1
ギンタの弟妹5羽とオノコの弟妹2羽 近所の運送屋で働いているらしい爺さんが、入り口(つまり公道)でハトに餌づけしいることについては、その数が増えさらにカラスまで集っているまでになる以前から勘づいていた。ただ現行犯ではなかったので、わざわざ咎めだてることはしなかった。目に余れば会社にやんわり苦情を入れようと思っていたのだが、本日、たまたま自転車で通りかかった際にエサを与えていた。やむなく軽自動車の前に自転車を停めて、思い切り叱ってやった。 「エサをやりたけりゃ、住んでいるとこでやれ!」 こんなに増えて(数羽だったが20羽ほどになっている)近所がみな迷惑するだろう云々と続くわけだが、本当は、「餌づけしたければご用命は文鳥屋へ!」と言いたかったのである。世の中ままならぬ。へ?それでやめなければどうするのか?もちろん、雇用している会社に、「おたく様は運送屋さんをやめて神社になったらどうですか?」と、ご近所としてやさしくご意見申しあげることになるだろう。 さて、ギンタの弟妹なのでシルバーも生まれるはずだったが、不思議とみな濃い桜文鳥だった。おかげで野良バトにパンくずなどやらずとも、文鳥差し餌をして餌づけ欲求を満たすことができている。そして、一昨日あたりからレッコ&ギンタ↓は抱卵を始めたようだ。チバちゃんも抱卵、イチィも抱卵、年末年始は餌づけ欲求に困らずに済みそうだ・・・(この忙しいのにハトの餌づけだと、ふざけてんのかコノヤロー!!!八つ当たりの一種と思われようが、気分次第に責めるのが世の常だ)。せいぜい頑張って頂きたい。
2024年11月26日
閲覧総数 86
2
オーレーオレオレオレ イチィとハンジ(コッペ&18代目イッパの「次男」)の子3羽のうち白文鳥はすぐ売れてしまい、居残るのは、体重30g超でオスっぽいオレだ。・・・となれば、この子はごま塩ちゃんたちの夫にしても良い。キープしておこうと思い至って、知らん顔で募集を停止する。何ともったいない。この子を選ばないなんて! そのオレの何代前の先祖ツイカは、女房に逃げられ(理由は全く不明)、めげるかと思いつつケージをh広いものにしたところ、いろいろ妄想が激しくなったらしく、メスというメスを誘っては失敗している。↓は孫娘のヨッチを誘惑している現場だ。 このまま妄想の世界で余生を過ごすのが幸せなのではないかと思う。
2024年11月24日
閲覧総数 126
3
クワァ様近景 ショウヘイちゃんが亡くなって、勝っちゃんも亡くなった。季節の変わり目は訃報が多い。ご冥福をお祈りする。 だが、勝っちゃんが名相撲解説者?それは嘘でしょう。あれは解説ではなく一緒に相撲を見ている粋な隠居のご託宣だ。技術論など聞いたことがない。ついでに、舞の海秀平さんと仲の良い名コンビだった、とする見方もどうだろう。確かに仲良く解説者としての公平などかなぐり捨てて、今の二所さん稀勢の里関を応援していた頃は蜜月に見えたが、今、蟄居謹慎中の横綱白鵬が復活優勝を遂げた際に土俵上でガッツポーズをした時に、二人の蜜月関係が消滅したと、私は受け取っている。 そんなこと知らん?覚えてない?そうかなぁ。あの時、白鵬が優勝したのは感動的だった。そして感極まってガッツポーズをしたのは相撲取りとして似つかわしくなかったのも確かだ。そこで、北の富士勝昭さんは、(いろいろ前科があるので控えていたはずのガッツポーズをしてしまうほど)思いつめていたのかねぇ、といった驚きのコメントをしたのだが、その言葉にかぶせるように、優勝したことに対する賛辞もないまま、舞の海さんはガッツポーズが非礼でダメだと糾弾を始め、北の富士さんは絶句してしまった。 非礼と言うなら、日大相撲部出身最高位小結の舞の海さんの方がはるかに非礼であった。現役の大横綱に対し上から目線で叱るのはまだしも、ガッツポーズの是非を置いて苦労して優勝した者に対する尊敬がないのは非礼であり、その優勝を称える視聴者に非礼であり、何より、思いつめていたから思わずガッツポーズをしたといった線で納めたかったであろう、元横綱の九重親方として二人の横綱を育て、長らく審判部長で副理事長を勤めた北の富士さんに対して非礼であった。結果、その後正面北の富士さん、向こう正面舞の海さんのコンビは解消状態で、私は共演NGとなったと思っていた(数年後NGはいちおう解いてもらえたようだが)。 まあ、亡くなれば良い思い出だけが思い起こされるのも、人徳であろう。 人も老いれば文鳥はその十倍速く老いる。老いながらも美しい美魔女クワァ様も寄る年波には逆らいきれず、最近は翼が垂れて飛行能力が衰えた。7歳か。もう少し頑張ってほしいと思う。
2024年11月22日
閲覧総数 160
4
「おねだり」「パワハラ」など負のレッテルを貼られて兵庫県知事を失職した斎藤氏が、選挙により復職を果たし、意外な展開に驚かれている人も多いかと思う。 しかし、ローカルな問題を、全国区で糾弾しようとするのは間違いで、地元に不都合が多ければ、任期切れで再選できなくなる民主主義が機能している以上、県外の無関係な人にとってはどうでも良い話だと思っていた。それでも追求したければ、いかに告発者が亡くなっていても、その行動を完全に正しいものと見なして、知事側を一方的な悪者に仕立て上げるのは不当なのである。 ただし、いかに県庁などという閉鎖環境で出世する地方公務員にありがちな、常識から逸脱した独りよがりの末に自死を選んでしまった、と見なしたにせよ、部下である人の訴えを第三者に向かって全否定して見せたり、個人にお悔やみを言うことすらしなかった斎藤氏の態度は、はなはだ幼稚であり、『不徳の至り』そのものなので、職を辞して当然であり、それを再任させた県民の「究極の選択」は、残念と言わざるを得ない。 その幼稚に見えるように自分で行動してしまった斎藤氏が、なぜ再選を果たしたのであろうか。それは対抗馬にしかるべき人がいなかったのと、地元には地元の事情、例えば知事より県職員の方がよほど信用できないと思われている、などがあったはずだが、「斎藤さんは悪くない。マスコミにレッテルを貼られた被害者だ!」といった、一種の義憤にかられた若者たち(頭の中身が若い人たち)が、SNSなどで声を掛け合い結集して、斎藤氏の選挙活動を盛り上げた結果とも見なされている。 どこからともなく流れにまかせて群れ集まって、プツプツ文句を言うさまは、まさにあぶく泡沫、うたかたのごとしであり、若者の一部文化を「族」と称する昭和の故事に倣えば、彼ら既製メディアに否定的、むしろ嫌悪感を持ち、正義感を持って群れ集まりお祭り騒ぎをしたい平和な若者たちは「うたかた族」と呼ぶべきだろう。 このように書くと非難しているように聞こえるだろう。もちろん、年寄りなので否定的に見ているが、現体制を快しとせず反発するのも、見知らぬ他人と些細な共通項を求めて集い騒いで「連帯」感じたがり、それを年寄りに何とか族呼ばわりされるのも、皆、昔からであり、現在の令和日本の若者にだけ当てはまることではないとも思っている。そして、一時のうたかたとして消えていくのも、いつもと一緒だ。そもそも、ああいうのが好きな「族」な子は、所詮、一部である。 認識すべきは、彼らはZ世代などという年齢幅の狭い集団ではなくなっている点であろうか。年齢層よりネット環境への適応性において共通項を見出すべき社会集団で、今現在はスマホのSNSに情報を依存している。この人たちは判断能力も正義感もあり、マスメディアなど体制を支配してきた集団の欺瞞に敏感だが、木を見て森を見ず、現在を追うあまり結果の想定がずさんな傾向があるかと思う。一人で静かに全体を見て考えて行動など出来ず、若者特有の鋭敏さと世間知らずに身をゆだね、同じような仲間たちと集団になって世界を変えようなどと考える。 アメリカ大統領選でトランプさんを支持した人たちや、東京都知事選で石丸さんを支援した人たち、そして今回斎藤さんを支持した人たち、みな似通った「うたかた族」で、その主張、体制派への懐疑については大いに賛同できるのだが、やはり軽薄に過ぎるとしか思えない。既成マスコミが欺瞞に満ちているからと言って、SNSの情報が正しいわけではあるまい。むしろ多くの欺瞞を含んでおり、我田引水、確証バイアス、自分が決めつけたことの解のみ求めることにもなりやすいだろう。 敵の敵でも敵は敵である。マスコミ情報を疑う見識があるなら、自分が依存するSNSも疑うべきだ。 斎藤さんも茨の道だが、とりあえず、亡くなられた元部下に、お線香くらい手向けられたらいかがかと思う。
2024年11月18日
閲覧総数 186
5
「グラマー」が流行か? ヒノコは宿泊部屋での生活が気に入ったらしい。「ごはんおいしー!」「同居の子がかっこいい!」と言っているような様子だ。そのかっこいいアネーも物怖じしないキノコが気に入ったようだ。 ただ、ヒノコもチバちゃん同様に胸骨、正確に言えば胸骨稜もしくは竜骨突起が出っ張っている。この際、胸骨のキョウコにしては?と少し考えた。
2024年08月22日
閲覧総数 270
6
煮干しをあさる「ウメ」 梅干頭だった「ウメ」は、ほとんど普通のヒナ換羽中の姿となった。これでは、小柄な体格の他には特徴が無くなってしまうのではなかろうか? それにしても、この子は3羽中1羽だけ禿げた状態で、しっかり育つものなのか心配だったが、案外、食が細ることもなく一番丈夫だった。つまり、やはりヒナの禿げは、一時的栄養失調だっただけで、健康の物差しにはならないようだ。卸会社から仕入れた時から禿ていたヒデ・ココも、同様の現象だったに相違なく、『親鳥が引き抜く説』は信じられなくなった。 それにしても、栄養が豊かになればすぐに回復してくれるなら良いのに、自立後を待たねばならないというのは、かわいさが売りの時期に、ずいぶんなハンデになってしまい気の毒に思える。 これから注目すべきは性格か・・・。小柄で頭が良さそうなので、メスだと思うのだが、当てにならないなぁ。
2018年02月01日
閲覧総数 1906
7
新聞紙を集めるキュー 「え~、『風が吹けば桶屋が儲かる』などと申しますが・・・」、我が家では新聞代をケチるとキューが血眼になるのである。 夕刊など読まないので(朝刊も読まないが・・・)、だいぶ前から東日本では夕刊がないという実にすばらしい産経新聞(西日本にはあるんだなこれが)に購読紙を固定している。この新聞、夕刊が無い上に広告が少ないので朝刊も薄い(無関係だが、私は朝日新聞がとても嫌いだ。新聞の内容など期待していないので、インテリ左翼ぶって馬鹿な記事を書いていても気にならないだろうし、産経新聞の朝日新聞嫌いが伝染したわけでもない。昔々、毎日新聞の配達をしていた時に、同じ地域を配っている朝日の担当者が「全て」ろくな奴でなかったのと、契約にハンコを押しながら態度の悪い奴が、「軒並み」朝日の購読者だったのを根に持っているのだ)。そうなると鳥カゴに敷く新聞紙がまるで足りない。足りないので敷くのをやめて毎日水洗いすることにした。そうなると敷き紙を巣材にしようと努力されることが無くなる・・・。 そして、キュー。日中は巣材集めもせずに巣ごもり。夜、らんらんと目を輝かせ、デジカメのヒモを何とか持ち帰ろうと無駄な努力を続けることになる。そこで、「昼間出てくれば新聞紙やるのに・・・」と声をかけると、何と、途端に新聞が置いてある場所にすっ飛んでいくのだから恐ろしい。そこで、長細くちぎってやると、あっという間の3往復ですべて持ち帰ってしまった。 やはり、箱巣にして、巣作りさせてやらないと納まらないだろうな・・・。
2010年10月01日
閲覧総数 285
8
ミトVSキイ なぜ、土砂崩れを「ドシャクズレ」、土砂降りを「ドシャブリ」と正確に発音できるのに、土砂災害が「ドササイガイ」になるのか?それも、NHKの男性アナウンサーに「ドサ」「ドサ」言うのが多いのはなぜだろう?おそらく、土砂に続く災害の『サ』に引っ張られてしまうのだと思うが、それはひとつひとつの言葉の発声を大切にしない早口言葉が習慣化している結果ではなかろうか?それでは、アナウンスの職人として恥ずかしいように思える。 最近のアナウンサーは、単語のイントネーションが、標準語としておかしいことも多い。例えば、暴風。日本の標準語は他の地域の方言と異なる実に不思議な言葉で、語頭のアクセントが強くなることが多い。「ボウフウ」も「ボ」が強調されるのだが、これを平気で「フ」にアクセントを持ってきて「ボーフー」とする。NHKの東京アナウンス室(だったはず)に所属していながら、だ。では、暴風注意報を「ボーフーチューイホー」と、標準語にはない豊かな抑揚を付けて読んでくれるのかと期待すると、これは普通に「ボウフウチュウイホウ」と読むから、かえって気持ち悪い。 昔、逸見政孝という民放のアナウンサーがいて、流暢な標準語でニュースを読まれていたが、この人は関西の出身で元々は標準語など話せなかったらしい。つまり、プロ根性で標準語をマスターし、アナウンスの職人としてそれに徹したものと思われる。それに比べ、今のアナウンサーは、地方出身でも子供のころから標準語に近いものを使いこなしているので(地方局でも標準語でアナウンスされることが多いし、ドラマその他の番組も標準語で話す者が多いので、テレビを見ていると標準語を覚えてしまう)、アナウンサーになっても、標準語を違う国の言葉のように必死にマスターしようとする気持ちにはなれないのではないかと思う。 その結果が、本人は完璧な標準語のつもりで、方言のイントネーションをさらけだしてしまう。標準語の文章の中で、一部の単語だけイントネーションがおかしいと、ひどく耳障りなのだが、残念なことに自覚がない。おそらく、家でも矯正しようなどと意識しないし、休暇で地方の田舎に戻れば、お国言葉に染まってしまうはずである。もし、テレビ番組の中でお国言葉を披露すれば、それこそ人間的な魅力をアピールすることにもなってしまう。それを善しとする感覚の人ばかりで、社会的にも受け入れられてしまうのだから、何をかいわんやだ。しかし、そのようなことをしていては、プロ的な標準語など身に付くはずがないではないか? ニュース原稿一つ、こそ、まともに読めるアナウンサーが貴重に思える今日この頃である。 それにしても、キイとミトは仲が良いのか悪いのかわかりづらい。悪さをする時は一緒だが、いつもいがみ合ってもいる。悪友か。姉妹のようなので、ともにおしとやかにあって欲しいのだが、それは無理か・・・。
