雀坊の納戸~文鳥動向の備忘録~

雀坊の納戸~文鳥動向の備忘録~

PR

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索

Free Space

本サイト
文鳥団地の生活


文鳥用品販売/生体/宿泊
文鳥屋

2013年10月21日
XML
カテゴリ: 文鳥動向の備忘録

Untitled2.jpg どうです。この白と黒の芸術は!

 好きな種類をひとつだけあげるとしたら?」との問いに対する回答は、次のようになっている。
1位 桜文鳥      48%(301票)
2位 白文鳥      32%(205票)
 3位 シナモン文鳥 12%(77票)
 4位 シルバー文鳥  8%(50票)
 「断然桜文鳥派」を明言する者(念のため断っておくが、あくまでも文鳥の中の色柄で、どれが一番好きか選んだ場合の「断然」である)のサイト上で行っているアンケートなので、多少割り引かねばなるまい。また、「桜文鳥」は、ごま塩的な姿からノーマルな姿までを含むので、それぞれの桜文鳥像は、案外いろいろかも知れない。しかし、ともあれ、桜文鳥が過半に迫る結果となっているのである。
 このアンケート結果に私なりの補正を加えるなら、桜と白が4割4割、残りの2割をシナモンとシルバーが分け合うといったところかと思えるが、案外、シナモン人気は浸透していないのは動かないところであろう。

 なぜそうなのか?昨日指摘したように、この4品種において、繁殖の優劣などおそらく存在しないし、あったとしても無関係だ。商売としての繁殖サイドが「生産」量を増やさないとするなら、需要(人気)が限定的なので、供給量が過剰になると値崩れを起こし、桜や白より高値で売ることが出来なくなるため、だけかと思う(他には、種鳥の飼育環境の相違を考えず、無闇に繁殖が難しいとした風説の影響くらいだろうか)。
 要するに、シナモンの需要は、現状では、白や桜に遠く及ばないのが、現実なのである。しかし、それはシナモン文鳥の外見に魅力がないためでは無いだろう。たんに、浸透しきれないに過ぎず、別に浸透することもないだろうし、今後も浸透する機会はないだろうと、私は思っている。 文鳥の愛好者には、子供の頃から長らく飼育する人も多いが、2、30年前には白や桜しかいなかったわけで、最初に飼育したのは、手乗り文鳥のヒナ状態での白か桜、という人が圧倒的に多い。白や桜文鳥のヒナは、明治時代以来(実は江戸時代以来)の大量生産体制が確立していて、当時から安価であり、今より文鳥の飼育は一般的だったのである。その幼少期の記憶が根本にあるので(これが「浸透」)、大人になって他の品種を飼育していても、結局、最初に飼育した白か桜を選びたくなることが多くなる。
 となると、この大量生産ノスタルジー世代(私含む)が、飼育をご引退なされない限り、2強2弱の状態に変化は起きないのではなかろうか?シナモン文鳥が突如ブレイクし、繁殖家が我も我もとシナモン文鳥を「生産」するような事態は、有り得ないように思うのだ。このような状態が、10年、20年・・・くらいか?そうなった時にどうなるだろう?・・・それでも、3、3、2、2くらいではないかと、個人的には推測しているが、もう少し、文鳥飼育自体は、人気を回復していれば良いのにな、と思う。

今日は大の字になって寝ている・・・ 孵化7日目の文鳥《アラ》






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2013年10月21日 23時04分49秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: