのメニューもとっても簡単で、それなのにとっても美味しい。 そんなに色々な材料を使っていないのに、一工夫で、 いつもと違う味になるから不思議。 グッチさんはとてもお料理好きで、食べることも大好きなのがすごく伝わってくる。 「おいしい料理とよい音楽はしあわせの素」 その通り!!! この言葉でますますグッチさんのメニューが好きになっている。 本日のキラキラ度数 今日は仕事はお休み。朝から小鳥達の家の大掃除。さっぱり。 5つ星☆☆☆☆☆
2007.01.13
今は台北から札幌まで直行便が飛んでいる。 台湾の人たちにとっては北海道は憧れの旅先。 特に冬の雪シーズン。 最近、高い山の上のほうには多少の雪が降る台湾だけれど 実際の雪を見たことがない台湾の人は多い。 今日、お客様のお土産に 『白い恋人』 をいただいた。 私もこれ、大好き。 ちょっと濃い目のコーヒーと一緒になんて最高。嬉しい♪ 同僚達もとてもよく知っていて、包みを見ただけで 「わー北海道のクッキーだ~!」 「これ美味しいんだよねー!」 「ホワイトチョコレートのだよね!」 大騒ぎである。 今回、2種類の白い恋人が入っていた。 ホワイトチョコレートがはさんであるのと普通のチョコレートの。 えー新バージョンなのかな?! 「○○様からのお土産です。1人1枚!厳守!」 と主任が書いたメモが張られた。 そうでないと遠慮なく何枚も食べる不届き者がいるからである。笑。 「えーでもこれ、2種類の袋がある。両方食べたい!」 若い甘いもの好きが多いフロントのメンバーは本気で悩んでいる。 食べ終わると今度は缶の取り合い。 なるほど良く見るとなかなか可愛い缶である。 こんなにうちのホテルのスタッフ達に愛されて 『白い恋人』も遠路はるばる雪の北海道から来た甲斐があるというものである。 本日のキラキラ度数 札幌の雪祭り。行ってみたいなー。白い恋人、美味しい 5つ星☆☆☆☆☆
2007.01.12
仕事中にお客様宛てのメールやレターを日本語で打っていると 周りの台湾人のスタッフ達が 「うわーーーーーーーーーーー速いっ!」 と言って驚く。 台湾人にとっては日本語の中には漢字もあり、平仮名もカタカナもあり それをこれまたキーボードではローマ字で打っていることが信じられないらしい。 でもそれは私も同じこと。 台湾人の同僚達が中国語を打つ早さは魔法に見える。 私の中国語の打つスピードは日本語に比べたらそれはそれは まるでスローモーションかのようである。 家のパソコンにはピンインで入力できるソフトが入れてあり 音さえちゃんと入れれば漢字が出せるのでとても打ちやすい。 それでも日本語に比べたらかなりノロノロ打ち。 が・・・ 会社のパソコンにはピンイン入力のソフトが入っていないので 純粋な台湾の発音記号を入力する方法で打っている。 これは本当に難しい。 最後に四声を入力するのだけれど、それが違うと 目的の文字がぜーんぜん出てきてくれない。 チェックインのお客様の名前などでは今までの人生、初めて出会う文字さえある。 いまだに辞書を傍らに置いていないと仕事が進まない状況。 台湾の友人たちとたまにチャットをする。 ピンイン入力をするようになってからは割とついていけるようになったけれど それまでは本当に遅くて、私の返事があまりに遅いので 「おーい、メイフェ、起きてる?」 「寝ちゃったんじゃない?」 「あれ?寝ちゃった?メイフェー」 画面上の行がどんどん更新されていく。 私がその前に打った文などとっくに画面から消え去っている。 面白い。 台湾にも若い子たちのよく使う言葉がある。 色々あるけれどチャットの途中でもしょっちゅう出てくるのが 「超」・・・ 日本語の「ちょー」と同じである。 「超可愛!」(ちょーかわいいー!) 「超討厭!」(ちょーやだっ!) さすがに私は気恥ずかしくて使えないけれど・・・! 本日のキラキラ度数 やっぱりみんなに言われた。「前髪、へんーっ!」 3つ星☆☆☆