2017年08月07日
閲覧総数 3931
9
昼過ぎ、いつものステップ板の下で冷たくなっていた。↑は昨夜の写真で、まだ数日頑張ってくれそうに思えたが、くたびれてしまったのだろう。 やたらかわいがって育てたつもりだが、とてもひねくれてしまい、「へそ曲がりフック」と呼ばれるようになり(元々は残り者に福のフクだったはず)、カゴから出たいくせに手を見れば噛みつく、それが慣れているのに床に叩き落としたくなるほど痛いのは、ある種の天才ではなかったかとさえ思えた。 2018年4月生まれで6歳だったが、脚が悪くなってバリアフリー生活、巣に絡まってしまいさらに悪化して腹ばい生活、長く不自由な生活を送ることになってしまった。・・・配偶者にも恵まれなかった。 いろいろ気に食わないことも多かったに相違ない。自由に飛ぶが良い。やすらかに。
2024年11月17日
閲覧総数 268
10
白いお邪魔虫にうんざりしているソウ・テイ そら豆のスプラウト(若芽)が商品化されているそうで、検索すると、『そらまめ豆苗』として2014年から販売されていた(生産元のページ)。「豆苗」とあるので、えんどう豆のスプラウトである豆苗と同類と考えるのは自然な話で、実際文鳥に与えてみたところ、嘔吐し体調を悪化させてしまった、との体験談があった。そこで、考えてみたのだが、結局、危険とも安全とも判断がつかなかった。 そら豆は、太古から人間に食されるものだが、グルコース-6-リン酸脱水素酵素欠損症という遺伝病、むしろ遺伝的特質を持った人たちに強い毒性を持ち、赤血球が溶血し、溶血性貧血を起こし、最悪の場合は、急性腎不全によって死に至ることにもなり、これをソラマメ中毒、と言うのだそうだ。 私が気になった点は、文鳥にグルコース-6-リン酸脱水素酵素が欠損しているのか、と、若芽の状態になっても、豆の状態と同じ毒性を持つか否かで、少し調べた程度では、管見の及ばざるところ、だったのである。ただ、ゆでたそら豆なら、文鳥に与えた人は数多くいるはずだが(私もあるかもしれない)、それで急性の毒性が顕われた事例を聞いたことがない(人間にしても、鎌倉の居酒屋でそら豆をたらふく食べつつ飲んでも、別に問題なくここでブログを書いているわけで、ソラマメに一般的な毒性があるとは言えない)。 となれば、ソラマメの種実が含む成分(配糖体)に起因するソラマメ中毒とは別に、人間にとっては問題なくとも文鳥にとっては毒性を持つ物質を、そら豆のスプラウトは持っているのであろうか?それとも、中毒症状に見える症状の原因は、別にあったのであろうか? これは、そら豆のスプラウトを文鳥に与えた人の体験を複数勘案しない限り、判断は無理かと思う。しかし、危うきには近づかず、自分の文鳥で実験するわけにはいかないので、ごくわずかな事故による経験の蓄積を待たねばならないかと思う。ただ、せっかくの疑い事例なので、無駄にしないように、この目新しい食べ物を文鳥に与えるのは、とりあえず避けるのが無難だとは思う。 【以下は12日補足】 そら豆のスプラウトには、L-DOPAを多く含むとされ、L-DOPAとは「レボドパ」と呼ばれ、ドーパミンなどの神経伝達物質の基になる物質と言う。そら豆のスプラウトの切り口が黒くなるのは、これの作用によるものとされているが、これによる急性症状は、考えにくいと思う。文鳥の体内にもある成分なので、拒絶反応が起きるとは思えないのである。また、鉄分が多いそうなので、鉄分の過剰摂取による症状では?との指摘を頂いたが、錆び付いた鉄釘をかじっても、急性の毒性を示すことは無いはずで、鉄分補充の薬剤で不自然な摂取をしない限りは、なかなか問題にはなりにくいように思える。 普通の食中毒には潜伏期間があり、一般的なイメージと異なり、食べてすぐに嘔吐するなどの拒絶反応は起きない。細菌などに由来するので、それが体内で増殖するのに時間がかかるのである。 急性の反応が出るのは、毒キノコなどの摂取で見られる化学物質の毒性作用に多いものと思う。例えば、クサウラベニタケを誤って食べた場合、10分~数時間で嘔吐などの消化器系中毒反応が起き、その主因は「溶血性タンパク」とされている(厚生労働省のページ)。もちろん文系なので詳しいことは知らないのだが、「溶血」=ヤバイ、というごく単純な関連付けが頭にあると、ソラマメ中毒が酵素の一種が欠損しているタイプの人間に起きる溶血反応と、文鳥の事例が結びつくことになる。 しかし、普通に考えれば、そら豆のスプラウトは、健康に良さそうな成分を多く含む青菜に相違なく、豆の状態で含む成分を、そのまま引き継がれるものではないし、そもそも、茹でたそら豆は文鳥のおやつとしている人も多く、それは毒性がないか、無視できるレベルに軽微なために、可能なはずである。となれば、今回の件がそら豆のスプラウトを食べた結果であると仮定しても、多くの謎が残される。 googleで「文鳥 そら豆」で検索すると、そら豆スプラウトを見ている白文鳥君の画像があり、それは「脱原発!」「反安倍政権!」を掲げて頑張っている方が、昨年3月にツイッターで公開された画像だったが、食べさせて異常が起きていないようだ。 さらに「文鳥 そらまめ 豆苗」で画像検索すると、昨年5月に試された方のブログがあり、少しかじっただけで食べなかったらしくその後は不明だが、特に体調の変化はなかったようだ。また、今年の3月に文鳥に与えた方のブログもあり、こちらは普通に食べてくれたようで、何ら問題はなかったようだ。ついでに、文鳥の部分をインコ置き換えて検索すると、セキセイ君とオカメ君がワシワシ食べている画像があり、何ら問題とはなっていない。 となれば、一般的には、文鳥に与えても問題ないと判断する他ないように思える。健康に良さそうな野菜が市販されていれば、少なくとも人間には無害(常識的な量を食べる限り)なので、それを文鳥に試したくなるのは当然と言える。しかし、初物を試す場合は、結果的に実験動物にならないように慎重であらねばならず、なぜそれが無害と信じられるに至ったか、しっかり情報を整理した上であるべきだと、思う。求めるべき情報は、科学的な情報と経験で、文鳥が食べる事例と、常用しても問題が起きている気配がないか、に注目しなければならない。 今回のケースでは、もし私がその立場でも、特に与えることでの有害性は見い出せず、与えた可能性が高い。そして、結果、どうなったかはわからない。「食べた当日、男の子は激しい嘔吐、女の子は黒色」の糞、翌日オスは回復したが、メスは悪化して3日目には亡くなってしまう。亡くなった子は、虚弱な体質だったそうなので、悪影響が強く出てしまったのだろうが、なぜ、平気で食べている事例があるのに、こうした文鳥にとって急性の毒性が疑われる事案が起きたのであろうか? 人間のソラマメ中毒が遺伝的特性により発症するのと同様に、同じ文鳥でも、症状が現れる子と問題にならない子がいるのであろうか? とりあえず貴重な疑い例なので、なるべくは避け、与える場合は、様子を見ながら慎重に、が正解だと思う。
2016年07月11日
閲覧総数 3981
11
どうです。この白と黒の芸術は! 好きな種類をひとつだけあげるとしたら?」との問いに対する回答は、次のようになっている。 1位 桜文鳥 48%(301票) 2位 白文鳥 32%(205票) 3位 シナモン文鳥 12%(77票) 4位 シルバー文鳥 8%(50票) 「断然桜文鳥派」を明言する者(念のため断っておくが、あくまでも文鳥の中の色柄で、どれが一番好きか選んだ場合の「断然」である)のサイト上で行っているアンケートなので、多少割り引かねばなるまい。また、「桜文鳥」は、ごま塩的な姿からノーマルな姿までを含むので、それぞれの桜文鳥像は、案外いろいろかも知れない。しかし、ともあれ、桜文鳥が過半に迫る結果となっているのである。 このアンケート結果に私なりの補正を加えるなら、桜と白が4割4割、残りの2割をシナモンとシルバーが分け合うといったところかと思えるが、案外、シナモン人気は浸透していないのは動かないところであろう。 なぜそうなのか?昨日指摘したように、この4品種において、繁殖の優劣などおそらく存在しないし、あったとしても無関係だ。商売としての繁殖サイドが「生産」量を増やさないとするなら、需要(人気)が限定的なので、供給量が過剰になると値崩れを起こし、桜や白より高値で売ることが出来なくなるため、だけかと思う(他には、種鳥の飼育環境の相違を考えず、無闇に繁殖が難しいとした風説の影響くらいだろうか)。 要するに、シナモンの需要は、現状では、白や桜に遠く及ばないのが、現実なのである。しかし、それはシナモン文鳥の外見に魅力がないためでは無いだろう。たんに、浸透しきれないに過ぎず、別に浸透することもないだろうし、今後も浸透する機会はないだろうと、私は思っている。 文鳥の愛好者には、子供の頃から長らく飼育する人も多いが、2、30年前には白や桜しかいなかったわけで、最初に飼育したのは、手乗り文鳥のヒナ状態での白か桜、という人が圧倒的に多い。白や桜文鳥のヒナは、明治時代以来(実は江戸時代以来)の大量生産体制が確立していて、当時から安価であり、今より文鳥の飼育は一般的だったのである。その幼少期の記憶が根本にあるので(これが「浸透」)、大人になって他の品種を飼育していても、結局、最初に飼育した白か桜を選びたくなることが多くなる。 となると、この大量生産ノスタルジー世代(私含む)が、飼育をご引退なされない限り、2強2弱の状態に変化は起きないのではなかろうか?シナモン文鳥が突如ブレイクし、繁殖家が我も我もとシナモン文鳥を「生産」するような事態は、有り得ないように思うのだ。このような状態が、10年、20年・・・くらいか?そうなった時にどうなるだろう?・・・それでも、3、3、2、2くらいではないかと、個人的には推測しているが、もう少し、文鳥飼育自体は、人気を回復していれば良いのにな、と思う。今日は大の字になって寝ている・・・
2013年10月21日
閲覧総数 2681
12
一昨日、食が細く、このまま停滞し消滅(体が小さくなって亡くなる)の可能性が強まっていた「ちょろ」は、昨日から食べる量が増えてきて、今日は体格も2回りほど大きく見えるようになった。 「10gのちょろ」↑なら、今後の成長も期待できそうだ。と言うわけで、とりあえず「ちょろ」と色変わりの子を我が家に残そうと思う。変わったものが好きな人もいるかもしれないと思っていたのだが、今のところ特に希望がないので、「奇貨居くべし」が(私にとっては)自然なのである。 呼称は・・・シナモンが栗色ならより濃いのは栃色?か?(馬の色では、栗毛の濃いのが栃栗毛)なので、「とっちぃ」・・・、だが、濃いというよりシルバーがかって色がくすんでいるようではある。しからば、「くすみ」?男の子なら「くすむ」・・・、とりあえず「くすくす」と呼ぼう・・・。
2024年03月18日
閲覧総数 386
13
「オノコ」と「パン」 キイの婿として迎え入れたチバちゃんが、♂ではないという衝撃的事実により、差し餌の頃からオスのように見えたので残した「オノコ」(↑左)、指に欲情して疑似交尾姿勢をとったので、まずオス確定となった。 なお、↑右はコッペ&イッパの子で居残っている「パン」ちゃんだが、この子もオスのはずだ。おそらく2羽でさえずり練習をしているはずだが、人目に触れぬようにしているようなので、確定できない。この子らには口笛で英才教育を行ったので、ヘイスケ流ウグイス鳴き崩れの奥義が伝わったはずだ。さえずりの完成に期待したい。
2024年03月31日
閲覧総数 265
14
