今が生死

今が生死

2013.01.30
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カテゴリ: 健康
今放映されている朝ドラ「純と愛」は実に色々なことを見せてくれている。純の母親が若年性認知症になってしまい、今住んでいる大阪から実家があった沖縄に帰りたいというが、自己中でどうしょうもない武田鉄矢扮する夫はそんなところに帰りたくないという。彼は今失業しているので沖縄に帰って妻を介護しながら新しい仕事を探してもいいと思うが、彼には全くそのような思いやりはない。

ところで今日の場面では認知症の彼女と待田愛の母親が話している場面があり、そこではお互い全くまともすぎるくらいまともな会話をしていた。今日の場面を見ただけでは母親は何か考えるところがあって認知症ではないのにわざと認知症を演じているのではないかとの疑いが生じた。沖縄に帰りたい一心で、認知症になれば旦那も一緒に帰ってくれると思ったのかもしれない。その思惑は外れてしまったが、本当の認知症なのか、ニセの認知症なのか今後の展開が待たれる。

認知症の診断は長谷川式の今日は何日、何歳、100引く7は幾つなどの質問に答えてもらうテストで判定されるので、本当は分かっていてもわかりませんと言えば、認知症の診断は簡単につけてもらえる。

一方、本当の認知症でも初期のうちはまとまな時と全く狂ってしまう時が混在していることがあり、愛の母親とまとまな会話をしていたからと言って認知症ではないとは断言できない。

iP細胞が発明されてパーキンソン病やアルツハイマー病への応用が期待されているが、現在はまだ治す方法はなく、進行を遅らせる薬しかない。家族が様々にカバーしてやるのが現在の唯一の治療法と言ってもいいと思うが、夫の武田鉄矢扮する善行氏は、妻から何かしてもらいたい気持はあるが、彼女のために何かしてやろうという気持ちはサラサラない。これからの展開で改心するのか?あの自己中の頑固オヤジがどのように変心していくのか興味のあるところである。

夫だけでなく子供たちも協力して介護していかなくてはならないが、この家族は純のみまともで2人の兄も父親に似てどうしょうもない。家族バラバラである。これでは病人は救われない。家族みんなで心を合わせて病気の母親を何とか援助してもらいたいと思う。





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Last updated  2013.01.30 23:08:24
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