いろを的陶器とちょっと気功な話

いろを的陶器とちょっと気功な話

2007.12.18
XML
陶器21.jpg

 「浮世絵」の技法にも今の「漫画」に繋がるモノを感じますかね。

 「(セル画)アニメーション」も私の子供の頃は、単に「(TV)漫画」って言ってまして、「アニメ」という言葉のニュアンスには今でも違和感があります。個人的に何か軟弱で気持ち悪い響きなんですかね。そして子供向けとは言え、昔は良い意味でも悪い意味でも内容は重くてストレートでしたかね。

 「みなしごハッチ」・「けろっこデメタン」・「樫の木モック」というTV漫画がありまして、「好き」とは別に、ほとんどの情操教育をして頂いた強烈な記憶があります。「いじめ」とか、「差別」色の強い作品でしたが、子供なりに色々感じ、毎回泣きながら見ていたように記憶しています。(竜の子プロでしたかね?ここは好みの作品がいっぱいあった記憶あります)

 ただ、重くてストレートな表現だっただけに、今では「いじめ」などを助長するとかいって、放映も難しそうなモノも多かったように記憶しています。一方、今の子供アニメの「正義」からは、決められたのイメージへの矯正的な教育のようなモノと「軽さ」も感じられます。是非はともかく、個人的には先入観抜きに色々な立場に感情移入できるモノが良いです。

 やっぱり私の子供の頃も「いじめ」はありましたね。ただ幸いなことに、1クラスの中に複数のグループがあり、1つではじかれても他で受け入れられ、決して孤立することはありませんでした。また、調子に乗ると誰もが例外なく「いじめられっ子」の対象になっていました。私も両方の立場になり、また両立場の根底に似た気質を感じることもありましたね。

 後にリメイクされた作品もあるようですが、是非オリジナルも見て頂きたいですね。漫画+擬人的表現の作品に、ストレートな表現を緩和する意図も感じますが、より「人」から遠ざけてあったので、小さい頃から世の中に「裏表」を感じていた私には、その分入り込み易かったように感じています。ただ、今はあまり見たいと思いませんがね。(笑)(07.11.14著)

・・・・・・・・・

 「スポ根」モノも大好きでした。

 昔の漫画に比べ、今のは精神的な描写も深くなって来ているように感じます。他人と関わって、精神的な変化が起きる点では変わりませんが、今のモノは、自分の内面に強くその目が向けられ、それぞれ自分自身で意識的に精神的な変化を起こしていくような感じですね。私の気質もそうなので、共感を持っています。

 ただ、昔のひたすら「根性!」の頃は、他人によって無意識に精神的な変化を起こされるような感覚に、今のモノより、他人との関わりの深さを感じられ、憧れを感じているのも事実です。また、今のモノは製作者の世界観は深くなっている分、それを見る側の人それぞれの感覚を画一的な世界観に導入するような、「マニュアル」的な力も感じてしまいます。

 「マニュアル」に従う側は、事前に事態を把握したような感覚になり、ある意味「安心」や「信頼」も置き易いと感じますが、様々な所でその「マニュアル」的な対応が歪を生んでいることも少なくないようにも感じます。私は少し窮屈さも感じてしまいますが、今やっていることも少なからずそれに値するので自分の中でジレンマも感じています。

 皆さんにも漫画から強く影響を受けている世界観の1つもあるんじゃないですか?そして、昔、「漫画」で想像されたモノが、予想より速いペースで沢山現実のモノになっていますね。想像されたモノの現実化はとても大変なことですが、「無からの想像」にもとても大切さを感じます。(07.11.16著)

・・・・・・・・・・

 昔の漫画の実写映画も最近増えていますかね。

 私もロボット漫画が好きでして・・・というよりも、動物や怪獣など、色々な形があるモノに惹かれるといいましょうか・・・初代の「○○ダム」も好きでしたね(イデ派でしたが)。放映されていた頃はもう中学~高校生と、いい歳でしたがね。プラモデルを買うために子供に混ざって並んだり、完成したプラモデルを品評会に出展し、賞も貰ったりしていましたかね。