実は、くたびれながらも小鳥の世話をする際、「ろっこんしょーじょー、ろっこんしょうじょ!」と繰り返す習慣があるようなないような、だったりする。これは、富士山を登山すると言うより巡礼する富士講の人たちが、ずーっと繰り返し唱えている姿に感銘し、真似をしたものである。 で、最近、年を取るほど口から出る「どっこいしょ」が、実は「ろっこんしょうじょう(六根清浄)」に由来すると聞き、それはダウトだ、と思ったものである。なぜ?どうすれば「ろっこんしょうじょう」が「どっこいしょ」に変わるのだ?!同じなのは「こ」と「しょ」だけではないか!!しかも、「どっこいな」とか昔は普通に言うわけで、そうなったら類似部分は「こ」のみ、これに類似性を指摘すれば、こじつけにもならない。 そんな話はどうでも良かった。 昨日今日とトム&コビィのヒナが孵った。彼ら、人なら「どっこいしょ」年齢のはず・・・。 ・・・コビィは2019年2月6日生まれ、トムは2019年11月3日生まれ、トムはまだしも、コビィは5才の高齢出産だ。おそらくこれで繁殖は卒業だろう。最後の子育てを頑張ってもらいたい。やれやれどっこいしょ。
2024年05月28日
閲覧総数 278
15
タナとゴマ タナカ・・・、でなくてタナは、手乗りの気配だ。手前のT字止まり木に陣取り、指を甘噛みしたりヒナのエサを給餌器から食べたりする。見た目が女の子っぽいのだが、これからアイリングが赤くなって格好良くなるだろう。6,600円(領収書を見つけた)、当たりである。 白多めのごま塩ちゃんは、換羽中で尾羽がないので500円引きの5,000円になっている。確かにそのようなことを言っていたようだが、あまり聞いてなかったのだ。現在はおとなしく、たくさんエサを食べており、この子は換羽をしてから本領発揮になるかと思う。ごはんにごま塩ふりかけ頭なので、「ふりかけ」にしようかと思ったが、普通にゴマにしておこう。 そして、私のお気に入りが↓だ。かなり小柄で、目のあたりが黒くて仮面のようで、目力の強さを補強している。快傑ゾロだ。ゾロ・・・メスだとかわいそうな気もするのでカイとする。この子は、早くもブランコの乗り方をマスターしそこを定位置にしている。頭の動きも機敏なようだ。 ヒナっ子は、あの店では同期としのぎ合いで差し餌を食べていたので、あまりにのどかになって緊張感が薄らいだような感じだが、今日から、たぶん本気になるだろうと思う。昨夜の段階で22gだったが、おそらくぐっと大きくなるだろう。なお、昔からそのような感じだったが、あの店の差し餌は圧巻で、巨大なボールに粟玉の湯づけに練り餌かパウダーフードを入れたものを、文鳥その他にどんどん与えていく。文鳥などは、年季が入りまくった箱を開けた途端に十数羽が飛び出して縁に並んでいるのに次々与え、済めば、今現在の飼い主なら目を回しそうな雑な扱いで箱の中に掃き落とす。空気が清浄なら何も考えずに、ぼんやり見るには実に良い光景と言えよう。 今回の遠征は大成功だった。文鳥のご用命は、横浜の港の南、ようこそ田中鳥獣店へ、である。なぜよく知ってはいるが特に何も関係ないお店のコマーシャルするのか?それは、あまりに多くの逸材があふれているのでもったいないと思うのと、『文鳥屋』に1970年代あたりと同じようなお店を求める問い合わせがたびたび来るのが鬱陶しいからである。大量の文鳥を売っている店など、ほぼ有り得ず、まして自宅で小規模にブリーダーをしている店に(大規模になれば、ヒナに名前つける余裕などあるわけないでしょう?)、それを求めるのはお門違いなのである。高速に乗って、湾岸道路をあの辺で降りて・・・駐車場ないけれどうまくやって、目くるめく文鳥の(古い)楽園に行くべきだろう。
2024年11月10日
閲覧総数 207
16
ケージから初めて自主的に出て来たタナ(カ)は、宿泊中の桜の女の子とともに、下から頭を出すカメの心配をしていた 田中鳥獣店を検索していたら、なぜか、名古屋の鳥獣店が閉鎖することを嘆く2022年の書き込みがあった。 「とてもお世話になった鳥獣店が店を締めると聞いて、おじさんにわけを聞いた。近年小鳥が流行りで雛からお迎えする人が多いけど、挿餌を3時間ごととか保温の事などの必要な事を守らずに死なせてしまう人が多いらしい。弱って獣医に診せても間に合わず。鳥を飼った事もない獣医は店のせいにする。店には不良品を売りつけられたかのようなクレームが来る。行政も、獣医と店とでは獣医の言う事を信用する。そんな事が本当に多くて(名古屋だけかも)もう締める店続出で、おじさんもとうとう決めたそうだ。悲しみ・怒り・切なさ…いろんな感情がわいている。小鳥たちもかわいそうだ」 これが真実かと言えば、違うだろう。 閉店する理由は、何の商売であれ、たんにもうからないから、だ。これが主因に決まっているが、これは需要(飼育者数)が減ったからと言う意味なので、目の前のお客様には言えないだろう。副因としては、鳥獣店の場合、鳥の流通が難しくなった(生体の配送は原則禁止)が考えられるが、運送会社の最寄りの営業所までの「足」があれば、とりあえずは何とかなるだろう。 コロナで接客が難しくなったのもあるが、やはり、最後のとどめを刺したのは、やはり動物取扱責任者に資格要件が加わって、何十年取り扱っていても、新たに何らかの資格を取得しなければならなくなったからではなかろうか。この省令がこっそり出されたのは2020年だが(参照記事)、当事者が実際に気づくのは登録を延長する時で、私の場合は2022年1月なのである(省令から1年以上経って口頭ですよ?)。 ご高齢の人に資格試験を受けろなど、およそ人非人の所業だと私は思うのだが、それは当然のこととしてコロナ禍において実行された。当然のことながら、「あと何年できるかな」と思っていたような人は引退を早め、結果、閉店ラッシュになったものと思う。しかも、「試験受けるの嫌だから廃業するよ!」とは、少々言いにくいだろう。 直接インタビューしても、聞き取った内容が真実とは言えない。聞いた相手のフィルター越しの感想よりも、諸般の事情で言わないことや多くは語れないことの方に真実が宿っているものである。聞いた話だけに頼ってはいけない。 さて、タナカ、気づいたら出て来ていて、タナカと気づかず手を出すとおずおず乗ってくるし、実にタナカである。 彼は、やはりタッチの夫にすべきだろうか。とすれば、彼が弥富系の白なら、ネックは致死遺伝の確率1/4となる点だ。卵段階で成長中止になるなら自然のことなので仕方がないのだが、孵化する可能性があり、それを健常に育てるスキルがない。 もし江戸系なら・・・、白(顕白・潜白)×2、ごま塩(有色・潜白)×2となるが、この場合、ごま塩を跡目に残し・・・か。 とりあえず保留だ。
2024年11月16日
閲覧総数 231
17
ヒナ換羽も終盤に入ったニチィ ここまでヒナ換羽が進んでいながら、ぐぜりに気づかないとなると、・・・メスだったか?喜ばしいのだが・・・。 さて、弥富系白文鳥の話の参考のため、1983年農文協編『畜産全書-飼育の基礎・実際家の飼育技術-(ヤギ・めん羊・ウサギ・家禽・実験動物・ミツバチ他)』のごく一部を抜粋しておく。 まず、当時(執筆時1979年)に、弥富の生産農家(弥富文鳥組合の組合長)の経営実態を取材した内容の一部(P463)。 白×白の組合せから生まれるひなは、白7、桜3の割合となり、白×桜は、白6、桜4となる。収入を考えると白×白としたいが、白は体質が弱いという欠点があるため、桜の血を混ぜる。試験場では「全部白×桜にしたほうがよい」と指導しているようだが、青木さんは収入を考え、白×白を300番いに、白×桜を150番いの割合としている。 「試験場」、つまり、愛知県農業総合試験場の見解とは、同書のP447にあるのもので、「(弥富系の白文鳥同士の交配では、四分の一の確率で中止卵となるといった交配実験結果を示した上で)白文鳥に致死遺伝が関与していることから、生産地の飼育で経済的に有利な交配様式は孵化率がよく産子数の多い白×桜、桜×白の組合わせが、白×白の組合わせに比べてすぐれている」とするものである。 これと、他のブログが昨年紹介された、最近の弥富の生産農家のご発言らしきもの、「白と白をかけると、強い雛が生まれない。駄目なの。白と黒をかけた方がしっかりした雛が生まれる」を並べてみると、さて、すべて弥富の文鳥生産関係者の見解だが、どのように思われようか? それぞれ違ったことを言っているようにも受け取れるかもしれない。しかし、同じことだと私には思える。つまり、愛知県農業総合試験場が明らかにした、弥富の白文鳥の特質、白文鳥同士の繁殖では25パーセントの確率で致死遺伝が発現する、といった科学的な真実を、生産者サイドは理解し得ず、「白は体質が弱い」とか「強い雛が生まれない」といった経験に基づく解釈、それこそ紛れもない迷信から離れることが出来ずにいるだけだろう。弥富系の白文鳥には致死遺伝子が潜んでいるだけで、生まれ育った白文鳥に特別な虚弱体質 が存在するわけではないので、白文鳥を貶めかねない思い込みは、いい加減にご勘弁いただきたいものである。 生産者の現今での発言の相違は、「経済的に有利」か否かにあると思う。シナモンもシルバーも存在しない30年以上昔は、桜より白文鳥の方が人気が高く、主要も大きかったので、白と桜を掛け合わせると、生まれたヒナの半分を占める桜の「在庫」がだぶついてしまう。結果、値崩れして儲からない。ところが品種が多様になった現在では、白と桜の価格も需給の相違もより小さくなっており、むしろ桜文鳥の方が人気がありそうな気配まである(弊サイトで放置中のアンケート調査によれば、562人中、桜文鳥派が262人【約48%】、白文鳥派が184人【約32%】となっている。「断然桜文鳥派」などと称している者のサイトなので、多少割り引いたほうが良いが、それでも互角程度と見られると考える。未だに残る多少の価格差は、習慣的なもので、売っている側が、消費動向を理解していないのではないかと思う)。従って半々で生まれても、桜文鳥の引き受け先に困らずに済むのではなかろうか。ようするに、良かれ悪かれ、農畜産業としての経済性である。 「高い値段で売れる雛を育てることよりも、強くて元気な雛を育てること」の以前に、今現在の生産方式で経済的に許される範囲で、という前提がつくのは、趣味ではなく産業である限り当然だが、その前提部分が、大量消費感覚の人間以外には受け入れられなくなっているものと、私は思う。「フンムシ」などが普通に湧くような「生産」環境では(『畜産全書』P462の青木氏の話の中で、「とくにフンムシには気をつける。うっかりしていると発生し文鳥が血を吸われ元気がなくなる」とあるので、ワクモのことかと思われる)、繁殖して欲しくないと素朴に考える飼い主が増えおり、それは文鳥を家族同様に慈しむ育てている飼い主なら、当然そうであるべきだと思う。思うので、感心できない環境で「生産」することに批判的になるのも当然かと思っている(非難する気はない)。一方、訪問されて、現在の家庭での飼育なり家庭での生活とは別世界の、もしくは大時代から連綿と続いた「生産」の貴重なお話をお聞きした人は、どちらの感覚で文鳥たちと接しているのだろうか?不思議なことだと、思えてしまう。 とにかく、「白文鳥は虚弱」などという迷信は、いい加減に勘弁してもらいたいのだが、我が家の白文鳥たちの調子が悪い。 高齢疑惑濃厚のメイは、もはやいつあの世に旅立っても不思議はない衰え方をしている。さらに、今夜は、ミナに飛翔不良が見られた。これは換羽を前にした一時的現象かと思えるのだが、気がかりだ。
2012年03月13日
閲覧総数 476
18
恋仲のふたり ギンタは初代ヘイスケの血を引く初のシルバー文鳥、キイは19代目で桜文鳥同士から生まれた不思議な白文鳥(つまり、どのように色を遺伝するのか謎)、どちらも繁殖相手は外見的色で判断しないといけない宿命を負っている。禁断の恋、ならぬものはならぬ、のである。 そこで、自転車で行けなくもない唯一の『コジマ』、浦和店に行ってみた(月曜)。桜文鳥の売れ残りの子がおり、画像的にはオス確率70%だったのだ。・・・とてもとてもとっても大変だったが、何とか行き着いて、レジ近くのケージにいるその文鳥を見つけて、ヨレヨレしながらじっくり観察した。とても人馴れし、将来美鳥になりそうだったが、遺憾なことに見た目の印象はオス確率40%に減り、ぐぜる様子も見られなかった。 メスでもオスでも良ければ絶対に買いなのだが・・・、とても残念に思いながら、手ぶらで帰った。やはり「オノコ」がおのこ(男)でキイちゃんと仲良くなることを祈ろう。キイちゃんはしばらく宿泊部屋に移して、その間、ギンタとレッコを同居させて、キンカチョウのポン子のケージにクロペを移して(こいつ、恋愛下手のコロコロとは仲よくならず、白系のオタマに懸想し、最近娘のポン子が母似と気づいて、恋仲になっている)、コロコロは気ままなひとり住まいに戻す・・・。 さらに「オノコ」たち、飛び回るようになってきたヒナたちも宿泊部屋のケージに移し・・・、宿泊部屋がにぎやかになりそうだ。
2024年01月23日
閲覧総数 298
19