2007.01.11
雑誌を見ていたら女優さんたちが 長い髪をばっさり切ってショートヘアにしているのが載っていた。 松嶋奈々子さんも長谷川京子さんもすごく綺麗。 「わーかっこいい☆私も髪の毛切りたいなー」 すぐに影響される。 学生時代、ずっとバスケットボールをやっていたのもあって 高校までは髪の毛はずっとショートだった。 大学に入って初めて少し長くした。 でも自分自身、憧れはするけれど長い髪が似合うと思っているわけでなく もともとズボラな性格でもあり マメにカーラーで巻いたりなどもできず プラス、クセ毛なのもあり 伸ばしていてもすぐに挫折してしまっていた。 夏にデジタルパーマをかけて、 結構クルクルするのも気に入っていたし なんといっても手入れも楽だし 仕事中は結んでいるのもあり 気がつかないうちにかなり髪が長くなっていた。 でもそろそろ収拾もつかなくなってきたし思い立って突然美容院に行った。 私のお願いしている美容師さんはとても上手。 いつも私の希望を説明するとだいたいその通りにしてくれる。 でも・・・今日は・・・ 本を読んでいたらバサっと前方に髪が落ちた・・・ような気がした。 「え?」 鏡を見てびっくり。 うわーっ!前髪!!短いー!!! 「太短!!!(短すぎ!)」 「没問題~♪好漂亮!(大丈夫よー♪すごく綺麗よ!) サイドとか後ろは自然にはねている感じで希望通り。 でも・・・前髪は・・・どこかで見た前髪。 わかった・・・ちびまるこちゃんだ・・・。 明日出勤したら・・・ お世辞を言わないストレートな同僚達の感想が恐ろしい。 本日のキラキラ度数 早く前髪が伸びますように。 3つ星☆☆☆
2007.01.10
今日、会社の人事から書類を申請するのに証明写真がいるので 急だけど今日中に用意するように言われた。 日本だと駅構内やスーパーの端のほうに 自動の証明写真の撮影するブースのようなものがあるし ああいうところだと本当に3分とかで出来上がるから助かる。 でも台湾はブースのようなものは 免許を取りに行った時に見かけたぐらいで街ではあまり見かけないなあ。 なのでいつも現像やプリントをお願いしている 近所の写真屋さんは仕事も早いし店員さんも感じがいいので すぐに写真を撮りに行った。 スタジオのようなところですぐに撮ってくれたので 「今日中に必要なんだけどすぐにできる?」 「えー今すぐ?それはちょっと無理だなー修整しなきゃいけないし。 明日でもいい?」 「しゅ、修整?修整って・・・? でも急ぎだからそのままでいいからすぐに作ってくれる?」 「そんな急ぎなの?じゃあすぐに修整して出してあげるから」 店員の彼女はそういうとすぐに作業に取り掛かってくれた。 すると急にパソコンの画面いっぱいに私の顔がドアップで映し出された。 (うわっ、なんだ。恥ずかしいな、これ・・そんなアップにしなくたって・・・) そして画面上の私の顔のところにマウスを置いてカチカチやっている。 見てると、顔の色を何段階かに調整したり 皺やシミを消している?! パソコン画面の私の顔はだんだん色白になり お化粧されていっているかのよう。 そうしたら・・・案の定、好奇心旺盛の台湾の人たち。 お店にいたおじさんたちが興味津々、集まってきて パソコン画面を覗き込んで色々意見をし始めた。 「これ証明写真?へええーこんな風に直せるんだ。ここ赤くできるの?」 「ここんとこ、もっと白くすれば?」 「この髪の毛のところ、もっと削っちゃえば」 「こっちの色の方が綺麗でしょ」 (人の顔で遊ぶな~っ!) みんなパソコンと私とを見比べたりしている。 顔から火が吹き出すほど恥ずかしい・・・。 