 ただその頃は、表立って「○○ダム(アニメ)好き」とは言いづらい雰囲気が強くありましたかね。「オタク」的イメージはとても体裁悪かったように感じますね。今では「アニメ」世代が一線で活躍する歳になり、尊敬や憧れたりする有名人やクリエーターの映画・ドラマ等のマスコミにおける一種の「カミングアウト」のお陰で割りと認知もされてきていますかね。

 私も歳をとって、自然に「○○ダム」好きも薄らいでしまいましたが、特に日本のドラマや映画においては、シリアスなモノよりも、漫画のような大袈裟な芝居や世界観のモノを今でも好みますかね。スケール的問題もありますが、シリアスなモノは、特に日本の役者さんは日常(裏)がチラついて、照れ臭くなってどうにもストーリーに集中できないのですよね。

 そういえば先日TVの新作映画紹介で、「エウ○○セブン」というアニメを目にしました。元々TVで放映されていたモノらしいですね。その中の表現に幾つか共感出来るモノがありましてね・・・例えば「思考はエネルギー」とか・・・?久しぶりに今(?)のアニメをちょっと覗いて見ようかな。(09.9.10著)

・・・・・・・・・・

 私はディズニーランドが苦手でしてね・・・。

 デートなどで好きな人を連れて行くぶんには話題に事欠かず、会話も弾んで便利なのですが・・・そこにいるキャラクター達が苦手なんですよ。だって人が入っているんですよ!抱き付いたりしている人も見ますが、信じられない!大人同士ならまだ割り切り(ノリ)もありますが、私に子供がいたら逆に説明に困りそうです。もっとも本物でも困りますがね。(笑)

 また建物に遣われているコンクリート製の偽石や偽木・飾りの「張りぼて」感がなんとも気持ち悪くて・・・。建築の勉強をしていたこともありましょうが、至る所で偽物的感覚を感じてしまい、あの世界観に浸ることが出来ないのですよね。子供の頃はよくヒーローアトラクションを見に行ったんですけどね。ほんと、スレましたね。感動も減りましたね。(笑)

 よく女性が好きな男性の条件に「嘘をつかない男性」を上位にあげていますが、言った本人はたっぷりお化粧をしていたり・・・あれ、お化粧は相手に気遣った身だしなみでしたっけ?個人的にお化粧は苦手なのでつい突っつきたく・・・。(笑)反れましたが、私のように「嘘」(気遣いも含め)を多用する人間に限って、他人の嘘に過敏だったりもするんですよね。

 また夢のある世界観を創造出来る人ほど裏に厳しい現実(現実主義)を強く知(持)っていたり、理屈(理性的・男性的)人が意外とロマンチックな理想主義だったり、感覚(感情的・女性的)人が意外と物質欲の強い現実主義だったり・・・。夢があったり悪意が無ければ嘘も悪くないってことなんでしょうが、感じる「気持ち悪さ」に嘘もつけず。(09.12.15著)

・・・・・・・・・・

 最近めっきり涙もろくなって・・・

 私はとてもドライな性格なので、悲劇のドラマや映画を見てもめったに涙を流しませんかね。私がドラマや映画に求めるモノが主に映像技術やアイディアであることも要因になりますかね。特に日本の役者の演技においてはシラケてしまうことが少なくなく、動物やロボット、アニメーション等の擬人的表現になると感情移入できて泣けてしまったりするんですよね。

 私もスタジオジ○リの作品は大体見ていると思いますが、その世界観や丁寧な作品作りなども含めて感動させて頂いています。ただそのアニメーションであっても、戦闘や暴力・災害など、時に「死」にも絡むシーンがないと物足りなさも感じてしまいましてね・・・ほのぼのとした懐かしい世界観や純な恋愛・家族兄弟愛描写等だけでは気持ちが動かないのですよね。