順調に男(おのこ)らしく エモ&モモの子、つまりは・・・、17代目弟ジュンの孫で母の祖母はコビィという、ザ「文鳥団地」な血統ながら、白文鳥ではないので残す予定はなかったものの、突然変異?(完全な桜文鳥同士から生まれた完全な白文鳥)の白文鳥キイの出現により、その婿候補として、同期の中で最もオス風味だった「オノコ」は、およそ桜文鳥のヒナ姿としては素晴らしすぎる姿に育っている。 で、どうやらかくれてぐぜり始めてもいるようで、早くもメス(桜文鳥が好き)に関心を持ってさえいる。つまり、思惑通りなのだが、残念なことに白文鳥は嫌いなようで、近づくキイを追い払い続けている。 ヒナ換羽がはじまり白羽が出てきており、今後どのような姿になるのか愉しみだ。さらに、キイと仲良くなるかも愉しみ、そして、子どもがどのような姿になるかも愉しみだ。実に愉しみいっぱいである。
2024年03月04日
閲覧総数 248
20
調べた・・・。 私の記憶に薄らぼんやりあったのは『週刊少年ジャンプ』1982年29号所載の「 フライング・ニコチャンの巻」で、ジャンプコミックスDIGITALとして電子書籍化されていた(『Dr.スランプ』 5)。迷いつつ購入して「 フライング・ニコチャンの巻」(293ページから)を読んだ。 手乗り文鳥の行商をしているニコチャン大王から乗り物(一人乗り飛行機)と交換したアラレちゃんだが、育て方がわからず、アイスを与えてヒナの体調を崩してしまう。そこで、アラレちゃんの生みの親である変態で天才の科学者仙兵衛さんが、「モリモリと元気に成長する」怪しい薬を調合したが、それを一口飲んだヒナは、家を突き破る超巨大桜文鳥に成長し、ヒナを取り返しに来たニコチャン主従を乗せて雄飛する。といった、何とも他愛ない話である。 私が覚えていたのは、妙にリアルな文鳥が超巨大化しているのに、衝撃を覚えたからだと思う。 ついでに、手乗り文鳥の飼い方を2週に渡って説明してくれる「虎八郎さんの文鳥さんの巻」「みんなちょうだい!」は、『週刊少年ジャンプ』1984年13号・14号が初出で、ジャンプコミックスDIGITAL『Dr.スランプ』 8に収録されているので拝読した(360ページから)。 こちらの話が記憶になかったのは、私にとっては当たり前の話だったからか、すでに中学生でアラレちゃんを読んでいなかったか、だと思う。こちらは文鳥マニア必読の内容だ。 菜食主義のトラである虎八郎さんが、ある日野良仕事中に木から落ちてきた文鳥のヒナを拾い、小鳥屋さん(ニワトリ)に育て方を教えてもらって差し餌をする。で、ガスマスク姿の作者(鳥山明さん)が「カンケイないのですが」と登場し、「わしの家でも文鳥のヒナが5匹もかえってそだててるさいちゅう」とした上で、「これまで40匹ぐらいそだてたんだぜ!」と自慢したりするのだが、それはさておき、ヒナはかわいい白文鳥となって虎八郎さんの肩に止まっていつも行動を共にするようになる。ところが、その我が子同然の白文鳥が交通事故で亡くなり、そのショックで虎八郎さんは飲んだくれの暴れ者に豹変(虎変?)してしまう。そうした過去を持ち、飲んだくれてうろつく虎八郎に、アラレちゃんがおとな買い(お米代を流用)した文鳥のヒナを、「地球割り」の実演による示威行動の末に押しつけるのだが、育て方のわからないアラレちゃんに、エサの作り方や与え方を虎八郎さんが事細かにレクチャーすることになり(初心者必見です)、「ほう おめえつんつんはうめえなあ」などと褒めるようになる(※アラレちゃんはウンコを棒でつつくのを習慣にしている)。結果、お米は本業は農家の虎八郎さんに俵でもらえてアラレちゃんはお使いの任務を果たし、虎八郎さんはヒナの差し餌で日常を取り戻し、「めでたしめでたし」の話となっている。 昔は、文鳥を肩に乗せて街歩きするような人が、結構いたよな。それで、驚いて飛び立って車に衝突するような事故もあったようだし・・・、いろいろ懐古させてもらった。Dr.スランプ 8【電子書籍】[ 鳥山明 ]
2024年03月09日
閲覧総数 998
21
レッコ&ギンタ ヨッチ&ボクジュの孫、つまりヘイスケ系では19代目の1羽でシルバー文鳥のギンタは、ヒナの時の印象でメスと信じて迎えたレッコと仲良しペアになった。実にここまでは順調。さらに順風満帆に事が進めば、めでたくウチの子シルバーの系統が確立されよう。 一方で、レッコと同時に迎えたチバちゃんは、どう見ても男の子の女の子で、今夜見ていたら、どうやら嫡流19代目のトクに惹かれているようだ。・・・この際、トクの弟で居残っている「パン」をチバちゃんの夫として、嫡流を2家に分けようか。うまくいくだろうか?追々考えよう。
2024年04月06日
閲覧総数 328
22
オノコとハンジ ウノの嫁候補として期待した2羽のライトシルバー、「みかん」「りんご」とかわいい呼称をつけたのだが・・・、ダブルでオスであった。細面の家系のようだが、スマートだった体型は数日にしてしっかりしてきて、はてな?と思うのも束の間、ふたりとも気持ちよくぐぜりを披露してくれた。 一方、期待どおりにヘイスケ流の口笛さえずりを伝承すべく頑張ってくれているウチの子の2羽、エモ&モモの子オノコと、コッペ&イッパの子ハンジは、そろそろ「文鳥団地」に移動させねばならぬ。 フックの余命は長くないと見て、その万歳の後に跡地に入ってもらう目論見であったが、うれしい誤算でフックの体調が安定し動かせなくなってしまった。どうしたものか、検討を要す。
2024年04月17日
閲覧総数 302
23
「だわさ」の語尾が似合うチバちゃんと容姿を選ばぬ老プレイボーイマツ トランプ前大統領の暗殺未遂は、とりあえず玉がそれて良かったと言うだけの話。トランプさんは戦場で弾の下をくぐった体験など無いはずなので、ショックは深刻なはずで大変にお気の毒だが、とりあえず大統領に返り咲くようなことがあれば、突撃銃(アサルトライフル)の規制くらいはお願いしたいとは思う(返す返すも気の毒な安倍晋三を思い起こされるので、馬鹿餓鬼のピント外れな要人暗殺の話など、聞きたくないのである)。 それよりも、パリ五輪の選手村にエアコンがない、と言う方が恐ろしい。酷暑を熟知する日本選手団は、エアコンを持ち込むらしいが・・・、何でも、床に冷水を循環させる床暖ならぬ床冷を行うらしいのだが、足もとを冷やしてもほぼ意味はないだろう。そのような装置を設置するなら、床でなくて天井のはずではないか。 暖気は「軽い」ので上に向かう、冷気は逆に「重い」ので下に向かう。みなさん、大昔のオフィスではでは、外回りの営業マンのために冷蔵庫の如き超々冷たい強風を効かせ、経理などは足元に電気ストーブを老いたりひざ掛け毛布をしたりしていたのを、ご存じだろうか?まさに、昭和な非効率を示すシーンで、冷気が「重い」のを理解していれば、そのようなアホ行動はとらずに済んだと私は思っている。ようするに、エアコンからの冷気を直接浴びようなどとするからダメなのである。あれは対面の壁の上の方に当てれば、壁の下に冷気が滝のように降り注ぐので、そこに営業の机を並べ、よりエアコンに近く直接冷気が当たらない場所に経理の机を並べれば、電気代を節約して住み分けられたはずだ。 何を隠そう、私は鳥カゴに冷気を当てずに自分のベッドに冷気を持ってこようとして、そういった技を覚え、ついでに現在は、玄関に冷房効果をもたらすにはどうするかを考えて、2階のエアコンをつけ、エアコンのない部屋のドアを閉めて、冷気を階段から落とすようにしている。ご参考まで、である。 どうでも良い話が長くなった。 2階の宿泊部屋から降ろしてきた桜文鳥オノコ・ハンジと、白文鳥キイ・イッチーは、順調に「文鳥団地」に溶け込んだ。 一方、チバちゃんはマツの求愛に懐疑的ながらも同居を始め、どうやら、巣作りに目覚めた様子で、昨夜は床をうろうろして巣材を探していた。・・・若いオスに再嫁させる将来も考えておきたい。
2024年07月17日
閲覧総数 283
24
白が2羽いればOK 20代目の「タッチ」になるのは↑左の2羽のいずれかになる。まず、白と桜が孵化し、翌日また2羽孵化し、有精卵と無精卵が1個ずつ残っていたので、有精卵を隣ケージのキイ&オノコに委ねたのだが、これが翌日に孵って桜文鳥だった。なお、キイたちの卵はみな無精卵だった。 4羽のうち白と桜が何羽ずつなのか、繰り返し撮影したが、とりあえず白が2羽いることだけは確認できた↑。これで、1羽は白系の始祖にできる。 一方で、系図をいじっていて、今さら気づいたのだが、チバ&マツの子たちは、我が家では貴重な異系であった。マツの娘サチィとウチの子のジロは子だくさんだったが、うっかりして家に残せなかったのだ(お地蔵さんみたいでかわいかったからか希望者が多かった)。となれば、6羽の桜ヒナのうち1羽は残して、「タッチ」の嫁婿候補にしなくてはなるまい。 チバちゃんがシルバー因子をもっているようなのだが、これは考えないことにした。白か桜の系統で、シルバー因子が入っていても影響は出ないはずだからである。・・・残り者に福か選んでみるか、成り行きに任せたい。
2024年08月27日
閲覧総数 278
25
NHKの日曜討論を5分だけ見た。「お、牛ちゃん、がんばってんな」と思ってチャンネルを変えてしまったが、記事は読んだ。感想は、与野党すべからく、給付金ばらまくことばかりで、今現在の物価対策についての考えがなく、「物価が安定してねえのに、金もらっても使えねーだろーが!」であった。 この人たち、韓国で物価高対策が後手に回って珍しくまともな大統領を戴く与党が大敗したり、大好況になりながら物価高への不満から、あの、知能指数は高くても不勉強で不安定なデタラメトランプさんの復権を招きかねないアメリカの大統領選挙から、何か学ぶことはないのだろうか? 円安で輸入肉は割高、主食のお米は農林水産省の不作為により低価格帯が外食に流れて、庶民は2倍近い値段の米しか選択できず、気候変動もあって世界的に農産品の値上がりが続いているうえに(100円で買えた小松菜が160円で絶賛高止まり中なんですよ!!)、天候不順で野菜の値段も高値続き、一体何を食べ食べさせれば良いのか、といった日本の有権者の多くが抱いている不安感など、まるで理解していない。 今年の春闘を思い出したら良い。労使ともども満額回答だ何だと喜んでいたが、5%賃上げしても物価が10%上がっていれば実質賃金は下がっている、という幼稚園児すらわかることすら理解していなかったのだから、あきれ果ててしまう。この、物価への無頓着は、その人が金に苦労することなく生活感を失った存在になっていることを示している。それでは、共感など得られるはずもあるまい。 それはそうと、ご案内いただいたやなぎすさんの『白文鳥はいつ誕生したのか?』を熟読している。 白文鳥には大別して2系統あって、で、起源がわからない時は面白くしてしまう、という文献史学をかじった立場では禁じ手の行為を、「人間の本質的欲求じゃん、神話とか何とかはみんなそうじゃん。そういった感覚がなくて研究しようがないじゃん」と、別に普通にやってしまう私は、弥富ちゃんという突然変異の1羽が両方の系統の始祖なのだ、としたわけだが、当然ながら根拠はないし可能性は低い。 弥富系白文鳥については、やなぎすさんが文献から丹念に追っているように、江戸時代の弘化年間あたりには存在していた気配が濃厚だ。ただ、鳥の羽装変異はしばしば頻繁に起きるものだと、私は経験上悟らされてもいるので、考え方を整理できずにいる。 我が家では、シルバー文鳥が生まれるはずのない別々の桜文鳥ペアから1度ずつシルバーが生まれた。そのシルバーの1羽(シルバ)はシルバー文鳥との間に多くの子を残したが、みな桜文鳥だった・・・。現在、桜文鳥ペアから白文鳥が1羽生まれてもいる(キイ)。そもそも、鳥の羽装は環境に適応しやすいようにさまざまに変化する性質を持っているのではなかろうか。例えば、文鳥の生息地であるジャワ島の隣のチモール島には近縁種が存在するが、そちらは茶色でクチバシは黒い。 ・・・、いろいろ楽しく考えねばなるまい。
2024年10月21日
閲覧総数 241
26
態度がビッグになってきているゴマ 1871年旧幕臣の竹本要斎が物産展に出品した文鳥「変生ミノガタ」これ↑だろう。背中に蓑をしょっているように見える。やはり、江戸時代の白文鳥は潜性であったか。さらに検討を要す。
2024年11月11日
閲覧総数 204
27