「目とか大きくできないの、これ?」 (それじゃ違う人みたいになってしまうでしょうが~っ!) なんやかんやらおじさんんたちの意見も取り入れられて(!?) 最終的に修整した私の顔が出来上がった。 「これでいい?」 うわ。 見るとパソコン画面の私は・・・ うふふ、お肌がツルツル、ピカピカ。 そしてとてもとても色白。ちょっと私のようで私じゃない。 すぐに会社に戻って人事の主任に渡した。 「うわ~メイフェ、この写真すごく綺麗~。 これかなりお化粧して撮ったでしょ!別人みたい」 別人って・・・。 まあいいや。 でも次のパスポートの更新の際には必ず台湾で証明写真を撮ろうと決めた。 皺もシミもお肌のトラブル全部解消します・・・ 是非台湾で証明写真を撮りましょう! 本日のキラキラ度数 今の世の中、何でもありだなー。 5つ星☆☆☆☆☆
2007.01.09
眠りは深いほうだと思う。 夜中に何度も目が覚めることはほとんどない。 夢は見たような見なかったような・・・ でも時々かなりはっきり、たった今まで見ていたような感覚の夢もある。 実は時々、とても似たような夢を見る。 それもかなり恐い夢。 それは 「自分が乗っている飛行機が落ちる夢」 なのである。 気がつくと飛行機がかなり低空飛行をしていて 変な飛び方のままだんだん地上に向かって落ちていく。 もともと高所恐怖症である。 飛行機は毎回覚悟して乗っているようなもので 揺れた時などは実はかなり恐い。 「このままじゃ落ちる・・・恐い~・・・」 夢とはいえこんな恐い思いをするのは毎回、本当に嫌である。 見たくて見ているわけではないので困ったものだ。 でも結局、墜落はせずに着陸はするのだけれど この夢の時は起きた後もなんとなく気分が悪い。 昨晩、この夢を見たのである。 それで今日色々ネットを見ていたら面白いところを見つけた。 自分の見た夢を書き込んでいくと、その夢の意味することを教えてくれるのである。 さっそくやってみた。 結果 『あなたの夢は、クリアしなければならないハードルがあって、 それが潜在的にプレッシャーになっている時によく見る夢です。 一人でやり遂げようとすると、必ず行き詰まります。 意地を張らずに他人に意見を求めるようにしてください。 そうすると、新たな道が開けるはずです。』 確かに。 この飛行機が落ちる夢は体調が悪い時や ちょっと壁にぶち当たっている時にみているような気がする。 「夢占い」 http://dream.kdn.ne.jp/input.html ちょっと面白い! これから夢を見たらこれで占ってみることにする。 それにしてもクリアしなければいけないハードル。 これを飛び越えないとまた恐い夢を見そうだ。 がんばろっと! 本日のキラキラ度数 手袋を忘れてバイクを運転したら手が氷のように冷たくなった。寒い。4つ星☆☆☆☆
2007.01.08
昨年末、このブログからのご縁で 名古屋のFM放送の番組の中の 「海外に住む日本人へのインタビュー」 という形で僭越ながらお話をさせてもらった。 生放送中に直接台湾へ電話をかけてもらい DJの方とお話をするという貴重な体験だった。 担当の方とは事前に台湾での生活のことなど打ち合わせをして どのような形で番組が進行されるかなど、とても丁寧にお話してもらった。 当日は番組開始の30分ほど前に最終的な電話を頂戴し 「インタビュー開始の5分前にこちらからお電話をします。 そのままつないでおいていただいて、時間になりましたら 番組と直接つないで、こちらから声をかけますので よろしくお願いします」 わーちょっとドキドキ。 お話通りちょうど5分前に電話がかかってきて 「じゃあメイフェさん、これからCMが流れます。 そのあとつなぎますので」 電話口からもFM放送のCMの音が流れてくる。 