今が生死

今が生死

2013.02.07
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カテゴリ: 健康


先日山梨県農村医学会でご講演して下さった山本晴義先生がご著書「ストレス一日決算主義」を送って下さった。新書版で非常に読みやすく内容の濃い素晴らしい本だと思う。紹介したいところは沢山あるが、中でも一番印象に残ったところを紹介しようと思う。

「生きるとは息をすることで、不思議なことだが呼吸を整えることで心をコントロールすることができるのは事実です。良い呼吸は健康な心と体を作ります。辛い時には是非背筋をグッと伸ばし、鼻から深く息を吸ってゆっくりと吐き出してみてください。一息一息を大切にすることが一日決算主義の基であり、それが一生を全うすることにつながるのです。呼吸が大事なことは1週間くらい何も食べなくても死にませんが呼吸ができなければ数分で死ぬことでも分かります」

呼吸法は痩せるためのディープブレスとか複式呼吸法など様々に紹介されている。私も現在の自分があるのは受験浪人時代の呼吸法のおかげではないかと思っている。

大学受験の浪人中大きく息を吸って下腹に息を貯めてそれをゆっくり吐き出す呼吸を10分くらいすると頭が冴えて物事がよくわかった。勉強に疲れたらまたその呼吸をすると頭が冴え渡った。
あまり頭が良くなくて中の下位の知能で、高校も農林高校なので一般の受験生に比べれば劣等この上ない存在だったと思うが、その呼吸をすると劣等感どころか最高に頭が切れて優秀の人間と思えてきたから不思議だ。

そのままその呼吸法を続けていれば総理大臣になれたかもしれないが、人間は喉元すぎれば熱さ忘れるで、大学に合格して大学生になった途端にその呼吸法をしなくなってしまって、普通のありふれた人間になってしまったのである。それが人生というものかもしれない。今更その呼吸法を再開しても先が長くないので、大きな成果は期待できそうもないので、若者に勧めたいと思う。





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Last updated  2013.02.08 22:13:06
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