 ニュースやドキュメンタリーでは悲劇的なシーンを見ても涙が出ることは無いですね。偏った立場ではなく、同時に複数の立場に常(無意識)に自分を置いているのですよね。ただ涙を流している人を直接見ると私も涙が出てくるんですよ。悲しんでいる原因からくる同情的な「悲しい・悔しい」の感覚はなく、つられるようにとにかく涙が出てしまい・・・

 そういえば音楽(歌詞の無いモノが多いですかね)を聴いている時や、施術の時に同じような感覚を得られることがありますかね?そしてまた常にその自分を感じている冷静な別の自分がいるのです。(10.12.8著)

・・・・・・・・・・

 「アニメのキャラクターは裏切らないから♪」

 TVでオタクと呼ばれる人達が言っていました。私も実写モノの作品よりもアニメーションのモノの方が感情移入し易いと感じていましてね・・・特に日本のモノは役者さんの日常(裏)的なモノがどうしてもチラついてしまいましてね・・・そういった意味においては彼等のそういった発言にも共感も持てますし、純粋さなども感じたりしますかね。

 ただそのアニメのキャラクター達もヒトが創ったものですよね。おそらくそれでお金儲けをする意図も少なからず含まれているでしょうし、その対象として当然そのオタクと呼ばれる人達が事前から当てられているでしょうし・・・つまりは実質的には私も含め、そのアニメのキャラクター達に騙されて(裏切られて)いるということになってしまうのでしょうかね?

 少し反れますが、最近K-POPが世界中でJ-POPを凌ぐように人気だそうですね。長い時間やお金を賭けてアイドルを育てるそうで、私も確かに日本のそれよりも洗練されたクオリティの高さも感じますかね。ただ日本がアイドルの育成法において遅れているとは感じないのですよね・・・K的育成法は数十年前に既に日本が通ってきた道のように感じますかね。

 確かにクオリティの高さに違いは感じますが、メディア等の発達で現在の環境全体のクオリティが上がって、昔よりも高感覚・高クオリティなスタッフが増えただけで、日本の芸能界はある意味成熟してしまったため、次の育成法としてファン参加型のモノに移行し、ある意味素人的・子供的・幼稚的・漫画的なアイドルがウケているひとつの要因のようにも感じますかね。

 某アイドルグループの人気ランキング1・2位は、割と普通(素人的で馴染みやすい?)な容姿の子であるようにも感じますかね。まあ財のあるファンが一人で何回も投票している様なので、今の人気の発端の信憑性には少し疑問も残りますが・・・?そしてオタク達によって大きくして貰ったのに、彼等を気色悪がる仕草を目にしたときは、切なさも感じましたけどね。

 他の国では子供の大人顔負けのパフォーマンスがウケることはざらに見ますが、日本のように子供が子供そのままに、あるいは大人の子供的・漫画的な一見未熟な表現もウケる国もそう無いと感じますかね。大人でも漫画を普通に読む国民性でもあり、裕福な環境がいつまでも精神的に子供で居させてくれるのか、また建前的気質が純粋なモノを強く求めるのか・・・

 男女問わず基本的なロリコン(純粋を好む?)気質を根本の要因にも感じますが、好き嫌いは別として見れば、今のアイドルの形がある意味日本のオリジナル性を強く具えた一つの形なのかな?(11.12.18著)



姉妹日記「日本」へ  / 「索引1」 「索引2」 「索引3」





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2012.06.30 13:41:27
[気功 スピリチュアルかな?] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Calendar

Favorite Blog

Improvisation004 60ヒロさん

「あんのこと」を観て ゴムニュオグマさん

初物 松茸の浅井商店三代目さん

ようつべ 具なしチャーハンさん
健康は大丈夫ですか? ponti21さん

Archives

2024.06
2024.05
2024.04
2024.03
2024.02

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: