淨至庵にて

2024.03.03
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カテゴリ: 俳句


近くの道の駅を訪れると 全ひな人形とその飾りが網羅された五段飾りが展示してあった。
しかしすでに後片付けが始まっていたが。そこでその手を止めて撮影に協力していただいた。
三人官女の下の段はすでに 箱のなかに納められているものもあり 歯抜けのようになっていたので撮影のフレームの外にして撮影したものであるが。どうやら三月二日と三日の間だけの展示のようだ。
そういえば今日はひな祭りの日だったな。
それに長い間ひな人形を飾っておくと 女の子なら婚期が遅れたり結婚しないまま一生をおくるかもと そんなジンクスを聞いたような。ほんとかどうかしらないけれど。
ひな壇の横に この雛飾りを展示している説明の看板がおいてあったので読んでみると。
あとは私の勝手な深読みと無責任な臆測になる。
このひな人形一式は 近くに在住の方の所有で厚意で展示させていただいているものらしい。
この方には娘さんがいて 幼いころより毎年飾っていたのだが 成長とともに飾らなくなってしまう。
そのうちに結婚されて家を出て行ってしまった。それから随分長い間 物置に眠っていたもの。
孫の為に譲ろうとしたが 転勤族のようでいつ引っ越しになるかも アパートも狭く飾る場所も無く 引っ越しに邪魔になるから断られたのかも。
そこでひな祭りの日だけでも この道の駅に飾らしていただいて 幼きころの娘さんに似ているかもしれないひな人形の顔を眺めながら 遠くなってしまった想い出を偲んでいるのかも。
そんな一句でした。





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Last updated  2024.03.03 17:20:16
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