きらきら、さらさら砂時計。(旧 アイス。ブレイクの言霊の調べ)

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人間辛抱 @ Re:相互リンク(10/27) kimiki0593さんへ どうもお久しぶりです。…
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ゆかりん530 @ Re:経る時 (09/22) おはようございます。 良い曲ですよね。大…
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2010年03月31日
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携帯を握り締めて。





私の 頭の中には いくつかの電話番号がはいっていて






そのどれもが懐かしい。







家に初めて 電話がやってきたのは 確か小学生1年生の時。






急いで帰ってきて 黒電話の取り付けを息をのむようにして見守った。





それまでは お母さん  近所の電話のある家でそういえば借りたりして






あなたは あなたのお母さんやお父さんの家にかけていましたね。







母になって初めて分かります。






ご近所に 長話を気にしながらかけている母の雰囲気を





私は この歳になっても 覚えています。






ときおり 沈黙し また言葉を選びながら話していた母。






ある日なんかは 大雨の日。





傘を差しながら 母は小走りに 私を連れて







電話ボックスまで。  どの家にも まだ電話がある家は ご商売をやっている家はあったけれど






少ない頃だったからね。






寒かったなあ。電話ボックスの中。





母のレインコート。泣きながら話す母。それをじっと見つめるわたし。。。








母に 会いたい。    今生きていれば 66だ。






大きくなったこの私が その頃の母に会いに行っても






母は私だって気が付いてくれるかな。






携帯で そっと触れてみた。 なぞってみた。






その頃の 電話番号。   かかるはずの無い電話。 かかってこない電話。







それでも 確かに繋がった。






こちらは 黒電話なんて もう珍しくて 携帯電話というのがあるんだよって






お母さんに伝えたら 母はなんていうかしら。







アイス2019












命日の前後は とってもつらい。  それでも いつにもまして母を思える月だから






涙は流れるままそのままでいいよね。












おはようございます!アイス2019です。










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Last updated  2010年03月31日 05時25分57秒
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