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2007.10.17
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カテゴリ: 防災・防犯
半年くらい前からマスコミで頻繁に話題になっていた、緊急地震速報システムが10月1日より一般向けに実用化スタートしました。


【システムの特徴】
地震の振動には弱い縦揺れであるS波と強い横揺れであるP波があります。
初期微動であるS波が発生してから、大きな揺れであるP波が起こります。この時間差を利用します。
全国900箇所の観測点がP波を感知すると、S波到達の解析計算を行い、各地に自動配信を行ない、情報配信します。
情報を伝えることにより、地震発生の二次災害を軽減する のがこのシステムの狙いです。

【懸案事項】
10月初旬に箱根を震源とした中規模な地震がありましたが、システムが本格的にスタートしたのに関わらず、残念ながら情報配信(警報)が大きな揺れ(S波)に間に合いませんでした。

システムの限界として、
・直下型地震、震源地に近い時には配信が大きな揺れ(S波)の到達に間に合わない
・解析に誤差が発生する
・観測点の近くで強い振動(事故、落雷等)があると、誤報が発信される可能性がある

これらの点が挙げられ、当たり前のことかもしれませんが万能ではありません。



これから竣工される新築マンションでこのシステムを採用しているところもあり、地震大国日本では、システムが普及されることが予想されます。
既存のマンションでも、インターホンシステムを改修の際、防災面及び資産価値の向上を目的として、採用を検討する管理組合も増えるのではないでしょうか?







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最終更新日  2007.10.17 19:47:15


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