「今日は台湾にお住まいのメイフェさんに・・・」 DJの方の声が聞こえる。 「はい、台湾のメイフェさーん」 始まった・・・。 でもさすがにプロのDJさん。 ド(!)素人の私相手に話が途切れないよう、話しやすいようにと 次々と話題を提供してくれる。 途中、打ち合わせではまったく話してなかった内容を聞かれて 思わず固まってしまいそうになったけれど、それもDJさんの 機転でなんとか会話が途切れることなく15分のインタビューが終わった。 岐阜に大親友が住んでいるので彼女にだけこのインタビューの話をして 当日、聞いてもらった。 すぐにメールをくれて 「落ち着いて話してて良かったよー。 ちょっといつもの声よりは緊張してたけどね」 そして先日、担当の方が当日の放送の録音テープをわざわざ送ってくださった。 気持ちはすぐにでも聞きたいのに でも実はまだ・・・恐くて恥ずかしくて聞けないでいる。 以前、働いていた時にアナウンスの練習をするのに 自分の声を録音されたことがあった。 録音をしてそれを同期のみんなの前で流されて講師が批評する。 あれは本当に恥ずかしかった!!! 自分の声が 「実はこんな声なんだ・・・変な声・・・」 とショックを受けた。 普段自分の耳に入ってくる声とは全然違う。 今回、インタビュー中、自分がどんな風に話していたのか・・・不安。 うわーやっぱり恥ずかしい。 考えるだけで顔が熱くなってくる。 テープを聞くのはもう少し先延ばしにしよう! 本日のキラキラ度数 あまりに寒くてカイロを買って来てお腹に入れている。 4つ星☆☆☆☆
2007.01.07
日本人の友人の1人が、ご主人の転勤でこの春から ドゥバイに行くことが決まった。 ドゥバイか~ ちょっと住むにはどんなところなのか想像がつかないけれど 高級リゾートもあり欧米人にも人気があると聞く。 それが今朝。 日本人のお客様がフロントに来られて 「お世話になりましたけど、とうとう仕事が終わることになりましたので 来週にはチェックアウトします」 「そうですか。お疲れ様でした。日本にご帰国ですか?」 「いやー日本へ帰国だったら嬉しいんだけどねー。 このままドゥバイへ行くことになりましてね」 えー。 ドゥバイへの転勤者がここにも! 「僕はねーできればこのまま台湾に永住したいぐらいなんですけどね」 はい。わかります。 私も他の国にはもう行きたくな・・・と思う。 今までの経験で『住めば都』というのは本当だなと感じている。 でも私にとっては台湾は本当に住み心地がいい国。 今、もし急にこの国を離れなければならない・・・と決まったら・・・ わー考えられない。 将来は必ず日本に帰りたい・・と以前は思っていたけれど最近はそうでもない。 やっぱり『台湾永住計画』を緻密に進めていかなければならないか!? でも台湾で会社を起している人や、台湾の人と結婚している友人などに聞くと 台湾で日本人が永住権を取るのはとても難しいらしい。 こんなに親日家も多く、日本からも近い台湾。 日本人も台湾人も多くの人が両国を行き来しているというのに 『国交』がないという状況が本当に不思議というか納得できないなー。 国交がない国に住んでいる・・・なんだかヘンなの。 本日のキラキラ度数 寒波が来て寒いー。外を見ると雪が降りそうな色をしている。 3つ星☆☆☆
2007.01.06
