宇宙戦艦ヤマト | メタボの気まぐれ

「ルパン三世」同様、再放送で
爆発的人気を得たのが「宇宙戦艦ヤマト」である。

西暦2199年、地球はガミラス帝国の侵略を受けていた。
遊星爆弾による放射能汚染で地球は滅びかけている。

人類の絶滅まであと一年余りと迫っていた。

その時、平和な惑星イスカンダルのスターシャから、
放射能除去装置・コスモクリーナーＤを
地球に支援するとメッセージがあり

さらに14万8千光年の彼方にあるイスカンダル星への
航海に必要な波動エンジンの設計図が提供された。

太平洋戦争で沈没した戦艦大和に
波動エンジンが搭載され宇宙戦艦へと改造したのだ。

１年以内に帰還しなければ人類滅亡という状況の下、
人類最後の希望を託されて宇宙戦艦ヤマトは発進する。

この「宇宙戦艦ヤマト」の放送時は
オイルショックによる社会現象、経済困難により
「日本沈没」「ノストラダムスの大予言」といった
滅亡をテーマにした作品が中心となっていました。

また裏番組に「フランダースの犬」「猿の軍団」があり
視聴率的にはかなり大苦戦を強いられたようです。

ささきいさお氏による主題歌は今でも有名で
高校野球の応援歌としても定番になってます。

声優陣も沖田艦長に納谷吾朗
古代進・富山敬、古代守・広川太一郎

そして適役・デスラー総統に伊武雅刀が起用されている。

伊武雅刀は「エースをねらえ」「ドカベン」
「タイムボカンシリーズ」「Dr.スランプ」と
いろいろと声優をやってきたが
現在は俳優として高い評価を受けているため
声優業は遠ざかっている。

ちなみに「宇宙戦艦ヤマト」の後番組は
「日立ドキュメンタリーすばらしい世界旅行」で
半年で打ち切りになったヤマトとは
対照的で２０年に渡る長寿番組でした。