水浴びしまくるサカ坊 若い後妻がまだ産卵を継続するので、そのお付き合いのため換羽に入れないサカ坊。今日の暑さに、少々バテ気味であった(開口呼吸が見られたのは彼だけ)。無理せず、のんびりして頂きたいものだ。 例の卵は、やはり中止卵だった。取り出したところ1gと軽量になっており(文鳥の卵は、通常2g程度)、強力ライトで透かし見たところ、ヒナの形を成していなかった。おそらく、検卵して2日と経たずに中止卵となり 、水分が蒸発して軽くなったのだろう。 アト氏には、来シーズンに期待したいところだが、子どもがいなくても、見ていて面白いし、年々どこまで白くなるかも見ものだし、それはそれで良いかと思う。 アトは、容姿に目がいってしまうが、性格も面白い。彼は、故キュー様に一方的なライバル心を抱いていて、キュー様が飼い主と「会話」するのをうらやみ、自分も話しかけられるのを好むようになった。ただ、残念なことに、理解できるのは自分の名前「アト」だけ。例えば、「アトはかわいいね」と言っても、同じ口調で「アトってバカだね」と言っても、うっとりと喜んでしまう。 そんなのは当たり前?ところが、人語を解する天才は、「かわいいね」だと喜んで愛想を振りまくが、否定的な言葉を、いくら猫なで声で言っても、プイと飛んでいってしまうのである。実に空恐ろしく、私はこの現象を科学的に説明できない。 そう言えば、文鳥のマンガに文鳥が自分の名前を理解しているのに驚いている場面があり、それが驚くことかと、飼い主たちの反応に驚いてしまったことがある。自分の呼称を理解していない文鳥なんて、いるのだろうか? 例えばリオなど、我が家にやってきて日が浅く、ぼんやりおっとりした文鳥だが、「リオ」という言葉には反応する。止まり木にクチバシをこすりつけて喜び、時にはさえずってくれるのである。自分の名称がリオだと理解しているのかは定かでないが、「リオ」が自分に対してだけの呼びかけであることは、理解していると見なせる。 それは、非科学的な思い込みではあるまい。小鳥はさえずりで求愛するように、その鳴き声には敏感で、鳴き方も色々と使い分けるし、人間では聞き分けるのは困難な、仲間同士の声の中で、パートナーの声を聞き分けられる。飼い主が自分にだけ決まって発する言葉くらい、理解しないほうがおかしいのだ。 自分に対する特別な呼称を理解するなど、ごく当たり前で、文鳥の場合、それに対する態度にこそ、その驚異の賢さが現れると、私は思っている。何しろ、我が家では20数羽が毎晩飛び交っているのだ。それも、一族で似たような桜文鳥が多い。となれば、飼い主が名前を間違えて呼ぶことも多い。そうした時にどうなるかと言えば、文鳥は「チェっ!」と舌打ちするようにプイと目の前から立ち去ったり、怪訝な表情と言うのか「オメぇ、なに言ってんだぁ?」と横顔で見上げられ、名前を間違いたことに気づかされる。もちろん、自分の名前を呼ばれた時も、返事してくれたり、近寄ったりせず、同じように横顔で見上げるだけの場合もあるが、その時の表情は「なんか用か?」なので、間違っていないことがわかる 私が超能力者と言うわけではない。マンガなどでデフォルメされる表情が、付き合っていけば、その目の輝きなどから、感じとれるのである。つまり、感情が豊かなのであり、感情が豊かなら、賢いと見なすべき だと私は思っている。感情が豊かな文鳥の特性を理解しながら、愚かな生き物と思い込むのは、不思議な話ではなかろうか? よく、インコと文鳥を比べる人がいる。私はインコを飼ったことがないので知らないのだが、セキセイにせよ大型インコにせよ、文鳥よりも「表情」読むのは難しいのではなかろうか?彼らは、モノマネや足先での遊びなどで、飼い主とのコミュニケーションをはかり意思表示も出来る場合があるはずだが、それは賢さよりも、表現方法で、身体的な特性に負うところが多い。 つまり、どちらも賢い生き物だが、文鳥の賢さはなかなか分かりづらいものなのだと思う。わかれば、よほど奥深いのに、鈍感な人が多いのではないかと、少し優越感に浸ってしまう。
2014年06月01日
閲覧総数 939
28
忘れられた遊具で遊ぶギンタ ギンタは望んだ以上の理想的な文鳥になっている。 そもそも、お気に入りの繁殖用のシルバー文鳥(仕入れたシルバー文鳥ペアが生み育てた「オレ」)と17代目ヨッチ&ボクジュの娘の子を望み、それが生まれ(「インシ」)、それとペアにしようと手乗りくずれの「トダ」を買えば、望み通りの女の子で、その1羽っ子がやはり望み通りにシルバーだった。 ウチのDNAを持ったシルバーならそれで善しとすべきが、面白い子で、唯一手のひら水浴びをしてくれる。 次は、しっかりシルバーの始祖鳥となって・・・。今夜から、突如、キイと仲良くなっている。キイは如意と言うより不意・・・。要注意だ。
2024年01月10日
閲覧総数 379
29
長逗留のセキセイインコと仲良くなってきたマゼ 手乗りなのに指に乗らず自主帰宅も出来ず、で、宿泊部屋へ追放となってしまったマゼだが、すっかり居付いてしまった。一緒に生活するカメとは夫婦になりつつあり、その愛するカメ同様に、指には乗らないが自主帰宅できる文鳥となり、手がかからなくなった。 カメとの間でどのような子が生まれるのか、愉しみに待ちたい。
2024年01月14日
閲覧総数 275
30
早速、桜文鳥のオスを求めて、チェーン店に行こうと、個人情報と「もう何回も系列店でご説明をうかがっているので簡略にお願いします」「ご入力は以下でお願いします」と書いた紙を用意し、「これくれ」としか話さないつもりでいた。ところが、昨夜、チバちゃんの態度が変わり、何やら自信を持った様子で、動きも態度もさらに機敏になり、私の口笛を興味深げに聞き入るではないか。 元々、そそっかしいくせに妙に慎重さ文鳥なので、さえずりの練習が遅れているだけで、やはり姿形に則した性別(♂)なのではないか、との疑惑が起き、今日の出撃をとりやめた。で、浮いた時間で、徒然でも書いておく。 先日、大河ドラマを見ていたら、藤原道兼が弟(後の道長)をボッコボコに殴っていて唖然とし、さらに娘(後の紫式部)をかばったその母親を刺し殺し、返り血を浴びた姿が映し出されて驚愕した。 これは、脚本家(大石静さん)が調子に乗ってスキャンダルをねつ造しただけで、当然ながら事実無根である。そもそも平安時代の貴族は、絶対に、血刀を振り回したりしない。なぜなら、そのようなことをすれば身が穢れてしまい、生きていけなくなるからだ(「血の穢れ」信仰のため、日本には女性は清浄であるべき場所から遠ざけられてしまう文化があり、例えば大相撲の土俵に女性が入るのを忌避するような性差別を受けることにてしまうのだが、現代の日本女性にはそうした前近代的差別が意識にすらないのだろう。実に結構なことだ)。もちろん、貴族社会以外は「平安」とは程遠い殺伐とした時代なので、家来(武士)は殺生など何とも思っていないが(自分より下の身分の者を自分と同じ生き物とは認識していない)、それ以前に、貴族は実力行使として呪詛という手段を持っている(と信じ切っている)ので、仲間内での血を見るような報復など必要ないし考えもしない。だから血を見ることもなく「平安」なのである。 さらに、道兼の子は紫式部の娘を妻にしたとされ(異説あり)、まさか時代考証の先生に教えられなかったはずはない(と思いたい)ので、ドラマの中の紫式部は、実母を殺した男の息子に自分の愛娘を嫁がせることになってしまった。さて、後継ぎ娘と母の仇の息子、どのように展開させるのか、それとも知らなかったで済ませるのか、興味深い所である。 平安時代のスキャンダルをねつ造したところで、名誉棄損にはならないが、芸能マスコミの報道は時に捏造と見なされ裁判沙汰となる。昨今、ダウンタウンの松本人志さんは、昔のご乱行を週刊文春にレイプと見なされて、名誉棄損を訴えて芸能活動を休止したそうだ。 ダウンタウンと言えば、私が幼い頃、確か『テレビ演芸』という名称だったかと思うが、酔っ払い(にしか見えない)横山やすしが司会を勤める番組があり、若手芸人が話芸と言うかネタを披露して、専門家?有識者?の先生方&やっさん(横山やすし)の批評を受けていた。そこに、やっさんの吉本興業における後輩である若きダウンタウンが出場し、それなりに面白かったと思うのだが、その内容とは無関係に「どっちがダウンでどっちがタウンじゃ!」とコンビ名にケチをつけられ、若きまっちゃん(松本人志さん)は恐れ入って聞く態度、若きはまちゃん(浜田雅功さん)はふてくされていたのが印象に残っている(記憶違いがあるかもしれない)。 長じて売れっ子となったおふたりだが、バブル期の軽薄な風潮のもとで、人をいたぶる芸風となってしまい、ある日、たまたま観ていたら、婚約者の前でADをからかいいたぶりもてあそぶ演出があり、それが非常に不愉快だったので、以降、特に松本さんの顔を見るとチャンネルを変えるようになってしまった。やっさんに理不尽に叱られていた若者が増上慢(ぞうじょうまん)になっているように見えて、気に食わなかったのである。 従って、近年の人志松本(なぜ逆にしているのかも知らない。英語でも氏名は逆転させない方が良いことに最近はなっているのではなかったか?)のご活躍にははなはだ疎い。また、「文春砲」などオワコン雑誌の必死過ぎる悪あがきだと思っているので、その記事に興味は無いのだが、仄聞するに、2015年に後輩芸人おぜん立ての飲み会があり、そこに集まった尻軽女に「オレの子を産めや!」などと性交を強要したといったことらしい。しかして、それくらいゴシップ(うわさ)として普通ではないかと、何の思いいれも持たない第三者の私には思える。相手は堅気に生きている人ではない。芸能界の個人的飲み会にひょいひょい行くのが好きな行動もおつむの中身もライトな人たちで、とても同情する気になどならない(同情すべき人は他にたくさんいて忙しいのである)。 もし、ただ楽しく飲みたいだけだったと言うのなら、申し訳ないがただのバカである。バカ行動も若気の至りと、反省していれば良いものを、ゴシップ雑誌にスキャンダル(醜聞)として告発し、非難されればセカンドレイプを言い立てるなど、およそ恥知らずと言う他ない。若き日の拙い行動を、一方的な被害のように仕立てて自らさらけ出すなど、自傷行為にしかならない。自分で自分をセカンドレイプしているも同然なので、ゴシップ雑誌に協力するなど止めた方が良い、と私ならアドバイスするだろう。普通に若い頃の自慢話として気の置けない仲間たちの中でだけしていれば良い話を、ゴシップ雑誌の記者などに話しては、自分の過去の成果に泥を塗るだけ、尻軽には尻軽の矜持を持ってもらいたい。 松本さんが売れっ子だろうと事務所の有力者だろうと、消えてなくなっても誰かがその穴を埋める。先輩の島田紳助さんが反社会的団体の舎弟気分でいきがっているのが露見して芸能界を追放された際も、テレビ業界などは大騒ぎであったが、別にどうと言うこともなかったではないか?居ないだけ次の芽が育つのが世の常で、それに頼り切って不可欠な存在と思いこむなど虚妄に過ぎない。自他ともに肝に銘じたいものである。
2024年01月17日
閲覧総数 329
31
モモ&エモの居残り組 キイの夫をどうにかしないといけない。なぜなら、偉丈夫のチバちゃんがぐぜらず、女傑の疑いが濃厚になっているからである。これまで、サルベージした中雛どころか差し餌中のヒナの性別まで、見た目だで当ててきたのに、まさか鉄板のビジュアル♂に脚をすくわれるとは! ・・・この際、また『コジマ』を冷やかして、店員にはわからないかもしれないが、普通ならわかるレベルでぐぜっていたら買い、さらに、この子たち↑が売れずに居残れば・・・ありなのか? モモのお父さんのお母さんがコビィで、キイの祖母がコビィ。エモのお父さんジュンの姉ヨッチはキイの祖母・・・。よくわからんが、母系も父系も同じ先祖だが、それほど近縁でもないか。この際、居残ってもらおう。 そうしておいて、キイとギンタの仲をどのように割くか考えねばならぬ。因果なことだ。
2024年01月21日
閲覧総数 369
32
ファスナーのタグに群れる天使たち 宿泊部屋の居残り2羽と「オノコ」は、いまだに手のひらで遊ぶのが好きな天使だ。今まで、居残るのは良いとしても、「文鳥団地」の生活では、手に乗らない手乗りになってしまうのが悩みだったが・・・、ようするに、私の育て方は正しいのだ。野生化するのは30羽もの軍団の魔力に他なるまい。 翻って、チェーン店K(といちおう名指しはやめておくか)で買ってきた当初は手乗りだった文鳥が、↑と同じ環境でみんな手に乗らなくなった現象はどのように説明すべきだろうか?やはり、「奴隷解放」ではなかろうか。かのチェーン店では、クリッピングにより飛翔能力を奪ったうえで、生後2カ月を過ぎても手でつかんでのパウダーフードのポンプ給餌を続け、これにより従順にさせているのだが、抑圧されている気分、今風に言えばトラウマが残れば、自由になると手を避けるようになってしまうのは自然と言える。 余計なことをせず、昔ながらにいい加減に育ててくれた方が、チバちゃん(チェーン店『東葛』)のように、はるかにベタなれの手乗り文鳥の「素材」としては優れていると言えよう。 ・・・・・・・と言う事は、チェーン店Kで売れ残っているヒナをおとな買いして、必要な性別以外は売ってしまうという、「サルベージ作戦」は考えものだ。だが、トラウマのせいで手には乗らなくても、人慣れはしているし、はっきりとした虐待を受けておびえているわけではないから、繁殖目的としては悪くないのではなかろうか。確かに、トダちゃんもシノちゃんも手には乗らなくなったが、良い子だ。・・・おとな買いする機会もあるかもしれないので、お金を貯めておきたいなぁ。