旧正月の際にはお世話になっている企業やお客様に ホテルから年賀カードを送るけれど、 新暦の正月は毎年、特に何もしない。 でも日本人にはやはり1月1日が新年であるし 何もしないのもちょっと・・・と思い、メールアドレスを 登録してある日本人のお客様には元旦に新年のご挨拶メールを出している。 今年も元旦の出勤時にメールを送った。 嬉しいのがメールに対してたくさんの返信が送られてくる。 送ってくださる方が皆さん、一言、近況などを加えてくれている。 久しくお会いしてないお客様もたくさんいる。 そんな返信の言葉を一つ一つ読んでいて なんだか不思議だなーと感じた。 メールはパソコンの画面上の文字のやり取りに過ぎない。 手紙のように本人の手書きの文字が見えるわけでもなく 電話のように声が聞こえるわけでもない。 ものすごく事務的で、味気なく感じることもある。 でも、それでも、何かパソコンの画面を通して 相手の気持ちのようなものが伝わってくることがある。 自分が読む時の気持ちも大きく関係するのだろうけど 送り手が自分の事を考えて文字を打ってくれているな・・・と いうのは伝わるものだなーと思う。 時に文字だけというのは誤解を生むこともある。 そういう意味で簡単にメールで言葉のやり取りができるのは恐いと思うこともある。 私は仲良しにメールを書くときなど、頭で思いついたままを打って、 またそれを読み返しもせずに送信したりしている。 かなり恐いー。 これからはメールを書くとき、文章を書くときには きちんと考えて言葉を綴っていこうと思う。 本日のキラキラ度数 周りに風邪ひきが多い。気をつけないと! 3つ星☆☆☆
2007.01.05
一ヶ月ほど前にフロントに入ってきた彼女。 背がスラリと高く 手足が(特に足が)長く 腰の位置もびっくりするぐらい高い。 そして顔がとーっても小さいし綺麗な顔立ち。 そんな外見に加えて、彼女の魅力は 『声』と『話し方』 ちょっと低めな声で、 表現が難しいのだけれど、とても落ち着いた気品のある話し方をする。 ひとまわり(!)ぐらい年下だし同性なのに 「すごくカッコいいーーー!」 といつも思ってしまう。 そんな彼女の話す英語は、声だけ聞けば英語が母国語の人のよう。 13歳の時、女の子たった1人でオーストリアに留学をして 途中からアメリカへ移り、そのままアメリカの大学を卒業した。 13歳といえば中学生。 「13歳でたった1人で?誰が決めたの?」 「ママから、外国に行ってみる?って聞かれてじゃあ行ってみる・・・って決めたの」 すごい。 それも聞けばオースラリアではホームステイをしていて 親戚の知り合いなどがいたわけでもなかったのだそう。 そういうところに可愛い娘をたった1人で送り出す親もすごいなー。 アメリカやカナダなどへ留学している台湾の人はとても多い。 日本へも多い。 ホテルのスタッフでも留学経験がある人が多いのには本当に驚く。 その彼女。 台湾帰国後は某テレビ局の記者をしていた。 でもあまりにハードで少々体調を崩して、今は、ホテルの仕事でリハビリ中。笑。 色々な事を乗り越えてきているんだろう。 少々のことで慌てている様子をほとんど見たことがない。 ただ日本人のおじちゃんおばちゃんのお客様がフロントに押しかけ すごい勢いで『日本語』を話してきた時だけは 表情はクールなまま 「メ、メイフェ・・ヘルプ」 そんな年下の同僚がとても可愛い。 でも最近、日本語もあっという間に上達中の彼女。 これまたすごい。 本日のキラキラ度数 語学の吸収力があるのってとても羨ましい! 4つ星☆☆☆☆
2007.01.04
年末に台湾の友人が遊びに来てくれた際に 準備して来てくれたクリスマスプレゼント。 私の小物好きを知ってか知らずか 「メイフェ、絶対気に入る!」 と贈ってくれた。 すごく大きな箱に入っていて重いし 包装を開けながらDOKIDOKIした♪ 出てきたのは・・・ 可愛いおうち!!! うわー☆素敵~☆ そしてもっとびっくりしたのは・・・ 夜は灯りがともる・・・。 ロマンティック☆ プレゼントをもらうのってやっぱり気持ちがワクワクする。 『謝謝!我非常非常高興!!!』(ありがとう~とってもとっても嬉しい!) もらった時の嬉しい気持ちもずっと忘れないと思う。 もらった時の嬉しい気持ちといえば『お年玉』。 子供の頃、元旦には父方の親戚たちにもらい、 2日には母方の親戚たちにもらった。 「メイフェちゃん・・はい、お年玉」 「わーありがとうございます」 あの時の気持ちも覚えてる。 大人になりお年玉をあげる立場になって・・・ なんだかつまらないなー。笑。 本日のキラキラ度数 なんだか急に暖かくなった。 4つ星☆☆☆☆
