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2015.11.18
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カテゴリ: 懐かしのコミック
ザ・グレート・カブキ1.jpg


長きに亘りノンフィクションとして綴られた
プロレススーパースター列伝の最終話が
第13話「東洋の神秘! カブキ」である。

日本プロレスに入門した高千穂明久は
会社から香港での海外武者修行を命ぜられる。

小型レスラーという劣等感から
会社内の幹部には不信を抱き
コンプレックスから来る倦怠感から
高千穂は内心が腐りかけていた。

日本のプロレス界で巻き起こる様々な軋轢に辟易し
プロレスそのものに失望しかけていた高千穂明久は
先輩の猪木からアメリカより
謎の多いレスラーがいるアジア圏の方が
自分の身になると説明され遠征する事に。

東南アジアで拳法家のウォン・チュン・キムとの
試合を切っ掛けに心機一転。

ブッチャーの師匠であるガマ・オテナの
一番弟子というウォン・チュン・キムに
本格的に拳法を学び、日本へ帰国。

日本プロレスの内紛についても多く語られ
「文責・梶原一騎」として日本プロレス社長の
芳の里が会社の金で豪遊していたと断定している。

そのダラけた幹部(ダラ幹)にアメリカ遠征を希望し
デビル・サトのネームでリングに上がる。

その頃、日本では猪木が追放され
馬場も独立したという事で、トップレスラーとして
凱旋帰国させられたが、日本プロレスは崩壊。

テキサスで実力派の怪人ヒール
ザ・グレート・カブキへと変身した。

これがスーパースター列伝のカブキだが実際は?

ザ・グレート・カブキ.jpg

カブキこと高千穂明久は1964年
山本小鉄戦にてデビューを果たし
1970年、アメリカ遠征に出発。
デビル・サトのリングネームで活動する。

1972年に日本プロレス崩壊の危機に際し帰国
坂口征二とのコンビでタッグ・リーグ戦に出場、
優勝を果たし、翌年にはUN王座を獲得した。

日本プロレス崩壊後は王座を返上し
日本テレビと3年契約を結び全日本へ派遣された。

米国マットを主戦場とするようになり
テキサス州ダラスにおいて、マネージャー兼ブッカーの
ゲーリー・ハートのアイディアで
歌舞伎役者をモチーフにした
オリエンタル・ギミックのペイントレスラー
ザ・グレート・カブキに変身する。

馬場から帰国命令が出た為、凱旋帰国し
アメリカでの活躍もあってファンの支持を獲得。

全日本退団後はSWS、WARを経て
新日本プロレスにも登場し
引退した後は、東京都飯田橋にて居酒屋を経営する傍ら
インディレスラーのコーチとして指導に当たり
「必ず基礎の受身からやる」「アルバイトをしながら
プロレスをやっているようではダメになっていく」と語り
プロ意識を持つことの重要性を説いている。

ちなみに拳法家のウォン・チュン・キム、
ガマ・オテナは原作者・梶原一騎の創作だが
モデルとなった人物がいると思われる。

スーパースター列伝は梶原一騎の逮捕により
打ち切りとなったが、連載が続いていれば
その続きとしてジャンボ鶴田編を執筆する予定があった。


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Last updated  2015.11.20 00:36:26
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