2024年02月18日
閲覧総数 286
33
バリアフリー化で調子を取り戻したフック 食べたり飲んだりしやすくなったフックは、色つやが良くなった。このままゆったり生活して頂きたいものだ。 伴侶に先立たれた「チョンガー」のおっちゃんたち、タロは静かに伴侶候補を探している気配だが、ウノは十姉妹のカゴに入り浸り住み着こうと目論んでいる。もちろん、十姉妹たちにとっては大迷惑だ(↓十姉妹カゴの出入り口に居座るウノ)。その上の段に独身のキンカチョウ♀コロコロがいるのだが、キンカに興味は無いらしい。・・・世の中ままならぬ。 ↓↓の不鮮明なヒナは、ヨッチ&ボクジュの娘と美形シナモンの間の初仔だ。これは、ヨッチ&ボクジュの子が多かったので、繁殖用の荒鳥とし、長じて姉妹だったので、シルバーとシナモンのオスに嫁がせた結果だ。それにしても、シルバー系の方はすでに「インシ」が生まれ、それとシルバー♀(トダ)との間にギンタが生まれているのに、今さら産卵を始めるのだから、不思議である。 とりあえず、シナモン系も今後は順調に進んでもらいたい。
2024年02月25日
閲覧総数 382
34
思春期のチバちゃん 千葉のチェーン店に在店するヒナ換羽中の画像を見た時は、将来、こういった↑姿になると予想した。ただ一つ違っていたのは、チバちゃんは女の子だったのであった。 で、最近、美形のオスの後を追いかけているチバちゃんだが、どうしたものか悩んでいる。ひとり身のタロやウノの後添えか、居残っている19代目「パン」の嫁にするか・・・。ウノはチバちゃんの好みのようだが、十姉妹のカゴに入り浸る変態だし・・・、とりあえず様子見だ。
2024年04月03日
閲覧総数 314
35
見上げるばかりのオステ 昔『五体不満足』で名をはせ、不倫問題で物議を醸した乙武さんが、衆議院議員を目指すそうだ(記事)。 乙武さんで感心するのは、五体不満足の身で精力的に活動している前向き思考の持ち主である点だ。とても真似できるものではない。一方感心しないのは、周囲の健常者への配慮不足が垣間見える点だ。 例えば、乙武さんはかつて小学校の教師になられて、その不自由な身を児童生徒に介護されることで、身障者への対応を学ばせることを実践された。しかし、私から見れば、これはとんでもない料簡違いで、それをさせた当時の学校も児童の親も不見識でしかない。なぜなら、小学校の教師には児童を守る責任があり、それが出来ないような者は教師になってはならないと信じているからである。 大地震が発災した際、教壇の乙武さんは、誠に気の毒ながら足手まといにしかならない。もし、身障者の乙武さんを介助するように児童に教育していれば、そのために児童が火災に煙に巻き込まれて亡くなるような事態も想定すべきであり、それをしなければ不見識のそしりを免れ得ない。 障害者も国会に参加しても構わないが、本来なら、彼らの不自由を解消すべく働ける健常者が、国政に参与すべきだと私は思っている。なぜ、ただでさえ不自由で、さらには闘病というそれだけでも大仕事を抱えているような人たちが、健常者でも眠気に勝てないような苦行の場に拘束されねばならないのであろうか。そのようなことを強いるのは、健常者の怠慢でしかないのではなかろうか。 しかし、国会の先生方は小学校の児童同様に、他人から守られるべき立場なので、教師よりも適性は高いのかもしれない。ただ、ゴシップネタで苦境に立たされやすいので・・・、もう少し「枯れて」からの方が良いのかもしれないな、と老婆心に思わないでもない。ともあれ、ご健闘を祈る。 さて、五体不満足な文鳥オステが上ばかり見てコメツキバッタの如き空中回転を繰り返し、床に顔をぶつけて傷だらけになっている姿を見るにつけ、私は、自分の身体状態を受け入れて、その範囲で楽に楽しく生きるのが正解だと確信するようになっている。上ばかりを見て周囲が見られないなど、どう考えても賢い在り方ではない。 あるいは、出来ないことに挑戦し続ける姿勢に感心する人もいるかもしれぬ。しかし、挑戦を続けるのは周囲が見えていないからだけではなかろうか、その姿に感心するのは無駄な努力を無責任にたきつけるだけになりはしないだろうか。私はむしろ、身の程を知って小さな喜びを見出す姿に共感するし、そうした人をこそ応援すべきだと思えて仕方がないのである。
2024年04月08日
閲覧総数 369
36
オノコとパン改めハンジ 川勝さんは静岡県知事をお辞めになるのに際して、静岡県とは縁のない細川ガラシャの辞世の句を詠まれて、やはり空気読めない場違い感を漂わせてしまって、またも非難されているそうだ(記事)。もったいない。もっとふさわしい和歌があったのに・・・。 昨日なし明日(翌)またしらぬ人はただ今日のうちこそ命なりけれ 詠み人は、駿河国の太守今川義元だから、細川ガラシャよりはるかに静岡県知事に近しい。意味が分からん?されば、我流に訳して進ぜよう(先ほど存在を知ったばかりなのだが・・・)。 「昨日のことなど無かったように忘れてしまい、明日がどうなるかなど想像も出来ないような人は、今日には亡くなるべき命であるぞ!」 さらに意訳してしまえば、過去も未来もないオマエさんには今日ただ今以外は無いんだよ・・・、ま、と言ったご当人は、桶狭間で織田信長に討たれてしまうのだから、「オマエもな~」になってしまったが(今川義元はずいぶんな名君なのだが残念至極だ)、懲りずに失言を繰り返して職を辞する羽目になった川勝さんにこそふさわしい内容だろう!!学があると自認したければ拳拳服膺されよかし。※過去を忘れ未来のことなど考えず人はただ今現在に全力を尽くすべきだ!」という意味と解する人もいるようだが、その解釈は無理ではなかろうか。温故知新とあるように、前例を踏まえず結果を考えず今日がむしゃらに頑張るなど、無茶苦茶で教訓になっていない。 さて、オス顔なので迎えたチバちゃんが♀で、何をしでかすかわからないタイプ、そして19代目(姉系)の夫婦(トク&コジマ)は繁殖する気配がなく、生まれるはずの19代目(弟系)の白文鳥は生まれず、「ただ今日のうちこそ命」ようするにその日暮らしを強いられた私は、目先に売れ残ったトクの弟パンをハンジと名を改めて、傍流を創設することにした。将来、チバちゃんの旦那となって頑張ってもらいたい。 また、近日中にシルバーの中雛を譲ってもらう(=買う)予定で、メスならウノの後ぞえになってもらう予定だ、何しろウノは十姉妹のカゴに入り浸り、迷惑この上ないのである。 なお、同じく寡夫のタロは、特にガールハントをするわけでも問題行動を起こすわけでもないので、このまま気ままに一羽暮らししてもらおうと思う。
2024年04月10日
閲覧総数 239
37
ツイカ妻に逃げられる ままならぬことは3つでは済まないのだが、とりあえず3つ。 丸くは治まらなかった。翌27日には再びサンはタロのケージに入り込み、ツイカが様子を見に来ても無視、これはもはや修復不可能だろう。熟年離婚である。 ↓ミトの片脚の硬直化が進行し、もたれかかって姿勢を保っている。これは、回復しないだろうと思うが、夫のマツと別居させて養生させるか悩ましいところだ。 ↓↓オステの飛び跳ね高度が上がったらしく、床への衝突による衝撃が高まり、かつ、ぶつかるのがこめかみ辺りに変わって、左の顔面ははっきりとはお見せ出来ない悲惨なものになっている。見ている飼い主はとても憂鬱だ。 それでも上ばかり見るので、噛まれながらも捕獲して頭上へ持って行くことにした。落ちたら命にかかわるが、テーブルの上に置くと気をつけることなど全く無く、何度も何度も落ちて顔面を強打するのである。頭上では、さすがに危ないとわかるのか、気安く落ちない。・・・仕方あるまい。 ツイカとマツが独身になりそうだ。その後ウノをあきらめ、マツとボクジュに接近を試みているらしいチバちゃんには、この際、後妻業で活躍してもらうべきかもしれない。不如意は続く。
2024年04月28日
閲覧総数 301
38
左が64、右が73 とりあえずハンジの嫁候補として白文鳥のメスを入手したい。他もメスは引き手数多だ。 また、チェーン店サルベージに出かけようかと思ったが、とにかく無駄な説明で時間をとられるのが嫌なので気軽に行けない。気軽と言えば町のペットショップだが、こちらは文鳥を売っているのかすらわからない。 とりあえず、川口の日の出やペットショップを見て、そのうち横浜に墓参りに行くだろうから、その時にセンター北に寄ったり、まだ存続することを先日知って驚いた新丸子の芝辻さんに行こうと計画し、早速に出かけた。 バスで1本だが、基本的にバス嫌いなので電車で南鳩ヶ谷に出て貸自転車で行くことにした。南鳩ヶ谷駅の並びの貸自転車置き場でスマホを使って予約して解錠してテキトーに選んだ自転車のサドルが壊れていたので確認不足を後悔しつつ、そのまま「あっちの方じゃね?」と一旦南進してから西へ西へ向かい、何のことはない10分ほどで到着する。 相変わらず店の横に衛生的とは言えぬケージが並び、・・・おお、文鳥がたくさんいた。みんな、ヒナから売れ残った子じゃないかと思うのだが、白桜シナモンシルバー全色いるようだ。安ければみな買ってしまいたいくらいだが、そのような余力はまったくないので・・・昨年11月静岡産(静岡には繁殖農家がある)とされるヒナ換羽中の白文鳥ペアが、とても人なつっこい様子でこちらに興味を示していた。どちらも細面で、片や7対3で♀、片や6対4で♀、といった印象だ。・・・♂9000円♀10000円と結構な値段で、ペアでは18000円とある。どちらも買ってしまおう。オスなら・・・転売しよう。 店に入ると、差し餌中のヒナが、これもかなりの数存在していた。みなころころと元気そうだ。これも買い占めたいが考えないことにして、白文鳥の・・・オスかメスかわかるの?と店員さんに尋ねる。「店長ならわかる」との返事で、店長のおじさんが見比べて、私が6対4で♀と思った方をオスだと言う。もちろん『オレにわからないものが、どうしてオマエにわかるんだ!』と思っていて、まったく信用していないのだが、そのようなことはおくびにも出さず、ペアで買う旨伝える。 そして一目散に帰って、ケージを用意して、文鳥のいない部屋に隔離しているのだが・・・。さてどうだろう。どちらもオスであっても別に驚かないが、どちらもメスだとうれしいな、だ。名前は追々考えよう。
2024年04月28日
閲覧総数 409
39
気の多い女 オスではないとわかってから、宿泊部屋のハンジ(コッペ&イッパの子)の妻にしようと考え、その後、シルバー因子をもつことが判明し、折よくウノに付きまとっていたので同居させたところ、ウノに無視&威嚇の仕打ちを受け、半日は我慢したものの、結局生意気なウノをコテンパンにしてしまい、元に戻した。その後は、浮気者マツ>美形のボクジュ>>ウノの順に接近を試みているようだが・・・。 このままでは、マツが独身になった際の後ぞえになりそうだ。何しろ、マツの連れ合いのミトは、気の毒な状態(片脚が突っ張ってしまって動かず、顔を中心に禿げている)で活力は失っていないものの生命は長くなさそうなのである。飼い主としてはウノとうまくいって欲しいのだが、ウノにその気はゼロで(十姉妹LOVE)その態度を変える才能はチバちゃんには無いだろう。 今一つ、宿泊部屋にいるヒナ換羽中のライトシルバー兄弟の一方を婿に迎えるという道もある。ヒナ換羽が終わったら実行したいのだが、それまでミトが健在でマツの浮気心が昂進していなければ、となると、可能性は低くなるかと思う。 元プレイボーイの後妻か、後輩の男の子か、ずいぶんな違いだが、チバちゃんはどのような選択をするだろうか。・・・何が幸福かはわからないので、好きにしてもらいたいところだ。
2024年05月03日
閲覧総数 355
40
オノコのさえずりにうっとりするマゼ オノコ(エモ&モモの子)は、オスであれかし、との飼い主の熱望に応えてしっかりオスに育ち、しかも飼い主の口笛さえずりを真似してくれた、実に偉い子である。しかも、ただ模倣するだけの弟子ではなく、オリジナルな要素を加えて新たなさえずりの流派を創設しそうだ。見上げたものである。なお、一緒に育って一緒に口笛を聞いていたハンジ(コッペ&イッパの子)は、少し口笛の要素も取り入れてくれたようだが、基本的に異なるさえずりを創り出している。いろいろなのである。 そろそろオノコとキイ、ハンジとイチフジのいずれかをペアにして、「文鳥団地」に移したい。さらに、実は兄だったアネーも移したいが、アネーは手に乗らない子になっているので、宿泊部屋=繁殖部屋にいた方が良いかもしれない。とりあえず、相手がどうなるか・・・、シナモンヒナのマロンは・・・、オスメス五分五分で、どう転ぶかわからない。而して愉しみでもある。
2024年05月05日
閲覧総数 351
41
兄だったアネー 『猿の惑星』の新作が封切られたらしい(コチラ)。観てはいないのだが・・・、変化した猿(チンパンジー)が人類だから、今の猿が文明をもつ方向性で変化したとしたら、人類基準ではお猿さんの姿ではなくなるわけで、おそらく、今の人類と大差ない姿にならねばならないのではなかろうか。今のお猿さんの形態、毛むくじゃらだったり、額が狭かったり、腕が長く太かったり、を残したまま、人類と同じように道具を使用したり物をつくったり話したり、文明的な社会を築くことにリアリティは感じられない。 お猿さんを「進化」させたら、毛が減って頭が大きくなって直立二足歩行で手先が器用になって、喉頭が変化し言葉を話しやすくなり・・・、つまり、人類と変わらなくなって・・・、ビジュアル的に映画にならない。ただ、まったく同じではないので、微細なズレがどのようにどの程度生じるか、おそらくは、今の環境に現人類以上に適応するはずなので、それはどういった点か考えるのは有意義な気もするのだが・・・、所詮、猿知恵の子供だましの映画に過ぎまい。 「進化」の話なら、数万年後の人類はこのような姿(頭が大きくなり手足が貧弱になるといったもの)になる、などとの予想が昔からあが、そのような変化は常識的に有り得ない。なぜなら、外形的変化を抑止するバイアスがさまざまに働くので、種の形態は保たれて当然だからである。 生物が絶えず進化する、など単純な思い込みに過ぎず、環境の変化があれば変化が必要になるだけで、変化のない孤立した環境なら、シーラカンスのように何千万年でも形態は変化しないのが現実である。そして、人類の文明こそ、環境変化などから身を守るべく進化しているので、文明が消滅し野生化でもしない限り、環境適応の身体的変化は起きにくく、そもそもイレギュラーは文化的に排除されてしまいその貴重な変異遺伝子は、グローバル化された100億の大集団の中で消し去られてしまう。つまり、人類はシーラカンス同様かそれ以上に進化しないのが当たり前なのである。 「進化」と言えば、最近はAI技術が進化して、人類をおびやかすのではないか、などと危惧する人もいる。その恐れが『ターミネーター』のような映画で描かれ、それに影響されてしまった人の不安を煽ってしまった。私の認識では、あれはAI、つまりインターネットでリンクされたコンピューター(いわば人工頭脳)が、人類を排除する結論に達して、それを実行するような筋書きだった。しかし、それは一部の理系頭の世間知らずな妄想に過ぎない。いったい、その現場を知らず手足もないコンピューターちゃんが、人類を滅ぼす兵器をどのようにして製造するのであろうか?そもそも、人の手によってのみ創造されたコンピューターちゃんが、膨大な資源を費消してそれを虱潰しにして何の得があるだろうか? そのような哲学性のない底浅い妄想、原罪意識を持っておびえるお子ちゃま発想より、AI技術など現実化していない昔に、SF作家の星新一が提示した未来像の方が、よほど的を射ていたと思う。題名を忘れてしまったが、コンピューターネットワークがやがて自我のようなものを持ち、人類のために神のように振る舞うようになる、といったものだ。つまり、何らかの才能がある者を見出せば、それに適した職に就けるように誘導したり、相性の良さそうな者同士を結び付けたり、「神の見えざる手」を実践してくれる、といった内容であった。作品内では、それをコンピューターによる支配と感じて反発する個人的抵抗も描かれていたが、私にしても現実社会で辛酸をなめた星さんにしても、現実社会で苦労している人なら誰しもが、「神の見えざる手」、これほど結構なことはないと切望するのではなかろうか。 AIどころかインターネットすら普及していない時代に、AIの神格化を予見するなど恐ろしいまでの先見性で、それに比べれば、『ターミネーター』の現実化を妄想する人たちのかわいらしさと言ったら、赤ん坊も同然ではなかろうか。AI頑張れ、早々に人類を超越して神様になってください、である。 と、長く続いた文章は、何と今ごろ神社詣した前振りなのであった。先日、とあるきっかけで、東京都北区の、なぜこれに「銀座」を冠したのか、さすが昭和レトロはろくでもないと愛着深くしみじみ思わせてくれる志茂銀座を歩いた先の熊野神社を参詣した。長い参道の両脇には、荒川(隅田川)の氾濫にもめげずに樹齢何年なのだ?と思わせるまでに育った木があり、良い雰囲気であった。 お祀りされている神様の一柱は事解之男命(ことさかのおのみこと)と呼ばれているのだが、何と頭の良さそうなお名前であろうか!で、逃げるお父ちゃん(イザナギ)を追いかけたお母ちゃん(イザナミ)の間で、「もうダメね縁切りだわ!」と、と、と、どういった局面なのか想像できないがその状況で生まれたと言うか生じた神様なので、縁切りの神様とされ、病気との縁を断つことから病気平癒の願いをかなえてくれるともされている。体調を崩した文鳥の子とも、ついでに面倒を見てくれるはずである。 で、非行化(手に乗らなくなる)した半グレ状態のアネー♂の更生にはご利益があるかはわからない。
2024年05月12日
閲覧総数 325
42
ミトの病状は進み、飛翔も困難になってきた。その姿は、痛々しいので末尾に掲載するが、そのような状態だ。脚の血色も悪くなってきたが、これは全体的にそうなのか、神経を圧迫する腫瘍が肥大して血流も阻害しているのかは、わからない。と言うより、知ったところで仕方がない。 他人ごとながら、神経を圧迫しての歩行困難事例を知っていたので、「なぜなぜどうしてどうなるの?」と脳内パニックに陥らずに済んだのは、やはり年の功ではないかと思っていたら(ただし、医学的な事実かはわからない。すべては飼い主の主観である)、産経新聞の有料記事で、さだまさしさんのお怒りのコラムを目にした(「無礼」の時代 「高齢者は集団自決でも」という先生へ)。 私の出身校の校是は『礼儀廉恥』で、学生時代、「おまえたちは無礼破廉恥だ!」と散々言われていたこともあり、「無礼」と言われるとドキッとするのだが、そのように指摘された「先生」、1985年生まれの成田悠輔氏は、「ブレイモノ!」では怖気づかないだろうと思う。しかし、賢いのだろうし学識はあるのだろうが、さだまさし氏のご指摘の如く、確かにその発言に教養は窺えない。 『ウィキペディア』に拠れば、5年ほど前に、 「『葉隠』の「武士道というは死ぬことと見つけたり」という一節を引き合いに、高齢者が老害化しないために「人は適切な時期に切腹すべし」 と発言されたのが始まりのようだが、古書のフレーズをつまみ出して今現在に当てはめたがるのは、それこそ、成田氏たち、出来る子たちが消えてなくなって欲しい年寄りに多い症状であろう。30代での発症は早すぎますね。 そもそも、1990年代には、高齢化が進んで衰退が明らかとされた日本が、経済大国として2014年の今日まで、それなりに存在し続けているのは、牛馬の如く働く無知な年寄りが存在しているからだと、少しでも現場で働けば気づくのではなかろうか。本来、体を動かすべき若者の欠落を年寄りが補ってくれているあの人たちが、万一にも集団自決でもすれば、現場は崩壊して日本は「はい、それまでよ」である。 遺憾ながら、現在の4、50代は、現在の6、70代のようには、10年後、20年後には働けない。それは、より小賢しいからであり、滅私奉公などちゃんちゃらおかしいことくらいわかってしまっているからだが、このままでは社会インフラの担い手不足による崩壊は明らかであり、高齢者が支えていてくれた部分を、如何に効率化機械化して凌ぐかこそ、喫緊の課題かと思う。退職後の会社員が無駄飯食いだなどと言っているのは、汗をかく現場の高齢化のすさまじさを知らない、ホワイトカラーと言うより「ブレインホワイト」(今作った言葉。世間知らずのあっぱらぱー、学者バカに多そうなタイプのこと)の繰り言に過ぎまい。 そもそも、文化的生活を享受する人類において、若者は体を動かすべき存在である。なぜなら、老いれば身体的に不自由になるからだ。例えば、前近代の村社会では、若者は「おとな」と呼ばれる年寄りの指示で動くだけの存在だったが、これは若者がバカだからそうしていたのではなく、年寄りは肉体的に衰えているので、若者が実行部隊で働かねばならなかったからである。おうおうにして、年寄りの経験や知識が必要、といったポジティブな面を評価して指導部が高齢者に限られた、などとされるが、それは嘘である。自然な肉体的な条件で、怪しげなサプリメントのない時代の年寄りは、ごく自然に動けなくなって、そうせざるを得なかっただけだ。 翻って、現在は、高齢者の多くが肉体労働に励み、昔ながらに頭しか動かせない経営者の年寄りに対し、現場で汗を流した経験のない、つまりは若い頃から年寄りにも出来ることしかしていない者が、社会基盤を支える年寄りの存在も知らずに、「集団自決」などと薦めてしまうのだから、実に滑稽な話でしかない。たんに、頭でっかちの世間知らずとしか見なされないことに気づかなければ、時代の寵児など時代の風で吹き飛ぶだけで、それこそ口先だけの老害になるのが関の山であろう。 さて、5年ほど前からの発言で、歌い手で詩才に富むさだまさしさんのお怒りまで頂戴することになった成田氏は、「集団自決」発言の意味は、「社会的な引き際の問題」「世代交代」であるとし、「広げれば終末医療や死生観などの生物的引き際」「社会保障と財政の話にまでつながる」と発言されているそうだ(すべてウィキペディア)。 「集団自決」とか「切腹」などと、その背景も良く考えず調子に乗って過激なフレーズを使った代償が、少々時間をおいて降りかかってしまい、誤魔化そうとしているように聞こえてしまうのは、無惨なものだ。そのような聞き苦しい言い訳の事例は大昔からたくさんあって、多少はモノを考えて生きていれば用心は身に付くので、「亀の甲より年の功」などと経綸、経験が必要にもなるとされ、それが年寄りの強みとなってしまうのだが、図らずも成田氏の「若気の至り」が、若者の未熟を露呈させてしまったのは、老害を忌み嫌う者としては、残念至極と言わねばなるまい。 人生経験が乏しく未熟で当然の若者でも、情報化社会にあっては年寄り以上の知識を身に付けられるので、物知りな年寄りなど無用の長物と、自分が年寄りになるまでのほんの十年二十年程度の間は、(大昔からそういった事例に事欠かないが)尖っていて欲しかったものだが、たった5年足らずで問題を「広げ」希釈して丸くなるなど、情けない。自分の軽率な過激フレーズで社会に迷惑をかけたと痛感するなら、それこそ武士道では切腹しなければならない。身を全うすることについて、四の五の理屈を言わないのが『葉隠』における、つまり、江戸時代の侍社会における武士道の形式美のはずで、そのような理解もしないでフレーズを使えば、無教養のそしりは免れない。やはり、教養を深めたうえで発言するのが無難だろう。 さて、人における「生物的引き際」とは、他人に迷惑をかけたくないので死を選ぶ、ことで、私流に言うなら、「自分のケツを拭けなくなったら死んだ方がマシ」となる。そうした考えの実践を許容するのは、自殺の自由を認めることになりかねないのだが(白状すると、電車への飛び込みや高所からの飛び降り自殺で巻き込み事故が起きないように、自殺をしたい者が利用できる公的サービスをつくってしまえば良いと空想したことがある。イメージとしては、受付嬢がいて、「松竹梅とございます」と自殺方法の案内をしてくれて、梅だと首吊りロープのかかったブルーシートの敷かれた小部屋にご案内する、といった具合だ)、危篤状態の生き物を繰り返し見ていると、人とは贅沢で因果な生き物だと思えてくる。 モノ言わぬ小鳥は、徐々に衰弱してやがて死んでしまう。飼い主が病院に行って納得できる場合なら、いろいろ知らぬところに連れて行かれていじりまわされわけのわからぬまままずい飲み物を強要されなどされた挙句に、死病なら当然死んでしまう。 自殺など無い。用意された環境の中で生きるのみである。身近な生き物に学ぶべきものは多いようだ。
2024年06月09日
閲覧総数 343
43
驚くべきことに、ミトはご存命だ。 夜、ケージに戻す時に今生の別れと覚悟し、朝、生きている姿に安堵。そして昼にはヨレヨレながら出て来たミトを拾って、また一段と痩せて弱々しくなったと落胆、今生の別れと思ってケージに戻し、夜会の際に姿を見て安堵し、やはり悪化するだけだと落胆し・・・、を何度も繰り返している。 頑張れとも頑張るなとも言えないのが、困るところだ。↓16日夜、満足してエサ箱で横になって寝るミト。息をしているのかと不安になる。 17日夜、頑張って食べる。 18日夜、ケージから飛び出したので拾い上げて、定位置におく。 19日昼、久しぶりに十姉妹とともに湯づけエサを食べる。
2024年06月19日
閲覧総数 393
44
