雀坊の納戸~文鳥動向の備忘録~

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文鳥屋

2024年01月17日
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 早速、桜文鳥のオスを求めて、チェーン店に行こうと、個人情報と「もう何回も系列店でご説明をうかがっているので簡略にお願いします」「ご入力は以下でお願いします」と書いた紙を用意し、「これくれ」としか話さないつもりでいた。ところが、昨夜、チバちゃんの態度が変わり、何やら自信を持った様子で、動きも態度もさらに機敏になり、私の口笛を興味深げに聞き入るではないか。 元々、そそっかしいくせに妙に慎重さ文鳥なので、さえずりの練習が遅れているだけで、やはり姿形に則した性別(♂)なのではないか、との疑惑が起き、今日の出撃をとりやめた。で、浮いた時間で、徒然でも書いておく。

 先日、大河ドラマを見ていたら、藤原道兼が弟(後の道長)をボッコボコに殴っていて唖然とし、さらに娘(後の紫式部)をかばったその母親を刺し殺し、返り血を浴びた姿が映し出されて驚愕した。
 これは、脚本家(大石静さん)が調子に乗ってスキャンダルをねつ造しただけで、当然ながら事実無根である。そもそも平安時代の貴族は、絶対に、血刀を振り回したりしない。なぜなら、そのようなことをすれば身が穢れてしまい、生きていけなくなるからだ(「血の穢れ」信仰のため、日本には女性は清浄であるべき場所から遠ざけられてしまう文化があり、例えば大相撲の土俵に女性が入るのを忌避するような性差別を受けることにてしまうのだが、現代の日本女性にはそうした前近代的差別が意識にすらないのだろう。実に結構なことだ)。もちろん、貴族社会以外は「平安」とは程遠い殺伐とした時代なので、家来(武士)は殺生など何とも思っていないが(自分より下の身分の者を自分と同じ生き物とは認識していない)、それ以前に、貴族は 実力行使として呪詛という手段を持っている (と信じ切っている)ので、仲間内での血を見るような報復など必要ないし考えもしない。​だから血を見ることもなく「平安」なのである。​
 さらに、道兼の子は紫式部の娘を妻にしたとされ(異説あり)、まさか時代考証の先生に教えられなかったはずはない(と思いたい)ので、ドラマの中の紫式部は、実母を殺した男の息子に自分の愛娘を嫁がせることになってしまった。さて、後継ぎ娘と母の仇の息子、どのように展開させるのか、それとも知らなかったで済ませるのか、興味深い所である。

 ダウンタウンと言えば、私が幼い頃、確か『テレビ演芸』という名称だったかと思うが、酔っ払い(にしか見えない)横山やすしが司会を勤める番組があり、若手芸人が話芸と言うかネタを披露して、専門家?有識者?の先生方&やっさん(横山やすし)の批評を受けていた。そこに、やっさんの吉本興業における後輩である若きダウンタウンが出場し、それなりに面白かったと思うのだが、その内容とは無関係に「どっちがダウンでどっちがタウンじゃ!」とコンビ名にケチをつけられ、若きまっちゃん(

松本人志さん)は恐れ入って聞く態度、若きはまちゃん(浜田雅功さん)はふてくされていたのが印象に残っている(記憶違いがあるかもしれない)。

 長じて売れっ子となったおふたりだが、バブル期の軽薄な風潮のもとで、人をいたぶる芸風となってしまい、ある日、たまたま観ていたら、婚約者の前でADをからかいいたぶりもてあそぶ演出があり、それが非常に不愉快だったので、以降、特に松本さんの顔を見るとチャンネルを変えるようになってしまった。やっさんに理不尽に叱られていた若者が増上慢(ぞうじょうまん)になっているように見えて、気に食わなかったのである。

​ 従って、近年の人志松本(なぜ逆にしているのかも知らない。英語でも氏名は逆転させない方が良いことに最近はなっているのではなかったか?)のご活躍にははなはだ疎い。また、 「文春砲」などオワコン雑誌の必死過ぎる悪あがき だと思っているので、その記事に興味は無いのだが、仄聞するに、2015年に後輩芸人おぜん立ての飲み会があり、そこに集まった尻軽女に「オレの子を産めや!」などと性交を強要したといったことらしい。しかして、それくらいゴシップ(うわさ)として普通ではないかと、何の思いいれも持たない第三者の私には思える。相手は堅気に生きている人ではない。芸能界の個人的飲み会にひょいひょい行くのが好きな行動もおつむの中身もライトな人たちで、とても同情する気になどならない(同情すべき人は他にたくさんいて忙しいのである)。
 もし、ただ楽しく飲みたいだけだったと言うのなら、申し訳ないがただのバカである。バカ行動も若気の至りと、反省していれば良いものを、ゴシップ雑誌にスキャンダル(醜聞)として告発し、非難されればセカンドレイプを言い立てるなど、およそ恥知らずと言う他ない。若き日の拙い行動を、一方的な被害のように仕立てて自らさらけ出すなど、自傷行為にしかならない。自分で自分をセカンドレイプしているも同然なので、ゴシップ雑誌に協力するなど止めた方が良い、と私ならアドバイスするだろう。普通に若い頃の自慢話として気の置けない仲間たちの中でだけしていれば良い話を、ゴシップ雑誌の記者などに話しては、自分の過去の成果に泥を塗るだけ、尻軽には尻軽の矜持を持ってもらいたい。​

 松本さんが売れっ子だろうと事務所の有力者だろうと、消えてなくなっても誰かがその穴を埋める。先輩の島田紳助さんが反社会的団体の舎弟気分でいきがっているのが露見して芸能界を追放された際も、テレビ業界などは大騒ぎであったが、別にどうと言うこともなかったではないか?居ないだけ次の芽が育つのが世の常で、それに頼り切って不可欠な存在と思いこむなど虚妄に過ぎない。自他ともに肝に銘じたいものである。






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Last updated  2024年01月17日 11時58分32秒
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