いろを的陶器とちょっと気功な話

いろを的陶器とちょっと気功な話

2008.06.14
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 日本の「武(精神)道」でも、極限的な力を出す時に「無」と言った表現を遣いますね。

 そこには「精神的成長」(理性)のようなモノ(他主張理解能力)に趣が置かれているようですが、個人的には次のような大別も感じます。
★「理性」的気質の人が「(無数)意識的な力」→無限(全て在る)
★「本能」的気質の人が「無意識的な力」→無(何も無い)

 前者は他意識との関わりによる情・想いやりなども含めた「限界(制限)」を伴う資質を感じます。後者は比較的「限界(制限)」を創りませんが、周りの負の「想い」(嫉妬など)を受けやすい資質も感じます。そして文字面での「無」に、極めて近い存在のようにも感じますが、そこには極端な「気質」の切り替えが強く求められるようにも感じています。  

 ちなみに私はどんなに良い結果が得られても、それが常に意識して得られたモノでなければ今ひとつ満足感に欠けますかね。

 また「奥深さを求める」ことは、同時に自分の中に「難しさ」(限界)を築く作業と感じます。「限界」を自分の中に創ることに「弱さ」を当てることも多いと感じますが、私は「無限」を全ての本質と感じる中で、「限界」こそ究極の「到達点」とも感じてしまいます。「限界」を感じられた者こそ幸せなのかもしれませんね。想いは巡っ(無限し)てしまいます。

 そしてまた同じようにして、自分の生活にも奥深さ(充実感)を求め、無意識に自分の中に「難しさ」や「忙しさ」、「辛さ」などを自ら築く人もいるように感じます。私などは「疲れ」を感じないと、その日一日損した気持ちになります。厄介な人間ですが、「大変ですね」って一言労ってくれれば喜んで全部背負い込んじゃいますよ。遣いようです。(笑)(07.12.6著)

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 「我慢は美徳」・・・私は特に(少し前の)日本的な価値観だと感じます。

 私の学生の頃は、運動系の部活動中は絶対に水は飲ませて貰えませんでしたね。水分を取ると汗をかきやすくなるとかも言われましたが、普段から「限界」的状況を経験させることにより、試合中のいかなる厳しい状況でも諦めない「根性」(我慢)を養うことが主な意図のようですね。「これだけ頑張っているんだから」的、上達のための自己契約的作用もあると感じます。

 今では科学(外国)的根拠のもと、価値観も変わり、逆に水分をマメに補充するようになりましたが、ある意味そういった「我慢」を強いないこともまた「力の解放」に結びついているようにも感じますね。やはり「ワガママ」(我慢しない)は、比較的自分に「限界」のイメージを創らず、単純にスポーツで大きな成果を上げるためには大切な気質の一つと感じています。

 スポーツや芸能・芸術的世界以外では大きなリスクも感じますが・・・。(08.9.10著)

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 「余計なことは考えるな!」

 今、成し遂げようとしていることに集中する・・・時に「無」的に捉えられていますかね。スポーツや武道等の「勝負」で必要とされている感覚の「無」は、時に「他意識にドン感であれ」と言う意味でもあるように感じますかね。他意識にビン感であると、人により「情」や「想いやり」が生まれてしまい、「勝負」に集中出来なくなるようにも感じますからね。

 特に「見た目の勝利」の気持ち良さを求めるには「他意識にビン感」は時に邪魔になる才能でもあるように感じます。もっとも「ビン感」に相手の想いを感じ取り、「ドン感」に行動にする・・・極端な気質を遣い分けられれば別ですが、そんな人間は恐ろしくも感じますし、「スポーツマンシップ」や「武道精神」からも外れるようにも感じますがね。(09.7.2著)

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 ビックリ人間大集合!

 そんなTV番組の中で、女性が300kg.ものモノを持ち上げ、少年はオリンピック選手もお手上げの力技で倒立を披露していました。いずれも先天的(突然変異的)な体質(筋肉)を持つようで、筋肉ムキムキな感じで「女性」や「子供」を意識しなければ納得も出来そうですかね?ただ私が気になったのは「子供の頃から(少年)・・・」というところです。

 まず子供には、人生の経験も少ないことから負なイメージなこともまださほどないと感じます。大きくなるまでに大人達によって色々と制限(限界・常識等)を刷り込まれるようにして大人になる頃には本来の能力を押さえ込んでいることも少なくないと感じます。人によってはそういった周りからの矯正を比較的受けない環境で育つこともあると感じますね。

 女性は親の影響で子供の頃からサーカスのような場所でその才能を披露していたようです。特に子供は親や周りの人達の「期待に応えたい」的な欲求が力として現れたりするように感じます。これは芸能人やスポーツ選手などからも感じられる力ですかね? 少年は兄弟が多く、その中で親の気を惹くためにはどうすれば・・・的な力とかも感じたりしますかね。

 その両親も比較的感動しやすく、子供に対しても自然かつ上手に褒めて上げられるような気質に見えましたし、女性は子供の頃から両親だけでなく多くの人達から褒めてもらえる環境に恵まれていましたね。そんな気持ちよさを今でも引き摺るように才能も持続できているように感じますかね。先天的な体質的要因などは科学の後付(逃げ道)的に感じますがね。

 少年は2歳の頃にはそういった力の片鱗を見せていたらしく、また女性の子供の頃の映像を見ると特にまだ筋肉ムキムキな印象はありませんでしたが、「筋肉ムキムキ」のように外見的な変化も、まさに成長する過程において大人(専門家)達によって色々と刷り込まれるように怪力の言い訳として後付的に無意識に刷り合わせていったようにも感じますかね?

 少し反れますが、よくアリが自分の何倍もあるモノを運んで、それをヒトに例えると何トンものモノを運ぶ事になるような言い方をされますが、私はそんな単純な比較には違和感がありますかね。前記した少年の倒立の力技なども含め、子供の能力にはそんな感覚のトリックも少なからず働いているようにも感じますがね。(10.10.17著)



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Last updated  2013.02.27 15:34:47
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