11月20日(水)
「内村鑑三書簡集」 (岩波文庫より)
(注)文語を口語に、わたしの意訳箇所もあります。
明治40年より
義の宗教
キリスト教は愛の宗教といわれます。そうです、キリスト教
は愛の宗教です。しかし、愛は情の世界です、ですから揺ら
ぐことがあります。そのために、キリスト教は義の宗教とも
言われるのです。義というのは、主義です、ですから主義は
揺らぎません。山のようにどっしりして動かないのが義です。
義の支えがなくては愛は真の愛になりません。わたしたちは、
時に愛を疑うことがありますが、義から離れることはないで
しょう。義は宗教の土台であり大黒柱です。義からは絶対離
れないという強固な意志がなければ、真の宗教にはならない
でしょう。
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