今が生死

今が生死

2013.02.06
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カテゴリ: 健康
北大の医師らの研究で胃に住み着いているピロリ菌を薬を7日間飲むことによって退治すれば胃がんになる確率が3分の1に減ることが分かってきた。

そのことを報じた新聞やテレビをみてピロリ菌退治の薬を飲みたいという人が何人も来た。しかし現在の健康保険制度では胃潰瘍又は十二指腸潰瘍もしくは治ったあと、血小板減少性紫斑病、マルトリンホーマの方は保険が効くが、それ以外だと保険は効かなかった。ピロリ菌陽性で胃潰瘍などがない場合は萎縮性胃炎があることが多く、50歳以上ではピロリ菌陽性で萎縮性胃炎のある人は人口の70%位いる。その人たちに保険を適用したら保険財政が持たないとの理由で萎縮性胃炎への保険適用は認められていなかったのだと思うが、実際にはこの人たちが胃がん予備軍なので除菌の必要性は高かった。

今度萎縮性胃炎にも保険適用してくれるという。財政的な心配はあるが大賛成である。今まで潰瘍がなくて、萎縮性胃炎のみの人は保険が効かないことを話すと、殆どの人は諦めざるを得なかった。保険が効けば6千円位だが、効かなければ2万円位かかる。これからはだれでも6千円位で治療できるので大朗報だ。これからは大手を振って病院受診し、ピロリ菌除菌を申し出て頂きたい。





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Last updated  2013.02.06 14:44:50
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