2007.01.03
いつぐらいからかお正月の箱根駅伝を見るのがとても楽しみになった。 本当にシナリオがあるのかと思えるぐらいのドラマが毎回ある。 どのスポーツもそうだけれど 選手が全身全霊を込めて必死に戦っている姿は本当に感動する。 それに駅伝は一人だけじゃなく チーム競技であるのも感動に輪をかける。 たすきを引き継ぐところはとても好き。 去年も泣いたなー。 選手がフラフラになってしまったところは 辛くて辛くて見ていられなかった。 今年は残念ながら日本にいないので直接は見られない。 だから実家の母に2日分のDVD録画を頼んだ。 結果を見てしまってはつまらないので 今日明日はニュースや新聞などをできるだけ避けようと思っていたのに さっき、別件でヤフーを開いたらトピックスのところに 往路の優勝結果が載っていたのが目に飛び込んできてしまった。 もーーーーーーっ! でも往路だけじゃまだまだどうなるかわからないのが 箱根駅伝の見所でもある。 それに結果がわかったとしても 途中途中の選手達のドラマが見たいのだから・・・まあいいか。 それにしても台湾は本当に普段どおり。 今、うちの真上の階がリノベーション中なのだけれど その工事ももう始まって今もガンガンうるさいっ! 今日が1月2日というのが本当に信じられない。 こちらに滞在している日本人も今日から普段どおりである。 今朝もホテルに滞在している日本人の方が出勤される際に 「お正月2日なのにご出勤ですか・・・お疲れ様です」 と言ったら 「もう正月気分なんかゼロだね」 と苦笑いされていた。 そうだ。毎年、初詣の時にはおみくじをひく。 今年はどうするかなー。 あー今からでも日本に帰りたい。 本日のキラキラ度数 失くしたピアスが見つかった。良かったー 5つ星☆☆☆☆☆
2007.01.02
台湾はやはり旧暦で動いているんだなーということを強く感じた。 フロントの朝の引継ぎの時に 本日はお客様への挨拶に新年の挨拶を加えるように話があった。 「新年快楽」 「HAPPY NEW YEAR」 「明けましておめでとうございます」 外国人のお客様や日本人のお客様はこの挨拶をすると 同じように新年の挨拶が返ってきたけれど、 台湾の人たちにとっては、今日、1月1日はあまり 「新年」 を意識する時じゃないらしい。 「なんで『新年快楽』?」 というような表情の人が多かった。 同僚に 「台湾の人は新暦の1月1日はあまり「新年おめでとう」は言わないの?」 と聞くと、まだ年齢が若い彼女からも 「だってまだ新年じゃないもん」 という答えが帰って来た。 その一方で日本のニュースなどを見ていると 新年を迎えた日本列島のあちこちの様子などが流れている。 こんなに近い国であるのに、お正月一つとってもやはりその国独特の 文化が存在しているんだなーと改めて感じた。 それでも台北の高層ビルの台北101で新年と同時に打ち上げられた 盛大な花火の様子が新聞などでも大々的に紹介されていた。 ここにいれば1年に2度お正月を味わえるわけで・・・ ちょっと得をしたような気がする。 本日のキラキラ度数 朝からすごいお客様で超多忙な2007年の幕開け 5つ星☆☆☆☆☆
2007.01.01
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