淨至庵にて

2019.02.22
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カテゴリ: 和歌・短歌


春装もまといし風の召すがまま
    行雲流水花も移ろい    淨至
郊外の田園地帯で菜の花を見つける 春はそこまで来ているのかと思わずにいられない
これは誠に嬉しいことではある 同時に花の命は短くてで始まるの詩があるが
時節の移ろいとともに 菜の花も散り次の花が咲き出すことは自然の理である
まさに春の装いも夏への装いの始まりであり 自然の摂理では これに逆らうことはできない
仏法の教えに紹介されている 行雲流水 という漢詩がある
直訳すれば 雲は行き水は流れる と読む
何でも古代中国の偉い哲学者の唱えた漢詩で これを仏法に取りいれたらしい
これを深読みすると 雲は風の吹かれるままに行き 水も高い所から低い所へ流れる
これに逆らうことはない 人間も自分の欲望・不満等の煩悩を捨て素直に生きれば
幸福な人生を送れるではないか という問いかけである
そして花も素直に移ろっているから 美しいのである
ちょっと気取った短歌なってしまった 恥ずかしや














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Last updated  2019.02.22 23:08:32
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