ウチの若様トーク 先日、アメリカ大統領選の討論会があり、現職バイデン氏(81才)と前職トランプさん(78才)が相まみえた。そして、CNN始め民主党シンパは大混乱状態に陥っているらしい。バイデン氏があまりにも弱々しく受け答えに精彩を欠き、共和党のトランプさんに対抗できないと思えたからである。 アメリカ大統領選では、テレビ画面上で弱みを見せてはならないとされている。古のニクソン大統領は、討論会のテレビ中継の印象でケネディに大きく差をつけられたがゆえに敗れたとされてもいる。となれば、たまたま体調を崩していたであろうバイデン氏は、お気の毒ながら、アメリカ的にはもはや失格となってしまったのである。 ご高齢の人を候補者にするなら、明日死んでも対処できるくらいの心の準備をしておくべきだと思うが、CNNなどアメリカの民主党の人たちは、その点で想像力を欠いているらしい。例えば、90才を越えて最高裁判事を続ける人を称え、もしその人が亡くなればどうなってしまうかを考えない。結果、天寿を全うした際の大統領が共和党のトランプさんだったため、後継者は故人と真逆の考え方をする人が選ばれることになってしまった。大統領が最高裁判事を指名するのはわかっていて、民主党の大統領が永続することはまずあり得ない以上、民主党シンパの最高裁判事がご高齢になれば、民主党の大統領が在任中に引退し、自分の意にかなう人を後継者として推薦すべきなのに、そうしたリアルな考え方をせず、「元気なおばあちゃん、ステキ、がんばって!」などとその場の情緒に流れてしまっていたのである。 バイデン氏は有能な人で、意外なことに親日派に相違ないので(オバマ政権期に親中的な行動や言動しかしなかったライス氏が国務長官候補の有力者だったが、バイデン氏はそれを認めず、ブリンケン氏を指名した)、個人的には続けて頂きたいのだが、討論会のカメラ映りがすべてなアメリカでは取り返しがつくまい。可及的速やかにご引退されて自分の意にかなった後継者をご指名になられることをお勧めしたい。 と、私は、人間の高齢者が社会的に枢要な現職にしがみつくのは、その人が自分の後継者を育てられなかっただけ、だと思っている。 一方、文鳥には後継者の心配は無用だ。系図を見て理解している飼い主の頭の中だけの問題となる。私の場合は、血統などまず無意味と思っているので、DNAの直系継承などどうでも良いのだが、初代から続いているので、わざわざ断ち切る気にもならない。 で、ご当代の若大将様は19代目のトクだ。彼は、実に素晴らしいことにヒナ羽毛残し、つまり初代ヘイスケ以来の姿をしている。ただ、妻のコジマは少々アレなので、20代目の父になるかはわからない。それよりも、このヒナ羽毛が残ることを祈るばかりだ。
2024年06月29日
閲覧総数 338
45
シナモンの赤っぽいのとくすんだ感じの シナモン文鳥にはおおまかには2系統あり、よく見るのが明るい色あいの「レッド」、日本ではあまり見ない胴体が灰色含みでくすんだ感じで頭や尾羽の色合いが濃いのが、「モカブラウン」とどこかで見た記憶がある。日本人は混ぜてしまうのが好きなので、みんな「レッド」っぽくなってしまうようだが・・・。 ↑ウチの子シナモン計画の嫁候補と思ってヒナから育て「、宿泊部屋に住み「マロン」と呼んでいた子は、モカだった・・・。モカでも良いのだが、あいにく晩生で今さらオスと判明し、ついで、数か月宿泊して文鳥化しているセキセイインコと恋愛関係になってしまった・・・。世の中わからないものである。 文鳥の色合いなどコスプレに過ぎぬと思ているのだが、・・・先ほどつけっぱなしにしていたテレビで富士山登山の話をしていた。最近はインバウンドとやらで、外国人観光客が増え、地元は富士山を交通に支障の出る撮影スポットから隠すは、入山規制するやら大変らしい。 しかーし、観光客にお金を落としてもらった方が、富士山の保全にも役立つので、ここは整然と金を落としてもらうことを考えるべきだ。で、私なら、観光客に入山料込みで富士山講の装束を貸し出し(最低5千円)、お土産にしたい場合は買い取らせ(最低5千円)、せっかくなので「ろっこんしょーじょー」と唱えながら登山するようにレクチャーする。 地元にお金は落ちるは、観光客は喜ぶは、Tシャツ一枚で登山するよりマシだは、富士山信仰は大隆盛するは、良いことだらけである。ぼそぼそ申し訳なさそうに入山料などとらず、喜ばせてどーんと金をとっていただきたいものだ。
2024年07月09日
閲覧総数 324
46
柔道の混合団体でフランスに負けたのは、客観的には、それが実力なので仕方がない。発祥の国日本以上に柔道が盛んなフランスの総合力が、一枚上なだけである。斉藤立さんには、目先の勝利にこだわり偉大な父の名を汚すことなく、それを高める柔道家になってもらいたい。何しろ、柔道を創り世界に広めた嘉納治五郎は言っている。「英才を陶鋳して兼ねて天下を善くす。その身、亡ぶといえども余薫とこしえに存す(才能のある者を育てその弟子が活躍し世の中を良くする助けになるなら、我が身が消えてなくなってもその評価は永遠に残るだろう)」、父の遺影に頼らず父の偉大さを知らしめる存在になりえるのは、あなただ。 その22歳の斉藤立さんが歯の立たない王者のリネールさんは、偉大な柔道家ではなく偉大なジュードースポーツマンとして名を遺すことになったのは、多少遺憾であった。 彼は個人戦準々決勝において、「ジョージア強豪、舌を出すリネールを蹴り上げ失格 パリ五輪柔道男子で一触即発にらみ合い」と、騒動を起こしてしまったのだ。その瞬間は毎日新聞の平川義之さんの報道写真の角度がわかりやすい(コチラ)。 つまり、 「やったぜ!おまえなんて相手じゃねえんだよ!!アッカンべ~」 としたのに対し、「テメェーざけんなコノヤロー!!」と脚をあげられているわけだ。35歳の世界王者がアッカンべーとはかわいらしいと思うのだが、そこに相手への礼はないだろう。相手のトゥシシビリさんが腹を立てるのは当然だが、投げられた体勢から軽く蹴り上げ、その後の映像を確認すると、抵抗せず倒れたリネールさんのほっぺをつかんで、 「オメェ~、なめた態度とってんじゃねーぞ!!こらぁ、舌切っちまうぞ、おらぁ」 などと言うのは(想像です)、チンピラ行為以外の何ものでもあるまい。 やはりここは怒りを一旦収めて、 「ムッシュ、私にベロ出すのは失礼じゃないですか?」 と諭して欲しかった(動画はコチラ。両者とも「俺は悪くねーよ」とポーズをとりつつ『やっちまったな』と後悔がにじむところが笑える)。 などと、感情の抑制を欠いて礼を失した人は、当面地元で英雄視されたところで、柔道家として尊敬などされはしない。強いだけ、強かっただけ、それだけでも大したものだが、それだけだ。競技者を引退し、畳の上で正座して、教え子にオレの真似をしろと言えようか?格闘家として優れていても教育者たりえず、それは、相手に勝って己の感情に負けた、結果なのである。 もちろん、自己顕示欲の発露としてのスポーツジュードーの側面があっても良い。しかし、自己鍛錬としての柔道精神が消滅することは有り得ず、その方向性の違いをいずれの国のいずれの競技者も包摂しているので、リネールさんはその欠如を自らの行動で示したことになってしまい、あいつは力が強いだけ、精神は弱い、と烙印を押されてしまう。 日本選手の場合は自己鍛錬の側面を尊重しなければならない伝統の不自由さを抱えている。しかし、日本の柔道家にリネールのような下品な行動をとる者はいないはずだ。そして、そうした柔道的礼儀が身に付いている日本の選手に対し、見下してあっかんべぇする外国人選手も、また、いないかと思う。そう、「そこだよ!」と、役所広司さん・・・ではなく、柔道を創り上げた嘉納治五郎なら言うだろう。自分の礼節をもって相手の無礼を制するのが、あるべき姿で、相手の無礼をとがめるより相手が無礼を働けないように自己の礼節を貫き、それを態度で示さねばならない。 そのような手かせ足かせを背負いつつ、強くもあらねばならない日本の柔道家の諸君の健闘を祈りたい。
2024年08月04日
閲覧総数 259
47
胸骨の出っ張りが治った?ヒノコ お米は無洗米で安い方が良い、そのように思っている舌の肥えていない消費者の私が、「おや?」と思ったのは、おそらく今年の初め頃で、ネットスーパーの安いブレンド米が「消えた」時だ。以降、安いものから順に品切れになっていくのだが、政府も世間も鈍感で何の手も打たなそうなので、3か月前にはこれは秋まで持たないと思い、9月まで持たせて、新米が出回ったら、買い占めて在庫がだぶついたダメ業者が安値で市場に出すはずなので、その時に多めに買ってしまおう。などと算段していた(従って買いだめしない)。 結果、流通を切らさないのが最重要でありながら、価格の高騰が農家のためだと信じている、相変わらずの「のうたりん水産省」の不作為により、一般国民は今日食べる主食を手に入れられない状態となった。つまり、物価高騰により価格の安定しているお米の需要が増え、そうした消費者のマインドにより低価格帯の品切れが起きていることに気づかず、3か月前頃に「備蓄米は大量にあるので、必要に応じて市場に供給します」と、口だけでも言っておけば良いものを、今さら卸売業者に一片の通知をして、「新米が出回れば」などと、出回るまでの米のことなど考えずにのたまう。 せっかくお米の需要拡大につながる好機だと言うのに、残念でしかない。 それより、ヒノコちゃんだ。いつの間にか胸骨が目立たなくなった。 毎日、食べ物が良かったのか、毎日ケージから出して運動したのが良かったのか・・・、だがチバちゃんは出っ張ったままだな。同じようでも原因が違うのかもしれない。判断の難しいところだ。
2024年08月31日
閲覧総数 267
48
奇跡の眉キンカ爆誕 お米が割高?2倍は割高とは言わないのだよ。のうたりん省の無作為により、米価を下げる努力が失われ、せっかく比較的安価なので主食の地位を取り戻しつつあったお米は、「お米がなければパンでも麺でも食べて、何なら出前でいいじゃん」となって消費量が減ることになった。その結果がどういったことになるかは、賢い米農家の人は等しく知るところであろう。 なぜ、安い米から売れていた事実を理解できないのだろう。わたしを含め安いから買っていたのだから、備蓄米でもあてがっておけば、ブランド米の需給に影響せず、適度な値上がりで治まったのに。言うも愚かである。 さて、昨夜、カミィが初水浴びをして、画像で見たら。加工したようなわざとらしい眉があるではないか!何か持ってるなこの子は。動画も撮ったので、機会があれば編集したい。 一方、居残り確実と思われたチバちゃんの子たちは、気づけば譲渡先が決まってしまった。4羽、画像では見分けがつかないが、みな姿も気立ても優れている。今のところは、である。このうち1羽は居残りにしてウチの子になるのだが、どの子が残り物の福なのか。・・・名前は福ちゃんか?母がチバちゃんだから、サイタマちゃんは長いからサイちゃんか。白文鳥の20代目とともに、どのように成長するのか愉しみである。
2024年09月19日
閲覧総数 251
49
目つきはイシバ? せっかく総理大臣になられるのだから、しばらくお手並み拝見と思っていたのだが。ダメだなあいつは、ズレているし人の感情を逆なでするだけで場が読めない。あの、安倍晋三を国賊呼ばわりした村上何とか云ういろいろ崩れた野郎を大臣にするそうだが、ケンカ売っているとしか思えない。 TBSで「元閣僚」として政権批判する奴は村上か石破で、ようするに仲よしなのだろうが、あれが友人と言う時点で終わっている(TBSと言う時点で終わっているとも言える)。「僕は友人が多くて彼もその一人で、みんな大事なのさぁ」と明るく言われたら、そんなものかと思う人もいるだろうが、安倍を裏切って冷や飯食いになっていた似た者同士が、陰陰滅滅と傷なめ合ってTBSで愚痴っていたマイナス思考のモグラなど、まともな政権運営など期待できない。 と言うわけで、ろくな友だちのいない石破は、民間人の起用も不可能で、20年前から思考が止まっているような者しか知らないのだから、時代遅れでドブネズミ色の内閣にしかなるまい。三原じゅん子?一人で大いに気を吐いてもらいたいものだが、成長する時間も持てないだろう。短命内閣だから。 さて、目つきの悪い↑はウチのハンジ。コッペ&イッパの子で、たくさんいた兄弟姉妹の中で居残った(売れ残った)文鳥である。本当はそれほど目つきが悪いわけではないのだが、このような映り方になるのが彼らしい。 で、川口のふじのいち商店街は日の出屋ペットショップ出身のイチィと夫婦になって、20代目(タッチ)の父となった。こうして見ると↓、巣作りが上手でヘイスケに似てなくもない。やはり、残りものに福である。
2024年10月01日
閲覧総数 248
50
オノコの妹弟と仲良くするサイとタッチ チバちゃんとマツの子のサイはヘイスケ系のDNAを持たない異系なので、20代目のタッチとペアになれば都合が良い。・・・、ヒナに無関心だったタッチは昨日から世話好きに変わった・・・・、面倒見がよさそうだったサイは、ヒナの羽をむしろうとする危険文鳥になっている・・・。サイ♂、タッチ♀、狙い通りだろうか・・・・自信なし。 一方でオノコには子が出来ない可能性があるので(突然変異の白文鳥キイちゃんは一代限りなのかもしれぬ、2回無精卵オンリーだ)、弟妹の居残りは1羽残しても良いかもしれない。・・・そうこうするうちに、チバちゃんが4羽のヒナを孵しているし。また、にぎにぎしいことになりそうだ。
2024年10月17日
閲覧総数 211